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デート?④
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デートなんて言われてドキドキしたけど、なんてことない、グーテオークションに一緒に行きませんか? だった。
今回のグーテオークションには、私達が冷蔵庫ダンジョンで、調査の時に手に入れた物が多数並ぶそうで、目玉はあの二億もしたダイヤモンドだ。
お断りする理由もないし、ちょっと興味あるし、私は二つ返事で了承した。
「では、明日、メイドを寄越します」
「メイド?」
「はい。グーテオークションにはドレスコードがありますから。こちらから言い出したので、すべて準備させて頂きます」
な、なんや、やな予感。
「それにこれは貴女の御披露目も兼ねてます」
「はい?」
「私が貴女の後見人だとはまだ知られていませんからね。ユリアレーナの国内でも、知らない者がほとんどです。国から貴族達には手を出さないように通達は言っていますがね。一般人は知りませんし、特に他国は知り得ませんから。貴女に手を出せば、私が後ろにいると、理解してもらうためです」
なんかすごい事になってる。てか、サエキ様、そんなにすごか人なの?
今回私がサエキ様に連れられていると噂になれば、自ずとサエキ様が後見人だからという理由が簡単に根付くそうだ。そうなんだ。
「各国の要人も招かれています。中には貴女が首都にいる間に下心から、近付く者もいるはず」
「アルティーナの大使のように?」
「そうです。ああ、あの大使は解任されましたよ、その日にね。今は大使館で軟禁されています。次の交易船で家族共々送還されます」
「そうですか」
もう、興味ないけどね。
「おそらく数日以内に貴女に謝罪があると思います」
「うーん、あんまり、接触したくないのですが」
「ならば、私の名前を出して断ればいい。もしくは私を通すようにと」
「いいんですか?」
「その為の後見人です。私は貴女方がこの国で過ごしやすくする役割がありますからね」
「ありがとうございます」
「では。明日、準備できた頃に伺います。ああ、昼の食事は抜いた方がいいですよ」
「はい」
そう言ってサエキ様は帰っていった。
なんやろ、なんかご馳走でるのかね?
「ぐええぇぇぇぇ」
私は情けない悲鳴、いや、うめき声をあげる。
昼の食事は抜いた方がいいですよってこれのこと。コルセットだ。ぐええぇぇぇぇ、苦しい。
サエキ様が派遣したメイドさん達に、ギリギリとコルセットを締められる。ひーひー。
「では、こちらにお召し替えを」
と、メイドAさんが出したのは、ピンクのぶりぶりドレス。やめて、私、いくつやと? 絶対に無理。なんやねん、そのフリフリリボンは?
「では、こちらは?」
と、メイドBさんが出したのは、黄金色のドレス。やめて、どこの成金やねん、演歌歌手やねん。顔がどこにあるかわからんごとなる。
「では、こちらは?」
と、メイドCさんが出したのは、紫のドレス。まともに見えるが、ち、ち、ち、派手な装飾が凄まじい。繊細な金のチェーンや薔薇の刺繍が素晴らしいこと。私の顔だと浮きます。
「こちらは?」
最後に、一番ベテランそうなメイドDさんが出したのは、真珠色のシンプルなドレス。
「これにします」
選択の余地なし。
私は真珠色のドレスを着せてもらう。腹がコルセットで動かせない、前に体が倒せない。不便やあ。
てきぱきと準備されて、最後にアクセサリーを出される。
「サエキ様からです」
ビロードの箱の中には、ダイヤモンドのネックレスとピアス。うわあ、キラキラ。
「お母様の形見だと」
「お借りできません。自分のありますから」
私は出番がないだろと思っていた、真珠のネックレスとピアスをアイテムボックスから出して見せる。ベテランメイドDさんはちらっと見ただけで、オッケー出してくれた。
髪も上げて、なんとか形になったかな。はあ、苦しい、見た目キレイだけど、着るのがこんなに大変だなんて知らなかった。だけど、ちょっと嬉しいかな、三十路でも、こんな綺麗なドレス着れたから。
「すみません、少し一人になりたいのですが」
「はい、畏まりました」
メイドさん達は片付けて、部屋を出ていく。ドアが閉まるのを確認。私はルームをそっと開けて入る。よいしょっと。
「あら、いいんやない? さすがにあのピンクはなかね」
ルームの窓から見ていた母が笑顔だ。せっかくだからね、母に見てもらった。こういった機会はもうないだろうから。母が慣れない手付きでスマホで写真を撮る。仕事でいない父に見せるためだ。ちなみに花は、ダイニングキッチンのケージの中だ、せっかくのドレスだから、汚れたり、小さかけど爪があるから引っ掻いたらたいへんだからね。
「じゃあ、行ってくる」
「気を付けるんよ。サエキ様によろしく伝えてね」
「分かった」
よいしょっと。
私はルームを出てから、部屋を出る。
部屋の近くで待機していたメイドさんに手を引かれて、ゲストハウスの居間に。
「はあ、馬子にも衣装やな」
「張り倒すよあんた」
「物理的によう入ったな」
「本当に張り倒すよ、もう、コルセットたい」
「ああ、なるほど」
おのれ、好き勝手言いよってからに。
「ユイさん、綺麗だよ」
「エマちゃんありがとう」
鷹の目の皆さん、誉めてくれるが、ああ、気を使わせてしまって申し訳ない。
『ねえね、ゆいねえね』
ヒスイを始め仔達が来るが、ごめんね、いつもならウェルカムなんだけど、この格好では無理。借り物だからね。特に危険な元気とコハクはリードを着けて、ビアンカとルージュが咥えている。
準備して待つと程なくしてサエキ様が、迎えに来てくれた。
行くのは、私とビアンカとルージュのみ。ビアンカとルージュは鷹の目の皆さんが、念入りにブラッシングしてくれてある。バンダナもバッチリアイロンかけてある。
「準備出来たようですね。お似合いですよ」
「ありがとうございます」
サエキ様の社交辞令が痛い。ぴしっとしたスーツのサエキ様、格好いいこと。
「行ってきます。晃太、ホークさん、後はお願いします」
「ん」
「はい、ユイさん」
出る時に、ルージュが魔法のカーテンを広げる。いざとなれば、ルームに逃げ込めばいい。
足元見えないから怖いが、なんとか馬車に乗り込んだ。
今回のグーテオークションには、私達が冷蔵庫ダンジョンで、調査の時に手に入れた物が多数並ぶそうで、目玉はあの二億もしたダイヤモンドだ。
お断りする理由もないし、ちょっと興味あるし、私は二つ返事で了承した。
「では、明日、メイドを寄越します」
「メイド?」
「はい。グーテオークションにはドレスコードがありますから。こちらから言い出したので、すべて準備させて頂きます」
な、なんや、やな予感。
「それにこれは貴女の御披露目も兼ねてます」
「はい?」
「私が貴女の後見人だとはまだ知られていませんからね。ユリアレーナの国内でも、知らない者がほとんどです。国から貴族達には手を出さないように通達は言っていますがね。一般人は知りませんし、特に他国は知り得ませんから。貴女に手を出せば、私が後ろにいると、理解してもらうためです」
なんかすごい事になってる。てか、サエキ様、そんなにすごか人なの?
今回私がサエキ様に連れられていると噂になれば、自ずとサエキ様が後見人だからという理由が簡単に根付くそうだ。そうなんだ。
「各国の要人も招かれています。中には貴女が首都にいる間に下心から、近付く者もいるはず」
「アルティーナの大使のように?」
「そうです。ああ、あの大使は解任されましたよ、その日にね。今は大使館で軟禁されています。次の交易船で家族共々送還されます」
「そうですか」
もう、興味ないけどね。
「おそらく数日以内に貴女に謝罪があると思います」
「うーん、あんまり、接触したくないのですが」
「ならば、私の名前を出して断ればいい。もしくは私を通すようにと」
「いいんですか?」
「その為の後見人です。私は貴女方がこの国で過ごしやすくする役割がありますからね」
「ありがとうございます」
「では。明日、準備できた頃に伺います。ああ、昼の食事は抜いた方がいいですよ」
「はい」
そう言ってサエキ様は帰っていった。
なんやろ、なんかご馳走でるのかね?
「ぐええぇぇぇぇ」
私は情けない悲鳴、いや、うめき声をあげる。
昼の食事は抜いた方がいいですよってこれのこと。コルセットだ。ぐええぇぇぇぇ、苦しい。
サエキ様が派遣したメイドさん達に、ギリギリとコルセットを締められる。ひーひー。
「では、こちらにお召し替えを」
と、メイドAさんが出したのは、ピンクのぶりぶりドレス。やめて、私、いくつやと? 絶対に無理。なんやねん、そのフリフリリボンは?
「では、こちらは?」
と、メイドBさんが出したのは、黄金色のドレス。やめて、どこの成金やねん、演歌歌手やねん。顔がどこにあるかわからんごとなる。
「では、こちらは?」
と、メイドCさんが出したのは、紫のドレス。まともに見えるが、ち、ち、ち、派手な装飾が凄まじい。繊細な金のチェーンや薔薇の刺繍が素晴らしいこと。私の顔だと浮きます。
「こちらは?」
最後に、一番ベテランそうなメイドDさんが出したのは、真珠色のシンプルなドレス。
「これにします」
選択の余地なし。
私は真珠色のドレスを着せてもらう。腹がコルセットで動かせない、前に体が倒せない。不便やあ。
てきぱきと準備されて、最後にアクセサリーを出される。
「サエキ様からです」
ビロードの箱の中には、ダイヤモンドのネックレスとピアス。うわあ、キラキラ。
「お母様の形見だと」
「お借りできません。自分のありますから」
私は出番がないだろと思っていた、真珠のネックレスとピアスをアイテムボックスから出して見せる。ベテランメイドDさんはちらっと見ただけで、オッケー出してくれた。
髪も上げて、なんとか形になったかな。はあ、苦しい、見た目キレイだけど、着るのがこんなに大変だなんて知らなかった。だけど、ちょっと嬉しいかな、三十路でも、こんな綺麗なドレス着れたから。
「すみません、少し一人になりたいのですが」
「はい、畏まりました」
メイドさん達は片付けて、部屋を出ていく。ドアが閉まるのを確認。私はルームをそっと開けて入る。よいしょっと。
「あら、いいんやない? さすがにあのピンクはなかね」
ルームの窓から見ていた母が笑顔だ。せっかくだからね、母に見てもらった。こういった機会はもうないだろうから。母が慣れない手付きでスマホで写真を撮る。仕事でいない父に見せるためだ。ちなみに花は、ダイニングキッチンのケージの中だ、せっかくのドレスだから、汚れたり、小さかけど爪があるから引っ掻いたらたいへんだからね。
「じゃあ、行ってくる」
「気を付けるんよ。サエキ様によろしく伝えてね」
「分かった」
よいしょっと。
私はルームを出てから、部屋を出る。
部屋の近くで待機していたメイドさんに手を引かれて、ゲストハウスの居間に。
「はあ、馬子にも衣装やな」
「張り倒すよあんた」
「物理的によう入ったな」
「本当に張り倒すよ、もう、コルセットたい」
「ああ、なるほど」
おのれ、好き勝手言いよってからに。
「ユイさん、綺麗だよ」
「エマちゃんありがとう」
鷹の目の皆さん、誉めてくれるが、ああ、気を使わせてしまって申し訳ない。
『ねえね、ゆいねえね』
ヒスイを始め仔達が来るが、ごめんね、いつもならウェルカムなんだけど、この格好では無理。借り物だからね。特に危険な元気とコハクはリードを着けて、ビアンカとルージュが咥えている。
準備して待つと程なくしてサエキ様が、迎えに来てくれた。
行くのは、私とビアンカとルージュのみ。ビアンカとルージュは鷹の目の皆さんが、念入りにブラッシングしてくれてある。バンダナもバッチリアイロンかけてある。
「準備出来たようですね。お似合いですよ」
「ありがとうございます」
サエキ様の社交辞令が痛い。ぴしっとしたスーツのサエキ様、格好いいこと。
「行ってきます。晃太、ホークさん、後はお願いします」
「ん」
「はい、ユイさん」
出る時に、ルージュが魔法のカーテンを広げる。いざとなれば、ルームに逃げ込めばいい。
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