541 / 853
連載
布確保②
しおりを挟む
次の日。
私達は再びギルドに向かう。私と晃太、ホークさん、エドワルドさん、アレスが付き添ってくれた。今日は母は早速孤児院に炊き出しに行ってる。チュアンさんとミゲル君、オシリスが着いてくれている。もちろん御用聞きの冒険者さんもね。
『主よっ、主よっ』
「なんねアレス君。鼻息かかっているんですけど」
『ダンジョン、違う階に行きたいのだっ』
「やめて、今日はムリよ」
『行きたいのだ~、主よ~』
きゅるん、と来るがダメだって。
賑やかなギルドに到着。
いつものルーティーンで応接室に。
定位置のソファーに座ると、後頭部をアレスがデカイ鼻面でつんつん。やめて。
直ぐにタージェルさんがやって来た。
「お待たせしましたミズサワ様」
「いえ、いま来たので」
早速ソファーの対面に座るタージェルさん。
「先日の宝石類の査定が出ました」
「はい」
細かくなるが、額に差が出た。2000~数万台のが500個以上あり。10万以上100万台50個。そこから、ぽんと額が跳ね上がり、ブルーダイヤモンド、500万が1つ。
「合計3950万4500になります」
わっふ。凄か額。
「この500万のはグーテオークションに寄贈を」
「畏まりました」
残りの額は、私の冒険者ギルドカードにいれてもらう。後頭部をアレスがちょんちょん。やめて。
入れて貰っている間に、リティアさんがお茶を持ちやって来た。
「お待たせしましたミズサワ様」
「いえ、ありがとうございます」
「今、薬師ギルドマスターが参りますので」
ダワーさんね。
「ちょっと、アレス、本当にやめて」
『主よ~、ダンジョン~』
ちょんちょん。
お茶が零れそうや。アレスは私が首を縦に振らないので次に晃太をちょんちょん。
『行きたいのだ~』
「ちょっと待ってん」
結局、負けてしまった。
「今回は一回よ、絶対に一回よ」
『分かったのだっ』
ひゃっほいアレス。リティアさんのスマイルに磨きがかかり。聞いていたタージェルさんもニコニコ。
「姉ちゃん、何階にすると?」
「そうやねえ。今度20階スタートやし。かといって、下層やとアレスは不完全燃焼やろうしね。コラーゲン行くかね」
リティアさんの目が、キラリッ。
「ミズサワ様。実はフレアタートルの依頼がございまして」
「あ、はい。お肉ですか?」
「すべての素材に、依頼が来ております」
「では、回せるものはすべて回しますね」
「ありがとうございますミズサワ様」
深々と頭を下げるリティアさん。
そこにドアがノックされる。
『薬師ギルドマスター、ダワーです。入室の許可を』
私はリティアさんに頷いて見せる。
リティアさんがドアを開けると、おかわりなさそうなダワーさん。
「お久し振りです。ダワーさん」
「ミズサワ殿。申し訳ない、あれだけの資金を提供していただいたのに」
小児用の薬の事よね。
「事情は、カルーラで聞いています。仕方ない事ですよ」
治験の短さ、それにこちらは人族ばかりではない。治験データは人族、そして獣人族の子供達、そしてそのハーフの子供達のデータはたくさんある。少ないのはエルフやドワーフや魔族の血を引く子供達の症例。特にエルフの血筋を持つ混血児の症例数は僅か16例。純粋なエルフのデータは僅か4例のみ。ドワーフは案外混血児がいるからそこそこあるが、やはり純粋な血筋はおらずこちらも数例。そこを突かれたんだよね。だけど、この薬を待つ人達はたくさんいるんだけど。
これに反対した人達も色々パターンが別れている。純粋に症例数の少なさを心配している人達。そして、ハルスフォン伯爵が侯爵になるのをやっかみ、邪魔してやろうとした根性腐った人達。治験薬の必要性を理解していない人達。この人達は自分が治める領がない人達だ。自領がある人達は、治験に協力を申し出て、提携している。
やっかみで反対した人達には、セレドニア陛下が何やら分かりにくいが強烈な嫌みを言って、とってもめんどくさい仕事を与えたそうだ。
ダワーさんは申し訳ないって繰り返しているけど、仕方ないよね。
「小児用の薬に関しては、他の提携した街と連携を取れた事や、国から予算も出たって聞きましたが、足ります? もともと私達からお願いしたことですので」
小児用の薬を作ったはいいが、それをどう普及されたらいいか分からなくて、ギルドとセザール様にやって貰っているから、私達がどうこう言えない。
「予算は大丈夫です」
私の提供した資金がまだ残っているし、国から予算も組まれたから問題ないって。
よし、お土産のドラゴン出そうかね。カルーラではドラゴン1体、レッサードラゴン3体をお買い上げ頂いた。あと1体あるんだよね。
「あのダワーさん。魔境でドラゴンがですね、丸々1体ありまして」
「「「買い取らせて頂きます」」」
リティアさん、タージェルさん、ダワーさんの声がはもった。
晃太がホークさんに付き添われて倉庫に。
「ドラゴンのお肉は半分は引き取らせてください」
あれはもともと鼻水君がビアンカに献上したものだしね。
「はいっ、もちろんっ」
リティアさんが生き生きしている。
『主よ、主よ、早くダンジョン行きたいのだ』
ちょんちょん。はいはい。
アレスが落ち着きなくなって来た。
「それでミズサワ殿、ドーピング剤の話でしたな」
「はい。何本かでいいので優先購入権を」
今回得られたマジックベリーでどれくらいのドーピング剤が出来るかだ。
ドーピング剤は何種類かある。所謂ゲームでいうステータスがまんべんなくアップするのが一番人気。後はそれぞれの属性魔法力アップのものがある。こちらは魔法を使う人達が欲しがる。合計8種類ね。
「そうですね。今回持ち込んで頂いたマジックベリーの数なら、それぞれの2、30本は出来るでしょうな」
「では各種2本ずつの購入権を頂けますか?」
もちろん、正式な額でね。
「はい、手配しましょう」
ダワーさんは手早くメモして、リティアさんが呼んだ職員さんに指示を出す。
「ダワーさん。もしまたマジックベリーが出ましたら、優先購入権を頂けますか?」
「ギルドに卸してさえ頂けたら」
「はい。私にはここしか販路がないですから」
ダワーさんは山賊顔でにっこり。
職員さんが木札をダワーに渡し、ダワーさんから私に。
「ドーピング剤の処理には1ヶ月はかかります。ミズサワ殿分は別に確保しておきましょう。その時はこちらをお持ちください」
「ありがとうございます」
ふう、ドーピング剤確保できたね。
『主よ、主よ』
「はいはい」
アレスがふんがふんが言い始めた。
晃太が戻って来たので、挨拶を済ませて、ギルドを後にする。
『早く行くのだっ、主よっ、主よっ』
私のポンチョを咥えるアレス。やめて、厄災クラスの牙が食い込む。ワイバーンのポンチョ、破れそうや。物理防御力、魔法防御力も凄くて、普通に購入するのがとっても難しいワイバーンの革が悲鳴をあげる。
「分かった、分かった。行くから」
アレスは納得したのか、ポンチョから離れてくれる。ルンルンとアレスが先頭を行く。
晃太が仕方ないって顔をしている。当たり前のようにホークさんが続き、うちのバトルジャンキー達に慣れだしたエドワルドさんが続いた。
私達は再びギルドに向かう。私と晃太、ホークさん、エドワルドさん、アレスが付き添ってくれた。今日は母は早速孤児院に炊き出しに行ってる。チュアンさんとミゲル君、オシリスが着いてくれている。もちろん御用聞きの冒険者さんもね。
『主よっ、主よっ』
「なんねアレス君。鼻息かかっているんですけど」
『ダンジョン、違う階に行きたいのだっ』
「やめて、今日はムリよ」
『行きたいのだ~、主よ~』
きゅるん、と来るがダメだって。
賑やかなギルドに到着。
いつものルーティーンで応接室に。
定位置のソファーに座ると、後頭部をアレスがデカイ鼻面でつんつん。やめて。
直ぐにタージェルさんがやって来た。
「お待たせしましたミズサワ様」
「いえ、いま来たので」
早速ソファーの対面に座るタージェルさん。
「先日の宝石類の査定が出ました」
「はい」
細かくなるが、額に差が出た。2000~数万台のが500個以上あり。10万以上100万台50個。そこから、ぽんと額が跳ね上がり、ブルーダイヤモンド、500万が1つ。
「合計3950万4500になります」
わっふ。凄か額。
「この500万のはグーテオークションに寄贈を」
「畏まりました」
残りの額は、私の冒険者ギルドカードにいれてもらう。後頭部をアレスがちょんちょん。やめて。
入れて貰っている間に、リティアさんがお茶を持ちやって来た。
「お待たせしましたミズサワ様」
「いえ、ありがとうございます」
「今、薬師ギルドマスターが参りますので」
ダワーさんね。
「ちょっと、アレス、本当にやめて」
『主よ~、ダンジョン~』
ちょんちょん。
お茶が零れそうや。アレスは私が首を縦に振らないので次に晃太をちょんちょん。
『行きたいのだ~』
「ちょっと待ってん」
結局、負けてしまった。
「今回は一回よ、絶対に一回よ」
『分かったのだっ』
ひゃっほいアレス。リティアさんのスマイルに磨きがかかり。聞いていたタージェルさんもニコニコ。
「姉ちゃん、何階にすると?」
「そうやねえ。今度20階スタートやし。かといって、下層やとアレスは不完全燃焼やろうしね。コラーゲン行くかね」
リティアさんの目が、キラリッ。
「ミズサワ様。実はフレアタートルの依頼がございまして」
「あ、はい。お肉ですか?」
「すべての素材に、依頼が来ております」
「では、回せるものはすべて回しますね」
「ありがとうございますミズサワ様」
深々と頭を下げるリティアさん。
そこにドアがノックされる。
『薬師ギルドマスター、ダワーです。入室の許可を』
私はリティアさんに頷いて見せる。
リティアさんがドアを開けると、おかわりなさそうなダワーさん。
「お久し振りです。ダワーさん」
「ミズサワ殿。申し訳ない、あれだけの資金を提供していただいたのに」
小児用の薬の事よね。
「事情は、カルーラで聞いています。仕方ない事ですよ」
治験の短さ、それにこちらは人族ばかりではない。治験データは人族、そして獣人族の子供達、そしてそのハーフの子供達のデータはたくさんある。少ないのはエルフやドワーフや魔族の血を引く子供達の症例。特にエルフの血筋を持つ混血児の症例数は僅か16例。純粋なエルフのデータは僅か4例のみ。ドワーフは案外混血児がいるからそこそこあるが、やはり純粋な血筋はおらずこちらも数例。そこを突かれたんだよね。だけど、この薬を待つ人達はたくさんいるんだけど。
これに反対した人達も色々パターンが別れている。純粋に症例数の少なさを心配している人達。そして、ハルスフォン伯爵が侯爵になるのをやっかみ、邪魔してやろうとした根性腐った人達。治験薬の必要性を理解していない人達。この人達は自分が治める領がない人達だ。自領がある人達は、治験に協力を申し出て、提携している。
やっかみで反対した人達には、セレドニア陛下が何やら分かりにくいが強烈な嫌みを言って、とってもめんどくさい仕事を与えたそうだ。
ダワーさんは申し訳ないって繰り返しているけど、仕方ないよね。
「小児用の薬に関しては、他の提携した街と連携を取れた事や、国から予算も出たって聞きましたが、足ります? もともと私達からお願いしたことですので」
小児用の薬を作ったはいいが、それをどう普及されたらいいか分からなくて、ギルドとセザール様にやって貰っているから、私達がどうこう言えない。
「予算は大丈夫です」
私の提供した資金がまだ残っているし、国から予算も組まれたから問題ないって。
よし、お土産のドラゴン出そうかね。カルーラではドラゴン1体、レッサードラゴン3体をお買い上げ頂いた。あと1体あるんだよね。
「あのダワーさん。魔境でドラゴンがですね、丸々1体ありまして」
「「「買い取らせて頂きます」」」
リティアさん、タージェルさん、ダワーさんの声がはもった。
晃太がホークさんに付き添われて倉庫に。
「ドラゴンのお肉は半分は引き取らせてください」
あれはもともと鼻水君がビアンカに献上したものだしね。
「はいっ、もちろんっ」
リティアさんが生き生きしている。
『主よ、主よ、早くダンジョン行きたいのだ』
ちょんちょん。はいはい。
アレスが落ち着きなくなって来た。
「それでミズサワ殿、ドーピング剤の話でしたな」
「はい。何本かでいいので優先購入権を」
今回得られたマジックベリーでどれくらいのドーピング剤が出来るかだ。
ドーピング剤は何種類かある。所謂ゲームでいうステータスがまんべんなくアップするのが一番人気。後はそれぞれの属性魔法力アップのものがある。こちらは魔法を使う人達が欲しがる。合計8種類ね。
「そうですね。今回持ち込んで頂いたマジックベリーの数なら、それぞれの2、30本は出来るでしょうな」
「では各種2本ずつの購入権を頂けますか?」
もちろん、正式な額でね。
「はい、手配しましょう」
ダワーさんは手早くメモして、リティアさんが呼んだ職員さんに指示を出す。
「ダワーさん。もしまたマジックベリーが出ましたら、優先購入権を頂けますか?」
「ギルドに卸してさえ頂けたら」
「はい。私にはここしか販路がないですから」
ダワーさんは山賊顔でにっこり。
職員さんが木札をダワーに渡し、ダワーさんから私に。
「ドーピング剤の処理には1ヶ月はかかります。ミズサワ殿分は別に確保しておきましょう。その時はこちらをお持ちください」
「ありがとうございます」
ふう、ドーピング剤確保できたね。
『主よ、主よ』
「はいはい」
アレスがふんがふんが言い始めた。
晃太が戻って来たので、挨拶を済ませて、ギルドを後にする。
『早く行くのだっ、主よっ、主よっ』
私のポンチョを咥えるアレス。やめて、厄災クラスの牙が食い込む。ワイバーンのポンチョ、破れそうや。物理防御力、魔法防御力も凄くて、普通に購入するのがとっても難しいワイバーンの革が悲鳴をあげる。
「分かった、分かった。行くから」
アレスは納得したのか、ポンチョから離れてくれる。ルンルンとアレスが先頭を行く。
晃太が仕方ないって顔をしている。当たり前のようにホークさんが続き、うちのバトルジャンキー達に慣れだしたエドワルドさんが続いた。
2,148
お気に入りに追加
7,884
あなたにおすすめの小説

【完結】 メイドをお手つきにした夫に、「お前妻として、クビな」で実の子供と追い出され、婚約破棄です。
BBやっこ
恋愛
侯爵家で、当時の当主様から見出され婚約。結婚したメイヤー・クルール。子爵令嬢次女にしては、玉の輿だろう。まあ、肝心のお相手とは心が通ったことはなかったけど。
父親に決められた婚約者が気に入らない。その奔放な性格と評された男は、私と子供を追い出した!
メイドに手を出す当主なんて、要らないですよ!
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
悪役令嬢は大好きな絵を描いていたら大変な事になった件について!
naturalsoft
ファンタジー
『※タイトル変更するかも知れません』
シオン・バーニングハート公爵令嬢は、婚約破棄され辺境へと追放される。
そして失意の中、悲壮感漂う雰囲気で馬車で向かって─
「うふふ、計画通りですわ♪」
いなかった。
これは悪役令嬢として目覚めた転生少女が無駄に能天気で、好きな絵を描いていたら周囲がとんでもない事になっていったファンタジー(コメディ)小説である!
最初は幼少期から始まります。婚約破棄は後からの話になります。
この度、双子の妹が私になりすまして旦那様と初夜を済ませてしまったので、 私は妹として生きる事になりました
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
*レンタル配信されました。
レンタルだけの番外編ssもあるので、お読み頂けたら嬉しいです。
【伯爵令嬢のアンネリーゼは侯爵令息のオスカーと結婚をした。籍を入れたその夜、初夜を迎える筈だったが急激な睡魔に襲われて意識を手放してしまった。そして、朝目を覚ますと双子の妹であるアンナマリーが自分になり代わり旦那のオスカーと初夜を済ませてしまっていた。しかも両親は「見た目は同じなんだし、済ませてしまったなら仕方ないわ。アンネリーゼ、貴女は今日からアンナマリーとして過ごしなさい」と告げた。
そして妹として過ごす事になったアンネリーゼは妹の代わりに学院に通う事となり……更にそこで最悪な事態に見舞われて……?】

〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……

あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?

落ちこぼれ公爵令息の真実
三木谷夜宵
ファンタジー
ファレンハート公爵の次男セシルは、婚約者である王女ジェニエットから婚約破棄を言い渡される。その隣には兄であるブレイデンの姿があった。セシルは身に覚えのない容疑で断罪され、魔物が頻繁に現れるという辺境に送られてしまう。辺境の騎士団の下働きとして物資の輸送を担っていたセシルだったが、ある日拠点の一つが魔物に襲われ、多数の怪我人が出てしまう。物資が足らず、騎士たちの応急処置ができない状態に陥り、セシルは祈ることしかできなかった。しかし、そのとき奇跡が起きて──。
設定はわりとガバガバだけど、楽しんでもらえると嬉しいです。
投稿している他の作品との関連はありません。
カクヨムにも公開しています。
うたた寝している間に運命が変わりました。
gacchi
恋愛
優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。