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「……っ、はぁ、あ……」
それはすぐだったのか、時間が経ったのか。
わからないままぼんやりと天蓋の模様が視界に見えた。
(今、意識が飛んだ……?)
「ねえ」
天蓋をぼんやりと見上げていると、男が私の顔を覗き込んだ。
「胸だけでイケたね」
ちゅっと口付けを落とされてぼうっとする頭で嬉しそうに言う男の顔を追う。
男は私の顔を見て優しく微笑むと、もう一度口付けを落とした。今度は先ほどまでの激しいものではなく、唇を食み柔らかく、優しく。
「んん……」
「気持ちよかった?」
唇を触れさせたまま低く甘い声に問われ、小さく頷くとまたふっと優しく笑った。
ちゅ、ちゅっと柔らかく何度も口付けを繰り返しながら、跨っていた私の身体から降りると脚の間に身体を割り込ませる。そして片方の脚を持ち上げて膝を立たせ、太腿の裏に掌を這わせた。熱い掌が内腿を撫で、ゆっくりと脚の付け根に向けて降りてくる。その間も繰り返し降ってくる口付けに気を取られていると、脚の付け根を指がなぞりあわいに触れた。
「!」
「すごい濡れてる。ぐしょぐしょだ」
「い、言わないでそういうこと!」
「なんで? 気持ちよかったみたいで嬉しいよ」
指であわいを撫で、ぬるぬると愛液を纏わせると、その上にある茂みにそっと指を伸ばし蕾を撫でた。これまでとは違う刺激に一段と高い嬌声が上がる。
「かわい」
男はぼそりと呟き、控えめにぬるぬると蕾を撫でる。
「ほら、段々膨らんできた。気持ちいい?」
「んう、あっ、ああっ」
そんなこと聞かれても喘ぎ声しか出ない。
男の指先はただぬるぬると優しく撫でるような動きなのに、その刺激のもたらす快感を信じられないほど拾って気持ちいい。
私の様子を見ていた男は、膨らみ形を変えた蕾をぐっと強く親指で押し込んだ。
その強い快感に悲鳴のような声を上げ身を捩ると、男はさらにぐりぐりと蕾を押し込み、指で捏ねる。激しく捏ねられびくびくと身体を震わせると、さらに他の指をあわいの奥へ入れ、中をかき混ぜた。
「ああっ! だめ、一緒に、しな……っ!」
「ん? 駄目? 気持ちいい?」
「あっ、ああっ!」
あわいから蜜口に沈めれられた指は中からも私のいいところを探るべく、ぐるりとかき混ぜ壁を擦った。私の様子を見ながら指を増やし、さらに中からも擦り上げられ、逃げられない甘い責め苦に涙が零れる。
男はぺろりと眦の涙を舌で掬うと、耳元で低く囁いた。
「いいよ、イって」
ぐいっとさらに強く蕾を押し込まれ、中の壁を同時に擦られて、目の前にチカチカと星が飛んだ私の視界は真っ白になった。
「…………」
重たい身体が浮上した。
でも、手足がだるくて動かせない。
ぼんやりと視線だけ動かすと、私の脚の間に陣取った男がシャツをすっぽりと脱ぎ捨てるところだった。私と目があった男はふわりと嬉しそうに笑顔を見せる。
「イケたね。気持ちよさそうでよかったよ」
そう言いながらズボンの前を寛げた男は自身の昂ぶりを取り出す。
(え、うそでしょ、おっきい……)
比較するものは一人しか知らないけれど。多分大きいんじゃないかしら。え、無理じゃない?
「大丈夫」
男は私の脚を大きく開くとゆるゆると腰を動かし、ぬめりを自身に纏わせた。男の固くなった昂ぶりが、私の敏感な蕾を刺激して声が上がる。
「たくさん気持ちよくなったから、ちゃんと入るよ」
ぐっと切っ先をあわいに当てた男は身体を倒し、私を囲い込む様に手を突いて顔を覗き込んだ。その瞳はギラギラと欲情している。
「これで、貴女はもう俺のものだよ、――エリカ」
「え……? ――ああっ!」
男は一気に蜜口から私の身体を貫くように突いた。ドンっと奥を突かれ、ずるりと入口まで戻る。
待ちかねた快感に、私の身体が逃すまいと男の昂ぶりを絡めとり、逃すまいとうねり吸い付いた。その自らの動きに身体が震える。
「……っ、はあ、ヤバい、すごいな」
男はぐっと目を瞑ると天を仰ぎふーっと息を吐き出した。汗が額から流れ落ち、汗ばんだ胸筋が上下する。
大きな掌が私の腰を掴み、また奥を強く叩きつけるように穿つ。
内側の壁が擦られて身体が激しく痙攣した。
「もうイッてる? すごい、痙攣して……っ、気持ちいいな……っ」
男は言いながら何度も何度も強く腰を叩きつけるように動かし、腰を回して私のいいところを探るように内側の壁を擦った。
「あっ、あんっ、やっ、ダメ……ッ」
「ここかな? ああ、気持ちいいね」
内側のザラザラする場所を見つけた男が執拗にそこを攻め立て、苦しい快感から逃げようと身体を捩ると覆い被さり抑えつけながら腰を振る。
「逃げたら駄目だよ。気持ちいいでしょ?」
「あっ、ああっ! あっ!」
「言って、エリカ……っ、はあっ、ねえ」
「いっ、ぁっ、いい……っ! あっ! すごい……!」
男の固い昂ぶりは私の内側を擦り引っ掻きいいところを突く。手を伸ばし蕾もぐりぐりと捏ねられて、もう喘ぎ声しか上がらない。
「……っ、貴女の、いいところは……っ、覚えておくからね、エリカ……!」
視界に映る男の顔を見ながら霞む思考で考える。
(この人はだれ? どうして私の名前を知ってるの?)
けれどそれは、快感の波に吞まれすぐに霧散する。
体位を変え何度もイカされて、結局私はそのまま意識を失ってしまった。
それはすぐだったのか、時間が経ったのか。
わからないままぼんやりと天蓋の模様が視界に見えた。
(今、意識が飛んだ……?)
「ねえ」
天蓋をぼんやりと見上げていると、男が私の顔を覗き込んだ。
「胸だけでイケたね」
ちゅっと口付けを落とされてぼうっとする頭で嬉しそうに言う男の顔を追う。
男は私の顔を見て優しく微笑むと、もう一度口付けを落とした。今度は先ほどまでの激しいものではなく、唇を食み柔らかく、優しく。
「んん……」
「気持ちよかった?」
唇を触れさせたまま低く甘い声に問われ、小さく頷くとまたふっと優しく笑った。
ちゅ、ちゅっと柔らかく何度も口付けを繰り返しながら、跨っていた私の身体から降りると脚の間に身体を割り込ませる。そして片方の脚を持ち上げて膝を立たせ、太腿の裏に掌を這わせた。熱い掌が内腿を撫で、ゆっくりと脚の付け根に向けて降りてくる。その間も繰り返し降ってくる口付けに気を取られていると、脚の付け根を指がなぞりあわいに触れた。
「!」
「すごい濡れてる。ぐしょぐしょだ」
「い、言わないでそういうこと!」
「なんで? 気持ちよかったみたいで嬉しいよ」
指であわいを撫で、ぬるぬると愛液を纏わせると、その上にある茂みにそっと指を伸ばし蕾を撫でた。これまでとは違う刺激に一段と高い嬌声が上がる。
「かわい」
男はぼそりと呟き、控えめにぬるぬると蕾を撫でる。
「ほら、段々膨らんできた。気持ちいい?」
「んう、あっ、ああっ」
そんなこと聞かれても喘ぎ声しか出ない。
男の指先はただぬるぬると優しく撫でるような動きなのに、その刺激のもたらす快感を信じられないほど拾って気持ちいい。
私の様子を見ていた男は、膨らみ形を変えた蕾をぐっと強く親指で押し込んだ。
その強い快感に悲鳴のような声を上げ身を捩ると、男はさらにぐりぐりと蕾を押し込み、指で捏ねる。激しく捏ねられびくびくと身体を震わせると、さらに他の指をあわいの奥へ入れ、中をかき混ぜた。
「ああっ! だめ、一緒に、しな……っ!」
「ん? 駄目? 気持ちいい?」
「あっ、ああっ!」
あわいから蜜口に沈めれられた指は中からも私のいいところを探るべく、ぐるりとかき混ぜ壁を擦った。私の様子を見ながら指を増やし、さらに中からも擦り上げられ、逃げられない甘い責め苦に涙が零れる。
男はぺろりと眦の涙を舌で掬うと、耳元で低く囁いた。
「いいよ、イって」
ぐいっとさらに強く蕾を押し込まれ、中の壁を同時に擦られて、目の前にチカチカと星が飛んだ私の視界は真っ白になった。
「…………」
重たい身体が浮上した。
でも、手足がだるくて動かせない。
ぼんやりと視線だけ動かすと、私の脚の間に陣取った男がシャツをすっぽりと脱ぎ捨てるところだった。私と目があった男はふわりと嬉しそうに笑顔を見せる。
「イケたね。気持ちよさそうでよかったよ」
そう言いながらズボンの前を寛げた男は自身の昂ぶりを取り出す。
(え、うそでしょ、おっきい……)
比較するものは一人しか知らないけれど。多分大きいんじゃないかしら。え、無理じゃない?
「大丈夫」
男は私の脚を大きく開くとゆるゆると腰を動かし、ぬめりを自身に纏わせた。男の固くなった昂ぶりが、私の敏感な蕾を刺激して声が上がる。
「たくさん気持ちよくなったから、ちゃんと入るよ」
ぐっと切っ先をあわいに当てた男は身体を倒し、私を囲い込む様に手を突いて顔を覗き込んだ。その瞳はギラギラと欲情している。
「これで、貴女はもう俺のものだよ、――エリカ」
「え……? ――ああっ!」
男は一気に蜜口から私の身体を貫くように突いた。ドンっと奥を突かれ、ずるりと入口まで戻る。
待ちかねた快感に、私の身体が逃すまいと男の昂ぶりを絡めとり、逃すまいとうねり吸い付いた。その自らの動きに身体が震える。
「……っ、はあ、ヤバい、すごいな」
男はぐっと目を瞑ると天を仰ぎふーっと息を吐き出した。汗が額から流れ落ち、汗ばんだ胸筋が上下する。
大きな掌が私の腰を掴み、また奥を強く叩きつけるように穿つ。
内側の壁が擦られて身体が激しく痙攣した。
「もうイッてる? すごい、痙攣して……っ、気持ちいいな……っ」
男は言いながら何度も何度も強く腰を叩きつけるように動かし、腰を回して私のいいところを探るように内側の壁を擦った。
「あっ、あんっ、やっ、ダメ……ッ」
「ここかな? ああ、気持ちいいね」
内側のザラザラする場所を見つけた男が執拗にそこを攻め立て、苦しい快感から逃げようと身体を捩ると覆い被さり抑えつけながら腰を振る。
「逃げたら駄目だよ。気持ちいいでしょ?」
「あっ、ああっ! あっ!」
「言って、エリカ……っ、はあっ、ねえ」
「いっ、ぁっ、いい……っ! あっ! すごい……!」
男の固い昂ぶりは私の内側を擦り引っ掻きいいところを突く。手を伸ばし蕾もぐりぐりと捏ねられて、もう喘ぎ声しか上がらない。
「……っ、貴女の、いいところは……っ、覚えておくからね、エリカ……!」
視界に映る男の顔を見ながら霞む思考で考える。
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