【番外編完結】わんこ系年下騎士に懐かれたけど実家の愛犬に似ていて困る

かほなみり

文字の大きさ
上 下
34 / 36

番外編:眠らない騎士4※

しおりを挟む
 
 その夜は、アメリアが喜んでくれそうな美しい庭と装飾が自慢のレストランを予約し、必ず彼女に思いを告げると決めていた。
 まさかあんな扇情的なドレスを着てくるとは思わず、他人に見られるのが到底耐えられそうになかった。個室にして正解だったが、そこまでの移動の間にも誰かに見られているのではないかと周囲に視線を巡らせた。
 抱えるように回した腰の細さと掌に触れた彼女の素肌に、びりびりと全身が痺れるようで、正直あまり覚えていない。

 個室に移動し、食事を楽しみ笑い合う。
 流れてくる音楽に合わせ二人向かい合い、抱き合うように静かに踊る。
 アメリアの白い頬は赤く染まり、顔を上げようとしない。
 そんな彼女を見下ろして、年頃の少年のように心臓がうるさく鳴り響く。彼女に聞こえているのではないかと気が気ではなかった。

(伝えても、いいだろうか)
 
 出会ったばかりで、年下で、頼りなく思われているかもしれない自分に、アメリアがほんの少しでも気持ちを寄せてくれていると、そう思ってもいいだろうか。

「……僕は、貴女が好きです。アメリア」

 それは本当に、これまでの人生で誰にも伝えたことのない、懇願するような、祈りにも似た言葉。
 どうか僕をこのまま忘れないで欲しい。
 貴女の人生を共に歩ませてほしい。
 貴女は貴女のままで、僕にそばにいさせて欲しい。

 アメリアは何も言葉にしなかったが、そっと上を向かせ覗き込んだ瞳は、決して拒絶するような色を見せず、美しく彩られた薔薇のような唇に口付けを落とすことを許してくれた。
 そして僕は何ひとつうまく伝えられないまま彼女の柔らかな唇に触れて――、すっかり箍が外れてしまった。

 *

 焦るように移動した宿に到着してすぐ、僕たちは貪るように口付けをした。
 その甘い吐息と時折漏れる微かな声に煽られ、だが破れないよう細心の注意を払って彼女のドレスを脱がせていく。
 ベッドに移動し大切に優しく彼女の身体を横たえて、そのしなやかで美しい四肢に視線を走らせる。
 最低限に落とされた灯りを艶めかしく跳ね返す陶器のような肌は、触れると滑らかで吸い付くようだ。
 互いに上がった熱を分け与えるように触れ合い、彼女の身体中に口付けを落とす。
 時折小さく零れる彼女の甘い声が、理性をどんどん追い詰めていく。
 早く挿入したいのを堪え、しつこいと思われるほどに彼女の唇を貪った。甘い唇から熱い吐息が漏れる。舌を絡めるその気持ちよさに溺れそうだ。――いや、溺れた。

 肌に触れながら時々会話を交わす様子から、僕はすっかりアメリアに経験があるものだと思い込んでいた。
 僕ではない誰かと。
 当然だろう。
 彼女の美しさや聡明さに惹かれた男は必ずいるはずだ。彼女に恋人や、もしかしたら婚約者がいたかもしれない。だがそれでも構わなかった。僕の体温で、口付けで上書きして、この素晴らしい夜を一生忘れられないものにすればいいだけだ。

 薄く透けたレースの向こうにツンと立ち上がる小さな蕾。豊かな胸を両手で持ち上げれば、指がふわりと沈み込む。
 白い肌を赤く染めた彼女の潤んだ瞳は扇情的で、ゾクゾクと腰に痺れが走る。
 早く入りたい。でもまだ駄目だ。
 無意識に腰を揺らし彼女の太腿に擦りつければ、アメリアがギュッと目を瞑った。その姿に暴力的とも言える欲望がムクムクと湧き上がる。
 優しくしたい、酷くしたい。
 真綿に包みたい。食べ尽くしてしまいたい――。

 アメリアの脚の膝裏を持ち上げ内腿に口付けを落とす。彼女の顔を見ながら、ちゅ、ちゅっと何度も口付けを降らせる。アメリアはそんな僕の視線を潤んだ瞳のまま受け止め、浅く呼吸を繰り返す。
 頼むから今、そんな目で見ないで欲しい。理性が、焼き切れそうだ。

「ねえアメリア。今返事が出来なくても、ちゃんと約束してください。に時間をくれるって」
「な……、ぁっ、痛っ!」

 衝動的にがぶりと内腿に歯を立てた。赤くなったそこをべろりと舐め、なめらかで柔らかな脚に頬を寄せる。白く柔らかなこの身体を食べてしまいたい。全て食べ尽くして、俺のものにしてしまいたい。

「……アメリアに思う人がいても、俺は絶対に諦めませんから」

 すっかり蜜が滴っている密壺を、薄いレース越しに擦り捏ねると、ひと際高い声が上がる。
 もう俺自身も限界だ。痛いほど張り詰めた半身が疼いて仕方ない。
 アメリアのすっかり濡れた下着を取り払い、美しく甘い香りを放つ蜜壺にゆっくりと指を沈めると、アメリアの身体がこれまでと違い急に強張った。
 その動きに、慌てて手を止めその表情を窺うと、アメリアはきつく目を閉じている。
 まさか……まさか?

「……アメリア、もしかして貴女に触れたことのある人は、……いない?」
「そ、んな人、いないわ」

 浅い呼吸と共にそう溢したその言葉に、一瞬で身体の中心から何かが湧き上がった。全身が熱くなり喉が詰まる。

「……迷惑なら、もう」
「そんな訳ない!」

 彼女の柔らかな身体をきつく抱き締める。甘く、それでいて静かな森のような香りがする。

「そうじゃない、こんな……すみません、こんな、俺は」

 焦って自分のことを優先した。彼女の気持ちに寄り添うべきなのに、自分を刻むことしか考えていなかった。自分の行いに自己嫌悪に陥ると共に、どうしようもない喜びが身の内から湧き上がる。
 彼女はまだ誰にも、触れさせていなかった。
 アメリアの肩口に顔を埋めると、髪を優しく梳かれる。

「貴方はいつも優しいわ」
「アメリア」
「ね、マリウス……やめないで」

 初めてを俺にと、選んでくれたと、そんな風に思っていいのだろうか。
 俺に好意を持ってくれていると、都合よく捉えていいだろうか。
 
「アメリア……」

 これまでの貪るような口付けではなく、柔らかく唇を合わせる。舌先で唇を優しく舐め、そっと差し込むと彼女の小さな舌が迎え入れる。舌先で互いを確かめるように擦り合わせ、歯列や上顎を這い、飲み込むように深く深く入り込む。
 息苦しくて顔を逸らしたアメリアの小さな耳朶が目の前に差し出され、そのまま舌を這わせると肩がびくりと跳ねた。
 ゆっくりと解していた密壺にぐっと指を沈めると、柔らかく熱いそこは先ほどよりも難なく俺の指を迎え入れた。アメリアの顔を見つめながら浅いところをゆっくりとかき混ぜ、丁寧にほぐす。そのまま密壺の上につつましく咲く花芽に触れると、アメリアの口から嬌声が上がった。
 蜜を纏った指でぬるぬると芯を捉え捏ねると、腰が跳ね身体を捩り快感から逃れようともがく。そんなアメリアの身体にやんわりと体重をかけ、抑え込んだ。
 
「……逃げないで」

 すぐ近くで顔を覗き込みながら、蜜壺を掻き混ぜ花芽を執拗に捏ねて、半開きになった口元から覗く小さな赤い舌に時折口付けを落としながら、俺の腕の中で快感に打ち震えるアメリアを見つめた。
 ――俺のもの。この姿は、俺だけのものだ。
 
「……イって、アメリア」

 アメリアの全身がピンと伸び、細い腰がグッとベッドから浮いた。つま先がシーツを蹴る。
 
 意識が飛んだらしいアメリアに声を掛けると、ぼんやりと目を開けこちらを見た。半開きになっている唇に口付けを落とすと、すぐにやわやわとアメリアが吸い付いてくる。

(……ああ、かわいい)
 
 初めての快感に翻弄され逃げ場がなくても、身体は正直に気持ちよさを求めてくる。
 俺の舌に吸い付き、耳を食むと小さな声を上げ、豊かな丘陵を揉みしだけば首を仰け反らせる。そのまま口付けを全身に降らせ、あちこちに赤い痕を付けて下へ下へと降りていき、柔らかな太腿を掴み持ち上げた。
 頭上でアメリアの慌てる声がしたが、その誰も知らない美しい蜜壺に吸い込まれるように、舌を伸ばす。

 蜜を舐め、花芽を嬲る。
 舌で転がし口に含み扱くと、がくがくと彼女の身体が震えた。
 
 猛り切った俺の半身はもう暴発しそうだった。
 自分でも引くほど上を向いた半身をゆるく扱き、アメリアの蜜を纏わせるとそれだけでイッてしまいそうになる。歯を食いしばり、慌てずゆっくりと、アメリアの蜜壺へ腰を進めた。

 隘路を分け入り、時折アメリアの顔を窺う。
 苦しそうにしていたが、それほど痛みはなさそうだ。
 アメリアの中は、ただゆっくりと分け入っているだけだと言うのに熱く、柔らかく、だがぎゅうっと締め付け蠢いている。

(駄目だ、挿入れただけでイキそうだ)

 グッと奥歯を噛みしめシーツを握りしめて彼女の最奥に到達する。
 
「まりうす……」
「はい……、最後まで、入りましたよ。痛くないですか?」
「ん……」
 
 その言葉を聞いて大きく息を吐きだす。アメリアは頬を上気させうっすら額に汗を浮かべている。張り付いた髪をそっと耳に寄せると、ぐっとアメリアの中が締まった。
 
「……っ、アメリア、締めないでください」
「え、なに……」
「もう、動いても大丈夫そうですね」

 アメリアの様子を見ながら、ゆっくりと腰を引き、押し付ける。
 何度かゆったりと動いていると、アメリアの苦しそうな表情が段々と変わって来た。快感を拾い始めたのだろうか、動きに合わせて押し出されるようだった声が次第に高く、嬌声へと変わっていく。
 ゆっくりだった抽挿がその声に煽られるように速さを増し、何度も名前を呼び叩きつけるように彼女の最奥を突いた。
 何度も、何度も。
 
「好きです、アメリア……」
 
 気を失いベッドに沈みこんだ彼女にもう一度、自分の思いを吹き込む様に伝える。
 この言葉がどうか、貴女の心に刻まれますようにと、願いを込めて――。
 
 *

 ――何がいけなかったのか。

 彼女の身体を綺麗に拭い、風邪をひかないようにと寝衣を着せてから、落ちていたドレスを拾い濡れた下着を洗い干した。
 明日の朝起きてから、彼女とまた話をして屋敷まで送り届ける。その前にまたカフェに寄って朝食を取るのがいいだろう。少しゆったりした朝を二人で迎え、そして僕は騎士団に戻って一度仕事の整理をしよう、そう考えながら眠る彼女の顔をじっと見つめていた。
 
 ただ一度、瞬きをしただけだと思っていた。
 目を閉じ、ゆっくりと瞼を開ける。

 そこには、朝の光で明るく輝く白いシーツと、誰もいない冷えたベッドが僕の目の前にあるだけだった。

 安心してしまった気のゆるみから、僕はすっかり寝落ちてしまったのだった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!

楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。 (リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……) 遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──! (かわいい、好きです、愛してます) (誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?) 二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない! ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。 (まさか。もしかして、心の声が聞こえている?) リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる? 二人の恋の結末はどうなっちゃうの?! 心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。 ✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。 ✳︎小説家になろうにも投稿しています♪

脅迫して意中の相手と一夜を共にしたところ、逆にとっ捕まった挙げ句に逃げられなくなりました。

石河 翠
恋愛
失恋した女騎士のミリセントは、不眠症に陥っていた。 ある日彼女は、お気に入りの毛布によく似た大型犬を見かけ、偶然隠れ家的酒場を発見する。お目当てのわんこには出会えないものの、話の合う店長との時間は、彼女の心を少しずつ癒していく。 そんなある日、ミリセントは酒場からの帰り道、元カレから復縁を求められる。きっぱりと断るものの、引き下がらない元カレ。大好きな店長さんを巻き込むわけにはいかないと、ミリセントは覚悟を決める。実は店長さんにはとある秘密があって……。 真っ直ぐでちょっと思い込みの激しいヒロインと、わんこ系と見せかけて実は用意周到で腹黒なヒーローの恋物語。 ハッピーエンドです。 この作品は、他サイトにも投稿しております。 表紙絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真のID:4274932)をお借りしております。

神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!

カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。 前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。 全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁

結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】 妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。

所詮、わたしは壁の花 〜なのに辺境伯様が溺愛してくるのは何故ですか?〜

しがわか
ファンタジー
刺繍を愛してやまないローゼリアは父から行き遅れと罵られていた。 高貴な相手に見初められるために、とむりやり夜会へ送り込まれる日々。 しかし父は知らないのだ。 ローゼリアが夜会で”壁の花”と罵られていることを。 そんなローゼリアが参加した辺境伯様の夜会はいつもと雰囲気が違っていた。 それもそのはず、それは辺境伯様の婚約者を決める集まりだったのだ。 けれど所詮”壁の花”の自分には関係がない、といつものように会場の隅で目立たないようにしているローゼリアは不意に手を握られる。 その相手はなんと辺境伯様で——。 なぜ、辺境伯様は自分を溺愛してくれるのか。 彼の過去を知り、やがてその理由を悟ることとなる。 それでも——いや、だからこそ辺境伯様の力になりたいと誓ったローゼリアには特別な力があった。 天啓<ギフト>として女神様から賜った『魔力を象るチカラ』は想像を創造できる万能な能力だった。 壁の花としての自重をやめたローゼリアは天啓を自在に操り、大好きな人達を守り導いていく。

若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!

古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。 そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は? *カクヨム様で先行掲載しております

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

処理中です...