71 / 851
連載
すべきこと④
しおりを挟む
朝早いけど、ドアをノックするとパーカーさんが飛び出してきた。
「朝早く、すみません」
「いいえ、いいえ、どうぞミズサワさん」
シュタインさんとハジェル君には帰ってもらった。ビアンカいるし、他のパーティーハウスの御用聞きがあるしね。時間かかるかもしれないし。
「本当に大丈夫ですか?」
「はい、もしかしたら晃太がここに来るかもしれないので、そちらをお願いします」
「では、一度パーティーハウスに戻ります」
「はい。お願いします」
ビアンカに庭に回ってもらい、私はパーカーさんに案内されて、子供部屋に。あれからダイアナちゃんはもう一度目が覚めて、ゼリーを少し食べたみたい。
「家内は今休んでいます。息子達は店です」
パーカーさんのお店、今、忙しいみたいだ。フィナさんは仕事を持ち帰ってしていると。
「パーカーさん、熱冷ましの薬が出来ましたので、まずこれから試したいと思いますが、よろしいですか?」
「熱が下がれば助かりますか?」
「いいえ、一時的に熱が下がるだけです。何日も発熱しているなら、一度解熱させてあげて、栄養が入るなら入れないと」
問題はダイアナちゃんが起きるかどうかだ。
「私、ちょっとダイアナちゃんの側にいますから。パーカーさん、休んでください」
「しかし……」
「さあ、さあ、朝御飯食べてください」
私はベッド横の椅子に座る。
『ユイ、どう?』
窓からビアンカが顔を出す。
「そうやね」
私はダイアナちゃんのおでこの冷却材を交換。
ただ、冷たかったのか、ダイアナちゃんが目を覚ます。
「おはようダイアナちゃん」
「…………ジャガーのお姉ちゃん」
「そうよ。今日はね、ウルフがいるよ」
『フォレストガーディアンウルフなのです』
「はいはい。ダイアナちゃん、触ってみる? ビアンカ、ちょっと寄って」
ビアンカが顔を寄せる。ダイアナちゃんの目が輝いている。手を伸ばし、おっかなびっくり触る。
「ふわふわ」
「でしょう? さて、ダイアナちゃんお熱下がらないね。お薬持って来たのよ」
私が緑っぽい色の丸薬を出す。
「ちょっと苦いから、これで飲もうかね。色が黒いけど、甘い豆を煮込んであるからね」
チョコ味の子供用内服ゼリーを熱冷ましに被せる。
「はい、ダイアナちゃん、あーん」
ビアンカの毛並みを撫でていたダイアナちゃん。
ビアンカがダイアナちゃんの頬を、鼻面で軽く押して、私の方に向かせる。ナイスタイミング。
「はい、あーん」
「あーん」
ぱくり、ごくん。弾みで飲んだ感じだけど、よか。飲めたしむせてないし。
「あ、甘ーい」
「そう? もう少し食べる?」
「うん」
2口食べ終了。水分も少し。後は次に起きた時でいいや。
しばらくダイアナちゃんはビアンカを撫でて眠った。
第二段階かな。
「ビアンカ、ありがとう」
『これくらい、いいのです』
フィナさんが起きてきた。パーカーさんと子供部屋にそっと入ってくる。窓のビアンカにビックリしている。
内服した件を説明する。
少し安心した顔だが、根本的な解決ではない。
ダイアナちゃんはこんこんと寝ている。
どうしよう? 一旦帰ろうかな? 晃太が抗生剤を持って来てくれるはずだけど。
「ミズサワさん、お茶を」
フィナさんが動くので、私は立ち上がり止める。
「あ、お構い無く。弟がもう一つ薬を持って来るんです。それを内服確認したらお暇しますので」
私はフィナさんを座らせる。
「フィナさん、少し眠れました?」
「はい。息子達が寝ろって言ってくれたので」
「私はお庭のビアンカの側にいますので、何かあれば声をかけてください」
長々と子供部屋に居座れないから、適当に言って庭に出る。居間に勧められたけどね。
ビアンカのブラッシングしながら過ごす。
2時間程経った頃。フィナさんは結局、お茶を淹れてくれた。ありがたく頂く。それからダイアナちゃんの側で、せっせと針を動かしている。
『コウタ達が来たのです』
「そうね。抗生剤出来たんやね」
私は腰を上げる。
「フィナさん、もう一つの薬が来ましたよ」
私の声にパッと顔を上げるフィナさん。
「本当ですか?」
「はい、もうすぐ来ますから。ダイアナちゃんは来てから起こしましょう」
「はい」
しばらく待つと、元気が庭に入り込んできた。不法侵入だって。
「クンクンッ」
まっしぐらにお乳だ。
「す、すみません、勝手に入って」
「構いませんよ、あ、玄関に行きますので」
晃太の声、こら、ルリ、クリス。あ、入って来ました2匹共。まっすぐお乳だ。晃太は家の中ではなく、庭に来た。
「姉ちゃん、出来たよ薬。親父曰く、1日朝晩1錠ずつって」
「そうね、ありがとう」
渡されたのは黒っぽい錠剤。解熱剤と変わらない大きさ。
さて、どうやってダイアナちゃん起こそうかな?
フィナさんに断って子供部屋に入る。うーん、どうしよう?
「にゃあ、にゃあ」
「ん? ヒスイ、どうしたね? 抱っこね?」
抱き上げる。ん、なんで家の中に?
「あ、コハクまでッ、す、すみませんッ」
「いえいえ、ダイアナは犬も猫も大好きで、ついつい」
フィナさんは足元ですりすりしているコハクを撫でている。
て、ことは。
『狭いのです』
『そうね流石に狭いわ』
ルージュまで庭にいる。
クンクン、にゃあにゃあ。
大合唱だ。
で、案の定ダイアナちゃんが起きた。
「ごめんね、うるさかったね」
謝るが、ダイアナの目は、抱っこされているヒスイにロックオンされている。
「触る?」
「うん」
私はベッドの近くに移動。おずおずダイアナちゃんがヒスイを撫でる。
「すべすべ、かわいい、目が宝石みたい」
「でしょう?」
「にゃあにゃあ」
「ちょっとごめんねダイアナちゃん、触るね」
ぺたりと触る。うん、先ほどより体温下がっているけど、まだ熱ある。
「ダイアナちゃん、新しいお薬来たから、飲もうかね」
私は膝のヒスイを下ろし、アイテムボックスからチョコ味のゼリーを出すと、さあ大変。
匂いを嗅ぎ付けたヒスイとコハクが飛びかかり、庭でお乳タイムの元気にルリにクリスまで、窓に向かってジャンプし始めた。
「これはあんたたちのやないったい。まだ、お乳やろうもんっ」
万歳の状態でゼリーの安全確保。
『やめるのです』
『そうよ、ダメよ』
ビアンカとルージュが注意するも、止まらない。庭にいた元気はビアンカが抑え、ルリは晃太が抱え、クリスはルージュが鼻先で誘導。だが、子供部屋のコハクとヒスイはどうしようもない。
「フィナさん、パスッ」
おろおろしていたフィナさんに器をパス。
「この黒っぽい錠剤をゼリーで包むようにして飲ませてください。はい、ダイアナちゃん、あーん」
私はコハクとヒスイが飛びかからないように、しっかり腕で抱きよせる。
「にゃあにゃあ」
「みゃあみゃあ」
「あ、はい、ダイアナ、あーん」
「あーん」
呆気に取られたダイアナちゃんは、勢いに負け、ぱくり、ごっくん。
「すみませんフィナさん、騒がしくなって、私達これでお暇しますので」
病人がいるのに、すみません。
「まだ、触りたい」
抗生剤を飲んだダイアナちゃんのリクエストあり。
どうしようか、フィナさんと相談。ちょっとだけ、ということに。フィナさんは寝たままのダイアナちゃんが、自分から訴えたから、なんとか叶えてあげたいみたいだ。触っている間に抗生剤の説明をする。ヒスイとコハクをダイアナちゃんが撫でている。日頃からブラッシングして、ペット用のウェットペーパーで拭いていて良かった。
「この黒っぽい錠剤を朝と晩に1錠内服させてください。まず、3日分置いておきますので。おそらくお腹が緩くなる可能性があります。この黒っぽいゼリーは内服に使ってください、おでこの冷たいのも新しいのです」
「何か食べてはいけないものはありませんか?」
「特にありません。出来れば消化のいいものを。もし、冷たいものでも本人がどうしても欲しがるなら少しくらい構いません。食べれないよりましです。明日も様子を見に来ますので」
「ああ、ありがとうございます。ミズサワさん、ありがとうございます」
内服して少し様子を見たが、大丈夫みたいだ。
「お姉ちゃん、また、明日来てくれる?」
「うん、来るからね。ちゃんとお薬飲んでね」
念のため、内服後様子を見たが大丈夫みたいだ。私はダイアナちゃんのおでこをそっと撫でる。
よくなりますように。
何かあった時の為に、パーティーハウスの場所を教えて私達はパーカーさんの家を後にした。
第三段階だ。
「朝早く、すみません」
「いいえ、いいえ、どうぞミズサワさん」
シュタインさんとハジェル君には帰ってもらった。ビアンカいるし、他のパーティーハウスの御用聞きがあるしね。時間かかるかもしれないし。
「本当に大丈夫ですか?」
「はい、もしかしたら晃太がここに来るかもしれないので、そちらをお願いします」
「では、一度パーティーハウスに戻ります」
「はい。お願いします」
ビアンカに庭に回ってもらい、私はパーカーさんに案内されて、子供部屋に。あれからダイアナちゃんはもう一度目が覚めて、ゼリーを少し食べたみたい。
「家内は今休んでいます。息子達は店です」
パーカーさんのお店、今、忙しいみたいだ。フィナさんは仕事を持ち帰ってしていると。
「パーカーさん、熱冷ましの薬が出来ましたので、まずこれから試したいと思いますが、よろしいですか?」
「熱が下がれば助かりますか?」
「いいえ、一時的に熱が下がるだけです。何日も発熱しているなら、一度解熱させてあげて、栄養が入るなら入れないと」
問題はダイアナちゃんが起きるかどうかだ。
「私、ちょっとダイアナちゃんの側にいますから。パーカーさん、休んでください」
「しかし……」
「さあ、さあ、朝御飯食べてください」
私はベッド横の椅子に座る。
『ユイ、どう?』
窓からビアンカが顔を出す。
「そうやね」
私はダイアナちゃんのおでこの冷却材を交換。
ただ、冷たかったのか、ダイアナちゃんが目を覚ます。
「おはようダイアナちゃん」
「…………ジャガーのお姉ちゃん」
「そうよ。今日はね、ウルフがいるよ」
『フォレストガーディアンウルフなのです』
「はいはい。ダイアナちゃん、触ってみる? ビアンカ、ちょっと寄って」
ビアンカが顔を寄せる。ダイアナちゃんの目が輝いている。手を伸ばし、おっかなびっくり触る。
「ふわふわ」
「でしょう? さて、ダイアナちゃんお熱下がらないね。お薬持って来たのよ」
私が緑っぽい色の丸薬を出す。
「ちょっと苦いから、これで飲もうかね。色が黒いけど、甘い豆を煮込んであるからね」
チョコ味の子供用内服ゼリーを熱冷ましに被せる。
「はい、ダイアナちゃん、あーん」
ビアンカの毛並みを撫でていたダイアナちゃん。
ビアンカがダイアナちゃんの頬を、鼻面で軽く押して、私の方に向かせる。ナイスタイミング。
「はい、あーん」
「あーん」
ぱくり、ごくん。弾みで飲んだ感じだけど、よか。飲めたしむせてないし。
「あ、甘ーい」
「そう? もう少し食べる?」
「うん」
2口食べ終了。水分も少し。後は次に起きた時でいいや。
しばらくダイアナちゃんはビアンカを撫でて眠った。
第二段階かな。
「ビアンカ、ありがとう」
『これくらい、いいのです』
フィナさんが起きてきた。パーカーさんと子供部屋にそっと入ってくる。窓のビアンカにビックリしている。
内服した件を説明する。
少し安心した顔だが、根本的な解決ではない。
ダイアナちゃんはこんこんと寝ている。
どうしよう? 一旦帰ろうかな? 晃太が抗生剤を持って来てくれるはずだけど。
「ミズサワさん、お茶を」
フィナさんが動くので、私は立ち上がり止める。
「あ、お構い無く。弟がもう一つ薬を持って来るんです。それを内服確認したらお暇しますので」
私はフィナさんを座らせる。
「フィナさん、少し眠れました?」
「はい。息子達が寝ろって言ってくれたので」
「私はお庭のビアンカの側にいますので、何かあれば声をかけてください」
長々と子供部屋に居座れないから、適当に言って庭に出る。居間に勧められたけどね。
ビアンカのブラッシングしながら過ごす。
2時間程経った頃。フィナさんは結局、お茶を淹れてくれた。ありがたく頂く。それからダイアナちゃんの側で、せっせと針を動かしている。
『コウタ達が来たのです』
「そうね。抗生剤出来たんやね」
私は腰を上げる。
「フィナさん、もう一つの薬が来ましたよ」
私の声にパッと顔を上げるフィナさん。
「本当ですか?」
「はい、もうすぐ来ますから。ダイアナちゃんは来てから起こしましょう」
「はい」
しばらく待つと、元気が庭に入り込んできた。不法侵入だって。
「クンクンッ」
まっしぐらにお乳だ。
「す、すみません、勝手に入って」
「構いませんよ、あ、玄関に行きますので」
晃太の声、こら、ルリ、クリス。あ、入って来ました2匹共。まっすぐお乳だ。晃太は家の中ではなく、庭に来た。
「姉ちゃん、出来たよ薬。親父曰く、1日朝晩1錠ずつって」
「そうね、ありがとう」
渡されたのは黒っぽい錠剤。解熱剤と変わらない大きさ。
さて、どうやってダイアナちゃん起こそうかな?
フィナさんに断って子供部屋に入る。うーん、どうしよう?
「にゃあ、にゃあ」
「ん? ヒスイ、どうしたね? 抱っこね?」
抱き上げる。ん、なんで家の中に?
「あ、コハクまでッ、す、すみませんッ」
「いえいえ、ダイアナは犬も猫も大好きで、ついつい」
フィナさんは足元ですりすりしているコハクを撫でている。
て、ことは。
『狭いのです』
『そうね流石に狭いわ』
ルージュまで庭にいる。
クンクン、にゃあにゃあ。
大合唱だ。
で、案の定ダイアナちゃんが起きた。
「ごめんね、うるさかったね」
謝るが、ダイアナの目は、抱っこされているヒスイにロックオンされている。
「触る?」
「うん」
私はベッドの近くに移動。おずおずダイアナちゃんがヒスイを撫でる。
「すべすべ、かわいい、目が宝石みたい」
「でしょう?」
「にゃあにゃあ」
「ちょっとごめんねダイアナちゃん、触るね」
ぺたりと触る。うん、先ほどより体温下がっているけど、まだ熱ある。
「ダイアナちゃん、新しいお薬来たから、飲もうかね」
私は膝のヒスイを下ろし、アイテムボックスからチョコ味のゼリーを出すと、さあ大変。
匂いを嗅ぎ付けたヒスイとコハクが飛びかかり、庭でお乳タイムの元気にルリにクリスまで、窓に向かってジャンプし始めた。
「これはあんたたちのやないったい。まだ、お乳やろうもんっ」
万歳の状態でゼリーの安全確保。
『やめるのです』
『そうよ、ダメよ』
ビアンカとルージュが注意するも、止まらない。庭にいた元気はビアンカが抑え、ルリは晃太が抱え、クリスはルージュが鼻先で誘導。だが、子供部屋のコハクとヒスイはどうしようもない。
「フィナさん、パスッ」
おろおろしていたフィナさんに器をパス。
「この黒っぽい錠剤をゼリーで包むようにして飲ませてください。はい、ダイアナちゃん、あーん」
私はコハクとヒスイが飛びかからないように、しっかり腕で抱きよせる。
「にゃあにゃあ」
「みゃあみゃあ」
「あ、はい、ダイアナ、あーん」
「あーん」
呆気に取られたダイアナちゃんは、勢いに負け、ぱくり、ごっくん。
「すみませんフィナさん、騒がしくなって、私達これでお暇しますので」
病人がいるのに、すみません。
「まだ、触りたい」
抗生剤を飲んだダイアナちゃんのリクエストあり。
どうしようか、フィナさんと相談。ちょっとだけ、ということに。フィナさんは寝たままのダイアナちゃんが、自分から訴えたから、なんとか叶えてあげたいみたいだ。触っている間に抗生剤の説明をする。ヒスイとコハクをダイアナちゃんが撫でている。日頃からブラッシングして、ペット用のウェットペーパーで拭いていて良かった。
「この黒っぽい錠剤を朝と晩に1錠内服させてください。まず、3日分置いておきますので。おそらくお腹が緩くなる可能性があります。この黒っぽいゼリーは内服に使ってください、おでこの冷たいのも新しいのです」
「何か食べてはいけないものはありませんか?」
「特にありません。出来れば消化のいいものを。もし、冷たいものでも本人がどうしても欲しがるなら少しくらい構いません。食べれないよりましです。明日も様子を見に来ますので」
「ああ、ありがとうございます。ミズサワさん、ありがとうございます」
内服して少し様子を見たが、大丈夫みたいだ。
「お姉ちゃん、また、明日来てくれる?」
「うん、来るからね。ちゃんとお薬飲んでね」
念のため、内服後様子を見たが大丈夫みたいだ。私はダイアナちゃんのおでこをそっと撫でる。
よくなりますように。
何かあった時の為に、パーティーハウスの場所を教えて私達はパーカーさんの家を後にした。
第三段階だ。
2,546
お気に入りに追加
7,882
あなたにおすすめの小説

(短編)いずれ追放される悪役令嬢に生まれ変わったけど、原作補正を頼りに生きます。
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚約破棄からの追放される悪役令嬢に生まれ変わったと気づいて、シャーロットは王妃様の前で屁をこいた。なのに王子の婚約者になってしまう。どうやら強固な強制力が働いていて、どうあがいてもヒロインをいじめ、王子に婚約を破棄され追放……あれ、待てよ? だったら、私、その日まで不死身なのでは?

『完結済』ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。

復讐はちゃんとしておりますから、安心してお休みください、陛下
七辻ゆゆ
ファンタジー
「フィオネよ、すまな……かった……」
死の床で陛下はわたくしに謝りました。
「陛下、お気が弱くなっておいでなのですね。今更になって、地獄に落とされるのが恐ろしくおなりかしら?」
でも、謝る必要なんてありません。陛下の死をもって復讐は完成するのですから。

押し付けられた仕事は致しません。
章槻雅希
ファンタジー
婚約者に自分の仕事を押し付けて遊びまくる王太子。王太子の婚約破棄茶番によって新たな婚約者となった大公令嬢はそれをきっぱり拒否する。『わたくしの仕事ではありませんので、お断りいたします』と。
書きたいことを書いたら、まとまりのない文章になってしまいました。勿体ない精神で投稿します。
『小説家になろう』『Pixiv』(敬称略)に重複投稿、自サイトにも掲載しています。
詐騎士
かいとーこ
ファンタジー
ある王国の新人騎士の中に、1人風変わりな少年がいた。傀儡術(かいらいじゅつ)という特殊な魔術で自らの身体を操り、女の子と間違えられがちな友人を常に守っている。しかし実はその少年こそが女の子だった! 性別も、年齢も、身分も、余命すらも詐称。飄々と空を飛び、仲間たちを振り回す新感覚のヒロイン登場!

家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。