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素材確保①
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3日後、軍隊ダンジョンに向かった。
ノワールまで連れているから目立つは目立つけど、初めてじゃないからね。特に問題もなく、転移魔法陣のある小屋に入る。元気とコハクはリード装着する。
『いいわね? 流すわよ』
ルージュが魔力を流す。ふわ、と景色が変わる。
目の前に、休息している冒険者の皆さん、びくっ、としている。いきなり大型のウルフとジャガーのもふもふ軍団に、ばんえい馬並にでかい魔法馬が現れたら、驚くわな。どうもどうもと挨拶して、ボス部屋前にさっさと並ぶ。
並んでいる冒険者パーティーは1つ。元気が尻尾ぷりぷりご挨拶してる。可愛いと好評でしたよ。
20階のボス部屋復活には1時間ほど。
さっき、冒険者パーティーが入っていったそうだ。なら、2時間以上待ちだね。案の定、軽く運動したいと稼ぎ頭達が、仔達と晃太、鷹の目の皆さんを連れて駆けていく。私は1人で並ぶ。
ふー、魔力を流して訓練訓練。しばらくしてボス部屋復活、前に並んでいた冒険者パーティーが入っていく。見送って、さて、ぼちぼち帰って来るように、呼ぶかね。
「なあ、あんた1人か?」
「はい?」
後ろから声を駆けられる。
振り返ると、不審そうな男性冒険者パーティー。頭から爪先まで見られている。まあ、そうだよね、ポンチョにもへじ生活の服の、もろ一般人だしね。
「いえ、私は順番待ちしているだけです」
「………………他はどうした?」
不信感丸出し。
「軽く散歩に行ってます」
私は本当の事を伝える。すると、冒険者パーティーの気配が、更なる不穏になる。
「散歩? ダンジョンだぞ、ここ」
ドスが効き出した声が出てきた。あら、いかん、怒らせたかな? そうだよね、ここはダンジョン、危険がいっぱいで、神経張っているんだろうし。
「お前、なめてんのか」
ズドドドドドドガガガガガガガガッ
土煙と爆音を立てて、私の側に横付け。ド派手なカーアクションの横付け見たいやっ。げふっ、土煙がひどかっ。
『ユイに何をするつもりなのですッ』
『私達のユイに、これ以上近付けさせないわよッ』
はい、頼りになります、ビアンカとルージュ。げふっ、げふっ。
グルル、と唸り声を上げるビアンカとルージュに、ドスが効いた声を出していた冒険者パーティーはしりもち付いている。顔面蒼白だよ。
「ブヒヒヒヒーンッ」
あ、ノワールが、血相変えたホークさん乗せて爆走して帰ってきた。横付けして、土煙が舞う、げふっ、げふっ。
「ユイさん、お怪我はッ?」
「げふっ、大丈夫です」
ホークさんがノワールから飛び降りて、私に駆け寄る。そして、警戒を露にして私の前に立つ。
で、ノワールはしりもち付いてる冒険者パーティー前で、前肢で地面を蹴ってる。やめて、ビアンカとルージュの毛並みも逆立ったままや。冒険者パーティーの皆さん、白目剥きそう。
「げふっ、あ、うちの従魔です」
「「「「「すみません」」」」」
なんだかんだと色々あったけど、冒険者パーティーの方も悪い人やないしね。1人でボス部屋前にぽつんといたら、驚くし、1人だけ残して行くなんて、普通しないからね。それに怒っていたんやろう。
ちーん、と静かになってる冒険者パーティーは、一列になり並んでいる。元気が尻尾ぷりぷりご挨拶している。触りたそうな人がいたので、どうぞと声かけした。
「うわあ、かわいい~、ふわふわ~」
私の鼻がどどどーん、と伸びる。
しばらくしてボス部屋復活。まずはルージュが黒い霞を出して中を調べている。軍隊ダンジョンのボス部屋にいる魔物は、一定していない。
『人型のようね。サイズ的にオルクかしら』
「ありがとうルージュ」
さて、どうするか。
ビアンカとルージュは仔達の訓練にしたいと言うので、羊部屋の様にすると。ルージュが開け、ビアンカが初撃を叩き込む。ノワールと私はダメ、と言われた。
「エマちゃん、テオ君、気を付けるんよ」
「大丈夫だよユイさん」
「俺も大丈夫」
相手はGより大きなオルクやもん、心配や。元気とコハクはボス部屋前に既に待機してる。三人娘は、その後ろに並ぶ。ちらちら私を見てくる。不安なんやろうけど、大丈夫かなあ。晃太がせっせと支援をしている。ホークさんは弓を構え、マデリーンさんは杖、チュアンさんは手を構える。
『開けるわよ』
ルージュが扉を押し開ける。
ビアンカが水の矢をガトリングの様に放つ。ホークさんが矢を、マデリーンさんは光の矢を、チュアンさんは土の塊を連射する。
「わんわんっ」
「がううぅぅっ」
元気とコハクが飛び込んで行き、全員続く。光のリンゴも続き、ゆっくり扉が閉まる。
だ、大丈夫かな?
おろおろしながら待つ。
『落ち着くのです』
『そうよ、ユイ』
「そうやけどさ」
おろおろ。そりゃさ、私が行った所で役には立たんけどさあ。未成年のエマちゃんとテオ君が入っているのに。
ちゃんとした装備品揃えんとなあ。
おろおろ。
そんなに時間はかかってないだろうけど、やっと扉が開く。
慌てて、ボス部屋に入ると、案の定三人娘は倒れてる。
「魔力枯渇や」
駆け寄る私に、晃太が声をかける。目立つケガはないようや。元気とコハクは何とか立っているが、へばってる。
「皆さん、ケガは?」
鷹の目の皆さんは? ミゲル君がしゃがみこんでいる。こちらも最後の方でシーサーペントの剣を使用したそうだ。魔力枯渇ね。掠り傷や小さな傷があるが、大ケガはないようだ。ほっ。
まずは三人娘をバギーに乗せる。外で待ってもらう為に、ミゲル君と元気とコハクを連れて外に出る。さっきの冒険者パーティーが心配そうに声をかけてきた。バギーにはびっくりしていたけどね。
「どうしました?」
「疲れたみたいで、セーフティで休ませようかと」
「そうですか」
「ビアンカ、付いてくれる?」
『いいのですよ』
「ルージュはボス部屋に来てね」
『いいわよ』
セーフティで水分補給をさせ、ビアンカに仔達とミゲル君を託し、私はボス部屋に戻る。転がるドロップ品は武器類だ。あ、斧がある。チュアンさんのサブ・ウエポンや。
手を切らないように回収する。最後に出てきた宝箱。ルージュがチェックして罠はなし。あ、ラッキー、魔法の水筒や。3本あり、これは引き取りや。後は指輪サイズのビロードの箱と、革のポーチ。ポーチは普通のポーチやないはず。ビロードの箱には小さな石の填まった指輪だ。
『ユイ、魔力を感じるわよ』
「何かしらのマジックアイテムなんやね。お父さんに鑑定してもらおうかね」
よし、取りこぼしなし。
「晃太、数は?」
「ロングソードが16、ショートソードが23、ナイフが61、片刃の斧が9、弓が6、小粒魔石が89、それより大きいのが18」
「いくつか引き取るかね」
私達はボス部屋を出た。
ノワールまで連れているから目立つは目立つけど、初めてじゃないからね。特に問題もなく、転移魔法陣のある小屋に入る。元気とコハクはリード装着する。
『いいわね? 流すわよ』
ルージュが魔力を流す。ふわ、と景色が変わる。
目の前に、休息している冒険者の皆さん、びくっ、としている。いきなり大型のウルフとジャガーのもふもふ軍団に、ばんえい馬並にでかい魔法馬が現れたら、驚くわな。どうもどうもと挨拶して、ボス部屋前にさっさと並ぶ。
並んでいる冒険者パーティーは1つ。元気が尻尾ぷりぷりご挨拶してる。可愛いと好評でしたよ。
20階のボス部屋復活には1時間ほど。
さっき、冒険者パーティーが入っていったそうだ。なら、2時間以上待ちだね。案の定、軽く運動したいと稼ぎ頭達が、仔達と晃太、鷹の目の皆さんを連れて駆けていく。私は1人で並ぶ。
ふー、魔力を流して訓練訓練。しばらくしてボス部屋復活、前に並んでいた冒険者パーティーが入っていく。見送って、さて、ぼちぼち帰って来るように、呼ぶかね。
「なあ、あんた1人か?」
「はい?」
後ろから声を駆けられる。
振り返ると、不審そうな男性冒険者パーティー。頭から爪先まで見られている。まあ、そうだよね、ポンチョにもへじ生活の服の、もろ一般人だしね。
「いえ、私は順番待ちしているだけです」
「………………他はどうした?」
不信感丸出し。
「軽く散歩に行ってます」
私は本当の事を伝える。すると、冒険者パーティーの気配が、更なる不穏になる。
「散歩? ダンジョンだぞ、ここ」
ドスが効き出した声が出てきた。あら、いかん、怒らせたかな? そうだよね、ここはダンジョン、危険がいっぱいで、神経張っているんだろうし。
「お前、なめてんのか」
ズドドドドドドガガガガガガガガッ
土煙と爆音を立てて、私の側に横付け。ド派手なカーアクションの横付け見たいやっ。げふっ、土煙がひどかっ。
『ユイに何をするつもりなのですッ』
『私達のユイに、これ以上近付けさせないわよッ』
はい、頼りになります、ビアンカとルージュ。げふっ、げふっ。
グルル、と唸り声を上げるビアンカとルージュに、ドスが効いた声を出していた冒険者パーティーはしりもち付いている。顔面蒼白だよ。
「ブヒヒヒヒーンッ」
あ、ノワールが、血相変えたホークさん乗せて爆走して帰ってきた。横付けして、土煙が舞う、げふっ、げふっ。
「ユイさん、お怪我はッ?」
「げふっ、大丈夫です」
ホークさんがノワールから飛び降りて、私に駆け寄る。そして、警戒を露にして私の前に立つ。
で、ノワールはしりもち付いてる冒険者パーティー前で、前肢で地面を蹴ってる。やめて、ビアンカとルージュの毛並みも逆立ったままや。冒険者パーティーの皆さん、白目剥きそう。
「げふっ、あ、うちの従魔です」
「「「「「すみません」」」」」
なんだかんだと色々あったけど、冒険者パーティーの方も悪い人やないしね。1人でボス部屋前にぽつんといたら、驚くし、1人だけ残して行くなんて、普通しないからね。それに怒っていたんやろう。
ちーん、と静かになってる冒険者パーティーは、一列になり並んでいる。元気が尻尾ぷりぷりご挨拶している。触りたそうな人がいたので、どうぞと声かけした。
「うわあ、かわいい~、ふわふわ~」
私の鼻がどどどーん、と伸びる。
しばらくしてボス部屋復活。まずはルージュが黒い霞を出して中を調べている。軍隊ダンジョンのボス部屋にいる魔物は、一定していない。
『人型のようね。サイズ的にオルクかしら』
「ありがとうルージュ」
さて、どうするか。
ビアンカとルージュは仔達の訓練にしたいと言うので、羊部屋の様にすると。ルージュが開け、ビアンカが初撃を叩き込む。ノワールと私はダメ、と言われた。
「エマちゃん、テオ君、気を付けるんよ」
「大丈夫だよユイさん」
「俺も大丈夫」
相手はGより大きなオルクやもん、心配や。元気とコハクはボス部屋前に既に待機してる。三人娘は、その後ろに並ぶ。ちらちら私を見てくる。不安なんやろうけど、大丈夫かなあ。晃太がせっせと支援をしている。ホークさんは弓を構え、マデリーンさんは杖、チュアンさんは手を構える。
『開けるわよ』
ルージュが扉を押し開ける。
ビアンカが水の矢をガトリングの様に放つ。ホークさんが矢を、マデリーンさんは光の矢を、チュアンさんは土の塊を連射する。
「わんわんっ」
「がううぅぅっ」
元気とコハクが飛び込んで行き、全員続く。光のリンゴも続き、ゆっくり扉が閉まる。
だ、大丈夫かな?
おろおろしながら待つ。
『落ち着くのです』
『そうよ、ユイ』
「そうやけどさ」
おろおろ。そりゃさ、私が行った所で役には立たんけどさあ。未成年のエマちゃんとテオ君が入っているのに。
ちゃんとした装備品揃えんとなあ。
おろおろ。
そんなに時間はかかってないだろうけど、やっと扉が開く。
慌てて、ボス部屋に入ると、案の定三人娘は倒れてる。
「魔力枯渇や」
駆け寄る私に、晃太が声をかける。目立つケガはないようや。元気とコハクは何とか立っているが、へばってる。
「皆さん、ケガは?」
鷹の目の皆さんは? ミゲル君がしゃがみこんでいる。こちらも最後の方でシーサーペントの剣を使用したそうだ。魔力枯渇ね。掠り傷や小さな傷があるが、大ケガはないようだ。ほっ。
まずは三人娘をバギーに乗せる。外で待ってもらう為に、ミゲル君と元気とコハクを連れて外に出る。さっきの冒険者パーティーが心配そうに声をかけてきた。バギーにはびっくりしていたけどね。
「どうしました?」
「疲れたみたいで、セーフティで休ませようかと」
「そうですか」
「ビアンカ、付いてくれる?」
『いいのですよ』
「ルージュはボス部屋に来てね」
『いいわよ』
セーフティで水分補給をさせ、ビアンカに仔達とミゲル君を託し、私はボス部屋に戻る。転がるドロップ品は武器類だ。あ、斧がある。チュアンさんのサブ・ウエポンや。
手を切らないように回収する。最後に出てきた宝箱。ルージュがチェックして罠はなし。あ、ラッキー、魔法の水筒や。3本あり、これは引き取りや。後は指輪サイズのビロードの箱と、革のポーチ。ポーチは普通のポーチやないはず。ビロードの箱には小さな石の填まった指輪だ。
『ユイ、魔力を感じるわよ』
「何かしらのマジックアイテムなんやね。お父さんに鑑定してもらおうかね」
よし、取りこぼしなし。
「晃太、数は?」
「ロングソードが16、ショートソードが23、ナイフが61、片刃の斧が9、弓が6、小粒魔石が89、それより大きいのが18」
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