407 / 820
連載
魔境⑦
しおりを挟む
「と、言うことで、『彼女さん』達にご馳走しようと思います。戦力として参加してもらいたいので」
私はルーム内で提案。
「よかやない。色々出そうかね」
と、母がエプロンを着ける。
『ユイ~、私は油淋鶏なのです~』
『私はエビ~』
「はいはい」
仔達も大合唱だ。
「わんわんっ」
「がるうっ」
『ねえね~、ひすい、おさしみ』
『るりはたまご~』
『くりちゅもたまご~』
「はいはい」
因みに元気はステーキ、コハクは貝柱だって。準備しますがな。
私は卵焼きを作成する。えーっと、卵、足りるかな? エマちゃんが私の手伝いをしてくれる。それぞれ手分けして手伝ってくれる。
あ、そうだ。
「ねえ、お父さん」
「ん?」
父は大根おろしを、フードプロセッサーで作成している。
「ビアンカとルージュのお兄さんなんやけど」
聞いておきたい事があった。【厄災クラス】だとか、あのびーびーだ。ビアンカとルージュを助ける時に熊をルームに入れたけど、警報なかったことが事が気になっていた。
「ああ、そうな」
父が私に向かって、ルームの鑑定する。
「うん。あの熊の時は優衣が自分の意思で、ルームを武器として使って入れたから鳴らんかっただけやな。お兄さんは、優衣が知らん間に入ったからなったようや。それ以外なら、どんなにレベルが低くても従魔契約しとらんかったらずっと鳴るばい」
「そうな」
毎回びーびーきついかなあ。でもご馳走するって決めたし。
「で、お兄さんの【厄災クラス】はレベルと種族性やな。上位種族であることと、レベルが最低700以上や」
「ソウナ」
て、ことは『彼女さん』もレベル700以上か。うわあ、怖かあ。ビアンカとルージュが、確か魔境に向かう前に聞いたら、レベル520台だったはず。あれだけ、ちゅどん、どかんしているのに。
ま、いいや。ダイニングキッチンの前でウキウキしているのが、かわいかけんね。
今すぐではないが、原始のダンジョンに快くご同行いただきたい。お兄さんも強いようだし、良かったら。いや、ビアンカとルージュ以上にダンジョンダンジョンボス部屋ボス部屋言いそう。しかも、見てない場所で、あちこちでちゅどん、どかんしてそう。とても困ったことになりそうや。
買い物やら準備やらして、よし、いいかな。お母さんウルフのご飯もいいみたい。最近になってやっと鍋を差し出すと、すぐに食べるようになった。懐いてくれたのか、信用してくれたのか。赤ちゃんかわいか。尻尾、ぽてん、ぽてん、しながらお乳に吸い付いてる。あはははん、あのお尻かわいかあ。
テーブルの上にはたっぷりのご馳走がならぶ。ノワールにもたっぷり野菜と果物。仔達には海鮮+ステーキ丼。海鮮とステーキの間には卵焼きを挟む。豪勢や。『彼女』さんの仔もこれにした。
大量に焼いたお肉、お刺身の山、紫竜の中華料理、八陣の天麩羅や月見つくね等々。みつよしからもフライドチキンやエビのフリッター、Cafe&sandwich蒼空からは多種類のサンドウィッチ。松ぼっくりからもピザを数種類確保。
うーん、いい匂い~。
「さて、ご案内しようかね」
私はルームから顔を出す。ちゃんといてくれた『彼女さん』ご一家。向こうで、お兄さんがお母さんウルフにすり寄っていて、パンチを食らってる。日常の風景だよ。
「さあ、ルームにどうぞ~。ささやかですが、召し上がってください」
『早く来るのですっ』
『たまらないわっ』
ビアンカとルージュもウェルカム状態。
『ウム』
大きいドアにして、誘導。ぬっふっふ。ポイント。よし、覚悟もしてます。
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【厄災クラスの魔物侵入を確認しました】
【エリアボスの侵入確認しました】
【特別ボーナスポイント500000追加されます】
く、きつかけど、ポイントッ。
ポイント来た。
私は蟀谷(こめかみ)をごりごりして、やり過ごす。
『ヌウ、コレハ、オモシロイナ』
『彼女さん』はキョロキョロ。伴侶さんも仔もキョロキョロ。
しかし、神様のお陰で、ルーム自体が広がってくれているから有難い。ちょっとした宴会場くらいの広さがある。
だが、ダイニングキッチンの前で立ち止まる。
『ヌ、ココニハ、ハイレヌナ』
ですと。
やっぱり神様関連かな? 初めて神様達がいらっしゃった時から、ビアンカとルージュ達も入れなくなったし。あれから食事の準備が捗るようになったけどね。今、思うと本当にありがたい。だって、加減をしらない元気が横から入って来たら、包丁とか誤って落としそうなんやもん。
「わんわんっ、わんわんっ」
必死に花が吠える。『彼女さん』は歯牙にもかけない。ん? みたいな視線を投げられると、花は竦み上がり、自分のゲージに逃げ込みプルプル。よしよし、大丈夫やからね。
さ、ご馳走しましょう。
ビアンカとルージュもそわそわしてるし。仔達とノワールのご飯も準備したし。
「ビアンカ、ルージュ。まずは『彼女さん』達からよ」
『分かっているのです』
『ええ、いいわ』
てんこ盛りに盛りに持ったお皿を運ぶ。
うわあ、『彼女さん』の体積が一気に膨らむ。あれば、羽が膨らんでいる感じ。黄金色の目も全開して、微妙に前進しようとしているけど、ダイニングキッチンの境目でモジモジしている。なんや、エリアボスやけど、かわいかね。伴侶さんもそんな感じだ。
「さ、どうぞー」
お皿を出すと、一気にがっつくように食べ出す『彼女さん』と伴侶さん。従魔の部屋では仔達が仲良くもくもくしている。
『ヌッ、コレハッ、ナンテウマイッ』
「グルッ、グルッ」
まあ、食べる。よう食べる。
『ユイユイ』
『エビエビ』
「はいはい」
ホークさんとチュアンさんが運んでくれる。
『コレハッ、只ノ肉ナノニッ』
『それは、焼いてくれたからなのです』
『肉だけではないのよ。ソースも肝心なんだから』
得意気に説明するビアンカとルージュ。
いや、作ったのは母なんですが。まあ、お肉は冷蔵庫ダンジョン産だし、なめ茸大根の材料費はビアンカとルージュのちゅどん、どかんのお陰だけどさ。
『コレハ、肉デナイナ? 魚カ?』
『貝柱なのです』
『人の巣のダンジョンから手に入れたのよ』
説明しながらも、せっせと食べている。
『ユイ~』
『エビ~』
きゅるん、きゅるん、きゅるーん。
はいはい。
『オ前達、プライドハドウシタ?』
『そんなので腹は膨らまないのです、お乳も出なかったのです』
『そうよ。あんなに小さかったヒスイも無事に育ったわ』
『それに私達はユイの従魔なのです』
『これは私達の特権よ』
なかなか嬉しかことを言ってくれる。おかわりね、はいはい。
従魔の部屋では、仔達がわんわんぐるぐるに、クルクルッが加わる。ノワールだって負けてないけど。はいはい、待ってね。
私はひたすらタップ。母とマデリーンさんはお肉や貝柱や魚を焼いていく。皿に乗せたら父がソースをかける。晃太とエマちゃんとテオ君は私が出した食事を皿に移していく。ホークさんとチュアンさん、ミゲル君はせっせと運ぶ。
食べながらもビアンカとルージュの説明が続く。『彼女さん』はヌッ、ヌッ、と返事をする。Lサイズのピザが吸い込まれるようになくなっている。
『ウム、コレハウマイ、気ニイッタ』
ピザが吸い込まれる様になくなる。
『これは、ユイのルームのスキルでないと手に入らないのですよ』
『色んな種類があるのよ。エビ以外にも、甘いケーキもあるんだから』
『ヌッ』
『もし、一緒に行ってくれたら~』
『きっと、ユイが色々出してくれるのです~』
ビアンカとルージュが悪い顔をする。口元、いろんなソースが付いてて、悪い顔しているはずなのに、かわいか。
『彼女さん』は迷う様子。エリアボスと言う立場が迷わせているんだね。
さ、油淋鶏やエビチリをてんこ盛りの皿を持ち、運ぶの手伝おう。
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
【魔物侵入を確認しました】
【厄災クラスの魔物侵入しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
きつかっ。
頭に響き渡る警報音に、頭痛を伴い、私たまらず皿を落としてしまった。
私はルーム内で提案。
「よかやない。色々出そうかね」
と、母がエプロンを着ける。
『ユイ~、私は油淋鶏なのです~』
『私はエビ~』
「はいはい」
仔達も大合唱だ。
「わんわんっ」
「がるうっ」
『ねえね~、ひすい、おさしみ』
『るりはたまご~』
『くりちゅもたまご~』
「はいはい」
因みに元気はステーキ、コハクは貝柱だって。準備しますがな。
私は卵焼きを作成する。えーっと、卵、足りるかな? エマちゃんが私の手伝いをしてくれる。それぞれ手分けして手伝ってくれる。
あ、そうだ。
「ねえ、お父さん」
「ん?」
父は大根おろしを、フードプロセッサーで作成している。
「ビアンカとルージュのお兄さんなんやけど」
聞いておきたい事があった。【厄災クラス】だとか、あのびーびーだ。ビアンカとルージュを助ける時に熊をルームに入れたけど、警報なかったことが事が気になっていた。
「ああ、そうな」
父が私に向かって、ルームの鑑定する。
「うん。あの熊の時は優衣が自分の意思で、ルームを武器として使って入れたから鳴らんかっただけやな。お兄さんは、優衣が知らん間に入ったからなったようや。それ以外なら、どんなにレベルが低くても従魔契約しとらんかったらずっと鳴るばい」
「そうな」
毎回びーびーきついかなあ。でもご馳走するって決めたし。
「で、お兄さんの【厄災クラス】はレベルと種族性やな。上位種族であることと、レベルが最低700以上や」
「ソウナ」
て、ことは『彼女さん』もレベル700以上か。うわあ、怖かあ。ビアンカとルージュが、確か魔境に向かう前に聞いたら、レベル520台だったはず。あれだけ、ちゅどん、どかんしているのに。
ま、いいや。ダイニングキッチンの前でウキウキしているのが、かわいかけんね。
今すぐではないが、原始のダンジョンに快くご同行いただきたい。お兄さんも強いようだし、良かったら。いや、ビアンカとルージュ以上にダンジョンダンジョンボス部屋ボス部屋言いそう。しかも、見てない場所で、あちこちでちゅどん、どかんしてそう。とても困ったことになりそうや。
買い物やら準備やらして、よし、いいかな。お母さんウルフのご飯もいいみたい。最近になってやっと鍋を差し出すと、すぐに食べるようになった。懐いてくれたのか、信用してくれたのか。赤ちゃんかわいか。尻尾、ぽてん、ぽてん、しながらお乳に吸い付いてる。あはははん、あのお尻かわいかあ。
テーブルの上にはたっぷりのご馳走がならぶ。ノワールにもたっぷり野菜と果物。仔達には海鮮+ステーキ丼。海鮮とステーキの間には卵焼きを挟む。豪勢や。『彼女』さんの仔もこれにした。
大量に焼いたお肉、お刺身の山、紫竜の中華料理、八陣の天麩羅や月見つくね等々。みつよしからもフライドチキンやエビのフリッター、Cafe&sandwich蒼空からは多種類のサンドウィッチ。松ぼっくりからもピザを数種類確保。
うーん、いい匂い~。
「さて、ご案内しようかね」
私はルームから顔を出す。ちゃんといてくれた『彼女さん』ご一家。向こうで、お兄さんがお母さんウルフにすり寄っていて、パンチを食らってる。日常の風景だよ。
「さあ、ルームにどうぞ~。ささやかですが、召し上がってください」
『早く来るのですっ』
『たまらないわっ』
ビアンカとルージュもウェルカム状態。
『ウム』
大きいドアにして、誘導。ぬっふっふ。ポイント。よし、覚悟もしてます。
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【厄災クラスの魔物侵入を確認しました】
【エリアボスの侵入確認しました】
【特別ボーナスポイント500000追加されます】
く、きつかけど、ポイントッ。
ポイント来た。
私は蟀谷(こめかみ)をごりごりして、やり過ごす。
『ヌウ、コレハ、オモシロイナ』
『彼女さん』はキョロキョロ。伴侶さんも仔もキョロキョロ。
しかし、神様のお陰で、ルーム自体が広がってくれているから有難い。ちょっとした宴会場くらいの広さがある。
だが、ダイニングキッチンの前で立ち止まる。
『ヌ、ココニハ、ハイレヌナ』
ですと。
やっぱり神様関連かな? 初めて神様達がいらっしゃった時から、ビアンカとルージュ達も入れなくなったし。あれから食事の準備が捗るようになったけどね。今、思うと本当にありがたい。だって、加減をしらない元気が横から入って来たら、包丁とか誤って落としそうなんやもん。
「わんわんっ、わんわんっ」
必死に花が吠える。『彼女さん』は歯牙にもかけない。ん? みたいな視線を投げられると、花は竦み上がり、自分のゲージに逃げ込みプルプル。よしよし、大丈夫やからね。
さ、ご馳走しましょう。
ビアンカとルージュもそわそわしてるし。仔達とノワールのご飯も準備したし。
「ビアンカ、ルージュ。まずは『彼女さん』達からよ」
『分かっているのです』
『ええ、いいわ』
てんこ盛りに盛りに持ったお皿を運ぶ。
うわあ、『彼女さん』の体積が一気に膨らむ。あれば、羽が膨らんでいる感じ。黄金色の目も全開して、微妙に前進しようとしているけど、ダイニングキッチンの境目でモジモジしている。なんや、エリアボスやけど、かわいかね。伴侶さんもそんな感じだ。
「さ、どうぞー」
お皿を出すと、一気にがっつくように食べ出す『彼女さん』と伴侶さん。従魔の部屋では仔達が仲良くもくもくしている。
『ヌッ、コレハッ、ナンテウマイッ』
「グルッ、グルッ」
まあ、食べる。よう食べる。
『ユイユイ』
『エビエビ』
「はいはい」
ホークさんとチュアンさんが運んでくれる。
『コレハッ、只ノ肉ナノニッ』
『それは、焼いてくれたからなのです』
『肉だけではないのよ。ソースも肝心なんだから』
得意気に説明するビアンカとルージュ。
いや、作ったのは母なんですが。まあ、お肉は冷蔵庫ダンジョン産だし、なめ茸大根の材料費はビアンカとルージュのちゅどん、どかんのお陰だけどさ。
『コレハ、肉デナイナ? 魚カ?』
『貝柱なのです』
『人の巣のダンジョンから手に入れたのよ』
説明しながらも、せっせと食べている。
『ユイ~』
『エビ~』
きゅるん、きゅるん、きゅるーん。
はいはい。
『オ前達、プライドハドウシタ?』
『そんなので腹は膨らまないのです、お乳も出なかったのです』
『そうよ。あんなに小さかったヒスイも無事に育ったわ』
『それに私達はユイの従魔なのです』
『これは私達の特権よ』
なかなか嬉しかことを言ってくれる。おかわりね、はいはい。
従魔の部屋では、仔達がわんわんぐるぐるに、クルクルッが加わる。ノワールだって負けてないけど。はいはい、待ってね。
私はひたすらタップ。母とマデリーンさんはお肉や貝柱や魚を焼いていく。皿に乗せたら父がソースをかける。晃太とエマちゃんとテオ君は私が出した食事を皿に移していく。ホークさんとチュアンさん、ミゲル君はせっせと運ぶ。
食べながらもビアンカとルージュの説明が続く。『彼女さん』はヌッ、ヌッ、と返事をする。Lサイズのピザが吸い込まれるようになくなっている。
『ウム、コレハウマイ、気ニイッタ』
ピザが吸い込まれる様になくなる。
『これは、ユイのルームのスキルでないと手に入らないのですよ』
『色んな種類があるのよ。エビ以外にも、甘いケーキもあるんだから』
『ヌッ』
『もし、一緒に行ってくれたら~』
『きっと、ユイが色々出してくれるのです~』
ビアンカとルージュが悪い顔をする。口元、いろんなソースが付いてて、悪い顔しているはずなのに、かわいか。
『彼女さん』は迷う様子。エリアボスと言う立場が迷わせているんだね。
さ、油淋鶏やエビチリをてんこ盛りの皿を持ち、運ぶの手伝おう。
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
ビーッビーッビーッビーッビーッ
【魔物侵入を確認しました】
【厄災クラスの魔物侵入しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
【魔物侵入を確認しました】
きつかっ。
頭に響き渡る警報音に、頭痛を伴い、私たまらず皿を落としてしまった。
1,776
お気に入りに追加
7,674
あなたにおすすめの小説
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
別に構いませんよ、離縁するので。
杉本凪咲
恋愛
父親から告げられたのは「出ていけ」という冷たい言葉。
他の家族もそれに賛同しているようで、どうやら私は捨てられてしまうらしい。
まあいいですけどね。私はこっそりと笑顔を浮かべた。
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
【完結】虐げられた令嬢の復讐劇 〜聖女より格上の妖精の愛し子で竜王様の番は私です~
大福金
ファンタジー
10歳の時、床掃除をしている時に水で足を滑らせ前世の記憶を思い出した。侯爵家令嬢ルチア
8さいの時、急に現れた義母に義姉。
あれやこれやと気がついたら部屋は義姉に取られ屋根裏に。
侯爵家の娘なのに、使用人扱い。
お母様が生きていた時に大事にしてくれた。使用人たちは皆、義母が辞めさせた。
義母が連れてきた使用人達は私を義母と一緒になってこき使い私を馬鹿にする……
このままじゃ先の人生詰んでる。
私には
前世では25歳まで生きてた記憶がある!
義母や義姉!これからは思い通りにさせないんだから!
義母達にスカッとざまぁしたり
冒険の旅に出たり
主人公が妖精の愛し子だったり。
竜王の番だったり。
色々な無自覚チート能力発揮します。
竜王様との溺愛は後半第二章からになります。
※完結まで執筆済みです。(*´꒳`*)10万字程度。
※後半イチャイチャ多めです♡
※R18描写♡が入るシーンはタイトルに★マークをいれています。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
妹だけを可愛がるなら私はいらないでしょう。だから消えます……。何でもねだる妹と溺愛する両親に私は見切りをつける。
しげむろ ゆうき
ファンタジー
誕生日に買ってもらったドレスを欲しがる妹
そんな妹を溺愛する両親は、笑顔であげなさいと言ってくる
もう限界がきた私はあることを決心するのだった
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。