37 / 101
ダンジョンでの初戦闘!
しおりを挟む
サシャさんとサニーさんに睨まれながらも、目的地であるダンジョンへとやって来た。
「オオ~ッ! 結構賑わっているんだなぁ~!」
道具屋に鍛冶屋。それに泊まり宿まである! でも建物自体が臨時で作った感じに見えるのは俺だけだろうか?
窓越しに見える景色を楽しみながら見ていると、後ろからサニーさんが俺に抱き付いて来た。
「ダンジョンは利益があるから、色んなお店が建てられているのよ」
「へぇ~、そうなんですかぁ~……。でも、ダンジョンの近くに建物を作って大丈夫? ダンジョンの中にいる魔物が地上に出て来たりしない?」
「大丈夫! ……とは言い難いわね。たまにダンジョンの中から魔物が出て来て地上で暴れることがあるのよ」
ああ~やっぱり。そういうことがあるんだぁ。
「そういった魔物に対応する為に警備隊や国の兵士がいます。ほら、あそこがダンジョンの魔物に対して対応する為に作られた兵舎。通称ダンジョン管理隊です」
ダンジョン管理隊?
そう思いながらサシャさんが指をさす方向に顔を向けると、今見た店や宿とは違った頑丈そうな長屋があった。
「立派な長屋ですねぇ~」
「医療施設、武器庫、寝床。それに緊急避難場所としても使えるようにしているから、立派なものを作っているのですよ」
「へぇ~……じゃあダンジョンで何かあった時は、あの兵舎に行けばいいってことですか?」
「まぁ実際は隣とかにある冒険者ギルドとかに連絡をするのが正解なんだけど
、兵舎の方でも冒険者ギルドに伝えるから大丈夫よ」
「緊急事の時だけですけどね」
地球で言うところの、自分で病院行けるほどの怪我や病気なのに、救急車を呼んで連れって行って貰おうとするな! って感じね。
そんなことを思っていたら馬車が止まった。
「さぁダンジョンの前に着いたわよ」
どうやらダンジョンの前に着いたみたいだ。なのでサニーさん達と共に馬車を降りた。
「サニーさん、もしかしてあれが?」
「ええ、あれがダンジョンの入り口よ」
目の前にレンガを積み立てて作った神殿のような建物があり、その入り口の前には受付けらしき机と人が見えた。
「あの場所で受付けしないとダンジョンには入れないわよ」
「ああ……はい。でも何でこんなに立派な作りをしているんだ? もしかして古代に作られた神殿が、長い年月をかけてダンジョンになったとか?」
ファンタジーゲームならありそうな設定だ。
「違いますよカイリ様。ダンジョンの上に強固な建物を建てたのですよ」
「えっ⁉︎ あれ後から作ったものなんですか?」
「そうよ。迷宮内でスタンピートが起きても建物内に止められるようにする為に、あのレンガ作りの建物を作ったのです」
「あの建物は内側に結界が張れるようになっているの。まぁ気休め程度の能力しかないけど」
「へぇ~、そうなんですかぁ」
もしかしたらその結界は、防衛態勢を整える為の時間稼ぎって感じなんだろうな。
「こんなところで話しても仕方ないから、迷宮に行きましょう」
「そうですね。カイリ様、私達が受付けをするところを見て覚えて下さいね」
「あ、はい!」
そうだった! いずれは俺も誰かとパーティーを組んでダンジョンに挑むのだから、受付けのやり方を覚えておかないと!
サシャさん達の後を追うようにして付いて行き、ダンジョン入り口の受付けまでやって来た。
「おはようございます。迷宮をご利用でしょうか?」
「はい。私達3人で迷宮に入ります」
「3人のパーティーですね。ギルドカードの提示と、こちらの用紙にアナタ方のお名前のご記入をお願い致します」
「わかりました。カイリ、ギルドカードを出して彼に見せて」
「あ、はい!」
サニーさんに言われた通り、ギルドカードを受付けの人に見せる。その間にサニーさんが用紙に俺達の名前を記入して受付けの人に返した。
「……確かに確認が取れました。お節介と思われるのですが、彼女を深い階層へと連れて行くのはオススメ出来ません」
「1階から2階らへんで彼女のレベル上げをするだけだから、その点に関しては安心して」
「そうですか。でしたら問題ありませんね。どうぞ中に入って下さい」
ホッとした顔を見えながら、手でダンジョン入り口を指し示す。
「どうも」
「失礼致します」
「ありがとうございます」
「キャンッ!」
プルンッ!
俺達は受付けの人にお礼を言うと、ダンジョンの中へと入って行く。
「ここが……ダンジョン」
上を見上げれは青い空。周りを見渡せば草原に岩が点々とある。そう自分が思っていたのとは違う景色が目の前に広がっていた。
「ここのダンジョンは1階から3階までは草原エリアなのよ。だから基本的なモンスターはウルフとキバネズミとゴブリン。それにスライムやスケルトンが出て来るわ」
「ふぅ~ん……って、スケルトン‼︎ 何でアンデット系のモンスターが出て来るんですか!」
「この迷宮で亡くなったハンターや兵士の亡骸が、モンスターになって迷宮に出て来ることがあるのよ」
今おっかない話を聞いているような気がする。
「まぁ出て来たとしても1階ですから、簡単に倒せますよ」
まぁ1階から強いモンスターが出て来るのなら、周りに店とか開かないよなぁ~。
「私の方で地図を持っているから、迷うことはないわよ」
「私も持っていますのでご安心を」
あっ、俺だけが持ってない……。
「す、すみません。地図を用意して来てません」
「大丈夫。私達が用意してなんて言ってないからね」
「ん? 早速魔物が来たみたいですよ」
サシャさんが見つめる方向に顔を向けると、遠くの方からウルフが2匹こっちに向かって来ていた。
「あらまぁ、ちょうどいいわね。カイリ、あの2頭を倒して経験値を稼ぐのよ!」
「あ、はい! ……って、サポートの方は?」
「カイリ様がピンチになりそうになったら、私達が助けます」
「ルルちゃん達の力を借りてもいいわよ」
「キャンッ!」
プルンッ!
ルル達はやる気満々の様子で俺の顔を見つめて来る。
「じゃあ右側のウルフは俺が相手するから、ルル達は左側のウルフを頼む」
「キャンッ!」
プルンッ!
ルル達は「分かった!」と言いたそうな返事をすると、ルルとプル太郎は俺の前に出た。
ルル達が張り切っているんだ。俺も主人として頑張らないとな。
指輪をマジック・マグナムに変えると弾を詰め込んで、ウルフに向けて構える。
「喰らえっ‼︎」
そう言いながらトリガーを引いてマジック・マグナムを撃ったのだが、狙いが逸れてしまった。
あっ⁉︎ 当たらなかった! やっぱり狙いが目標が遠いと狙いにくい。
そんなことを思っていると、ルルがプル太郎を背中に乗せて走り出した。
「キャンッ⁉︎」
プルンッ⁉︎
プル太郎が返事をするように身体を震わせると、右側のウルフに水魔法を当てる。そしてそのウルフが立ち止まっている間に目の前に駆け寄った。
せっ、戦闘が上手くなってるっ‼︎
そう思った後、残った方のウルフが俺目掛けて走って来るので、マジック・マグナムを構えて狙いを定める。
今度は外さない!
そう思いながらトリガーを引いて弾を発射させると、前足に当たり転倒させた。
転倒したウルフが起き上がろうとしたところを、頭に狙いを定め撃ち倒した。
「よしっ‼︎」
何とか倒せたぁ~! ……ところでルル達は?
ルル達の方に顔を向けると、ダメージを負ってヘロヘロになっているウルフにルルがトドメの一撃と言わんばかりに噛み付き、ウルフを倒した。
「ルル、プル太郎! よくやったっ‼︎」
「キャンッ‼︎」
プルンッ‼︎
2匹は「褒めてぇ~‼︎」と言わんばかりに俺の元にやって来るのだが、後ろから何者かに肩を掴まれて引っ張られてしまった!
「へ?」
何だっ⁉︎ 誰が引っ張ったんだ?
そう思いながら後ろを向くと、サニーさんとサシャさんが怖い顔で俺を見つめていた。
「カイリ様、今のは一体何なのですか?」
「私達に説明してくれるわよね?」
「ア、アハハハ~…………」
これ、逃げ場ないよね?
こうしてカイリはマジック・マグナムのことを、根掘り葉掘り聞かれることになったのであった。
「オオ~ッ! 結構賑わっているんだなぁ~!」
道具屋に鍛冶屋。それに泊まり宿まである! でも建物自体が臨時で作った感じに見えるのは俺だけだろうか?
窓越しに見える景色を楽しみながら見ていると、後ろからサニーさんが俺に抱き付いて来た。
「ダンジョンは利益があるから、色んなお店が建てられているのよ」
「へぇ~、そうなんですかぁ~……。でも、ダンジョンの近くに建物を作って大丈夫? ダンジョンの中にいる魔物が地上に出て来たりしない?」
「大丈夫! ……とは言い難いわね。たまにダンジョンの中から魔物が出て来て地上で暴れることがあるのよ」
ああ~やっぱり。そういうことがあるんだぁ。
「そういった魔物に対応する為に警備隊や国の兵士がいます。ほら、あそこがダンジョンの魔物に対して対応する為に作られた兵舎。通称ダンジョン管理隊です」
ダンジョン管理隊?
そう思いながらサシャさんが指をさす方向に顔を向けると、今見た店や宿とは違った頑丈そうな長屋があった。
「立派な長屋ですねぇ~」
「医療施設、武器庫、寝床。それに緊急避難場所としても使えるようにしているから、立派なものを作っているのですよ」
「へぇ~……じゃあダンジョンで何かあった時は、あの兵舎に行けばいいってことですか?」
「まぁ実際は隣とかにある冒険者ギルドとかに連絡をするのが正解なんだけど
、兵舎の方でも冒険者ギルドに伝えるから大丈夫よ」
「緊急事の時だけですけどね」
地球で言うところの、自分で病院行けるほどの怪我や病気なのに、救急車を呼んで連れって行って貰おうとするな! って感じね。
そんなことを思っていたら馬車が止まった。
「さぁダンジョンの前に着いたわよ」
どうやらダンジョンの前に着いたみたいだ。なのでサニーさん達と共に馬車を降りた。
「サニーさん、もしかしてあれが?」
「ええ、あれがダンジョンの入り口よ」
目の前にレンガを積み立てて作った神殿のような建物があり、その入り口の前には受付けらしき机と人が見えた。
「あの場所で受付けしないとダンジョンには入れないわよ」
「ああ……はい。でも何でこんなに立派な作りをしているんだ? もしかして古代に作られた神殿が、長い年月をかけてダンジョンになったとか?」
ファンタジーゲームならありそうな設定だ。
「違いますよカイリ様。ダンジョンの上に強固な建物を建てたのですよ」
「えっ⁉︎ あれ後から作ったものなんですか?」
「そうよ。迷宮内でスタンピートが起きても建物内に止められるようにする為に、あのレンガ作りの建物を作ったのです」
「あの建物は内側に結界が張れるようになっているの。まぁ気休め程度の能力しかないけど」
「へぇ~、そうなんですかぁ」
もしかしたらその結界は、防衛態勢を整える為の時間稼ぎって感じなんだろうな。
「こんなところで話しても仕方ないから、迷宮に行きましょう」
「そうですね。カイリ様、私達が受付けをするところを見て覚えて下さいね」
「あ、はい!」
そうだった! いずれは俺も誰かとパーティーを組んでダンジョンに挑むのだから、受付けのやり方を覚えておかないと!
サシャさん達の後を追うようにして付いて行き、ダンジョン入り口の受付けまでやって来た。
「おはようございます。迷宮をご利用でしょうか?」
「はい。私達3人で迷宮に入ります」
「3人のパーティーですね。ギルドカードの提示と、こちらの用紙にアナタ方のお名前のご記入をお願い致します」
「わかりました。カイリ、ギルドカードを出して彼に見せて」
「あ、はい!」
サニーさんに言われた通り、ギルドカードを受付けの人に見せる。その間にサニーさんが用紙に俺達の名前を記入して受付けの人に返した。
「……確かに確認が取れました。お節介と思われるのですが、彼女を深い階層へと連れて行くのはオススメ出来ません」
「1階から2階らへんで彼女のレベル上げをするだけだから、その点に関しては安心して」
「そうですか。でしたら問題ありませんね。どうぞ中に入って下さい」
ホッとした顔を見えながら、手でダンジョン入り口を指し示す。
「どうも」
「失礼致します」
「ありがとうございます」
「キャンッ!」
プルンッ!
俺達は受付けの人にお礼を言うと、ダンジョンの中へと入って行く。
「ここが……ダンジョン」
上を見上げれは青い空。周りを見渡せば草原に岩が点々とある。そう自分が思っていたのとは違う景色が目の前に広がっていた。
「ここのダンジョンは1階から3階までは草原エリアなのよ。だから基本的なモンスターはウルフとキバネズミとゴブリン。それにスライムやスケルトンが出て来るわ」
「ふぅ~ん……って、スケルトン‼︎ 何でアンデット系のモンスターが出て来るんですか!」
「この迷宮で亡くなったハンターや兵士の亡骸が、モンスターになって迷宮に出て来ることがあるのよ」
今おっかない話を聞いているような気がする。
「まぁ出て来たとしても1階ですから、簡単に倒せますよ」
まぁ1階から強いモンスターが出て来るのなら、周りに店とか開かないよなぁ~。
「私の方で地図を持っているから、迷うことはないわよ」
「私も持っていますのでご安心を」
あっ、俺だけが持ってない……。
「す、すみません。地図を用意して来てません」
「大丈夫。私達が用意してなんて言ってないからね」
「ん? 早速魔物が来たみたいですよ」
サシャさんが見つめる方向に顔を向けると、遠くの方からウルフが2匹こっちに向かって来ていた。
「あらまぁ、ちょうどいいわね。カイリ、あの2頭を倒して経験値を稼ぐのよ!」
「あ、はい! ……って、サポートの方は?」
「カイリ様がピンチになりそうになったら、私達が助けます」
「ルルちゃん達の力を借りてもいいわよ」
「キャンッ!」
プルンッ!
ルル達はやる気満々の様子で俺の顔を見つめて来る。
「じゃあ右側のウルフは俺が相手するから、ルル達は左側のウルフを頼む」
「キャンッ!」
プルンッ!
ルル達は「分かった!」と言いたそうな返事をすると、ルルとプル太郎は俺の前に出た。
ルル達が張り切っているんだ。俺も主人として頑張らないとな。
指輪をマジック・マグナムに変えると弾を詰め込んで、ウルフに向けて構える。
「喰らえっ‼︎」
そう言いながらトリガーを引いてマジック・マグナムを撃ったのだが、狙いが逸れてしまった。
あっ⁉︎ 当たらなかった! やっぱり狙いが目標が遠いと狙いにくい。
そんなことを思っていると、ルルがプル太郎を背中に乗せて走り出した。
「キャンッ⁉︎」
プルンッ⁉︎
プル太郎が返事をするように身体を震わせると、右側のウルフに水魔法を当てる。そしてそのウルフが立ち止まっている間に目の前に駆け寄った。
せっ、戦闘が上手くなってるっ‼︎
そう思った後、残った方のウルフが俺目掛けて走って来るので、マジック・マグナムを構えて狙いを定める。
今度は外さない!
そう思いながらトリガーを引いて弾を発射させると、前足に当たり転倒させた。
転倒したウルフが起き上がろうとしたところを、頭に狙いを定め撃ち倒した。
「よしっ‼︎」
何とか倒せたぁ~! ……ところでルル達は?
ルル達の方に顔を向けると、ダメージを負ってヘロヘロになっているウルフにルルがトドメの一撃と言わんばかりに噛み付き、ウルフを倒した。
「ルル、プル太郎! よくやったっ‼︎」
「キャンッ‼︎」
プルンッ‼︎
2匹は「褒めてぇ~‼︎」と言わんばかりに俺の元にやって来るのだが、後ろから何者かに肩を掴まれて引っ張られてしまった!
「へ?」
何だっ⁉︎ 誰が引っ張ったんだ?
そう思いながら後ろを向くと、サニーさんとサシャさんが怖い顔で俺を見つめていた。
「カイリ様、今のは一体何なのですか?」
「私達に説明してくれるわよね?」
「ア、アハハハ~…………」
これ、逃げ場ないよね?
こうしてカイリはマジック・マグナムのことを、根掘り葉掘り聞かれることになったのであった。
10
お気に入りに追加
272
あなたにおすすめの小説
大賢者の弟子ステファニー
楠ノ木雫
ファンタジー
この世界に存在する〝錬金術〟を使いこなすことの出来る〝錬金術師〟の少女ステファニー。
その技を極めた者に与えられる[大賢者]の名を持つ者の弟子であり、それに最も近しい存在である[賢者]である。……彼女は気が付いていないが。
そんな彼女が、今まであまり接してこなかった[人]と関わり、成長していく、そんな話である。
※他の投稿サイトにも掲載しています。
ゲームで第二の人生を!~最強?チート?ユニークスキル無双で【最強の相棒】と一緒にのんびりまったりハチャメチャライフ!?~
俊郎
SF
『カスタムパートナーオンライン』。それは、唯一無二の相棒を自分好みにカスタマイズしていく、発表時点で大いに期待が寄せられた最新VRMMOだった。
が、リリース直前に運営会社は倒産。ゲームは秘密裏に、とある研究機関へ譲渡された。
現実世界に嫌気がさした松永雅夫はこのゲームを利用した実験へ誘われ、第二の人生を歩むべく参加を決めた。
しかし、雅夫の相棒は予期しないものになった。
相棒になった謎の物体にタマと名付け、第二の人生を開始した雅夫を待っていたのは、怒涛のようなユニークスキル無双。
チートとしか言えないような相乗効果を生み出すユニークスキルのお陰でステータスは異常な数値を突破して、スキルの倍率もおかしなことに。
強くなれば将来は安泰だと、困惑しながらも楽しくまったり暮らしていくお話。
この作品は小説家になろう様、ツギクル様、ノベルアップ様でも公開しています。
大体1話2000~3000字くらいでぼちぼち更新していきます。
初めてのVRMMOものなので応援よろしくお願いします。
基本コメディです。
あまり難しく考えずお読みください。
Twitterです。
更新情報等呟くと思います。良ければフォロー等宜しくお願いします。
https://twitter.com/shiroutotoshiro?s=09
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
お気楽、極楽⁉︎ ポンコツ女神に巻き込まれた俺は、お詫びスキルで異世界を食べ歩く!
にのまえ
ファンタジー
目が覚めたら、女性が土下座をしていた。
その女性に話を聞くと、自分を女神だと言った。そしてこの女神のミス(くしゃみ)で、俺、鈴村凛太郎(27)は勇者召喚に巻き込まれたらしい。
俺は女神のミスで巻き込まれで、勇者ではないとして勇者特有のスキルを持たないし、元の世界には帰れないようだ。
「……すみません」
巻き込みのお詫びとして、女神は異世界で生きていくためのスキルと、自分で選んだスキルをくれた。
これは趣味の食べ歩きを、異世界でするしかない、
俺、凛太郎の異世界での生活が始まった。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
くじ引きで決められた転生者 ~スローライフを楽しんでって言ったのに邪神を討伐してほしいってどゆこと!?~
はなとすず
ファンタジー
僕の名前は高橋 悠真(たかはし ゆうま)
神々がくじ引きで決めた転生者。
「あなたは通り魔に襲われた7歳の女の子を庇い、亡くなりました。我々はその魂の清らかさに惹かれました。あなたはこの先どのような選択をし、どのように生きるのか知りたくなってしまったのです。ですがあなたは地球では消えてしまった存在。ですので異世界へ転生してください。我々はあなたに試練など与える気はありません。どうぞ、スローライフを楽しんで下さい」
って言ったのに!なんで邪神を討伐しないといけなくなったんだろう…
まぁ、早く邪神を討伐して残りの人生はスローライフを楽しめばいいか
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる