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お祝いからの③
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あの後結局、スライム部屋には2回挑戦。アレスがセルフですべてやってた。
スライムコアを拾うには、あの3つの冒険者パーティーが残っていてくれて、手伝ってくれた。
「良い稼ぎなりました」
と、ぺこりしてほくほくと帰って行った。シルフィ達とも、可愛い可愛いと、遊んでくれたしね。いい人達や。
宝箱から出たのは中級ポーション。それからショートソードが1本。ショートソードはエマちゃんのサブ・ウェポンにした。
先にアリスとシルフィ達に帰ってもらう。エマちゃんとテオ君も帰ってもらう。
私はホークさんとエドワルドさんとアレスでギルドに。到着前に、リティアさんがすっ飛んできたけどね。
で、例のネーブルサイズのスライムコアは、見たタージェルさんが何度もまたたく。
「ミ、ミズサワ様、こちらのコア?は?」
疑問系で訊ねてくるので、斯々然々と説明。
『主よー、腹が空いたのだー』
呑気な厄災クラスのアレスが、巨体でひっくり返り、こねこねしている。あ、あんたね、誰のせいでタージェルさんが大口を開けてると思っているん?
「ク、クラウンスライムサイズのアシッドスライムですか……………それを無事に撃破するとは、流石でございます」
受け入れ早い。
「これって、付与に使うんですか?」
「そうでしょうな。これなら上級素材に、更なる上級付与ができる?かと」
疑問符はついたまま。
タージェルさん自身初めて見るサイズの為に、決定的な判断が出来ないそうだ。
「職人、鍛治師ギルドに聞いておきましょう。ですので、申し訳ないのですが、すぐに査定は出せません」
「あ、構いません。あの1つは引き取りたいんですが」
「それはもちろん、ミズサワ様に所有権はございますから」
良かった。
あのネーブルサイズのスライムコア、上級素材に使えるなら、ペッリル工房に預けてある玄武の皮にも使えるかもしれないし。実はチュアンさんの一式お願いした後に、もう一つお願いした。ノワールの馬具一式。実は内側が結構ぼろぼろになってきていた。ワイバーンの皮を使用しているのだけど、ノワールの戦闘モードにそろそろ耐えきれなくなってきていた。通常、そう簡単に、ワイバーンの皮がぼろぼろになったりしない。ノワールが通常以上にバキバキしているから、負荷がかかりすぎているだけ。このままではヤマタノオロチとの後の事がある。それまでにワイバーンの皮がおそらく持たない。どうにか内側だけでも、なんとかならないか、と相談したけど答えは「NO」だ。やはり加工にはどんなに急いでも、私の指定した時期までに出来ないって。仕方ないから、シヴァがビアンカに献上した装甲を持つ鼬の皮に変えてもらうようにお願いした。この皮には潜在的に解毒作用があり、強度もワイバーンとひけはとらないって。シヴァやあんた気軽に持って来たけど、あの鼬の牙も、凄い毒があったしね。流石エリアボスやね。これは取り合えずの応急処置。時間はかかってもいいから、ノワールの馬具一式を奮発して、玄武の皮にフルモデルチェンジだ。ビアンカやルージュに混じってバキバキしているけど、やっぱり心配やしね。そのときの付与に、このネーブルサイズのスライムコアが使えるかな。それからチュアンさん用に確保せんとね。また、アレスとスライム部屋やね。
『主よー、つまらないのだー』
やめて、恥ずかしい。その巨体でこねこねせんで。
「はいはい、待ってね」
私は通常のスライムコアとクラウンスライムコアの支払い額を確認。よし、よかね。ちなみにあの真珠は5万もした。
私はスマイル浮かべたリティアさんとタージェルさんに挨拶して、ギルドを後にした。
その後、ギルドはちょっと大騒ぎだったみたい。
次の日もアレスとスライム部屋に行き、4つのネーブルサイズのスライムコアをゲットした。
結局、あのネーブルサイズのスライムコアは、シーラのギルドに確認するから、もうちょっと待ってくださいと言われた。急いでないしね。大丈夫ですって、返事をした。
さ、明日から山風の皆さんと冷蔵庫ダンジョンや。
スライムコアを拾うには、あの3つの冒険者パーティーが残っていてくれて、手伝ってくれた。
「良い稼ぎなりました」
と、ぺこりしてほくほくと帰って行った。シルフィ達とも、可愛い可愛いと、遊んでくれたしね。いい人達や。
宝箱から出たのは中級ポーション。それからショートソードが1本。ショートソードはエマちゃんのサブ・ウェポンにした。
先にアリスとシルフィ達に帰ってもらう。エマちゃんとテオ君も帰ってもらう。
私はホークさんとエドワルドさんとアレスでギルドに。到着前に、リティアさんがすっ飛んできたけどね。
で、例のネーブルサイズのスライムコアは、見たタージェルさんが何度もまたたく。
「ミ、ミズサワ様、こちらのコア?は?」
疑問系で訊ねてくるので、斯々然々と説明。
『主よー、腹が空いたのだー』
呑気な厄災クラスのアレスが、巨体でひっくり返り、こねこねしている。あ、あんたね、誰のせいでタージェルさんが大口を開けてると思っているん?
「ク、クラウンスライムサイズのアシッドスライムですか……………それを無事に撃破するとは、流石でございます」
受け入れ早い。
「これって、付与に使うんですか?」
「そうでしょうな。これなら上級素材に、更なる上級付与ができる?かと」
疑問符はついたまま。
タージェルさん自身初めて見るサイズの為に、決定的な判断が出来ないそうだ。
「職人、鍛治師ギルドに聞いておきましょう。ですので、申し訳ないのですが、すぐに査定は出せません」
「あ、構いません。あの1つは引き取りたいんですが」
「それはもちろん、ミズサワ様に所有権はございますから」
良かった。
あのネーブルサイズのスライムコア、上級素材に使えるなら、ペッリル工房に預けてある玄武の皮にも使えるかもしれないし。実はチュアンさんの一式お願いした後に、もう一つお願いした。ノワールの馬具一式。実は内側が結構ぼろぼろになってきていた。ワイバーンの皮を使用しているのだけど、ノワールの戦闘モードにそろそろ耐えきれなくなってきていた。通常、そう簡単に、ワイバーンの皮がぼろぼろになったりしない。ノワールが通常以上にバキバキしているから、負荷がかかりすぎているだけ。このままではヤマタノオロチとの後の事がある。それまでにワイバーンの皮がおそらく持たない。どうにか内側だけでも、なんとかならないか、と相談したけど答えは「NO」だ。やはり加工にはどんなに急いでも、私の指定した時期までに出来ないって。仕方ないから、シヴァがビアンカに献上した装甲を持つ鼬の皮に変えてもらうようにお願いした。この皮には潜在的に解毒作用があり、強度もワイバーンとひけはとらないって。シヴァやあんた気軽に持って来たけど、あの鼬の牙も、凄い毒があったしね。流石エリアボスやね。これは取り合えずの応急処置。時間はかかってもいいから、ノワールの馬具一式を奮発して、玄武の皮にフルモデルチェンジだ。ビアンカやルージュに混じってバキバキしているけど、やっぱり心配やしね。そのときの付与に、このネーブルサイズのスライムコアが使えるかな。それからチュアンさん用に確保せんとね。また、アレスとスライム部屋やね。
『主よー、つまらないのだー』
やめて、恥ずかしい。その巨体でこねこねせんで。
「はいはい、待ってね」
私は通常のスライムコアとクラウンスライムコアの支払い額を確認。よし、よかね。ちなみにあの真珠は5万もした。
私はスマイル浮かべたリティアさんとタージェルさんに挨拶して、ギルドを後にした。
その後、ギルドはちょっと大騒ぎだったみたい。
次の日もアレスとスライム部屋に行き、4つのネーブルサイズのスライムコアをゲットした。
結局、あのネーブルサイズのスライムコアは、シーラのギルドに確認するから、もうちょっと待ってくださいと言われた。急いでないしね。大丈夫ですって、返事をした。
さ、明日から山風の皆さんと冷蔵庫ダンジョンや。
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