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帰宅しましょう②
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『ナンダ、結局来ルノカ?』
『そうだっ、従魔契約したぞっ』
えっへん、と胸を張るお兄さん。
なんで急に話せるんやろ? ビアンカとルージュ、もともとお母さんのリルさんに教えられて話せたそうだ。ただ、お兄さんは私とはコンタクトを取るつもりはなかったので、わざわざ話すことをしなかったそうだ。ただ、私に着いていくには、不便だから話を始めただけ。
「それでここの戦力は大丈夫かね?」
厄災クラスのイシスとお兄さんがいなくなると、色々ね。奥の巣には、お母さんウルフ達や赤ちゃん達がいるし。
『アア、心配ハナイ。ソンナ柔ナ鍛エ方ハシテイナイ、奥ノ雌達モ近々復帰スルカラナ。私トコレガイナイクライデ、ドウニカナラナイノナラ、ソレマデダ』
「それが嫌なんやけど」
魔の森も魔境も弱肉強食。弱ければ死ぬだけ。そうだろうけど、私は嫌や。鼻水君に、何かあれば警報器を直ぐ押すように念押し。
「後ね、今日神様からお言葉頂けるかもよ」
『何ッ、神ト接見デキルノカッ』
ぶわわわわわっ、とイシスの羽が膨らむ。
「かもよ。だから、その汚れどうにかしようね」
『ヌッ、確カニ、汚レテイテハ失礼ダナ』
オシリスとホルスも合流したし、お肉の配布も終わったし。
さて、ルームを開けて誘導する。私は赤ちゃんを一匹抱っこして運ぶ。あはははん、ちゅー。
『ねえね~、ねえね~、ひすいも~』
ヒスイが焼きもちやいてやってくる。はいはい、かわいかね。ちゅー、と。あぶぶ、豆柴サイズの舌が、こうも、大きくなるとは。
よし、全員入ったね。あの、びーびーがないから、ありがたい。
「では、シャンプーの説明をします」
ずらりと並ぶ新入りさん達。
『妻よ、妻よ、我はずっと一緒だぞっ』
すりすり。お母さんウルフは、あー、みたいな顔。
『妹達よっ、相変わらずの器量良しっ、愛しき姪っ子達よ、我が婿を厳選してやるからなっ』
『余計なお世話なのですっ』
『行き遅れるでしょうがっ』
「はい、そこ、聞いてくださーい」
お兄さん、聞いてちょうだい。こちらにはお尻しか見えん。早くシャンプーして、頬擦りさせてもらおう。お母さんウルフが注意してくれて、やっとこちらを向く。
「えー、こほん。シャンプーの説明をします。これは私のスキルです。別の空間に移動して行います。中に入れるのは私と同行者1名だけです、気配は完全に遮断されますが、心配ありません」
では、トップバッターは。
『我がッ、げふうっ』
飛び出そうとしたお兄さんの頭をイシスの前肢が、フローリングに頭を叩き付ける。ギャーッ、リフォームしたばっかりーっ。
『馬鹿者、私ガ先ダ』
「じゃあ、行こうかね」
私はイシスの肩付近に手を当てる。
チーズクリームの中に入ると、やはり、イシスの体躯では狭い。
『フム、気配ガ感ジラレヌ』
棚に並んだおやつに興味津々だ。
「イシス、後がつかえとるし、神様にはあまり遅くなると失礼よ」
『ヌッ、ソウダナ』
おやつをバサバサ落としながら進む。ワンコ用だから、花用に購入しよう。初回の用紙に記入する。水澤イシス、エンペラーグリフォン、歳はなんと336歳。若いかどうか分からない。聞かないでおこう。
「低刺激シャンプー、マイクロバブルシャンプーで」
ぽんっ。
『オオ、心地良イナ』
ひゃゃゃゃゃゃゃっ。羽がふかふか、ふかふか、ふっかふかーッ。体積が増した様に見えるが、いや、これはまた素晴らしいっ。羽も羽角も艶々、お、お尻の辺りのふかふか、もふもふもすごかあ。さ、触ってもいいかなっ、私、主人やしっ、ちょっと位さっ。
「イシスさんや、ちょっとお尻、触ってもよか?」
『エ?』
引かれてしまった。う、確かに引かれるよね。諦めよ。
さ、お値段は?
5808000
「はうっ」
ビアンカの約3倍っ、いや、ちょっと高くないっ。やっぱり羽とか? 羽とか? あっ。
「初回だからっ? 初回だからっ?」
汚れがたまっていただけっ? それであって、是非ほしいっ。レジの値段の所に、yesが出る。あ、良かった。いやいや待て、初回だからと言っても高いよーっ。
『ドウシタ?』
「いや、なんでもないですよ、はい」
念のため、多めに持ってきて良かった。落としたおやつも購入して、と。
ああ、お兄さんの額が、恐かあ。結構汚れていたしね、母に浄化魔法で出きるだけ落としてもらおう。それからだ。
帰ると、大好評だが、値段を聞いて沈黙した。皆、沈黙した。
母が限界ギリギリまで浄化する。
次はお兄さん、ビアンカとルージュに私の言うことを聞くようにと、釘を刺してもらう。だけど、チーズクリームに行くと、案の定、おやつの袋を咥える。
「ダメよ、さ、シャンプーばい」
落ち着かないお兄さんを引っ張る。びくともしないけど、初回の記入がすむ。
「低刺激シャンプー、マイクロバブルシャワー」
ぽんっ。
『お、いいなっ』
ぶわっふぁっ。凄かもふもふーッ。もっふもふーッ。ビアンカよりもでっかいもっふもふーッ。
「触ってよかーッ?」
『うむ、良いぞ』
もふんっ。ふわあっ。高級化粧筆やあっ。気持ちよかあ。ふかふかっ。
は、いかん、はよ帰らんと、オシリスとホルスがおった。お母さんウルフは、まだ、見送った方がいいと父が言うので、今回は母の浄化だけですませる事になってる。
「さ、お値段は」
3915000
「はうっ」
ビアンカの約2倍。
覚悟はしてたさ。うん、してた。最近、元気達のシャンプーも、成長にともない、値段がアップしている。ビアンカとルージュは、初回に比べて多少は安くはなっているが。
オシリスは4180000、ホルスは3455000。多分イシス一家はカギヅメや羽が関係してると思うけど。年間予算が跳ね上がる。お母さんウルフはどうなることやら。まあ、予算はあるけどさあ。どうせ、ダンジョン行くけどさあ。シャンプーだけで、年間予算、とんでもないことになりそう。うーん、と思案していると、ホルスがお尻触らせてくれた。ふかふかやあ。ふっかふか。母が首回りのサイズを測定。バンダナを作るためやね。
準備はいいかな?
「さ、神様、お呼びしますよ」
『ヌッ、来タカッ、コノ時ガッ』
『神とは、強いのか?』
『頼むから、じっとしているのです』
『失礼な態度を取ったら許さないわよ』
お兄さんにビアンカとルージュは注意を繰り返す。
さ、神様に、お祈りして、と。どんなお言葉頂けるかな?
『そうだっ、従魔契約したぞっ』
えっへん、と胸を張るお兄さん。
なんで急に話せるんやろ? ビアンカとルージュ、もともとお母さんのリルさんに教えられて話せたそうだ。ただ、お兄さんは私とはコンタクトを取るつもりはなかったので、わざわざ話すことをしなかったそうだ。ただ、私に着いていくには、不便だから話を始めただけ。
「それでここの戦力は大丈夫かね?」
厄災クラスのイシスとお兄さんがいなくなると、色々ね。奥の巣には、お母さんウルフ達や赤ちゃん達がいるし。
『アア、心配ハナイ。ソンナ柔ナ鍛エ方ハシテイナイ、奥ノ雌達モ近々復帰スルカラナ。私トコレガイナイクライデ、ドウニカナラナイノナラ、ソレマデダ』
「それが嫌なんやけど」
魔の森も魔境も弱肉強食。弱ければ死ぬだけ。そうだろうけど、私は嫌や。鼻水君に、何かあれば警報器を直ぐ押すように念押し。
「後ね、今日神様からお言葉頂けるかもよ」
『何ッ、神ト接見デキルノカッ』
ぶわわわわわっ、とイシスの羽が膨らむ。
「かもよ。だから、その汚れどうにかしようね」
『ヌッ、確カニ、汚レテイテハ失礼ダナ』
オシリスとホルスも合流したし、お肉の配布も終わったし。
さて、ルームを開けて誘導する。私は赤ちゃんを一匹抱っこして運ぶ。あはははん、ちゅー。
『ねえね~、ねえね~、ひすいも~』
ヒスイが焼きもちやいてやってくる。はいはい、かわいかね。ちゅー、と。あぶぶ、豆柴サイズの舌が、こうも、大きくなるとは。
よし、全員入ったね。あの、びーびーがないから、ありがたい。
「では、シャンプーの説明をします」
ずらりと並ぶ新入りさん達。
『妻よ、妻よ、我はずっと一緒だぞっ』
すりすり。お母さんウルフは、あー、みたいな顔。
『妹達よっ、相変わらずの器量良しっ、愛しき姪っ子達よ、我が婿を厳選してやるからなっ』
『余計なお世話なのですっ』
『行き遅れるでしょうがっ』
「はい、そこ、聞いてくださーい」
お兄さん、聞いてちょうだい。こちらにはお尻しか見えん。早くシャンプーして、頬擦りさせてもらおう。お母さんウルフが注意してくれて、やっとこちらを向く。
「えー、こほん。シャンプーの説明をします。これは私のスキルです。別の空間に移動して行います。中に入れるのは私と同行者1名だけです、気配は完全に遮断されますが、心配ありません」
では、トップバッターは。
『我がッ、げふうっ』
飛び出そうとしたお兄さんの頭をイシスの前肢が、フローリングに頭を叩き付ける。ギャーッ、リフォームしたばっかりーっ。
『馬鹿者、私ガ先ダ』
「じゃあ、行こうかね」
私はイシスの肩付近に手を当てる。
チーズクリームの中に入ると、やはり、イシスの体躯では狭い。
『フム、気配ガ感ジラレヌ』
棚に並んだおやつに興味津々だ。
「イシス、後がつかえとるし、神様にはあまり遅くなると失礼よ」
『ヌッ、ソウダナ』
おやつをバサバサ落としながら進む。ワンコ用だから、花用に購入しよう。初回の用紙に記入する。水澤イシス、エンペラーグリフォン、歳はなんと336歳。若いかどうか分からない。聞かないでおこう。
「低刺激シャンプー、マイクロバブルシャンプーで」
ぽんっ。
『オオ、心地良イナ』
ひゃゃゃゃゃゃゃっ。羽がふかふか、ふかふか、ふっかふかーッ。体積が増した様に見えるが、いや、これはまた素晴らしいっ。羽も羽角も艶々、お、お尻の辺りのふかふか、もふもふもすごかあ。さ、触ってもいいかなっ、私、主人やしっ、ちょっと位さっ。
「イシスさんや、ちょっとお尻、触ってもよか?」
『エ?』
引かれてしまった。う、確かに引かれるよね。諦めよ。
さ、お値段は?
5808000
「はうっ」
ビアンカの約3倍っ、いや、ちょっと高くないっ。やっぱり羽とか? 羽とか? あっ。
「初回だからっ? 初回だからっ?」
汚れがたまっていただけっ? それであって、是非ほしいっ。レジの値段の所に、yesが出る。あ、良かった。いやいや待て、初回だからと言っても高いよーっ。
『ドウシタ?』
「いや、なんでもないですよ、はい」
念のため、多めに持ってきて良かった。落としたおやつも購入して、と。
ああ、お兄さんの額が、恐かあ。結構汚れていたしね、母に浄化魔法で出きるだけ落としてもらおう。それからだ。
帰ると、大好評だが、値段を聞いて沈黙した。皆、沈黙した。
母が限界ギリギリまで浄化する。
次はお兄さん、ビアンカとルージュに私の言うことを聞くようにと、釘を刺してもらう。だけど、チーズクリームに行くと、案の定、おやつの袋を咥える。
「ダメよ、さ、シャンプーばい」
落ち着かないお兄さんを引っ張る。びくともしないけど、初回の記入がすむ。
「低刺激シャンプー、マイクロバブルシャワー」
ぽんっ。
『お、いいなっ』
ぶわっふぁっ。凄かもふもふーッ。もっふもふーッ。ビアンカよりもでっかいもっふもふーッ。
「触ってよかーッ?」
『うむ、良いぞ』
もふんっ。ふわあっ。高級化粧筆やあっ。気持ちよかあ。ふかふかっ。
は、いかん、はよ帰らんと、オシリスとホルスがおった。お母さんウルフは、まだ、見送った方がいいと父が言うので、今回は母の浄化だけですませる事になってる。
「さ、お値段は」
3915000
「はうっ」
ビアンカの約2倍。
覚悟はしてたさ。うん、してた。最近、元気達のシャンプーも、成長にともない、値段がアップしている。ビアンカとルージュは、初回に比べて多少は安くはなっているが。
オシリスは4180000、ホルスは3455000。多分イシス一家はカギヅメや羽が関係してると思うけど。年間予算が跳ね上がる。お母さんウルフはどうなることやら。まあ、予算はあるけどさあ。どうせ、ダンジョン行くけどさあ。シャンプーだけで、年間予算、とんでもないことになりそう。うーん、と思案していると、ホルスがお尻触らせてくれた。ふかふかやあ。ふっかふか。母が首回りのサイズを測定。バンダナを作るためやね。
準備はいいかな?
「さ、神様、お呼びしますよ」
『ヌッ、来タカッ、コノ時ガッ』
『神とは、強いのか?』
『頼むから、じっとしているのです』
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