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フィールド型ダンジョン②
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日本海側で発生した地震・津波、それに関連した火事など被害は甚大でニュースを介してした情報を得られませんが、どうか皆様、お身体をお大事にしてください。私ではこのようなことしかできません。申し訳ない思いです。
最初のボス部屋に着いたのは一週間だった。
で、ボス部屋、スライム。
とんでもないのが出たら嫌だったので、ノワールが開けたが、バトルジャンキー達の不満足で不完全燃焼な顔といったらない。ぶーぶー言ってる。王冠スライムも出たんだけど、元気が雷一発で撃破。最初はぽよん、と弾かれていたのに。
スライムのコアが20個、王冠スライムのコアが一個。宝箱も出たが、ポーションが4本とローズクオーツが1個。リィマさんの査定では2万くらいだって。ノワールで一週間もかかって来たのに。だが、この階層は初心者向けの様なのは、ボス部屋まで変わらなかった。
次の階層に進んだが、日が暮れかかっていたので、第二階層の入り口でルームを開けた。薄暗い中で見た第二階層は、隆起のある草原のような感じだった。
次の日は、お昼出発の、ゆっくり出発しようと言うことになった。そう、ゆっくりゆっくりなのだが。
ルーティのダンジョンに繋いだサブ・ドアに、バトルジャンキー達が朝から行ってる。この一週間で、ずいぶん宝箱が貯まっている。
罠はエリアンさんとアリスが解除してくれている。
色んな物が入っている。
ポーション類は引き取ろう。魔力を感じると装飾品と革のポーチや子供用のリュックもあるが、生憎鑑定出来る父がいないので見送り。私達のアイテムボックスには、リストアップの機能があるので、入れたら名前が分かるので簡易鑑定はできるが、詳しくは分からない。解毒や体力回復と出て大丈そうなのは、使用する事にした。これは本来職人ギルドか鍛冶ギルドに持ち込むと、調べてくれる。
宝石や宝飾品はリィマさんが調べてくれてある。宝石は50万~5000万。宝飾品は20万~2億と差が出た。これはいくつかは秋のグーテオークションに寄贈だね。1つだけ引き取ったのは、翡翠のピアスだ。ヒスイの目の色だからね。
武器類も出たので、希望者に配布。ワインの樽もあったり、革の束だったり、レースやシルク生地も出た。ドライフルーツや高級乾燥貝柱も出た。鮑は出なかった。うーん、母特製太平燕美味しかったんだけどなあ。それから胡椒の瓶も出たし、砂金の小袋もある。コーヒー豆にカカオもたっぷり出た。
ギルドに買い取りしてもらうものと、パーカーさんに見せるもの、寄付するもの、引き取るものを分ける。父の鑑定待ちもある。
若手達と、冒険者の皆さん、そして魔境のシヴァ、補佐ウルフ、お父さんウルフ、錆落としのお母さんウルフ達の研鑽も順調だ。
『ユイ、私は若手達を連れてしばらく19階に籠るのです』
ビアンカな若手達全員を連れて19階に向かう。今、日中が暑くなってきている。特にルーティのダンジョン19階はジャングルで、追加でじめじめしているが、色んな環境下で戦闘訓練させたいみたい。
「心配はしとらんけど、無理だけはせんでよ」
『分かっているのです。元気、ルージュの言うこと聞くのですよ』
「わんっ」
ビアンカと若手達を連れてサブ・ドアの向こうに。
本日冒険者の皆さんは、装備品のお手入れや、矢の製作、お洗濯をするそうだ。自動補填矢筒もあるが、無限にカートリッジがないので、現在弓を扱う人達は以前の矢筒を背負っている。
『ユイ、行けるわ』
「分かった。ホークさん、お願いします」
「はい、ユイさん」
今回はルージュとイシス、オシリス、仔達が着く。しっかり冷却機能のあるバンダナ巻いている。私とホークさんは小さな冷却材をタオルに包んで、首に巻いている。タオルに冷却の付与もつけられるが、こっちの方が気持ちいい。皆のバンダナにも冷却材を入れるポケットを、母が縫い付けてある。
アレス? 補佐ウルフ二匹連れて21階を爆走している。補佐ウルフ、鼻水垂らして情けない顔してた。
私とホークさんを乗せたぶひひん特急ノワールが発車。
第二階層も森フィールドに変わらないのだが、やはり難易度が上がってきている。目付きの悪い鹿や、耳障りな声をあげるエミューみたいなのが出てきた。ホークさんの研鑽もあるので、ノワールの上から矢を放っている。お見事っ、命中っ。私? 大人しくにするのが、ノワールの騎乗時大事な事。
時にGの集団が来たが、従魔ズに勝てっこない。
スピード重視で進む、ドロップ品は半分諦めた。
第二階層もやはり時間を要して進み、一週間後。やっとボス部屋。ノワールが開けて、中身、G。はい、ちゅどん、ドカン。宝箱出たね。ドロップ品は錆びたナイフや棍棒。魔石がいくつかの小さな魔石。
『ユイ、罠を解除したわ』
「ありがとう」
買い物かごサイズの宝箱だ。
ワクワクオープン。
おそらく新品のショートソードが一本。中級ポーションが1本、解毒ポーションが1本、魔力回復ポーション1本。あ、小さな巾着が。中身は空豆みたいな形の金塊が2個。
第一階層のボス部屋よりは豪華だ。
今日はこれくらいにしようかね。
『ゴブリンだったわね』
『ウム、シルフィ達ノ修練二イイヤモシレン』
「ちょっとそこ。何を物騒な井戸端会議やってんの?」
まだスライムやウサギしか相手してないやんっ。
『でもユイ、そろそろ別の魔物との戦闘訓練を入れたいわ。Gならちょうどいいわ』
『ソウダナ。二足歩行デ武器ヲ持ツ人型相手に経験ヲ積マセル必要ガアル』
うーん。きっとルージュとイシスの方が正論なんなろうやけど。
「なら、ホークさん、心配なので付き添ってくれます? シルフィ達がボス部屋に挑むみたいなので」
「承知しました」
私はボス部屋の扉の近くでルームを開けた。
最初のボス部屋に着いたのは一週間だった。
で、ボス部屋、スライム。
とんでもないのが出たら嫌だったので、ノワールが開けたが、バトルジャンキー達の不満足で不完全燃焼な顔といったらない。ぶーぶー言ってる。王冠スライムも出たんだけど、元気が雷一発で撃破。最初はぽよん、と弾かれていたのに。
スライムのコアが20個、王冠スライムのコアが一個。宝箱も出たが、ポーションが4本とローズクオーツが1個。リィマさんの査定では2万くらいだって。ノワールで一週間もかかって来たのに。だが、この階層は初心者向けの様なのは、ボス部屋まで変わらなかった。
次の階層に進んだが、日が暮れかかっていたので、第二階層の入り口でルームを開けた。薄暗い中で見た第二階層は、隆起のある草原のような感じだった。
次の日は、お昼出発の、ゆっくり出発しようと言うことになった。そう、ゆっくりゆっくりなのだが。
ルーティのダンジョンに繋いだサブ・ドアに、バトルジャンキー達が朝から行ってる。この一週間で、ずいぶん宝箱が貯まっている。
罠はエリアンさんとアリスが解除してくれている。
色んな物が入っている。
ポーション類は引き取ろう。魔力を感じると装飾品と革のポーチや子供用のリュックもあるが、生憎鑑定出来る父がいないので見送り。私達のアイテムボックスには、リストアップの機能があるので、入れたら名前が分かるので簡易鑑定はできるが、詳しくは分からない。解毒や体力回復と出て大丈そうなのは、使用する事にした。これは本来職人ギルドか鍛冶ギルドに持ち込むと、調べてくれる。
宝石や宝飾品はリィマさんが調べてくれてある。宝石は50万~5000万。宝飾品は20万~2億と差が出た。これはいくつかは秋のグーテオークションに寄贈だね。1つだけ引き取ったのは、翡翠のピアスだ。ヒスイの目の色だからね。
武器類も出たので、希望者に配布。ワインの樽もあったり、革の束だったり、レースやシルク生地も出た。ドライフルーツや高級乾燥貝柱も出た。鮑は出なかった。うーん、母特製太平燕美味しかったんだけどなあ。それから胡椒の瓶も出たし、砂金の小袋もある。コーヒー豆にカカオもたっぷり出た。
ギルドに買い取りしてもらうものと、パーカーさんに見せるもの、寄付するもの、引き取るものを分ける。父の鑑定待ちもある。
若手達と、冒険者の皆さん、そして魔境のシヴァ、補佐ウルフ、お父さんウルフ、錆落としのお母さんウルフ達の研鑽も順調だ。
『ユイ、私は若手達を連れてしばらく19階に籠るのです』
ビアンカな若手達全員を連れて19階に向かう。今、日中が暑くなってきている。特にルーティのダンジョン19階はジャングルで、追加でじめじめしているが、色んな環境下で戦闘訓練させたいみたい。
「心配はしとらんけど、無理だけはせんでよ」
『分かっているのです。元気、ルージュの言うこと聞くのですよ』
「わんっ」
ビアンカと若手達を連れてサブ・ドアの向こうに。
本日冒険者の皆さんは、装備品のお手入れや、矢の製作、お洗濯をするそうだ。自動補填矢筒もあるが、無限にカートリッジがないので、現在弓を扱う人達は以前の矢筒を背負っている。
『ユイ、行けるわ』
「分かった。ホークさん、お願いします」
「はい、ユイさん」
今回はルージュとイシス、オシリス、仔達が着く。しっかり冷却機能のあるバンダナ巻いている。私とホークさんは小さな冷却材をタオルに包んで、首に巻いている。タオルに冷却の付与もつけられるが、こっちの方が気持ちいい。皆のバンダナにも冷却材を入れるポケットを、母が縫い付けてある。
アレス? 補佐ウルフ二匹連れて21階を爆走している。補佐ウルフ、鼻水垂らして情けない顔してた。
私とホークさんを乗せたぶひひん特急ノワールが発車。
第二階層も森フィールドに変わらないのだが、やはり難易度が上がってきている。目付きの悪い鹿や、耳障りな声をあげるエミューみたいなのが出てきた。ホークさんの研鑽もあるので、ノワールの上から矢を放っている。お見事っ、命中っ。私? 大人しくにするのが、ノワールの騎乗時大事な事。
時にGの集団が来たが、従魔ズに勝てっこない。
スピード重視で進む、ドロップ品は半分諦めた。
第二階層もやはり時間を要して進み、一週間後。やっとボス部屋。ノワールが開けて、中身、G。はい、ちゅどん、ドカン。宝箱出たね。ドロップ品は錆びたナイフや棍棒。魔石がいくつかの小さな魔石。
『ユイ、罠を解除したわ』
「ありがとう」
買い物かごサイズの宝箱だ。
ワクワクオープン。
おそらく新品のショートソードが一本。中級ポーションが1本、解毒ポーションが1本、魔力回復ポーション1本。あ、小さな巾着が。中身は空豆みたいな形の金塊が2個。
第一階層のボス部屋よりは豪華だ。
今日はこれくらいにしようかね。
『ゴブリンだったわね』
『ウム、シルフィ達ノ修練二イイヤモシレン』
「ちょっとそこ。何を物騒な井戸端会議やってんの?」
まだスライムやウサギしか相手してないやんっ。
『でもユイ、そろそろ別の魔物との戦闘訓練を入れたいわ。Gならちょうどいいわ』
『ソウダナ。二足歩行デ武器ヲ持ツ人型相手に経験ヲ積マセル必要ガアル』
うーん。きっとルージュとイシスの方が正論なんなろうやけど。
「なら、ホークさん、心配なので付き添ってくれます? シルフィ達がボス部屋に挑むみたいなので」
「承知しました」
私はボス部屋の扉の近くでルームを開けた。
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