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30 仮の彼氏
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先に進もうにも、大川さんの腕に梨花が絡みついている。大川さんは顔面蒼白になっていて、白くなるくらい唇をきつく噛み締めていた。
目が合うと、マスターと一緒にいて、と大川さんは目だけで訴える。
ねっとりと大川さんに絡みついている梨花。その大きく開いた胸元に、赤紫色の痣があるのが見えた。よく見たら、首の付け根にも同じ様なものが付いている。
あまりにも濃い色に、まさか今さっき付けられたものなんじゃないかと勘ぐった。
よく見ると、茶色い長いサラサラの髪が触れている服は、少し濡れている。お風呂の後、髪の毛を乾かし切れなかったんじゃないか。
大川さんが話してくれたMの話を思い返す。援交相手の中年男性とM、つまり梨花を見かけたのは、二回ともこの辺りだったこと。梨花はその中年男性に就職を斡旋してもらったこと。その中年男性は社長であること。
「――っ」
そういうことだったんだ、とストンと納得する。会社で梨花の肩を抱いていることがある社長。梨花が入社してから、他の女性社員は社長にセクハラされなくなったこと。
社長の家は、会社から歩けるほど近い所だと聞いたことがあった。会社のある駅で梨花と会うと、社員や奥さんに見られてしまうから。だから隣の駅のラブホテルを選んでるんじゃないか。
大川さんが見かけた中年男性は、私の会社の社長だ。あの社長は梨花を支配している様に見えて、実は都合のいい様に梨花に支配されていたんじゃないか。
「マリモ、格好いい彼氏いたんじゃない。どうして親友の私に教えてくれなかったのお?」
梨花が、笑ってない目のまま笑顔で問いかけてくる。情けないことに、蛇に睨まれた蛙みたいに萎縮してしまった私は、咄嗟に返事をすることが出来なかった。
マスターが、掴んだままの私の肩を引き寄せる。
「悪いんだけど、急いでるからこの辺でいいかな?」
マスターの言葉にも、梨花は一切引く様子を見せなかった。笑顔で大川さんの腕に胸を押し当てたまま、図々しく尋ねる。
「何かお店やってるんですよねー? 興味ある! 行ってみていい?」
小首を傾げ、甘えた声を出す梨花。何も事情を知らない男の人だったら、ころっと騙されていたかもしれない。それくらい、梨花の存在は人を惹きつけるものがあるのは確かだから。
だけど、マスターはMの話を少しだけど聞いている。そして私からは、――ただひとりの同期に困っていることを聞かされている。まさか、Mと同期が同一人物だったとは誰も思っていなかっただろうけど。
大川さんが、絶望した眼差しで私たちに目だけで合図を送ってきた。駄目だ、絶対連れて行っちゃいけないと。
マスターのいる『ピート』は、私と大川さんの癒やしスポットだ。そこに梨花を連れて行ったら、これまで散々大川さんの居場所を奪ってきた様に、きっと梨花は『ピート』すらも支配しようとする。たとえマスターが抵抗しようとも、きっと。
マスターが、あっさりと答えた。
「悪いんだけど、今日は定休日なんだ」
断られると思ってなかったのか、梨花のこめかみがピクリと動く。
「それに、今夜はマリちゃんと二人で過ごす予定なんだよね。だから来ないでくれるかな」
マスターは何気ない口調ではっきりと告げると、大川さんに向かって手を伸ばした。
「ここまででいいよ。大川さん、ありがとね」
「……どう致しまして」
掠れた様な絞り出された大川さんの声を聞いて、涙が滲みそうになった。大川さんの手から紙袋を受け取ると、マスターはにっこりと私に笑いかける。
「じゃ、行こうか。こっちの紙袋、半分持ってよ」
「……うん」
後ろ髪を引かれる思いを抱えながら、悲しそうな目の大川さんから視線を無理やり引き剥がした。大川さんは、私が梨花に絡まれてこれまでの女の子たちの様に掻き乱されることを恐れている。だから、だから今はこれが正しいんだと自分に言い聞かせた。
「じゃあね、大川さん。また」
「はい、また」
行こう、そうマスターに声を掛けられ、私は大川さんに背中を向ける。ごめんなさい、と心の中で繰り返し謝り続けた。
ひとり楽しそうな雰囲気を醸し出す梨花が、甘えた声で私に話しかける。
「マリモ! 明日会社で彼氏のこと聞かせてね! 楽しみにしてる!」
「……バイバイ」
なんて答えるべきだったのか、私には分からない。だけど、梨花は私が梨花を苦手だと感じていることは百も承知で、こうやってぐいぐい距離を近付けてきている。私が梨花に従いきれていないから。だけど敵対するほどの意思の強さも見せていないから。
これまでの中途半端で中立的な私の態度が、梨花の激しい闘争心とも征服欲とも呼べるものを私に向けずに済ませていたのが、大川さんの話を聞いたことで理解出来た。
沈黙が続く中、マスターが背後をちらりと窺う。
「……マリちゃん、知ってたの?」
二人が遠く離れたことを確認したんだろう、マスターがボソリと尋ねてきた。その途端、堪えていたものがとめどなく溢れてくる。
「し……知らなかった……! まさか梨花が大川さんが言ってた友人なんて、私……!」
「ああ……っごめん、いきなり無神経過ぎた、泣かないでよマリちゃん……」
「ごめんなさい、マスター、ごめ……っ」
大川さんが避けてきた梨花と大川さんを二人にして置いていかなければいけなかったこと。そうするしか出来ない自分の力のなさに、嫌気が差した。
大川さんの笑顔を守りたい、大川さんを包み込んであげたいとあれほど願ったのに、結局は本人に全てを放り投げて敵前逃亡したに過ぎない。
今、彼は一体どんな気持ちで梨花といるんだろうか。私が背中を向けた時、絶望しなかっただろうか。心配で、だけど何も出来ない歯がゆさと、それを自分が大川さんにもたらしてしまった罪悪感で心臓が締め付けられるみたいに苦しくなった。
「ほらマリちゃん、そうだ、温かいカフェモカ奢るから! な?」
「ず、ずびばぜん……っ」
鼻水を啜りながら顔を両手で覆うと、マスターは引き千切れそうなほど重そうな紙袋をふたつとも右手に持ち直し、空いた左手で私の頭を引き寄せる。
「よしよし。ほら、話は後で聞くから」
「うう、はい……」
グシグシと手の甲で涙を拭い取ると、滲みそうになる涙を必死で堪えながらマスターを見上げ、無理やりだけど笑顔を見せた。
「……めげてても仕方ないですもんね! どう戦うか、戦略を練らないと!」
私の顔を見て、マスターが一瞬ぽかんとした表情になる。
「マスター?」
「えっ! あ、いや、うん! そうだよな! 戦略は大事だからな! 無計画で突っ込むなんて本好きの風上にも置けないもんな!」
あははと笑いながら急に空を仰いだマスターの様子に違和感を覚えた。もしかして、鼻水でも光ってたんだろうか。念の為鼻の下を指でこすったら少し付いたので、これを見ていたのかもしれない。こういうところだよね、と我ながら情けなくなった。
「それで、大川さんの話は全部聞いたの?」
「はい。大川さんの言っていた友人が彼女――真山梨花だって分かって、色んな点がしっくりきました」
「それ、俺が聞いても大丈夫かなあ」
マスターが、少し不安そうに苦笑いする。だけどそれには、深く頷いてみせた。
「はい。むしろ聞いておかないと拙いと思います」
「拙い?」
マスターの問いかけに、もう一度頷く。
「マスターは、顔を見られました。梨花は、大川さんの話ではとことん大川さんの居場所を奪おうと躍起になるんです。だからきっと、マスターにもいずれ接触してくるかもしれない」
「俺もか……でも、粘着質なタイプだったらそうだろうなあ……」
はは、と乾いた笑いを見せた後、マスターが冗談交じりで言った。
「咄嗟にマリちゃんの彼氏って名乗っちゃったから、じゃあ問題が解決するまでは俺が彼氏だな、うん」
「マスター……なんかすみません」
「謝るなよ、馬鹿」
今度は憂いのない笑いを見せたマスターと共に、店まで急いで向かったのだった。
目が合うと、マスターと一緒にいて、と大川さんは目だけで訴える。
ねっとりと大川さんに絡みついている梨花。その大きく開いた胸元に、赤紫色の痣があるのが見えた。よく見たら、首の付け根にも同じ様なものが付いている。
あまりにも濃い色に、まさか今さっき付けられたものなんじゃないかと勘ぐった。
よく見ると、茶色い長いサラサラの髪が触れている服は、少し濡れている。お風呂の後、髪の毛を乾かし切れなかったんじゃないか。
大川さんが話してくれたMの話を思い返す。援交相手の中年男性とM、つまり梨花を見かけたのは、二回ともこの辺りだったこと。梨花はその中年男性に就職を斡旋してもらったこと。その中年男性は社長であること。
「――っ」
そういうことだったんだ、とストンと納得する。会社で梨花の肩を抱いていることがある社長。梨花が入社してから、他の女性社員は社長にセクハラされなくなったこと。
社長の家は、会社から歩けるほど近い所だと聞いたことがあった。会社のある駅で梨花と会うと、社員や奥さんに見られてしまうから。だから隣の駅のラブホテルを選んでるんじゃないか。
大川さんが見かけた中年男性は、私の会社の社長だ。あの社長は梨花を支配している様に見えて、実は都合のいい様に梨花に支配されていたんじゃないか。
「マリモ、格好いい彼氏いたんじゃない。どうして親友の私に教えてくれなかったのお?」
梨花が、笑ってない目のまま笑顔で問いかけてくる。情けないことに、蛇に睨まれた蛙みたいに萎縮してしまった私は、咄嗟に返事をすることが出来なかった。
マスターが、掴んだままの私の肩を引き寄せる。
「悪いんだけど、急いでるからこの辺でいいかな?」
マスターの言葉にも、梨花は一切引く様子を見せなかった。笑顔で大川さんの腕に胸を押し当てたまま、図々しく尋ねる。
「何かお店やってるんですよねー? 興味ある! 行ってみていい?」
小首を傾げ、甘えた声を出す梨花。何も事情を知らない男の人だったら、ころっと騙されていたかもしれない。それくらい、梨花の存在は人を惹きつけるものがあるのは確かだから。
だけど、マスターはMの話を少しだけど聞いている。そして私からは、――ただひとりの同期に困っていることを聞かされている。まさか、Mと同期が同一人物だったとは誰も思っていなかっただろうけど。
大川さんが、絶望した眼差しで私たちに目だけで合図を送ってきた。駄目だ、絶対連れて行っちゃいけないと。
マスターのいる『ピート』は、私と大川さんの癒やしスポットだ。そこに梨花を連れて行ったら、これまで散々大川さんの居場所を奪ってきた様に、きっと梨花は『ピート』すらも支配しようとする。たとえマスターが抵抗しようとも、きっと。
マスターが、あっさりと答えた。
「悪いんだけど、今日は定休日なんだ」
断られると思ってなかったのか、梨花のこめかみがピクリと動く。
「それに、今夜はマリちゃんと二人で過ごす予定なんだよね。だから来ないでくれるかな」
マスターは何気ない口調ではっきりと告げると、大川さんに向かって手を伸ばした。
「ここまででいいよ。大川さん、ありがとね」
「……どう致しまして」
掠れた様な絞り出された大川さんの声を聞いて、涙が滲みそうになった。大川さんの手から紙袋を受け取ると、マスターはにっこりと私に笑いかける。
「じゃ、行こうか。こっちの紙袋、半分持ってよ」
「……うん」
後ろ髪を引かれる思いを抱えながら、悲しそうな目の大川さんから視線を無理やり引き剥がした。大川さんは、私が梨花に絡まれてこれまでの女の子たちの様に掻き乱されることを恐れている。だから、だから今はこれが正しいんだと自分に言い聞かせた。
「じゃあね、大川さん。また」
「はい、また」
行こう、そうマスターに声を掛けられ、私は大川さんに背中を向ける。ごめんなさい、と心の中で繰り返し謝り続けた。
ひとり楽しそうな雰囲気を醸し出す梨花が、甘えた声で私に話しかける。
「マリモ! 明日会社で彼氏のこと聞かせてね! 楽しみにしてる!」
「……バイバイ」
なんて答えるべきだったのか、私には分からない。だけど、梨花は私が梨花を苦手だと感じていることは百も承知で、こうやってぐいぐい距離を近付けてきている。私が梨花に従いきれていないから。だけど敵対するほどの意思の強さも見せていないから。
これまでの中途半端で中立的な私の態度が、梨花の激しい闘争心とも征服欲とも呼べるものを私に向けずに済ませていたのが、大川さんの話を聞いたことで理解出来た。
沈黙が続く中、マスターが背後をちらりと窺う。
「……マリちゃん、知ってたの?」
二人が遠く離れたことを確認したんだろう、マスターがボソリと尋ねてきた。その途端、堪えていたものがとめどなく溢れてくる。
「し……知らなかった……! まさか梨花が大川さんが言ってた友人なんて、私……!」
「ああ……っごめん、いきなり無神経過ぎた、泣かないでよマリちゃん……」
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大川さんが避けてきた梨花と大川さんを二人にして置いていかなければいけなかったこと。そうするしか出来ない自分の力のなさに、嫌気が差した。
大川さんの笑顔を守りたい、大川さんを包み込んであげたいとあれほど願ったのに、結局は本人に全てを放り投げて敵前逃亡したに過ぎない。
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「ほらマリちゃん、そうだ、温かいカフェモカ奢るから! な?」
「ず、ずびばぜん……っ」
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「うう、はい……」
グシグシと手の甲で涙を拭い取ると、滲みそうになる涙を必死で堪えながらマスターを見上げ、無理やりだけど笑顔を見せた。
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「それで、大川さんの話は全部聞いたの?」
「はい。大川さんの言っていた友人が彼女――真山梨花だって分かって、色んな点がしっくりきました」
「それ、俺が聞いても大丈夫かなあ」
マスターが、少し不安そうに苦笑いする。だけどそれには、深く頷いてみせた。
「はい。むしろ聞いておかないと拙いと思います」
「拙い?」
マスターの問いかけに、もう一度頷く。
「マスターは、顔を見られました。梨花は、大川さんの話ではとことん大川さんの居場所を奪おうと躍起になるんです。だからきっと、マスターにもいずれ接触してくるかもしれない」
「俺もか……でも、粘着質なタイプだったらそうだろうなあ……」
はは、と乾いた笑いを見せた後、マスターが冗談交じりで言った。
「咄嗟にマリちゃんの彼氏って名乗っちゃったから、じゃあ問題が解決するまでは俺が彼氏だな、うん」
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