1 / 10
各作品あらすじ
しおりを挟む
■夏至祭
夏の国は夏至祭を迎えた。フレイ王は祭祀を司る月宮殿へと足を運ぶ。巫師による国の行く末を知るための「未来視」と呼ばれる儀式を行うのだ。
未来の隙間を垣間見るためには巫師が強い恍惚状態に入る必要があった。少年巫師は神官に手伝ってもらいながら身体を踊らせ、王の御前でしだいに高みへ昇っていく。
儀式が終わり、王は少年の名を呼んだ。
■星の子
流星群の夜、海に落ちてきた星屑に混じって小さい光が見えることがある。星の子がつがいの相手を求めて遠い宇宙からやって来たのだ。
翌日、ぼくは夏風邪で寝込んでいる兄さんの代わりに星屑を拾いに夜の海を訪れた。運良く星の子と出逢ったのはいいものの、勝手にパートナーと決められてしまう。
甘くてやさしい彼にだんだん身も心も許してしまい、ついにぼくは星の子を受け入れた。
■雪白の花
雪乃刃は今年から高校生になる。花盛りの少年に想いを寄せる生徒たちは人目を忍んで逢瀬を求めてくる。
誰のものにもならない刃だったが、夏にやって来た一人の転校生に「何か」を感じるものがあった。
(これは続き物なんですが、まったく思いつかないので一話だけアップしておきます)
■花にそそぐ 2
・1は相手が植物のファンタジージャンル、こちらの2はBLです。
ジューンは進学について親ともめていた。ある日、父の腰痛の薬をもらうため魔女の家を訪れると、魔女は少年の悩みに耳を傾けて、背中を押してくれた。
お礼に家の裏の畑で一仕事すませた時、ジューンはこっそり敷地内に侵入してきた若い恋人たちを見つける。少年の名前は知っていた。学校で同じクラスのカムイだ。
つい好奇心で恋人たちのささやき声を聞いていると、魔法の植物が蔓を伸ばし、少年の身体に触れた……。
■夏の陽
高校生の聡太は毎年の夏休みに祖父母の家へ遊びに行くことにしている。
近くの河原へ寄り道して夏を楽しんだ後、川に沿って歩いていると石につまずいて転びそうになる。偶然彼を見かけた冴木という男が助けてくれた。
勤め人の冴木は営業のかたわら、自分は少年も相手にしているとかなんとか言って、聡太の唇を奪う。
■宴
・同意のない性的な暴力行為を含みます。
深夜、神殿に賊が入った。神官見習いの少年は運良く悲劇をまぬがれたが、賊の頭領に見つかってしまう。部下の者も加わって、少年は血の匂いがする神殿の前で身体を躍らせる……。
■夜が来る
・同意のない性的な暴力行為を含みます。
少年は町の長老たちによって牢に閉じ込められてしまう。命が尽きるのを待ちながら孤独に眠る彼の背後に、見張りの看守が忍び込んで来る。
身動きできない少年の体におおいかぶさる男の手は……
■人狼少年
・暴力、猟奇的表現、リバ有ります。
古城に棲み憑いているという噂の狼を退治しようと、青年ラルフはライフルを持って丘を登る。
城の手前でギィと名乗る謎の少年と知り合い、この子が狼なのではないかと疑いを持つ。人間の姿をしているギィに引き金を引くのはためらわれたが、余計なおせっかいにカチンと来たラルフは少年の身体に手を伸ばしたのだった。
■眠りの園
・鬱展開の暗い物語です。
眠りの園と呼ばれる墓地がありました。
罪を犯した王子はひとりでこの地をさまよいます。夜になると凶暴な赤い花が咲き、王子の宝を奪っていきました。
そして白い花には甘い蜜があり……
夏の国は夏至祭を迎えた。フレイ王は祭祀を司る月宮殿へと足を運ぶ。巫師による国の行く末を知るための「未来視」と呼ばれる儀式を行うのだ。
未来の隙間を垣間見るためには巫師が強い恍惚状態に入る必要があった。少年巫師は神官に手伝ってもらいながら身体を踊らせ、王の御前でしだいに高みへ昇っていく。
儀式が終わり、王は少年の名を呼んだ。
■星の子
流星群の夜、海に落ちてきた星屑に混じって小さい光が見えることがある。星の子がつがいの相手を求めて遠い宇宙からやって来たのだ。
翌日、ぼくは夏風邪で寝込んでいる兄さんの代わりに星屑を拾いに夜の海を訪れた。運良く星の子と出逢ったのはいいものの、勝手にパートナーと決められてしまう。
甘くてやさしい彼にだんだん身も心も許してしまい、ついにぼくは星の子を受け入れた。
■雪白の花
雪乃刃は今年から高校生になる。花盛りの少年に想いを寄せる生徒たちは人目を忍んで逢瀬を求めてくる。
誰のものにもならない刃だったが、夏にやって来た一人の転校生に「何か」を感じるものがあった。
(これは続き物なんですが、まったく思いつかないので一話だけアップしておきます)
■花にそそぐ 2
・1は相手が植物のファンタジージャンル、こちらの2はBLです。
ジューンは進学について親ともめていた。ある日、父の腰痛の薬をもらうため魔女の家を訪れると、魔女は少年の悩みに耳を傾けて、背中を押してくれた。
お礼に家の裏の畑で一仕事すませた時、ジューンはこっそり敷地内に侵入してきた若い恋人たちを見つける。少年の名前は知っていた。学校で同じクラスのカムイだ。
つい好奇心で恋人たちのささやき声を聞いていると、魔法の植物が蔓を伸ばし、少年の身体に触れた……。
■夏の陽
高校生の聡太は毎年の夏休みに祖父母の家へ遊びに行くことにしている。
近くの河原へ寄り道して夏を楽しんだ後、川に沿って歩いていると石につまずいて転びそうになる。偶然彼を見かけた冴木という男が助けてくれた。
勤め人の冴木は営業のかたわら、自分は少年も相手にしているとかなんとか言って、聡太の唇を奪う。
■宴
・同意のない性的な暴力行為を含みます。
深夜、神殿に賊が入った。神官見習いの少年は運良く悲劇をまぬがれたが、賊の頭領に見つかってしまう。部下の者も加わって、少年は血の匂いがする神殿の前で身体を躍らせる……。
■夜が来る
・同意のない性的な暴力行為を含みます。
少年は町の長老たちによって牢に閉じ込められてしまう。命が尽きるのを待ちながら孤独に眠る彼の背後に、見張りの看守が忍び込んで来る。
身動きできない少年の体におおいかぶさる男の手は……
■人狼少年
・暴力、猟奇的表現、リバ有ります。
古城に棲み憑いているという噂の狼を退治しようと、青年ラルフはライフルを持って丘を登る。
城の手前でギィと名乗る謎の少年と知り合い、この子が狼なのではないかと疑いを持つ。人間の姿をしているギィに引き金を引くのはためらわれたが、余計なおせっかいにカチンと来たラルフは少年の身体に手を伸ばしたのだった。
■眠りの園
・鬱展開の暗い物語です。
眠りの園と呼ばれる墓地がありました。
罪を犯した王子はひとりでこの地をさまよいます。夜になると凶暴な赤い花が咲き、王子の宝を奪っていきました。
そして白い花には甘い蜜があり……
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説

青少年病棟
暖
BL
性に関する診察・治療を行う病院。
小学生から高校生まで、性に関する悩みを抱えた様々な青少年に対して、外来での診察・治療及び、入院での治療を行なっています。
※性的描写あり。
※患者・医師ともに全員男性です。
※主人公の患者は中学一年生設定。
※結末未定。できるだけリクエスト等には対応してい期待と考えているため、ぜひコメントお願いします。


神官、触手育成の神託を受ける
彩月野生
BL
神官ルネリクスはある時、神託を受け、密かに触手と交わり快楽を貪るようになるが、傭兵上がりの屈強な将軍アロルフに見つかり、弱味を握られてしまい、彼と肉体関係を持つようになり、苦悩と悦楽の日々を過ごすようになる。
(誤字脱字報告不要)

ミロクの山
はち
BL
山神×人間
白い蛇の神様の伝承が残る巳禄山にやってきた人間が山神様(蛇神)に溺愛される話。短編集です。
触手と擬似排泄、出産・産卵があります。
【宗慈編】
巳禄山で遭難した槙野宗慈は雨宿りした門のような構造物の下でいつの間にか眠ってしまう。
目を覚ました宗慈はミロクという男に助けられるが……。
出産型のゆるふわなミロクさま×従順な宗慈くんのお話。
【悠真編】
大学生の三笠悠真はフィールドワークの途中、門のようなもののある場所に迷い込んだ。悠真の元に現れた男はミロクと名乗るが……。
産卵型のミロクさま×気の強い悠真くん
【ヤツハ編】
夏休みに家の手伝いで白羽神社へ掃除にやってきた大学生のヤツハは、そこで出会ったシラハという青年に惹かれる。シラハに触れられるたび、ヤツハは昂りを抑えられなくなり……。
蛇強めのシラハさま×純朴なヤツハくん。
※pixivにも掲載中



禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる