181 / 831
連載
スキルアップ④
しおりを挟む
あっという間に年末だ。
毎日ギルドか、冷蔵庫ダンジョンか、孤児院かのどれかに通う。ギルドは基本的に年末年始関係ないが、流石に業務は少し縮小される。
で、そのギルドの地下には、訓練所がある。
「きゃいんっきゃいんっ」
元気が悲鳴を上げる。
私と晃太ははらはらしながら見守るだけ。
『ほら、元気、魔力を全身で感じなければならないのです』
「きゃいんきゃいんっ」
バリバリッ。
元気が悲鳴を上げて、静電気の強めの音が響く。
『そんなに魔力を全力で流すから、痛いのですよ。少しだけ、息をそっと吐き出すようにするのです』
「きゅうーん………」
事の起こりは昨日のスライム部屋で、スライムをプチプチしていた元気の回りで異変が起きた。
「わんわんッ」
吠えただけで元気の回りスライム達が弾けた。
ああ、ビアンカも魔法が使えるから、元気も使えるんやねえ、くらいしか思っていなかった。
『ビアンカッ、元気が魔法をッ』
『か、雷なのですッ』
それを見て慌てたのは、ビアンカとルージュだ。
「どうしたん? ビアンカ、雷使うやん?」
最強戦闘モードは『雷女帝(エル・カテリーナ)』のはず。
『元気はまだ、一歳にもなってないのです』
ビアンカの説明はこうだ。
ビアンカやルージュみたいな上位魔物は魔法を使える。ビアンカとルージュのように体に魔力を纏わせる戦闘モードが主で発動系と呼ばれる。そして光のリンゴのように魔法は発現系。
魔法は使えるが、色々手順があると。
まず、一歳までに体に魔力を流す事を覚える。これが出来るようになった頃にどんな属性魔法を持っているか分かると。それからまず覚えるのは、属性魔法での身体強化、つまり戦闘モードね。次に発現系だと。何故かというと、発現系は人に比べて魔物は少しコントロールするのが難しいため、暴発リスクが高い。まだ成体前の個体は親個体が使わせないし、教えない。
だけど、元気は色々すっ飛ばして雷魔法を発現させていると。
「元気には才能があるんやね」
『何を呑気なことを言っているのです? 元気、いますぐやめるのですッ』
『コハク、こっちにいらっしゃいッ』
慌てた様子のビアンカとルージュ。
「にゃあ~?」
コハクはスライムをプチッとして戻って来る。
元気は変わらず、わんわん言いながら、スライムを弾けさせている。
「どうしたん?」
ルリとクリス、ヒスイが処理しきれないスライムを、プチプチしていた晃太も心配そうにきく。
『未熟な魔力操作で発現系を使うと、コントロールをミスして自分にふりかかることが多いのよ。後は誤爆』
ルージュが説明してくれる。2人の心配してたのはこれか。
「え? 誤爆?」
さらっと物騒なワードが。そう思いながらも、ルージュの説明は続く。
『しかも、元気が使っているのは上位魔法の雷。ビアンカも兄もコントロールするのに覚醒したあと、苦心した属性なのよ』
「え、じゃあこのままならどうなるん?」
『おそらく』
『元気ッ、止まるのですッ』
「きゃいんッ」
元気の悲鳴が上がる。
スライムが群がるなか、元気が倒れ伏す。
『ああ、自分で誤爆したわね』
「キャーッ、元気ーッ」
私はフライパン片手に元気の元に駆け寄る。ビアンカは既に近くまで移動している。
『ユイッ、触ってはダメなのですッ』
「え?」
倒れた元気に手を出すと、ビアンカが慌てて止めてきた。
「あばばばっ」
私の指先が元気の毛並みに触れた瞬間、全身に強烈な痛みが走り、私は気絶した。
そうだよね、雷の魔法の誤爆。よくみたら元気の体、パチパチ言ってた、あれだ、スタンガンだよね。次に気がついたのは、冷蔵庫ダンジョン1階のフィールド。いつもお弁当を広げる場所にシートを敷いて寝かされていた。
ああ、全身痛かあ。
「姉ちゃん、大丈夫な?」
「何とかね…………あたた、あ、元気は?」
「落ち着いたよ。ビアンカがうまく雷ば処理してくれたけん」
「そうね」
起き上がると、近くでルリとクリス、ヒスイがお昼寝していた。あはははーん、かわいかあ。
『ユイ、どう?』
ルージュが心配そうに覗き込んで来た。
「何とかね」
元気とコハクは仲良くじゃれて遊んでいる。
「ねえ、ルージュ。元気はなんで雷使えたんかね? 普通はまだ無理なんやろ?」
『そうね、普通はね。珍しいけど1つの属性だけ適性が高くて早く覚醒するって聞いたことはあるわ。元気の場合、それが上位の雷属性で、更にレアってことかしら。氷と雷は水や風属性を鍛練しないと覚醒しないの。覚醒しない方が多いのよ。元気が使えるのは、生まれつき持っているということね』
「そう、でも全くない話ではないんやね?」
『そうね』
そっかあ。きっと元気は両親やおじいさんおばあさんの、いいところを引き継いだんやね。
なんて思っていると、元気が私に気が付いて突進。パチパチ言ってないし、よし、いらっしゃい。
だけど、私に飛び付く寸前に聞こえたのは、パチパチ、と何か弾ける音。
「あばばばっ」
私は再び気絶した。
てってれってー
【スキル 雷耐性E/SSS 覚醒しました】
再び意識を取り戻し、私は決意。
元気の雷魔法のコントロールを早急に得ることだ。実は2度目の気絶中、晃太も触れてしまい、気絶まではしなかったが、あまりの痛さに押し潰された悲鳴を上げたそうだ。
本当にまずい、元気は人見知りしないため、いろんな人が撫でてくれる。絶対に被害が広がる。私達ならいいけど、一般人にでるのはまずい。
ルームの中庭で訓練したら、しばらく帯電して危ないし、パーティーハウスの庭もダメ。
結局、リティアさんに相談したら、ギルド地下に訓練所があり、壁は魔法耐性があるので、どうぞと。
で、ビアンカによる魔法講座となっている。
まあ、うまく行ってない。
ビアンカもちょっとスパルタ気味だし。休まず魔力を流すように言ってる。
「ねえ、ルージュ。ビアンカさ、ちょっと厳しくない?」
私が聞くと、ルージュは首を振る。
『いいえ、あれくらいしないと。今きちんと覚えないと、元気の為にはならないわ。どんなに痛いか分からないまま使い続けると、いざ、大技になった時、無意識に自分に跳ね返らないように、コントロール出来ないのよ。それに既にユイやコウタも痛い目見ているでしょ? このままだと、また同じ事になるわ、気絶じゃすまない。お父さんやお母さんも危ないのよ』
「う、なら、元気に頑張ってもらわんとね………」
視線の先に、耳を倒し情けない顔の元気。
『ユイ、コウタ、2人とも魔力を流して訓練をして』
「あ、はいはい」
元気が頑張っているんや、我等も頑張らんとね。
毎日ギルドか、冷蔵庫ダンジョンか、孤児院かのどれかに通う。ギルドは基本的に年末年始関係ないが、流石に業務は少し縮小される。
で、そのギルドの地下には、訓練所がある。
「きゃいんっきゃいんっ」
元気が悲鳴を上げる。
私と晃太ははらはらしながら見守るだけ。
『ほら、元気、魔力を全身で感じなければならないのです』
「きゃいんきゃいんっ」
バリバリッ。
元気が悲鳴を上げて、静電気の強めの音が響く。
『そんなに魔力を全力で流すから、痛いのですよ。少しだけ、息をそっと吐き出すようにするのです』
「きゅうーん………」
事の起こりは昨日のスライム部屋で、スライムをプチプチしていた元気の回りで異変が起きた。
「わんわんッ」
吠えただけで元気の回りスライム達が弾けた。
ああ、ビアンカも魔法が使えるから、元気も使えるんやねえ、くらいしか思っていなかった。
『ビアンカッ、元気が魔法をッ』
『か、雷なのですッ』
それを見て慌てたのは、ビアンカとルージュだ。
「どうしたん? ビアンカ、雷使うやん?」
最強戦闘モードは『雷女帝(エル・カテリーナ)』のはず。
『元気はまだ、一歳にもなってないのです』
ビアンカの説明はこうだ。
ビアンカやルージュみたいな上位魔物は魔法を使える。ビアンカとルージュのように体に魔力を纏わせる戦闘モードが主で発動系と呼ばれる。そして光のリンゴのように魔法は発現系。
魔法は使えるが、色々手順があると。
まず、一歳までに体に魔力を流す事を覚える。これが出来るようになった頃にどんな属性魔法を持っているか分かると。それからまず覚えるのは、属性魔法での身体強化、つまり戦闘モードね。次に発現系だと。何故かというと、発現系は人に比べて魔物は少しコントロールするのが難しいため、暴発リスクが高い。まだ成体前の個体は親個体が使わせないし、教えない。
だけど、元気は色々すっ飛ばして雷魔法を発現させていると。
「元気には才能があるんやね」
『何を呑気なことを言っているのです? 元気、いますぐやめるのですッ』
『コハク、こっちにいらっしゃいッ』
慌てた様子のビアンカとルージュ。
「にゃあ~?」
コハクはスライムをプチッとして戻って来る。
元気は変わらず、わんわん言いながら、スライムを弾けさせている。
「どうしたん?」
ルリとクリス、ヒスイが処理しきれないスライムを、プチプチしていた晃太も心配そうにきく。
『未熟な魔力操作で発現系を使うと、コントロールをミスして自分にふりかかることが多いのよ。後は誤爆』
ルージュが説明してくれる。2人の心配してたのはこれか。
「え? 誤爆?」
さらっと物騒なワードが。そう思いながらも、ルージュの説明は続く。
『しかも、元気が使っているのは上位魔法の雷。ビアンカも兄もコントロールするのに覚醒したあと、苦心した属性なのよ』
「え、じゃあこのままならどうなるん?」
『おそらく』
『元気ッ、止まるのですッ』
「きゃいんッ」
元気の悲鳴が上がる。
スライムが群がるなか、元気が倒れ伏す。
『ああ、自分で誤爆したわね』
「キャーッ、元気ーッ」
私はフライパン片手に元気の元に駆け寄る。ビアンカは既に近くまで移動している。
『ユイッ、触ってはダメなのですッ』
「え?」
倒れた元気に手を出すと、ビアンカが慌てて止めてきた。
「あばばばっ」
私の指先が元気の毛並みに触れた瞬間、全身に強烈な痛みが走り、私は気絶した。
そうだよね、雷の魔法の誤爆。よくみたら元気の体、パチパチ言ってた、あれだ、スタンガンだよね。次に気がついたのは、冷蔵庫ダンジョン1階のフィールド。いつもお弁当を広げる場所にシートを敷いて寝かされていた。
ああ、全身痛かあ。
「姉ちゃん、大丈夫な?」
「何とかね…………あたた、あ、元気は?」
「落ち着いたよ。ビアンカがうまく雷ば処理してくれたけん」
「そうね」
起き上がると、近くでルリとクリス、ヒスイがお昼寝していた。あはははーん、かわいかあ。
『ユイ、どう?』
ルージュが心配そうに覗き込んで来た。
「何とかね」
元気とコハクは仲良くじゃれて遊んでいる。
「ねえ、ルージュ。元気はなんで雷使えたんかね? 普通はまだ無理なんやろ?」
『そうね、普通はね。珍しいけど1つの属性だけ適性が高くて早く覚醒するって聞いたことはあるわ。元気の場合、それが上位の雷属性で、更にレアってことかしら。氷と雷は水や風属性を鍛練しないと覚醒しないの。覚醒しない方が多いのよ。元気が使えるのは、生まれつき持っているということね』
「そう、でも全くない話ではないんやね?」
『そうね』
そっかあ。きっと元気は両親やおじいさんおばあさんの、いいところを引き継いだんやね。
なんて思っていると、元気が私に気が付いて突進。パチパチ言ってないし、よし、いらっしゃい。
だけど、私に飛び付く寸前に聞こえたのは、パチパチ、と何か弾ける音。
「あばばばっ」
私は再び気絶した。
てってれってー
【スキル 雷耐性E/SSS 覚醒しました】
再び意識を取り戻し、私は決意。
元気の雷魔法のコントロールを早急に得ることだ。実は2度目の気絶中、晃太も触れてしまい、気絶まではしなかったが、あまりの痛さに押し潰された悲鳴を上げたそうだ。
本当にまずい、元気は人見知りしないため、いろんな人が撫でてくれる。絶対に被害が広がる。私達ならいいけど、一般人にでるのはまずい。
ルームの中庭で訓練したら、しばらく帯電して危ないし、パーティーハウスの庭もダメ。
結局、リティアさんに相談したら、ギルド地下に訓練所があり、壁は魔法耐性があるので、どうぞと。
で、ビアンカによる魔法講座となっている。
まあ、うまく行ってない。
ビアンカもちょっとスパルタ気味だし。休まず魔力を流すように言ってる。
「ねえ、ルージュ。ビアンカさ、ちょっと厳しくない?」
私が聞くと、ルージュは首を振る。
『いいえ、あれくらいしないと。今きちんと覚えないと、元気の為にはならないわ。どんなに痛いか分からないまま使い続けると、いざ、大技になった時、無意識に自分に跳ね返らないように、コントロール出来ないのよ。それに既にユイやコウタも痛い目見ているでしょ? このままだと、また同じ事になるわ、気絶じゃすまない。お父さんやお母さんも危ないのよ』
「う、なら、元気に頑張ってもらわんとね………」
視線の先に、耳を倒し情けない顔の元気。
『ユイ、コウタ、2人とも魔力を流して訓練をして』
「あ、はいはい」
元気が頑張っているんや、我等も頑張らんとね。
2,237
お気に入りに追加
7,796
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は始祖竜の母となる
葉柚
ファンタジー
にゃんこ大好きな私はいつの間にか乙女ゲームの世界に転生していたようです。
しかも、なんと悪役令嬢として転生してしまったようです。
どうせ転生するのであればモブがよかったです。
この乙女ゲームでは精霊の卵を育てる必要があるんですが・・・。
精霊の卵が孵ったら悪役令嬢役の私は死んでしまうではないですか。
だって、悪役令嬢が育てた卵からは邪竜が孵るんですよ・・・?
あれ?
そう言えば邪竜が孵ったら、世界の人口が1/3まで減るんでした。
邪竜が生まれてこないようにするにはどうしたらいいんでしょう!?
【完結24万pt感謝】子息の廃嫡? そんなことは家でやれ! 国には関係ないぞ!
宇水涼麻
ファンタジー
貴族達が会する場で、四人の青年が高らかに婚約解消を宣った。
そこに国王陛下が登場し、有無を言わさずそれを認めた。
慌てて否定した青年たちの親に、国王陛下は騒ぎを起こした責任として罰金を課した。その金額があまりに高額で、親たちは青年たちの廃嫡することで免れようとする。
貴族家として、これまで後継者として育ててきた者を廃嫡するのは大変な決断である。
しかし、国王陛下はそれを意味なしと袖にした。それは今回の集会に理由がある。
〰️ 〰️ 〰️
中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。
完結しました。いつもありがとうございます!
とある断罪劇の一夜
雪菊
恋愛
公爵令嬢エカテリーナは卒業パーティーで婚約者の第二王子から婚約破棄宣言された。
しかしこれは予定通り。
学園入学時に前世の記憶を取り戻した彼女はこの世界がゲームの世界であり自分が悪役令嬢であることに気づいたのだ。
だから対策もばっちり。準備万端で断罪を迎え撃つ。
現実のものとは一切関係のない架空のお話です。
初投稿作品です。短編予定です。
誤字脱字矛盾などありましたらこっそり教えてください。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
【完結】妹に全部奪われたので、公爵令息は私がもらってもいいですよね。
曽根原ツタ
恋愛
ルサレテには完璧な妹ペトロニラがいた。彼女は勉強ができて刺繍も上手。美しくて、優しい、皆からの人気者だった。
ある日、ルサレテが公爵令息と話しただけで彼女の嫉妬を買い、階段から突き落とされる。咄嗟にペトロニラの腕を掴んだため、ふたり一緒に転落した。
その後ペトロニラは、階段から突き落とそうとしたのはルサレテだと嘘をつき、婚約者と家族を奪い、意地悪な姉に仕立てた。
ルサレテは、妹に全てを奪われたが、妹が慕う公爵令息を味方にすることを決意して……?
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
辺境は独自路線で進みます! ~見下され搾取され続けるのは御免なので~
紫月 由良
恋愛
辺境に領地を持つマリエ・オリオール伯爵令嬢は、貴族学院の食堂で婚約者であるジョルジュ・ミラボーから婚約破棄をつきつけられた。二人の仲は険悪で修復不可能だったこともあり、マリエは快諾すると学院を早退して婚約者の家に向かい、その日のうちに婚約が破棄された。辺境=田舎者という風潮によって居心地が悪くなっていたため、これを機に学院を退学して領地に引き籠ることにした。
魔法契約によりオリオール伯爵家やフォートレル辺境伯家は国から離反できないが、関わり合いを最低限にして独自路線を歩むことに――。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。