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スカイラン②
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な「こ、これは、テイマーのミズサワ様でしたか。大変失礼致しました。地図でございますね」
軍隊ダンジョンの地図は35階まであるが、精巧さと言われると、28階までだと。
「11~24は10万、25~35は25万になります。簡易地図になれば、半額になります。ただ、29階以上は誤差が生じますが、こちらはご了承ください」
「はい」
男性職員さんが、軍隊ダンジョンについていろいろ説明してくれる。
1~3階は一般人でも入れる、冷蔵庫ダンジョンの1階と同じ感じで、原っぱと。
4~10階は川原や林。角ウサギやゴブリン、蜥蜴系が出てくる。初心者の冒険者が臨む。
11~15階は岩山フィールドになり、蛇や虫系が出てくる。いやや。
16~21階は林フィールド。武装したリザードマン、装甲を持つ角ウサギ、鹿系、上位種のオルクやゴブリン等が出てくる。この辺りから、軍隊ダンジョンと呼ばれる階層になってくる。
22~28階は草原、岩山のフィールド。ここから軍隊蟻がちょこちょこ出てくるそうだ。
29~31階は湿地帯。空飛ぶ虫系や、鰐系、更にいろいろ蛇が出てくる。いややあ。いややあ。
32~35階は森林フィールド。ここからオーガ等の二足歩行が出てくる。
36、37階は不明だ。
各階の広さは下層へ行くほど広くなる。階層が多く、下層に向かって広くなるので、軍隊ダンジョンは難易度が冷蔵庫ダンジョンより高いと。
各階にセーフティゾーンあり。
「ただ、ボス部屋は各階にはありません」
軍隊ダンジョンのボス部屋は、3、6、10、13、17、20、24、25、30、33、35階。
「スキップシステムはあります?」
「はい、ありますよ。10、20、25、30、35階になります。脱出用魔法陣はボス部屋に出ます。スキップシステムの魔法陣は、ボス部屋の近くのセーフティゾーンに繋がっております」
なるほど、なるほど。
軍隊ダンジョンのスキップシステムは、腕のいい魔法使いなら、10階までなら5人ほど運べると。
なら、ビアンカとルージュでも出来るかな。ただ、体積が半端ないからね。
後ろから『ダンジョンダンジョン』の掛け声。無視、無視。
「ありがとうございます」
「いいえ。よければ魔法陣までご案内しますよ」
嫌な予感するけど、せっかくのご厚意だから、受けることに。
男性職員さんがカウンターから出てきて、案内してくれる。
魔法陣を覆うように小屋が立ててあり、周囲に警備の人が詰めている。すぐ近くに、救護のための小屋もある。
警備の人が小屋のドアを開けてくれる。
こちらも白いラインの魔法陣。
「この丸い所に魔力を流せば、スキップ出来ます。ただ、向こうから脱出しようとしている時は、スキップ出来ません。その際は魔法陣が白く光ります」
これは変わらないね。
『ユイ、ユイ』
『ちょっと行ってみましょう』
「なんば言いようと?」
気軽にお茶をしましょう、みたいに言わんで。
「ダメよ」
『ちょっとだけなのです』
『行って、ボス部屋壊滅させたら直ぐに帰るわ、ねえ、ユイ、行きましょう』
本当に、近くのカフェで、お茶しましょう、みたいな感じだ。
ただ、行くのはカフェではない。ダンジョンのボス部屋だ。
イヤや。蛇とか出たら、イヤや。
私は首を横に振るが、スリスリ、きゅるん。
く、かわいか。
「ダメよ、ダメ」
スリスリ、きゅるん。
巨体の2人にスリスリされて、微妙に立ち位置が移動する。
『えい、なのです』
ビアンカの前肢が魔法陣の丸のに乗る。
あーッ。
悲鳴と共に、景色が変わった。
景色と共に、目の前に休んでいる冒険者の方達。
いきなり出てきた私達に騒然となったけど、必死に説明して収まった。向こうは素早く戦闘体制になってるし。収まって、向こうのリーダーさんが武器を仕舞い、私と謝罪しあう。
ビアンカとルージュは呑気に後ろ足で、耳の後ろをかきかき。もう、おやつ抜きにするよ。
「すみません、お騒がせしまして」
「いいえ。こちらこそ、取り乱しまして。凄い従魔ですね」
リーダーさんが、引きながらビアンカとルージュを見ている。
「ありがとうございます、あの、ここ何階ですか?」
「20階ですよ」
なに聞いてるのこの人? みたいな顔だよ。
「ボス部屋はどちらに?」
「あそこです」
「ありがとうございます。あのボス部屋並んでます?」
「いえ、今日休んで、明日挑戦しますが」
お礼を言って振り返ると、すでにボス部屋の前に移動している2人。ボス部屋の扉はかなり大きい。
「もう、待ってん。次にダメって言って、ダンジョンに入ったらしばらくおやつ抜きやけんね」
『それは嫌なのです』
『もうしないわ』
「約束やけんね」
釘を刺す。スキップシステムを使ったビアンカが疲労していないか心配だったが、平気だと。うん、レベル500超えているしね。
「ボス部屋、一回だけやからね。遅くなるからね、一回だけやからね」
『分かったのです』
『分かったわ』
運良く誰もボス部屋に並んでいない。
ビアンカとルージュが作戦会議。
ビアンカが開け、ルージュが飛び込んで、ビアンカが続くことに。
『ユイ、セーフティゾーンに避難しているのです』
『そうね。人目があるからルームを開けられないでしょうから』
「大丈夫ね?」
『心配いらないのです』
『そうよ。すぐに終わるわ』
うちのビアンカとルージュなら、敵なしか。確か20階は中堅層だったはず。
私はセーフティゾーンに避難。
「ど、どうしました?」
冒険者のリーダーさんが聞いてくる。
「ちょっと、避難を」
なんて話していると、他の冒険者が歓声を上げる。
ルージュの体に光のラインが浮かび上がっている。光の貴婦人(リュミライトレディ)だ。
「スゲーッ」
「綺麗ッ」
鼻が伸びる。ぐいん、と伸びる。
ビアンカが扉を押し開けて、ルージュがまず閃光を撃ち込み、飛び込み、一瞬置いて、ビアンカが風乙女(シルフィリア)で弾丸の様に飛び込んで行く。
ちゅどどどどどどん
どかぁぁぁぁぁぁん
ちゅどどどどどどーん
どかぁぁぁぁぁぁーん
相変わらず、すごかあ。
歓声をあげてた冒険者の方達の口が開く。ポカリ、と開く。
音が収まり、とことこ出てくる2人。
『終わったのです』
『済んだわ』
「大丈夫ね? 休んどき。なんやった」
『オルクなのです』
またね。しばらくはオルクはよかと思っていたけど。
『シャーマンはいなかったわ。ソルジャーとアーチャーばかりよ。メイジとアサシン、キャプテンが何体かいたわ』
「そうね」
私はボス部屋に入る。ドロップ品を拾う。魔石といくつか武器が転がっている。籠に魔石と武器を入れる。良かった、冷蔵庫ダンジョンみたいにいろいろ多量にでなくて。あまりの量なら、諦めなくてはならない。まさか、ルームにいる晃太に出てきて貰うわけには。あ、ドアを隙間くらい開けて、渡せば良かか。
魔石は小さな魔石が98、その倍のサイズの魔石が22。3桁だよ。後は長い剣が16、短い剣が8、弓が5、片刃の斧7、ナイフが13だ。
なんとか私のマジックバッグに入り、ルームを開けずにすんだ。
最後に宝箱が出てきた。
「ルージュ、宝箱出たけん、お願いできる?」
『分かったわ』
ルージュがチェックして、罠なし。
ワクワクしながら開ける。
え? 筒? なにこれ? 全部で8本。昔の竹の水筒だ。え? 宝箱の中身、竹の水筒? 後は、黒い上品な大きな箱が3つだ。引き出しタイプで、箱を引き出すと、絵具が並んでいる。
………………宝箱の中身、竹の水筒と絵具?
『ユイ、魔力を感じるわよ、それ』
水筒を持っていると、ルージュが覗き込んできた。
「そうなん? なら、何かしらの魔法の品なんかね」
どうしよう。よし、持って帰って聞いてみよう。いや、今日、父に鑑定してもらおう。
籠に水筒と絵具を入れて抱える。
ボス部屋の外で、呆然としている冒険者の皆さんにご挨拶する。
「お騒がせしました。私達はこれで失礼します」
「あ、ああ」
リーダーさんだけが反応してくれた。
ボス部屋から出て来た脱出用の魔法陣に乗り、ルージュが魔力を流した。
軍隊ダンジョンの地図は35階まであるが、精巧さと言われると、28階までだと。
「11~24は10万、25~35は25万になります。簡易地図になれば、半額になります。ただ、29階以上は誤差が生じますが、こちらはご了承ください」
「はい」
男性職員さんが、軍隊ダンジョンについていろいろ説明してくれる。
1~3階は一般人でも入れる、冷蔵庫ダンジョンの1階と同じ感じで、原っぱと。
4~10階は川原や林。角ウサギやゴブリン、蜥蜴系が出てくる。初心者の冒険者が臨む。
11~15階は岩山フィールドになり、蛇や虫系が出てくる。いやや。
16~21階は林フィールド。武装したリザードマン、装甲を持つ角ウサギ、鹿系、上位種のオルクやゴブリン等が出てくる。この辺りから、軍隊ダンジョンと呼ばれる階層になってくる。
22~28階は草原、岩山のフィールド。ここから軍隊蟻がちょこちょこ出てくるそうだ。
29~31階は湿地帯。空飛ぶ虫系や、鰐系、更にいろいろ蛇が出てくる。いややあ。いややあ。
32~35階は森林フィールド。ここからオーガ等の二足歩行が出てくる。
36、37階は不明だ。
各階の広さは下層へ行くほど広くなる。階層が多く、下層に向かって広くなるので、軍隊ダンジョンは難易度が冷蔵庫ダンジョンより高いと。
各階にセーフティゾーンあり。
「ただ、ボス部屋は各階にはありません」
軍隊ダンジョンのボス部屋は、3、6、10、13、17、20、24、25、30、33、35階。
「スキップシステムはあります?」
「はい、ありますよ。10、20、25、30、35階になります。脱出用魔法陣はボス部屋に出ます。スキップシステムの魔法陣は、ボス部屋の近くのセーフティゾーンに繋がっております」
なるほど、なるほど。
軍隊ダンジョンのスキップシステムは、腕のいい魔法使いなら、10階までなら5人ほど運べると。
なら、ビアンカとルージュでも出来るかな。ただ、体積が半端ないからね。
後ろから『ダンジョンダンジョン』の掛け声。無視、無視。
「ありがとうございます」
「いいえ。よければ魔法陣までご案内しますよ」
嫌な予感するけど、せっかくのご厚意だから、受けることに。
男性職員さんがカウンターから出てきて、案内してくれる。
魔法陣を覆うように小屋が立ててあり、周囲に警備の人が詰めている。すぐ近くに、救護のための小屋もある。
警備の人が小屋のドアを開けてくれる。
こちらも白いラインの魔法陣。
「この丸い所に魔力を流せば、スキップ出来ます。ただ、向こうから脱出しようとしている時は、スキップ出来ません。その際は魔法陣が白く光ります」
これは変わらないね。
『ユイ、ユイ』
『ちょっと行ってみましょう』
「なんば言いようと?」
気軽にお茶をしましょう、みたいに言わんで。
「ダメよ」
『ちょっとだけなのです』
『行って、ボス部屋壊滅させたら直ぐに帰るわ、ねえ、ユイ、行きましょう』
本当に、近くのカフェで、お茶しましょう、みたいな感じだ。
ただ、行くのはカフェではない。ダンジョンのボス部屋だ。
イヤや。蛇とか出たら、イヤや。
私は首を横に振るが、スリスリ、きゅるん。
く、かわいか。
「ダメよ、ダメ」
スリスリ、きゅるん。
巨体の2人にスリスリされて、微妙に立ち位置が移動する。
『えい、なのです』
ビアンカの前肢が魔法陣の丸のに乗る。
あーッ。
悲鳴と共に、景色が変わった。
景色と共に、目の前に休んでいる冒険者の方達。
いきなり出てきた私達に騒然となったけど、必死に説明して収まった。向こうは素早く戦闘体制になってるし。収まって、向こうのリーダーさんが武器を仕舞い、私と謝罪しあう。
ビアンカとルージュは呑気に後ろ足で、耳の後ろをかきかき。もう、おやつ抜きにするよ。
「すみません、お騒がせしまして」
「いいえ。こちらこそ、取り乱しまして。凄い従魔ですね」
リーダーさんが、引きながらビアンカとルージュを見ている。
「ありがとうございます、あの、ここ何階ですか?」
「20階ですよ」
なに聞いてるのこの人? みたいな顔だよ。
「ボス部屋はどちらに?」
「あそこです」
「ありがとうございます。あのボス部屋並んでます?」
「いえ、今日休んで、明日挑戦しますが」
お礼を言って振り返ると、すでにボス部屋の前に移動している2人。ボス部屋の扉はかなり大きい。
「もう、待ってん。次にダメって言って、ダンジョンに入ったらしばらくおやつ抜きやけんね」
『それは嫌なのです』
『もうしないわ』
「約束やけんね」
釘を刺す。スキップシステムを使ったビアンカが疲労していないか心配だったが、平気だと。うん、レベル500超えているしね。
「ボス部屋、一回だけやからね。遅くなるからね、一回だけやからね」
『分かったのです』
『分かったわ』
運良く誰もボス部屋に並んでいない。
ビアンカとルージュが作戦会議。
ビアンカが開け、ルージュが飛び込んで、ビアンカが続くことに。
『ユイ、セーフティゾーンに避難しているのです』
『そうね。人目があるからルームを開けられないでしょうから』
「大丈夫ね?」
『心配いらないのです』
『そうよ。すぐに終わるわ』
うちのビアンカとルージュなら、敵なしか。確か20階は中堅層だったはず。
私はセーフティゾーンに避難。
「ど、どうしました?」
冒険者のリーダーさんが聞いてくる。
「ちょっと、避難を」
なんて話していると、他の冒険者が歓声を上げる。
ルージュの体に光のラインが浮かび上がっている。光の貴婦人(リュミライトレディ)だ。
「スゲーッ」
「綺麗ッ」
鼻が伸びる。ぐいん、と伸びる。
ビアンカが扉を押し開けて、ルージュがまず閃光を撃ち込み、飛び込み、一瞬置いて、ビアンカが風乙女(シルフィリア)で弾丸の様に飛び込んで行く。
ちゅどどどどどどん
どかぁぁぁぁぁぁん
ちゅどどどどどどーん
どかぁぁぁぁぁぁーん
相変わらず、すごかあ。
歓声をあげてた冒険者の方達の口が開く。ポカリ、と開く。
音が収まり、とことこ出てくる2人。
『終わったのです』
『済んだわ』
「大丈夫ね? 休んどき。なんやった」
『オルクなのです』
またね。しばらくはオルクはよかと思っていたけど。
『シャーマンはいなかったわ。ソルジャーとアーチャーばかりよ。メイジとアサシン、キャプテンが何体かいたわ』
「そうね」
私はボス部屋に入る。ドロップ品を拾う。魔石といくつか武器が転がっている。籠に魔石と武器を入れる。良かった、冷蔵庫ダンジョンみたいにいろいろ多量にでなくて。あまりの量なら、諦めなくてはならない。まさか、ルームにいる晃太に出てきて貰うわけには。あ、ドアを隙間くらい開けて、渡せば良かか。
魔石は小さな魔石が98、その倍のサイズの魔石が22。3桁だよ。後は長い剣が16、短い剣が8、弓が5、片刃の斧7、ナイフが13だ。
なんとか私のマジックバッグに入り、ルームを開けずにすんだ。
最後に宝箱が出てきた。
「ルージュ、宝箱出たけん、お願いできる?」
『分かったわ』
ルージュがチェックして、罠なし。
ワクワクしながら開ける。
え? 筒? なにこれ? 全部で8本。昔の竹の水筒だ。え? 宝箱の中身、竹の水筒? 後は、黒い上品な大きな箱が3つだ。引き出しタイプで、箱を引き出すと、絵具が並んでいる。
………………宝箱の中身、竹の水筒と絵具?
『ユイ、魔力を感じるわよ、それ』
水筒を持っていると、ルージュが覗き込んできた。
「そうなん? なら、何かしらの魔法の品なんかね」
どうしよう。よし、持って帰って聞いてみよう。いや、今日、父に鑑定してもらおう。
籠に水筒と絵具を入れて抱える。
ボス部屋の外で、呆然としている冒険者の皆さんにご挨拶する。
「お騒がせしました。私達はこれで失礼します」
「あ、ああ」
リーダーさんだけが反応してくれた。
ボス部屋から出て来た脱出用の魔法陣に乗り、ルージュが魔力を流した。
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