37 / 851
連載
本領?②
しおりを挟む『今日、焼き肉なのですか?』
『エビが食べたいわ』
「巣をきちんとどうにか出来たらね」
鼻息荒く大きな鼻面を押し寄せてくる。
私はなんとか押し返す。約束した以上、焼き肉しなければ。ディレックスに行かねば。
巣の掃討作戦に参加を伝えると、熊の職員さんは丁寧にお礼を言ってきた。私は戦わないけどね。ビアンカとルージュだけどね。
「晃太も来てよ」
「え、嫌や」
「支援魔法使えるやろ? 必要な時に、使ってもらわんと。来るよね?」
有無を言わせない笑顔を浮かべると、しぶしぶな様子で頷いた。
一旦席を外した、熊の職員さんが戻って来る。
「ミズサワ様、掃討作戦に参加する冒険者パーティーが一つ決まりました。後、必要数確保できましたら、出発の準備となります」
『人は必要ないのです。ルージュと2人で十分なのです』
『そうね、邪魔ね』
お二人さん、お二人さん。
「あの、ビアンカとルージュはあまり冒険者の方にご足労頂かなくてもいいと」
私はオブラートに包んで答える。
「そうですか。頼もしい限りです」
いらない、というビアンカとルージュだが、巣の掃討後に、ゴブリンは証明として右耳を切り取らなくてはならない。我らには無理だ。それに証人いるしね。
「冒険者パーティーの方とご挨拶した方がいいですよね」
「そうですね。今、受け付けにいますので」
熊の職員さんとご挨拶に向かう。
「彼らがBランクパーティーの『金の虎』です」
おおおぉぉぉッ、猫の獣人さんだッ、耳、かわいかあッ。触りたかあッ。でも、よほど親しくないと、確か失礼になるらしい。我慢我慢。3人は猫の獣人さん、2人は人族さんだ。
「リーダーのファング」
大きな人だ。獣人の男性で、大きな剣を携えている。髪が立派な金髪だ。強そう。
「斥候のリィマ」
スレンダーな獣人女性。きりっとして綺麗な人だ。
「タンクのガリスト」
これまた大きな人。こちらは人族男性。盾を持っている。
「風魔法剣士のアルストリア」
すらっとした獣人男性。腰に剣。顔に小さなタトゥーしてる。
「ヒーラーのフリンダ」
最後はローブ姿の人族女性。穏やかそうな人だ。うん、私のイメージのヒーラーさん。
「こちらは、テイマーのユイさん。そして弟のコウタさん」
「よろしくお願いします」
私達は頭を下げる。私と晃太はまったく戦力外だ。
「噂のテイマーか」
リーダーのファングさんが、へえ、みたいな感じだ。まあ、当然だよね。もろに、一般人だしね。格好からしても、もへじ生活のシャツとズボンだしね。
「私と弟は戦力外だという自覚はあります。皆さんのお邪魔にならないようにしますので」
「ふーん」
じろじろ見られる。
今度は斥候の女性だ。
「いいんじゃない? 自覚あるなら」
ちょっと鼻で笑うような言い方。
グルルルルルッ
唸り声を上げるビアンカとルージュ。
一斉に下がる金の虎の皆さん。
「ちょっと2人とも、やめてん」
『気に入らないのです。ユイをバカにしたのです』
『ユイは私達のマスターなのよ』
眉間にシワを寄せ、牙を剥き出し、唸り声を止めない2人。私の為だろうけど、ギルド内の空気が一気に悪くなる。
「止めてって、焼き肉なしにするよ」
『止めるのです』
『焼き肉、焼き肉』
現金やね。
牙剥き出しにしたのに、おねだりする時の目ですり寄って来た。この変わりようの激しさ。
「もう。皆さん、すみません。唸らないように言って聞かせますから」
「あ、ああ、こちらも失礼した」
リーダーのファングさんが上ずった声で答えてくる。
「では、明日朝出発になります。ミズサワ様、ジェネラルがいた場所分かりますか?」
「ビアンカ、分かる?」
『分かるのです。森の中なら、私のフィールドなのです。巣ぐらい分かるのです』
「そうなん? ビアンカが巣の場所分かるそうです」
「そ、そうですか」
熊の職員さん、びっくりみたいな感じだ。
「どれくらい歩くと? 姉ちゃんの歩行速度で」
晃太が聞く。
『そうなのですね。朝出れば、昼前には着くのです。おやつ休みを入れてなのです』
はいはい。おやつね。銀の槌のケーキやディレックスやもへじ生活のお菓子に味をしめたビアンカとルージュ。たまにゴロンとしておねだりしてくる。私の勝率はかなり低い。ほぼ連敗してる。
帰ったら、買いに走ろう。
熊の職員さんに説明して、明日の朝、アルブレンの門前で集合することになった。
ログハウスに戻り、ゴブリンの巣の説明すると、母が反対した。
「なんで優衣と晃太が行かんといかんと?」
「お母さんの言いたいこと分かるけど、ビアンカとルージュが行くのに、主人の私が行かんのはね」
『大丈夫なのです。私とルージュがいるなら、何が来ても守れるのです』
『体調も大分いいし、ゴブリンぐらいで遅れは取ることもないわ』
ビアンカとルージュは衰弱と栄養失調症か極度状態から、軽度になっている。本人にすれば、妊娠中から、もともとこれくらいだと。
『大丈夫なのです』
『心配ないわ』
ビアンカとルージュの説得で、母はしぶしぶ納得した。
それから、ディレックスやもへじ生活に通う。
お肉や魚、野菜、ウインナー、パンを買う。
日帰りにしたいが、野宿になった場合の為に食事の準備をした。後念のためにブランケットも準備。まさか冒険者の皆さんや警備兵の皆さんの前でルームは使えないしね。
と、いうことでシチューを作った。ホワイトシチュー。
母、父、晃太が焼き肉の準備。多分、帰って来たら焼き肉になる。
うん、いい感じに玉ねぎ透き通って来た。
『焼き肉なのですか?』
『焼き肉?』
ビアンカとルージュがルームとダイニングキッチンの境目で、そわそわしてる。
「巣ばちゃんとなんとかしたらね」
私はシチューの素に鍋の煮詰めている汁を入れてある程度溶かし、牛乳を入れて更に溶かして鍋に投入。シチューの素が固まらないように混ぜる。味見、うん、まずまず。
鍋一杯に作った。
「あ、おやつもいるね。お母さん、おやつ買って来るね」
「うん、分かった。お肉とエビ、野菜とか足りんけん。それもね」
「分かった。晃太、来てん」
「ん」
私は小銭入れに金貨をびっしり入れて、晃太と異世界への扉を開けた。
『エビが食べたいわ』
「巣をきちんとどうにか出来たらね」
鼻息荒く大きな鼻面を押し寄せてくる。
私はなんとか押し返す。約束した以上、焼き肉しなければ。ディレックスに行かねば。
巣の掃討作戦に参加を伝えると、熊の職員さんは丁寧にお礼を言ってきた。私は戦わないけどね。ビアンカとルージュだけどね。
「晃太も来てよ」
「え、嫌や」
「支援魔法使えるやろ? 必要な時に、使ってもらわんと。来るよね?」
有無を言わせない笑顔を浮かべると、しぶしぶな様子で頷いた。
一旦席を外した、熊の職員さんが戻って来る。
「ミズサワ様、掃討作戦に参加する冒険者パーティーが一つ決まりました。後、必要数確保できましたら、出発の準備となります」
『人は必要ないのです。ルージュと2人で十分なのです』
『そうね、邪魔ね』
お二人さん、お二人さん。
「あの、ビアンカとルージュはあまり冒険者の方にご足労頂かなくてもいいと」
私はオブラートに包んで答える。
「そうですか。頼もしい限りです」
いらない、というビアンカとルージュだが、巣の掃討後に、ゴブリンは証明として右耳を切り取らなくてはならない。我らには無理だ。それに証人いるしね。
「冒険者パーティーの方とご挨拶した方がいいですよね」
「そうですね。今、受け付けにいますので」
熊の職員さんとご挨拶に向かう。
「彼らがBランクパーティーの『金の虎』です」
おおおぉぉぉッ、猫の獣人さんだッ、耳、かわいかあッ。触りたかあッ。でも、よほど親しくないと、確か失礼になるらしい。我慢我慢。3人は猫の獣人さん、2人は人族さんだ。
「リーダーのファング」
大きな人だ。獣人の男性で、大きな剣を携えている。髪が立派な金髪だ。強そう。
「斥候のリィマ」
スレンダーな獣人女性。きりっとして綺麗な人だ。
「タンクのガリスト」
これまた大きな人。こちらは人族男性。盾を持っている。
「風魔法剣士のアルストリア」
すらっとした獣人男性。腰に剣。顔に小さなタトゥーしてる。
「ヒーラーのフリンダ」
最後はローブ姿の人族女性。穏やかそうな人だ。うん、私のイメージのヒーラーさん。
「こちらは、テイマーのユイさん。そして弟のコウタさん」
「よろしくお願いします」
私達は頭を下げる。私と晃太はまったく戦力外だ。
「噂のテイマーか」
リーダーのファングさんが、へえ、みたいな感じだ。まあ、当然だよね。もろに、一般人だしね。格好からしても、もへじ生活のシャツとズボンだしね。
「私と弟は戦力外だという自覚はあります。皆さんのお邪魔にならないようにしますので」
「ふーん」
じろじろ見られる。
今度は斥候の女性だ。
「いいんじゃない? 自覚あるなら」
ちょっと鼻で笑うような言い方。
グルルルルルッ
唸り声を上げるビアンカとルージュ。
一斉に下がる金の虎の皆さん。
「ちょっと2人とも、やめてん」
『気に入らないのです。ユイをバカにしたのです』
『ユイは私達のマスターなのよ』
眉間にシワを寄せ、牙を剥き出し、唸り声を止めない2人。私の為だろうけど、ギルド内の空気が一気に悪くなる。
「止めてって、焼き肉なしにするよ」
『止めるのです』
『焼き肉、焼き肉』
現金やね。
牙剥き出しにしたのに、おねだりする時の目ですり寄って来た。この変わりようの激しさ。
「もう。皆さん、すみません。唸らないように言って聞かせますから」
「あ、ああ、こちらも失礼した」
リーダーのファングさんが上ずった声で答えてくる。
「では、明日朝出発になります。ミズサワ様、ジェネラルがいた場所分かりますか?」
「ビアンカ、分かる?」
『分かるのです。森の中なら、私のフィールドなのです。巣ぐらい分かるのです』
「そうなん? ビアンカが巣の場所分かるそうです」
「そ、そうですか」
熊の職員さん、びっくりみたいな感じだ。
「どれくらい歩くと? 姉ちゃんの歩行速度で」
晃太が聞く。
『そうなのですね。朝出れば、昼前には着くのです。おやつ休みを入れてなのです』
はいはい。おやつね。銀の槌のケーキやディレックスやもへじ生活のお菓子に味をしめたビアンカとルージュ。たまにゴロンとしておねだりしてくる。私の勝率はかなり低い。ほぼ連敗してる。
帰ったら、買いに走ろう。
熊の職員さんに説明して、明日の朝、アルブレンの門前で集合することになった。
ログハウスに戻り、ゴブリンの巣の説明すると、母が反対した。
「なんで優衣と晃太が行かんといかんと?」
「お母さんの言いたいこと分かるけど、ビアンカとルージュが行くのに、主人の私が行かんのはね」
『大丈夫なのです。私とルージュがいるなら、何が来ても守れるのです』
『体調も大分いいし、ゴブリンぐらいで遅れは取ることもないわ』
ビアンカとルージュは衰弱と栄養失調症か極度状態から、軽度になっている。本人にすれば、妊娠中から、もともとこれくらいだと。
『大丈夫なのです』
『心配ないわ』
ビアンカとルージュの説得で、母はしぶしぶ納得した。
それから、ディレックスやもへじ生活に通う。
お肉や魚、野菜、ウインナー、パンを買う。
日帰りにしたいが、野宿になった場合の為に食事の準備をした。後念のためにブランケットも準備。まさか冒険者の皆さんや警備兵の皆さんの前でルームは使えないしね。
と、いうことでシチューを作った。ホワイトシチュー。
母、父、晃太が焼き肉の準備。多分、帰って来たら焼き肉になる。
うん、いい感じに玉ねぎ透き通って来た。
『焼き肉なのですか?』
『焼き肉?』
ビアンカとルージュがルームとダイニングキッチンの境目で、そわそわしてる。
「巣ばちゃんとなんとかしたらね」
私はシチューの素に鍋の煮詰めている汁を入れてある程度溶かし、牛乳を入れて更に溶かして鍋に投入。シチューの素が固まらないように混ぜる。味見、うん、まずまず。
鍋一杯に作った。
「あ、おやつもいるね。お母さん、おやつ買って来るね」
「うん、分かった。お肉とエビ、野菜とか足りんけん。それもね」
「分かった。晃太、来てん」
「ん」
私は小銭入れに金貨をびっしり入れて、晃太と異世界への扉を開けた。
2,456
お気に入りに追加
7,881
あなたにおすすめの小説

家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!

憧れの異世界転移が現実になったのでやりたいことリストを消化したいと思います~異世界でやってみたい50のこと
Debby
ファンタジー
【完結まで投稿済みです】
山下星良(せいら)はファンタジー系の小説を読むのが大好きなお姉さん。
好きが高じて真剣に考えて作ったのが『異世界でやってみたい50のこと』のリスト。
やっぱり人生はじめからやり直す転生より、転移。
転移先の条件としては『★剣と魔法の世界に転移してみたい』は絶対に外せない。
そして今の身体じゃ体力的に異世界攻略は難しいのでちょっと若返りもお願いしたい。
更にもうひとつの条件が『★出来れば日本の乙女ゲームか物語の世界に転移してみたい(モブで)』だ。
これにはちゃんとした理由がある。必要なのは乙女ゲームの世界観のみで攻略対象とかヒロインは必要ない。
もちろんゲームに巻き込まれると面倒くさいので、ちゃんと「(モブで)」と注釈を入れることも忘れていない。
──そして本当に転移してしまった星良は、頼もしい仲間(レアアイテムとモフモフと細マッチョ?)と共に、自身の作ったやりたいことリストを消化していくことになる。
いい年の大人が本気で考え、万全を期したハズの『異世界でやりたいことリスト』。
理想通りだったり思っていたのとちょっと違ったりするけれど、折角の異世界を楽しみたいと思います。
あなたが異世界転移するなら、リストに何を書きますか?
----------
覗いて下さり、ありがとうございます!
10時19時投稿、全話予約投稿済みです。
5話くらいから話が動き出します。
✳(お読み下されば何のマークかはすぐに分かると思いますが)5話から出てくる話のタイトルの★は気にしないでください
うたた寝している間に運命が変わりました。
gacchi
恋愛
優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。

我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★

押し付けられた仕事は致しません。
章槻雅希
ファンタジー
婚約者に自分の仕事を押し付けて遊びまくる王太子。王太子の婚約破棄茶番によって新たな婚約者となった大公令嬢はそれをきっぱり拒否する。『わたくしの仕事ではありませんので、お断りいたします』と。
書きたいことを書いたら、まとまりのない文章になってしまいました。勿体ない精神で投稿します。
『小説家になろう』『Pixiv』(敬称略)に重複投稿、自サイトにも掲載しています。

リストラされた聖女 ~婚約破棄されたので結界維持を解除します
青の雀
恋愛
キャロラインは、王宮でのパーティで婚約者のジークフリク王太子殿下から婚約破棄されてしまい、王宮から追放されてしまう。
キャロラインは、国境を1歩でも出れば、自身が張っていた結界が消えてしまうのだ。
結界が消えた王国はいかに?

王太子妃が我慢しなさい ~姉妹差別を受けていた姉がもっとひどい兄弟差別を受けていた王太子に嫁ぎました~
玄未マオ
ファンタジー
メディア王家に伝わる古い呪いで第一王子は家族からも畏怖されていた。
その王子の元に姉妹差別を受けていたメルが嫁ぐことになるが、その事情とは?
ヒロインは姉妹差別され育っていますが、言いたいことはきっちりいう子です。
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。