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番外編
ゆっくりじゃないのがいい✦side蓮✦前編 ※
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『蓮。帰ったら、ゆっくりじゃないのがいい』
ライブツアー中の秋さんから、突然そんなメッセージが届いた。
三ヶ月で全国七箇所、三十二公演。
明日、福岡から四日ぶりに帰ってくる。
俺はメッセージを見て顔が熱くなるのを感じた。
俺たちの中ではもう合言葉のような『ゆっくり』という言葉。ゆっくり繋がって愛し合うという意味だ。
でも今回は『ゆっくりじゃないのがいい』だから、激しく抱き合おうと誘われている。
今はたぶんライブのリハーサルが終わった頃だ。
本番前に……なんてメーッセージを……っ。
ツアーで忙しくてずっと時間の余裕もなかったから、もう最後に愛し合ったのがいつかも覚えていない。もう確実に一ヶ月は空いている。
俺もゆっくりじゃなく激しいのがいい。そう思ったら下半身が一気にうずいた。
あ、やばい。これはやばい。やばいと思ったらもっとやばくなった。
俺は慌てて風呂場に走る。ちょうど入ろうと思ってたところで助かったっ。
秋さんの『ゆっくりじゃないのがいい』という言葉のおかげで、俺の上で激しく腰を振る秋さんが簡単に想像できて、俺はあっけなく処理し終わった。
ううう……恥ずかしい。
シャワーから上がってスマホを確認すると『おーい、蓮?』とメッセージが来てた。
あ、返信するの忘れてた!
メッセージは誰かに見られても大丈夫なように、無難なことしか送れない。
俺は『うん、俺も』とそれだけ送る。
すぐに既読が付いて、ネコが可愛くゴロンと寝転がってるスタンプが来る。
これは秋さんが決めた『愛してる』のスタンプだ。
ツアーで会えない期間が多いからと、俺たちだけがわかる『愛してる』のスタンプをお互いに決めた。
秋さん可愛い……もう早く抱きしめたい……。
俺も『愛してる』の意味の、犬が尻尾を振ってるスタンプを送る。
俺たちにしかわからない愛の会話。
なんて思ったら恥ずかしくてソファに倒れ込んだ。
翌日、午前がオフの俺は、お昼頃秋さんの帰宅を見届けてから仕事に行く予定だった。でも、なかなか帰って来ない。
予定の時間を一時間過ぎた頃、マスクをしてぐったりとした秋さんが榊さんに抱えられるように帰宅した。
「えっ、秋さん大丈夫っ?!」
「…………れ……ん……」
榊さんから離れ、腕を伸ばしてきた秋さんを慌てて受け止めた。
「秋さんっ」
受け止めた身体が燃えるように熱い。すごい熱だ。
榊さんが「心配ない。いま病院の帰りだ」と説明してくれた。
「たぶん緊張と疲労のせいだと思う。フラフラで歩くのも危ういんだ。検査は陰性だったから大丈夫だとは思うが、休みは明日一日しかないからくれぐれも安静に」
「はいっ、もちろんですっ」
「蓮くんは今日は休みか?」
「いえ、実はもう出るところで……っ」
「そうか。じゃあもう行きなさい。秋人は俺がベッドに運ぶから」
そう言って靴を脱ぐ榊さんに俺は伝えた。
「あのっ、ベッドに運んで着替えさせるまでは俺が……っ」
「そうか。ならそっちは任せる。俺はほかの準備をするかな。保冷枕はあるか?」
「あ、ありがとうございますっ。保冷枕は冷凍庫にありますっ」
「わかった」
榊さんがうなずきキッチンに向かう。
俺は秋さんを抱き上げて寝室に向かった。
ゆっくりとベッドに寝かせ、急いでパジャマを用意して秋さんを着替えさせると、体温計を脇にはさんだ。
「……れん……」
「秋さん、つらい? 大丈夫? ごめんね、俺もう行かなきゃだめなんだ」
「もう……行っちゃう……のか……」
熱を見るため額に当てた俺の手を、秋さんがぎゅっとにぎる。
熱があるせいか、口調がどこかふわふわして甘えてる感じで、心配なのに可愛すぎてクラクラした。俺も熱出そう……。
「ごめんね、今日は帰りも遅いんだ。どうしよう……秋さん一人じゃ心配だから姉さんか母さんか呼ぼうかな」
後半はひとりごとのようにつぶやくと、秋さんが「いい」と首を振った。
「きっと……榊さんが……完璧に用意して、くれるって」
「あ、そっか。うん、そうだね」
体温計がピピピと鳴って取り出した。
「三十九度ニ分……すごい熱……っ」
仕事なんて行かずにそばに付いていたい。そんなの無理だってわかってるけど本当に心配で仕方ない。
「秋さん。榊さん帰ったあと、もしなにかあったら連絡して? 母さんに言えば来てくれると思うから」
「大丈夫だって……」
「でもっ」
「なぁ……れん……」
「うん、なに?」
「帰ったら……抱いて……」
熱のせいで頬も目元も赤くて涙目の秋さんが、甘えた声でそんなことを言い出した。
「あ、秋さんっ」
俺は慌てた。ドアは開けっ放しだ。榊さんまだキッチンかな。聞かれなかったかなっ。
「なぁれん……熱あっても……抱いて……」
「だっ、だめだよっ。くれぐれも安静にって言われたでしょっ?」
「……やだ……抱いて。俺もう我慢できねぇ……」
「あ、秋さん……っ」
そのとき俺のスマホが鳴った。見なくてもわかる。美月さんからだ。
「ごめん、秋さん。俺もう行かないと」
「……ん……ごめん……わがまま言って……。れん……行ってらっしゃい」
「……うん、行ってきます」
立ち上がって、名残惜しいけど秋さんの手を離す。
「あ、秋さん」
「ん……?」
俺は秋さんの耳元に唇を寄せ、小さな声で耳打ちをした。
「熱が下がってたら……ね。だからちゃんと安静に寝ててね」
「……れん……絶対な……」
「うん。行ってきます」
俺は後ろ髪を引かれながら部屋を出る。榊さんに「よろしくお願いしますっ」と頭を下げて仕事に向かった。
今日はスペシャルドラマのロケだ。終わったあとは雑誌取材をはさみ、夜にはまた別の場所でロケ。何時に帰れるかな……。
秋さんが気になってそわそわしながら、なんとか仕事をこなす。
雑誌取材が終わり、次のロケ現場に向かっていると突然の雷雨が襲ってきた。
「えっ、雨予報じゃなかったわよねっ?」
「ですね。なんか最近こういうの多いですよね。変な天気」
俺は答えながら期待でドキドキした。こんな雷雨なら中止になるかな。なるよね。中止になれっ。
すると、美月さんのスマホが鳴った。
車を路肩に停めて電話に出た美月さんの会話を聞きながら、俺は祈った。
「あーはい。わかりました。…………はい、このまま解散ですね、…………はい了解です。お疲れ様でした」
電話を切った美月さんに「早く家にっ」と声を上げようとすると、美月さんがアクセルを踏み込んだ。
「急いで帰るよっ!」
「え? ……っと?」
「秋人くん心配なんでしょっ?」
「は、はいっ。美月さん、ありがとうございますっ。……あの、でも雨すごいので安全運転で……」
「もー! わかってるわよっ! 法定速度は守ってるでしょっ!」
え、嘘だ、そう思ってメーターを覗き込んだ。あれ、ほんとだ。
美月さんの運転、荒々しくて怖いんだよな……。
なんとか無事にマンションに着き、俺は急いで家に飛び帰った。
家に入ってすぐに「秋さん大丈夫っ?」と言いたくなったけれど、寝ているかもしれないと思いとどまる。
寝室を見ると秋さんがいない。リビングにもいない。
「秋さん?」
トイレかなと洗面所に行くと、バスルームに明かりが付いていて物音が聞こえた。なんだシャワーか、とホッとした。熱下がったのかな。大丈夫なのかな。
声をかけようとすると中から声が聞こえてくる。
「……ぅ、あ、……れ……んっ……」
うめき声っ?
「秋さんっ! 大丈夫っ?!」
慌てて叫んでドアを開けた。
「……はぁ、え、……れん……?」
「あ……え……秋、さん?」
いま見てるものがとても信じられなくて、何度も瞬きをした。
床に膝をついて壁にもたれた秋さんが、後ろに指を入れて前をしごいてる。
あ、秋さんが……一人で……っ。み、見ちゃった……っ。
「……れん……たすけて……」
「……あ、え? たすけ……?」
「ぜんぜん……イけねぇ……。イきたい……」
秋さんが、どこか虚ろな目をして、ぐったりしながら必死で自慰を繰り返す。
慌てて近付いて秋さんにふれると、火傷しそうなほど身体が熱い。
「秋さんっ、全然熱下がってないよっ。なんでシャワー……なんでこんな……っ」
「……だから……」
「え?」
「下がんねぇ……から……。せめて……一人で出したかった……のに……」
苦しそうな息遣いでそう言うと、自慰をやめて俺にもたれてくる。
俺が『熱が下がったら』なんて言ったから、諦めて一人で出そうとしたんだ。
「れん……入れて……?」
「あ、秋さん、でも熱がっ」
「も……つらい。たのむから……入れて……」
これ絶対すごい高熱だ。目は虚ろで口調もゆっくりで苦しそう。こんなことしてる場合じゃない。
でも、それでも秋さんは、一人でしようとするほどつらかったんだ。
これ、どうすればいいんだろう。どうすればいいっ?
ライブツアー中の秋さんから、突然そんなメッセージが届いた。
三ヶ月で全国七箇所、三十二公演。
明日、福岡から四日ぶりに帰ってくる。
俺はメッセージを見て顔が熱くなるのを感じた。
俺たちの中ではもう合言葉のような『ゆっくり』という言葉。ゆっくり繋がって愛し合うという意味だ。
でも今回は『ゆっくりじゃないのがいい』だから、激しく抱き合おうと誘われている。
今はたぶんライブのリハーサルが終わった頃だ。
本番前に……なんてメーッセージを……っ。
ツアーで忙しくてずっと時間の余裕もなかったから、もう最後に愛し合ったのがいつかも覚えていない。もう確実に一ヶ月は空いている。
俺もゆっくりじゃなく激しいのがいい。そう思ったら下半身が一気にうずいた。
あ、やばい。これはやばい。やばいと思ったらもっとやばくなった。
俺は慌てて風呂場に走る。ちょうど入ろうと思ってたところで助かったっ。
秋さんの『ゆっくりじゃないのがいい』という言葉のおかげで、俺の上で激しく腰を振る秋さんが簡単に想像できて、俺はあっけなく処理し終わった。
ううう……恥ずかしい。
シャワーから上がってスマホを確認すると『おーい、蓮?』とメッセージが来てた。
あ、返信するの忘れてた!
メッセージは誰かに見られても大丈夫なように、無難なことしか送れない。
俺は『うん、俺も』とそれだけ送る。
すぐに既読が付いて、ネコが可愛くゴロンと寝転がってるスタンプが来る。
これは秋さんが決めた『愛してる』のスタンプだ。
ツアーで会えない期間が多いからと、俺たちだけがわかる『愛してる』のスタンプをお互いに決めた。
秋さん可愛い……もう早く抱きしめたい……。
俺も『愛してる』の意味の、犬が尻尾を振ってるスタンプを送る。
俺たちにしかわからない愛の会話。
なんて思ったら恥ずかしくてソファに倒れ込んだ。
翌日、午前がオフの俺は、お昼頃秋さんの帰宅を見届けてから仕事に行く予定だった。でも、なかなか帰って来ない。
予定の時間を一時間過ぎた頃、マスクをしてぐったりとした秋さんが榊さんに抱えられるように帰宅した。
「えっ、秋さん大丈夫っ?!」
「…………れ……ん……」
榊さんから離れ、腕を伸ばしてきた秋さんを慌てて受け止めた。
「秋さんっ」
受け止めた身体が燃えるように熱い。すごい熱だ。
榊さんが「心配ない。いま病院の帰りだ」と説明してくれた。
「たぶん緊張と疲労のせいだと思う。フラフラで歩くのも危ういんだ。検査は陰性だったから大丈夫だとは思うが、休みは明日一日しかないからくれぐれも安静に」
「はいっ、もちろんですっ」
「蓮くんは今日は休みか?」
「いえ、実はもう出るところで……っ」
「そうか。じゃあもう行きなさい。秋人は俺がベッドに運ぶから」
そう言って靴を脱ぐ榊さんに俺は伝えた。
「あのっ、ベッドに運んで着替えさせるまでは俺が……っ」
「そうか。ならそっちは任せる。俺はほかの準備をするかな。保冷枕はあるか?」
「あ、ありがとうございますっ。保冷枕は冷凍庫にありますっ」
「わかった」
榊さんがうなずきキッチンに向かう。
俺は秋さんを抱き上げて寝室に向かった。
ゆっくりとベッドに寝かせ、急いでパジャマを用意して秋さんを着替えさせると、体温計を脇にはさんだ。
「……れん……」
「秋さん、つらい? 大丈夫? ごめんね、俺もう行かなきゃだめなんだ」
「もう……行っちゃう……のか……」
熱を見るため額に当てた俺の手を、秋さんがぎゅっとにぎる。
熱があるせいか、口調がどこかふわふわして甘えてる感じで、心配なのに可愛すぎてクラクラした。俺も熱出そう……。
「ごめんね、今日は帰りも遅いんだ。どうしよう……秋さん一人じゃ心配だから姉さんか母さんか呼ぼうかな」
後半はひとりごとのようにつぶやくと、秋さんが「いい」と首を振った。
「きっと……榊さんが……完璧に用意して、くれるって」
「あ、そっか。うん、そうだね」
体温計がピピピと鳴って取り出した。
「三十九度ニ分……すごい熱……っ」
仕事なんて行かずにそばに付いていたい。そんなの無理だってわかってるけど本当に心配で仕方ない。
「秋さん。榊さん帰ったあと、もしなにかあったら連絡して? 母さんに言えば来てくれると思うから」
「大丈夫だって……」
「でもっ」
「なぁ……れん……」
「うん、なに?」
「帰ったら……抱いて……」
熱のせいで頬も目元も赤くて涙目の秋さんが、甘えた声でそんなことを言い出した。
「あ、秋さんっ」
俺は慌てた。ドアは開けっ放しだ。榊さんまだキッチンかな。聞かれなかったかなっ。
「なぁれん……熱あっても……抱いて……」
「だっ、だめだよっ。くれぐれも安静にって言われたでしょっ?」
「……やだ……抱いて。俺もう我慢できねぇ……」
「あ、秋さん……っ」
そのとき俺のスマホが鳴った。見なくてもわかる。美月さんからだ。
「ごめん、秋さん。俺もう行かないと」
「……ん……ごめん……わがまま言って……。れん……行ってらっしゃい」
「……うん、行ってきます」
立ち上がって、名残惜しいけど秋さんの手を離す。
「あ、秋さん」
「ん……?」
俺は秋さんの耳元に唇を寄せ、小さな声で耳打ちをした。
「熱が下がってたら……ね。だからちゃんと安静に寝ててね」
「……れん……絶対な……」
「うん。行ってきます」
俺は後ろ髪を引かれながら部屋を出る。榊さんに「よろしくお願いしますっ」と頭を下げて仕事に向かった。
今日はスペシャルドラマのロケだ。終わったあとは雑誌取材をはさみ、夜にはまた別の場所でロケ。何時に帰れるかな……。
秋さんが気になってそわそわしながら、なんとか仕事をこなす。
雑誌取材が終わり、次のロケ現場に向かっていると突然の雷雨が襲ってきた。
「えっ、雨予報じゃなかったわよねっ?」
「ですね。なんか最近こういうの多いですよね。変な天気」
俺は答えながら期待でドキドキした。こんな雷雨なら中止になるかな。なるよね。中止になれっ。
すると、美月さんのスマホが鳴った。
車を路肩に停めて電話に出た美月さんの会話を聞きながら、俺は祈った。
「あーはい。わかりました。…………はい、このまま解散ですね、…………はい了解です。お疲れ様でした」
電話を切った美月さんに「早く家にっ」と声を上げようとすると、美月さんがアクセルを踏み込んだ。
「急いで帰るよっ!」
「え? ……っと?」
「秋人くん心配なんでしょっ?」
「は、はいっ。美月さん、ありがとうございますっ。……あの、でも雨すごいので安全運転で……」
「もー! わかってるわよっ! 法定速度は守ってるでしょっ!」
え、嘘だ、そう思ってメーターを覗き込んだ。あれ、ほんとだ。
美月さんの運転、荒々しくて怖いんだよな……。
なんとか無事にマンションに着き、俺は急いで家に飛び帰った。
家に入ってすぐに「秋さん大丈夫っ?」と言いたくなったけれど、寝ているかもしれないと思いとどまる。
寝室を見ると秋さんがいない。リビングにもいない。
「秋さん?」
トイレかなと洗面所に行くと、バスルームに明かりが付いていて物音が聞こえた。なんだシャワーか、とホッとした。熱下がったのかな。大丈夫なのかな。
声をかけようとすると中から声が聞こえてくる。
「……ぅ、あ、……れ……んっ……」
うめき声っ?
「秋さんっ! 大丈夫っ?!」
慌てて叫んでドアを開けた。
「……はぁ、え、……れん……?」
「あ……え……秋、さん?」
いま見てるものがとても信じられなくて、何度も瞬きをした。
床に膝をついて壁にもたれた秋さんが、後ろに指を入れて前をしごいてる。
あ、秋さんが……一人で……っ。み、見ちゃった……っ。
「……れん……たすけて……」
「……あ、え? たすけ……?」
「ぜんぜん……イけねぇ……。イきたい……」
秋さんが、どこか虚ろな目をして、ぐったりしながら必死で自慰を繰り返す。
慌てて近付いて秋さんにふれると、火傷しそうなほど身体が熱い。
「秋さんっ、全然熱下がってないよっ。なんでシャワー……なんでこんな……っ」
「……だから……」
「え?」
「下がんねぇ……から……。せめて……一人で出したかった……のに……」
苦しそうな息遣いでそう言うと、自慰をやめて俺にもたれてくる。
俺が『熱が下がったら』なんて言ったから、諦めて一人で出そうとしたんだ。
「れん……入れて……?」
「あ、秋さん、でも熱がっ」
「も……つらい。たのむから……入れて……」
これ絶対すごい高熱だ。目は虚ろで口調もゆっくりで苦しそう。こんなことしてる場合じゃない。
でも、それでも秋さんは、一人でしようとするほどつらかったんだ。
これ、どうすればいいんだろう。どうすればいいっ?
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