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再び東へ①
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「はい、次はプルコギよ」
『いい匂いなのです、ばくっ』
『本当、いくらでも入るわ』
只今焼き肉中。
ホットプレート3枚に増量し、2枚はお肉、1枚はシーフードだ。コンロにはウインナーが並ぶ。もうシーフードはアルミホイルで包むなんてしない。ホットプレートに並べて蒸し焼き状態だ。
食べる食べる、お肉に野菜に海老に魚にウインナーが吸い込まれるようになくなる。
ダイニングキッチンのケージの中で、花がくんくん鳴いている。従魔の部屋で元気達が鳴いている。さっきたくさんお乳飲んだろうに。
帰って来たら熱烈歓迎してくれたけどね。
ホットプレートを拭いて、次のお肉を並べる。
次は味付けの豚肉だ。焼いている間に、コンロのウインナーが焼き上がる。皿に乗せて大根なめ茸をのせる。
「さ、ピリ辛ウインナーとチーズ入りウインナーよ。次はハーブ入りが焼き上がるからね」
『ピリ辛なのですッ』
『この乗った野菜で、いくらでも食べられるわッ』
ガブガブ食べる2人。
いやあ、本当にこのルームのスキルあって良かった。なかったら満足に食べさせられないし、お乳が出なかった頃代わりのミルクだって手に入らなかった。神様に感謝感謝だ。
だったら、その肉、食わせろー
「ん?」
……………
気のせいやね。
ハーブ入りウインナーを皿に追加。
『香りがいいのです』
『そうね、草で、こんなに違うのね』
「やろ? 人の知恵よ」
さて、そろそろシーフードかな。
肉ー、肉ー
「ねえ、次、魚とかやけど、大丈夫?」
『大丈夫なのです』
『エビ、エビ』
「ちょっと待ってねえ」
皿にシーフードを乗せる。
うん、お肉と違う香り。さて、軽くレモンを搾って、おお、いい感じ。
魚も、食わせろー
……………
耳をトントン。
「優衣、どうしたん?」
ホットプレートでお肉をひっくり返していた父が、私が耳をトントンしていているのに気付いて声をかけてきた。
「いや、さっきから耳鳴りがね」
「姉ちゃん、疲れたんやない?」
晃太まで心配してきた。
「かも知れんね」
「優衣、ちょっと休んだら? 目眩とかないね?」
母が手を拭きながら言って来た。
『ユイ、具合、悪いのですか?』
『大丈夫?』
口をペロッとして、ビアンカとルージュまで心配してきた。
耳鳴りじゃないぞー。
「なんやねん、さっきから、この耳鳴り」
神様だぞー
「はい?」
時空神だぞー
「はいぃ?」
「どうぞ、時空神様」
「うん」
来ました、黒髪イッケメンの時空神様。
よく分からない耳鳴りの指示で、神様来てくださいって、お地蔵さんに祈ってみたら、来ました。
ホットプレートにロックオンした時空神様を、椅子に座ってもらう。肉、食わせろー。って言ってたから、カルビやハラミ、ウインナー、シーフードを並べた皿を出す。大根なめ茸と焼き肉のたれは別皿。箸じゃなくて、フォークを出す。
「熱いので、気をつけてください。お好みで、別皿のこれが、大根なめ茸でこちらが焼き肉のたれです」
「ああ、分かった」
がつがつ、がつがつ、がつがつ。
え、神様よね?
なんでこんなに食べるの? 神様って、あれよね、霞的なのを食べるのよね? あ、そうか、ケーキ食べてたから、私達と同じように食べるのね。仙人的な感じじゃないのね。
「時空神様、ご飯ですか? お酒にします?」
何となく聞いてみたら、ぴたっ、と止まる。
「ご飯」
神様が、口をちょっと汚して、きりっ、と答えて来た。
イメージが、崩れる。なんというか、その、神秘的な感じが、きれいになくなっていく。何だろう、食べ盛りの大学生のお世話している感じになってきた。
この時空神様、顔立ちがいいものだから、ギャップが激しすぎる。有名な雑誌で表紙でも飾りそうなイッケメンだ。イケメンではない、上級のイッケメンだ。残念なイッケメンなのかな? まあ、よか、よく食べてくれるし。
「はい。どうぞ」
ご飯を盛って出す。冷えた麦茶も出す。
「うん、ばくばく、うん、うまい」
本当によく食べる。
ビアンカとルージュは静かに食べてる。ちゃんと食べてる。神様来てるから、遠慮するかと思ったけど、静かに食べてる。
でも、時空神様よく食べる。
おかわりのご飯をよそい、新しいお肉やシーフード、野菜を焼いて出し、とにかく途切れないように心掛ける。私達は、粗相のないように、気にしながらおもてなしした。
「ああ、旨かった、ご馳走になった」
時空神様は最後の味つきの牛肉を食べてフォークを置いた。
「いえいえ」
麦茶を淹れる。
「あの神様、あの耳鳴りは一体何だったんでしょうか?」
「うん? あれは神託だ」
「神託?」
肉、食わせろー。ってのが? イメージと違う、こう、もっと、神聖な感じじゃないの?
まあ、いっかあ。時空神様のルームのお陰で、この生活が送れているんだから。焼き肉くらい。多分、成人男性の3倍位は食べたけど、ビアンカとルージュと比べたらかわいいもんだ。
なんでも、神様の食事は基本的に、その世界の食事、それも少し質素倹約な食事しかないらしい。だから、お供えしているジュースやお菓子は有り難く食べていたと。
今日はたまたま焼き肉をしていたのを見て、思わず神託したと。時空神様、見た感じ若いから、質素倹約な食事じゃ物足りなかったんだね。
「今日は始祖様や雨の女神様は?」
「ちび達の面倒みてる」
「ちび? まさかお子さんいるんですか?」
え、時空神様の?
「違う、俺のじゃない。神は個人差はあるが、一定期間過ぎると生まれ変わるんだ」
時空神様が簡単に神様の仕組みを教えてくれる。
神様は何人もいると、地球でも神話でも一杯出てくるしね。
こちらの神様は、成長する。赤ちゃんから老人に。その成長速度は個人差が激しく、中には長く姿が変わらない神様もいると。子供のままだったり、成人のままだったり、老人のままだったり。そして、一定期間過ぎると生まれ変わる、同じ神様に生まれ変わる。赤ちゃんに戻るのだと。だが、その一定期間というのは人の時間に換算したらとんでもない時間。
「だけど、今回はそれが重なり過ぎて、ちび達が一杯でな。手を焼いていた時に、あの召喚だ。本来なら始祖様が防げたが、目を離した瞬間にやられてな」
時空神様は麦茶を飲む。神様も子育てか。
「大変ですね」
「まあ、仕方ない。俺も散々始祖様の手を煩わせたからな。さて、そろそろ帰る。悪かったな、たくさん食べさせてもらって。雨の女神と交代しないと」
「いいえ。あ、今日お土産あります。始祖様と雨の女神様と召し上がってください」
焼き肉の最中に銀の槌に行ってきた。フルーツたっぷりのホールケーキだ。小さい神様達もいるなら、足りないかも。プリンも買ってくれば良かった。
「今度、小さい神様でも食べれるプリンを準備しますね」
「ああ、ありがとう。これだけでも十分だ」
「いいえ、時空神様のスキルのお陰で私達は生きていけるんですから」
これは本当だ。
スキル『ルーム』がなければ、私達はディレナスから出られなかったし、きっとここにはいない。ビアンカとルージュ達にだって、会えなかったはずだ。
「本当に、感謝しています」
私達は、時空神様に頭を下げる。
やっとお礼が言えた。このスキル、ルームが私達の生命線だ。これくらいのお礼で足りるわけない。私達は頭を下げ続ける。
「そうか、なら、スキルを授けた意味があったな」
そう言った、時空神様の声は優しかった。ケーキの箱を受けとると、前と同じように消えていった。
「また、時間があるとき、ちび達を連れてくるな。お前達が供えてくれる菓子の虜になっているから」
と、言うことは、小さな神様達も、召し上がっているんだね。喜んでいただけるなら、良かか。ちょっとお供え増やそう。
てってれってー
【時空神 降臨確認 ボーナスポイント20000 追加されます】
『いい匂いなのです、ばくっ』
『本当、いくらでも入るわ』
只今焼き肉中。
ホットプレート3枚に増量し、2枚はお肉、1枚はシーフードだ。コンロにはウインナーが並ぶ。もうシーフードはアルミホイルで包むなんてしない。ホットプレートに並べて蒸し焼き状態だ。
食べる食べる、お肉に野菜に海老に魚にウインナーが吸い込まれるようになくなる。
ダイニングキッチンのケージの中で、花がくんくん鳴いている。従魔の部屋で元気達が鳴いている。さっきたくさんお乳飲んだろうに。
帰って来たら熱烈歓迎してくれたけどね。
ホットプレートを拭いて、次のお肉を並べる。
次は味付けの豚肉だ。焼いている間に、コンロのウインナーが焼き上がる。皿に乗せて大根なめ茸をのせる。
「さ、ピリ辛ウインナーとチーズ入りウインナーよ。次はハーブ入りが焼き上がるからね」
『ピリ辛なのですッ』
『この乗った野菜で、いくらでも食べられるわッ』
ガブガブ食べる2人。
いやあ、本当にこのルームのスキルあって良かった。なかったら満足に食べさせられないし、お乳が出なかった頃代わりのミルクだって手に入らなかった。神様に感謝感謝だ。
だったら、その肉、食わせろー
「ん?」
……………
気のせいやね。
ハーブ入りウインナーを皿に追加。
『香りがいいのです』
『そうね、草で、こんなに違うのね』
「やろ? 人の知恵よ」
さて、そろそろシーフードかな。
肉ー、肉ー
「ねえ、次、魚とかやけど、大丈夫?」
『大丈夫なのです』
『エビ、エビ』
「ちょっと待ってねえ」
皿にシーフードを乗せる。
うん、お肉と違う香り。さて、軽くレモンを搾って、おお、いい感じ。
魚も、食わせろー
……………
耳をトントン。
「優衣、どうしたん?」
ホットプレートでお肉をひっくり返していた父が、私が耳をトントンしていているのに気付いて声をかけてきた。
「いや、さっきから耳鳴りがね」
「姉ちゃん、疲れたんやない?」
晃太まで心配してきた。
「かも知れんね」
「優衣、ちょっと休んだら? 目眩とかないね?」
母が手を拭きながら言って来た。
『ユイ、具合、悪いのですか?』
『大丈夫?』
口をペロッとして、ビアンカとルージュまで心配してきた。
耳鳴りじゃないぞー。
「なんやねん、さっきから、この耳鳴り」
神様だぞー
「はい?」
時空神だぞー
「はいぃ?」
「どうぞ、時空神様」
「うん」
来ました、黒髪イッケメンの時空神様。
よく分からない耳鳴りの指示で、神様来てくださいって、お地蔵さんに祈ってみたら、来ました。
ホットプレートにロックオンした時空神様を、椅子に座ってもらう。肉、食わせろー。って言ってたから、カルビやハラミ、ウインナー、シーフードを並べた皿を出す。大根なめ茸と焼き肉のたれは別皿。箸じゃなくて、フォークを出す。
「熱いので、気をつけてください。お好みで、別皿のこれが、大根なめ茸でこちらが焼き肉のたれです」
「ああ、分かった」
がつがつ、がつがつ、がつがつ。
え、神様よね?
なんでこんなに食べるの? 神様って、あれよね、霞的なのを食べるのよね? あ、そうか、ケーキ食べてたから、私達と同じように食べるのね。仙人的な感じじゃないのね。
「時空神様、ご飯ですか? お酒にします?」
何となく聞いてみたら、ぴたっ、と止まる。
「ご飯」
神様が、口をちょっと汚して、きりっ、と答えて来た。
イメージが、崩れる。なんというか、その、神秘的な感じが、きれいになくなっていく。何だろう、食べ盛りの大学生のお世話している感じになってきた。
この時空神様、顔立ちがいいものだから、ギャップが激しすぎる。有名な雑誌で表紙でも飾りそうなイッケメンだ。イケメンではない、上級のイッケメンだ。残念なイッケメンなのかな? まあ、よか、よく食べてくれるし。
「はい。どうぞ」
ご飯を盛って出す。冷えた麦茶も出す。
「うん、ばくばく、うん、うまい」
本当によく食べる。
ビアンカとルージュは静かに食べてる。ちゃんと食べてる。神様来てるから、遠慮するかと思ったけど、静かに食べてる。
でも、時空神様よく食べる。
おかわりのご飯をよそい、新しいお肉やシーフード、野菜を焼いて出し、とにかく途切れないように心掛ける。私達は、粗相のないように、気にしながらおもてなしした。
「ああ、旨かった、ご馳走になった」
時空神様は最後の味つきの牛肉を食べてフォークを置いた。
「いえいえ」
麦茶を淹れる。
「あの神様、あの耳鳴りは一体何だったんでしょうか?」
「うん? あれは神託だ」
「神託?」
肉、食わせろー。ってのが? イメージと違う、こう、もっと、神聖な感じじゃないの?
まあ、いっかあ。時空神様のルームのお陰で、この生活が送れているんだから。焼き肉くらい。多分、成人男性の3倍位は食べたけど、ビアンカとルージュと比べたらかわいいもんだ。
なんでも、神様の食事は基本的に、その世界の食事、それも少し質素倹約な食事しかないらしい。だから、お供えしているジュースやお菓子は有り難く食べていたと。
今日はたまたま焼き肉をしていたのを見て、思わず神託したと。時空神様、見た感じ若いから、質素倹約な食事じゃ物足りなかったんだね。
「今日は始祖様や雨の女神様は?」
「ちび達の面倒みてる」
「ちび? まさかお子さんいるんですか?」
え、時空神様の?
「違う、俺のじゃない。神は個人差はあるが、一定期間過ぎると生まれ変わるんだ」
時空神様が簡単に神様の仕組みを教えてくれる。
神様は何人もいると、地球でも神話でも一杯出てくるしね。
こちらの神様は、成長する。赤ちゃんから老人に。その成長速度は個人差が激しく、中には長く姿が変わらない神様もいると。子供のままだったり、成人のままだったり、老人のままだったり。そして、一定期間過ぎると生まれ変わる、同じ神様に生まれ変わる。赤ちゃんに戻るのだと。だが、その一定期間というのは人の時間に換算したらとんでもない時間。
「だけど、今回はそれが重なり過ぎて、ちび達が一杯でな。手を焼いていた時に、あの召喚だ。本来なら始祖様が防げたが、目を離した瞬間にやられてな」
時空神様は麦茶を飲む。神様も子育てか。
「大変ですね」
「まあ、仕方ない。俺も散々始祖様の手を煩わせたからな。さて、そろそろ帰る。悪かったな、たくさん食べさせてもらって。雨の女神と交代しないと」
「いいえ。あ、今日お土産あります。始祖様と雨の女神様と召し上がってください」
焼き肉の最中に銀の槌に行ってきた。フルーツたっぷりのホールケーキだ。小さい神様達もいるなら、足りないかも。プリンも買ってくれば良かった。
「今度、小さい神様でも食べれるプリンを準備しますね」
「ああ、ありがとう。これだけでも十分だ」
「いいえ、時空神様のスキルのお陰で私達は生きていけるんですから」
これは本当だ。
スキル『ルーム』がなければ、私達はディレナスから出られなかったし、きっとここにはいない。ビアンカとルージュ達にだって、会えなかったはずだ。
「本当に、感謝しています」
私達は、時空神様に頭を下げる。
やっとお礼が言えた。このスキル、ルームが私達の生命線だ。これくらいのお礼で足りるわけない。私達は頭を下げ続ける。
「そうか、なら、スキルを授けた意味があったな」
そう言った、時空神様の声は優しかった。ケーキの箱を受けとると、前と同じように消えていった。
「また、時間があるとき、ちび達を連れてくるな。お前達が供えてくれる菓子の虜になっているから」
と、言うことは、小さな神様達も、召し上がっているんだね。喜んでいただけるなら、良かか。ちょっとお供え増やそう。
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