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閑話 ノータ冒険者ギルド副マスター
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赤ん坊は無事に戻って来た。
テイマーは心底ほっとした顔で、若い夫婦に渡している。
穏やかな顔の後ろで、並ぶ2体の従魔。
ドラゴンを一撃で倒した従魔。
魔の森で敵なし、実際には森の守護者と呼ばれるフォレストガーディアンウルフ。
通った後は、血の道ができると言われるクリムゾンジャガー。
その2匹を従えているのは、赤ん坊を抱き締めて運んできた穏やかな女性。
合わない。全然合わない。
そう思ったが、実際にテイムしているのは、この女性だ。
そして、警戒色の強い弟は、予想以上のアイテムボックスの容量だ。あの大型の馬車を入れられるだけの容量。あのテイマーの姉にして、巨大容量のアイテムボックスを持つ弟。今まで、よく、誰にも見つからず無事でいたものだ。
そして、従魔。近くで見たら、迫力が、違う。
格が、違う、生き物だ。
元Aランクまで登り詰めたが、手も足もでない相手だ。
自分が全盛期であったとしても、かつて、所属していたパーティーメンバーが揃っていても、歯が立たないだろう。
オルクの巣の掃討については、結局、テイマーがすべて請け負い、すべてをこなした。
付いていくつもりだったが、行けなかった。
見送った時に、魔法馬を連れて行ったのには驚いたが。
そして、持ち帰ってきたオルクの中にあった、ハイ・オルクシャーマンに、ウィークスは言葉を失った。
ハイ・オルクなら見たことはあるし、倒したことだってある。オルクは集団生活を送るなかで、強い個体が生まれる。ゴブリンのように。ハイ・オルクだけでも珍しいのに、更に上位のハイ・オルクシャーマン。ウィークスも初めて見た。首が真後ろに向いていた、ハイ・オルクシャーマン。どれだけのオルクがいたか、予想以上の数だったはず。
恐らく、本来なら国が騎士団を出しての討伐になっているはずなのに。
だが、テイマーには実感はなさそうだ。
確かに、フォレストガーディアンウルフ、クリムゾンジャガーを従え、ドラゴンまで見ているテイマーにとっては珍しくもないかもしれない。
首が真後ろを向いた、ハイ・オルクシャーマン。
(一体、どんな戦闘をしたんだ。せめて、近くで見たかったな)
報酬金の準備で、ドナートが退席している際に、ウィークスはまじまじとテイマーの観察。
30過ぎの、黒髪黒目の女性。身なりも小綺麗だが、決して高級品ではない。とりわけ美人ではない、はっきりとした二重まぶたの、どこにでもいる主婦だ。
出されたお茶を冷ましながら飲む姿も、優雅と言うより、庶民感が溢れている。
これだけの従魔を持てば、天狗になってもいいだろうに。たまにいるのだ、ランクが高ランクになって、態度がでかくなる連中が。
じっと見ていると、向こうも気がついたようだ。
「なんでしょう?」
誤魔化した。
後ろで眉間にシワを寄せ、ちら、と牙を覗かせる、クリムゾンジャガー。
誤魔化した。必死に誤魔化した。
テイマーは、これだけの従魔を従えたのは、たまたまだと言い切った。嘘ではないようだ。
「そうですか」
控えめな女性なのか、世間知らずか、冒険者としての常識がないのか。よく分からない。
ただ、警戒色があまりない。疑わない。そして、惜しげもなくポーションを使い夫婦を救い、拐われた赤ん坊を助けだした。たった1人で、従魔だけを連れて、ためらいなく魔の森に入って。
人がいい、いや、お人好しか。
だから、弟は、警戒色を強めているのだろう。この姉の身を案じているのだ。
テイマーはそれから200万を何の疑いもなく受け取った。本来ならこの倍を要求するような事態なのに。ドナートが気を利かせて渡したノータの紅茶の方を受け取った瞬間の笑みは、本当に嬉しそうだった。
(本当に、普通の女性にしかみえない)
その後もう1組の夫婦が訪ねてきた。
彼らは、オルクの巣の討伐にテイマー達がノータを出発した、その日に来た。
眼帯をした男が、冒険者ギルドに来た。
「ウルフとジャガーを連れた人を探しています」
話を聞くと、あの日、ウルフとジャガーの子供の綱を預けた手綱持ちの親だ。
子供が持たされたというポーションを飲んだら、目が見えるようになったと。ただのポーションではないと感づいて、持ってきた子供に聞けば、もらったと言う。初めは娘がいかがわしい事でもして手に入れたのではないかと思ったが、ただ、もらっただけのようだ。だが、中級ポーションでも回復しなかった目が、片目だけだが完全回復したのだ、普通のポーションのわけない。男は嫌な予感がして、冒険者ギルドに来たようだ。対応したウィークスは、男が飲んだポーションの空瓶を預り、薬師ギルドマスターに渡した。シワだらけの手で受け取った老女は、匂いを嗅いで一発で何か分かったようだ。
「バーザタイラントの眼球回復ポーションだね。かなりの上物」
「いくらになる?」
「50万だね。これは最低額。確かマーファで大量にバーザタイラントのドロップ品が出たはず。マーファで処理されたなら、こいつを作ったのはダワーだね、あいつはユリアレーナでも最高の腕を持つ薬師だ。あいつのポーションなら、もっとするはずだよ」
「そうか」
最低額50万。
眼帯をした男は青ざめる。そこまでの蓄えがないのだ。
「支払えないなら、分割にしてもらうように話を着けてやる」
そう言って、眼帯男をその日帰した。
2組の夫婦は、顔色が悪く、それはテイマーにも分かったのか、少し考えている。
話を着けてやる、何て言ったが、この様子ならなんとか受けてくれるかもしれない。
少女が、ジャガーに「にゃんにゃん」言って抱きついている。
その様子に、肝が冷えた。
引き離されて、いやいや、と連発する少女を、なんとクリムゾンジャガーは優しく舐めている。とたんに上機嫌になる少女が触っても、クリムゾンジャガーは大人しく触られている。
通った後は、血の道ができると言われる、クリムゾンジャガーが。
(テイマーがきちんと管理しているだけなのか? このクリムゾンジャガーが大人しいだけなのか? そんなわけない、オルクを容赦なく倒していた。情報が本当なら、恐ろしい魔物なのに)
異様な感じがした。クリムゾンジャガーにも、テイマーの黒髪の女性にも。
そんな中で、テイマーが額を提示する。予想外の額が出た。
「中級ポーションです」
そう言い切って、テイマーは中級ポーションの額だけ受け取り、そそくさと去って行った。
欲のない、女性だ。そう思いながら見送った。
次の日、ウィークスはテイマー一行を見送りながら、ふと思い出す。
(確か、今、フェリクスさんがスカイランにいるはず)
かつて、所属していたパーティーのリーダーを思い出す。
ユリアレーナで僅か10人しかいない、Sランクの冒険者の1人。長命な一族の血を引き、今でも現役冒険者。
(まあ、あの人なら、あの従魔達を従えたテイマーに、おかしな対応はせんだろう)
あのテイマーと遭遇するかどうかは分からないが。
そんなことを思いながら、立ち上る土煙を見送った。
テイマーは心底ほっとした顔で、若い夫婦に渡している。
穏やかな顔の後ろで、並ぶ2体の従魔。
ドラゴンを一撃で倒した従魔。
魔の森で敵なし、実際には森の守護者と呼ばれるフォレストガーディアンウルフ。
通った後は、血の道ができると言われるクリムゾンジャガー。
その2匹を従えているのは、赤ん坊を抱き締めて運んできた穏やかな女性。
合わない。全然合わない。
そう思ったが、実際にテイムしているのは、この女性だ。
そして、警戒色の強い弟は、予想以上のアイテムボックスの容量だ。あの大型の馬車を入れられるだけの容量。あのテイマーの姉にして、巨大容量のアイテムボックスを持つ弟。今まで、よく、誰にも見つからず無事でいたものだ。
そして、従魔。近くで見たら、迫力が、違う。
格が、違う、生き物だ。
元Aランクまで登り詰めたが、手も足もでない相手だ。
自分が全盛期であったとしても、かつて、所属していたパーティーメンバーが揃っていても、歯が立たないだろう。
オルクの巣の掃討については、結局、テイマーがすべて請け負い、すべてをこなした。
付いていくつもりだったが、行けなかった。
見送った時に、魔法馬を連れて行ったのには驚いたが。
そして、持ち帰ってきたオルクの中にあった、ハイ・オルクシャーマンに、ウィークスは言葉を失った。
ハイ・オルクなら見たことはあるし、倒したことだってある。オルクは集団生活を送るなかで、強い個体が生まれる。ゴブリンのように。ハイ・オルクだけでも珍しいのに、更に上位のハイ・オルクシャーマン。ウィークスも初めて見た。首が真後ろに向いていた、ハイ・オルクシャーマン。どれだけのオルクがいたか、予想以上の数だったはず。
恐らく、本来なら国が騎士団を出しての討伐になっているはずなのに。
だが、テイマーには実感はなさそうだ。
確かに、フォレストガーディアンウルフ、クリムゾンジャガーを従え、ドラゴンまで見ているテイマーにとっては珍しくもないかもしれない。
首が真後ろを向いた、ハイ・オルクシャーマン。
(一体、どんな戦闘をしたんだ。せめて、近くで見たかったな)
報酬金の準備で、ドナートが退席している際に、ウィークスはまじまじとテイマーの観察。
30過ぎの、黒髪黒目の女性。身なりも小綺麗だが、決して高級品ではない。とりわけ美人ではない、はっきりとした二重まぶたの、どこにでもいる主婦だ。
出されたお茶を冷ましながら飲む姿も、優雅と言うより、庶民感が溢れている。
これだけの従魔を持てば、天狗になってもいいだろうに。たまにいるのだ、ランクが高ランクになって、態度がでかくなる連中が。
じっと見ていると、向こうも気がついたようだ。
「なんでしょう?」
誤魔化した。
後ろで眉間にシワを寄せ、ちら、と牙を覗かせる、クリムゾンジャガー。
誤魔化した。必死に誤魔化した。
テイマーは、これだけの従魔を従えたのは、たまたまだと言い切った。嘘ではないようだ。
「そうですか」
控えめな女性なのか、世間知らずか、冒険者としての常識がないのか。よく分からない。
ただ、警戒色があまりない。疑わない。そして、惜しげもなくポーションを使い夫婦を救い、拐われた赤ん坊を助けだした。たった1人で、従魔だけを連れて、ためらいなく魔の森に入って。
人がいい、いや、お人好しか。
だから、弟は、警戒色を強めているのだろう。この姉の身を案じているのだ。
テイマーはそれから200万を何の疑いもなく受け取った。本来ならこの倍を要求するような事態なのに。ドナートが気を利かせて渡したノータの紅茶の方を受け取った瞬間の笑みは、本当に嬉しそうだった。
(本当に、普通の女性にしかみえない)
その後もう1組の夫婦が訪ねてきた。
彼らは、オルクの巣の討伐にテイマー達がノータを出発した、その日に来た。
眼帯をした男が、冒険者ギルドに来た。
「ウルフとジャガーを連れた人を探しています」
話を聞くと、あの日、ウルフとジャガーの子供の綱を預けた手綱持ちの親だ。
子供が持たされたというポーションを飲んだら、目が見えるようになったと。ただのポーションではないと感づいて、持ってきた子供に聞けば、もらったと言う。初めは娘がいかがわしい事でもして手に入れたのではないかと思ったが、ただ、もらっただけのようだ。だが、中級ポーションでも回復しなかった目が、片目だけだが完全回復したのだ、普通のポーションのわけない。男は嫌な予感がして、冒険者ギルドに来たようだ。対応したウィークスは、男が飲んだポーションの空瓶を預り、薬師ギルドマスターに渡した。シワだらけの手で受け取った老女は、匂いを嗅いで一発で何か分かったようだ。
「バーザタイラントの眼球回復ポーションだね。かなりの上物」
「いくらになる?」
「50万だね。これは最低額。確かマーファで大量にバーザタイラントのドロップ品が出たはず。マーファで処理されたなら、こいつを作ったのはダワーだね、あいつはユリアレーナでも最高の腕を持つ薬師だ。あいつのポーションなら、もっとするはずだよ」
「そうか」
最低額50万。
眼帯をした男は青ざめる。そこまでの蓄えがないのだ。
「支払えないなら、分割にしてもらうように話を着けてやる」
そう言って、眼帯男をその日帰した。
2組の夫婦は、顔色が悪く、それはテイマーにも分かったのか、少し考えている。
話を着けてやる、何て言ったが、この様子ならなんとか受けてくれるかもしれない。
少女が、ジャガーに「にゃんにゃん」言って抱きついている。
その様子に、肝が冷えた。
引き離されて、いやいや、と連発する少女を、なんとクリムゾンジャガーは優しく舐めている。とたんに上機嫌になる少女が触っても、クリムゾンジャガーは大人しく触られている。
通った後は、血の道ができると言われる、クリムゾンジャガーが。
(テイマーがきちんと管理しているだけなのか? このクリムゾンジャガーが大人しいだけなのか? そんなわけない、オルクを容赦なく倒していた。情報が本当なら、恐ろしい魔物なのに)
異様な感じがした。クリムゾンジャガーにも、テイマーの黒髪の女性にも。
そんな中で、テイマーが額を提示する。予想外の額が出た。
「中級ポーションです」
そう言い切って、テイマーは中級ポーションの額だけ受け取り、そそくさと去って行った。
欲のない、女性だ。そう思いながら見送った。
次の日、ウィークスはテイマー一行を見送りながら、ふと思い出す。
(確か、今、フェリクスさんがスカイランにいるはず)
かつて、所属していたパーティーのリーダーを思い出す。
ユリアレーナで僅か10人しかいない、Sランクの冒険者の1人。長命な一族の血を引き、今でも現役冒険者。
(まあ、あの人なら、あの従魔達を従えたテイマーに、おかしな対応はせんだろう)
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