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これから⑦
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「元気君や、姉ちゃん、疲れとるんよ………」
魔力枯渇寸前で、私は母の敷いた布団でうつ伏せに倒れている。
気持ち悪いのに、私の背中に元気が乗っている。
「ふんふん」
元気は匂いを嗅いで、どかんと丸くなって寝る。私の背中で。重いんですけど。花の倍以上が、どかんと寝ている。
「にゃあにゃあ」
ヒスイも頭もとに来る。
はいはい、ヒスイの首もとをかいかいする。
かわいかあ、だが、今は寝たい。
「晃太、頼むばい」
「ん」
晃太が元気を抱えて従魔の部屋に。
ビアンカとルージュをシャンプーしてから、私はせっせとディレックスに通った。あの2人の調子から2ヶ月後にシャンプーを要求してくるだろう。懐が激痛なのだが、甘えられたら、たぶん簡単に私は陥落する。まあ、私は主人だし、きれいにしておくのも悪くない。もふっもふっ、すべっすべっとさせてもらおう。
こちらの世界の1年は前の世界と同じ365日だ。12ヶ月だ。2ヶ月おきに約300万、年間約1800万。
私と父、晃太の年収を超しましたよ。軽く超しましたよ。
出来るだけの事はしてあげたいが、シャンプーだけが問題ではない、食費の問題がある。まあ、食べる食べる。ビアンカとルージュが。味をしめたのか、たまに液晶画面の前でお座りしている。
今もお座りしている。
ダメよ、今は眠いんよ。
「すげえ」
誰かが呟く。
ただいまギルドです。晃太にも来てもらった。冒険者の一人がビアンカとルージュを見て呟く。
美しい毛並みのビアンカとルージュは堂々としている。私も鼻が高い。なんと言っても300万以上かけてきれいにしましたからね。あんまり見ると拝観料いただきますよ。
商人ギルドの買い取り窓口で、バーズさんの名前を出すと、直ぐに通される。
直ぐにバーズさんが来た。
「お待たせしましたミズサワ様。おお、従魔の毛並みが素晴らしいですな、洗われたのですか?」
「ええまあ」
300万です。
早速買い取ってくださいな。シャンプーと食費の為に。
せっせとハーバリウムの瓶に詰まった胡椒、黒胡椒と白胡椒だ。一瓶約100グラムだ。
「こ、これは素晴らしいッ」
バーズさんが興奮。
「砂糖と塩とかもありますよ」
「見せていただいてもよろしいでしょうかッ?」
「はい、どうぞ」
砂糖と塩はこちらで購入した龜に入れてある。それぞれ10キロ。
「あの、仕入れ先はご勘弁を」
「もちろんでございますッ。素晴らしい、なんと素晴らしい。この胡椒の薫り、砂糖と塩のきめ細かい粒。今まで見たなかで最高級の品ですッ」
あ、さようですか。
大興奮バーズさん。
素晴らしいの連発。
一応、蜂蜜やメープルシロップもあるけど。
出しにくい。
「こちらはすべて買い取らせていただいてもよろしいでしょうかッ?」
「はい、どうぞ」
「ありがとうございますッ」
で、買い取り価格。
黒胡椒 100グラム 400000 11本
白胡椒 100グラム 1000000 3本
砂糖 10キロ 500000
塩 10キロ 200000
びば、ディレックス。黒胡椒はグラム4000で、白胡椒が驚異の丸が6個いきましたよ。
バーズさんによると、もともと白胡椒は黒胡椒に比べ稀少で、収穫量も少ないと。塩はマーファの東にある港町で作成されているので、この額と。十分ですよ。
買い取り価格でこれなら店頭に並ぶときはどうなるんだろう?
「は、私としたことが、蜂蜜やメープルシロップもございましたね」
「はい、どうぞ」
晃太が蜂蜜。日本産、カナダ産、メキシコ産、中国産を出す。メープルシロップもだ。
「素晴らしいッ」
絶賛。
「どれくらいございますかッ?」
すごい迫って来る。
ドン引き。
『近いのです』
『下がりなさい』
ぐるる。
唸り声を上げるビアンカとルージュに、ひぃっ、とバーズさん。
「も、申し訳ありません。あまりにも素晴らしい品でしたので」
「いいえ。あの買い取りしていただけます?」
唸るビアンカとルージュをなだめる。
「もちろんでございます」
良かった。
「晃太、出してん」
「ん」
晃太が次々ハーバリウムの瓶を出す。サイズは様々だ。
「いやあ、素晴らしい品ですな。しかし、こちらの瓶も素晴らしいですなあ」
バーズさんがせっせと見る。
『まだ、かかるのですか?』
『お腹がすいたわ。コハク達が心配だわ』
「しぃ。帰ったらご馳走するけん。ちょっと待って」
『何が食べれるのですか?』
『エビがいいわ』
「はいはい」
しばらく熱心に査定してくれる。
「はい、お待たせしました」
蜂蜜 日本産 100ml 12500 17本
200ml 25000 8本
カナダ産 100ml 14000 10本
200ml 28000 8本
メキシコ産 100ml 11000 18本
200ml 22000 6本
中国産 100ml 10000 25本
200ml 20000 10本
メープルシロップ 19000 33本
「いやあ、素晴らしいですなあ」
ほくほく笑顔のバーズさん。
「すべて買い取らせていただいてもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
「合計で10217500になります」
ありがとうディレックス。ありがとう地球。
バーズさんが一旦退室する。
「良かったあ姉ちゃん」
「そやなあ。しばらくよかなあ」
良かった、シャンプー代になる。
そうだ、ビアンカとルージュにお腹一杯食べさせよう。
「焼き肉にでもするね?」
私がぽつり。
「そやねえ。お肉ば一杯買って、魚介類も買って」
晃太もいろいろ言う。
「大根おろしになめ茸もいるなあ」
我が家の焼き肉には必須アイテムだ。
焼いたお肉にたっぷりのせると、お肉がエンドレスに入る禁断のアイテムだ。
『何なのです? 焼き肉』
『美味しそうな感じだわ』
「帰ってからね。買い物いかんといかんけどね」
ディレックスで、大量買いやね。
そんな話をしていると、バーズさんが戻ってくる。
「お待たせしました。どうぞご確認ください」
ずらりと並ぶ大金貨、金貨と銀貨と銅貨。
確認する。うん、大丈夫だ。
書類にサインして、魔力を流す。晃太がアイテムボックスへ。
「ありがとうございます。ミズサワ様、しばらくこちらに滞在されますか?」
「ええ、まあ」
「まだ、何かございましたら、私が対応させていただきますので、窓口で私の名前を出してください」
「ありがとうございます」
バーズさんが、見送ってくれる。
さあ、帰って焼き肉や。
「あ、ユイさん」
ログハウスに戻る途中で、マルシェでエマちゃんが荷物を手に持って駆け寄って来た。後ろではリーダーさんとテオ君。
「あらエマちゃん」
「ユイさん、冒険者になったんだね。噂になってるよ」
「え、もう?」
「そりゃそうだよ。フォレストガーディアンウルフとクリムゾンジャガーだよ」
エマちゃんが声を潜める。
「本当に気を付けてね」
「分かってる」
それからエマちゃんがちょっと寂しそうに言う。
「あのね、私達、明後日ここを出るの」
「え? 明後日? どこに?」
「北のカルーラです」
リーダーさんが答える。
「馬車の護衛依頼です。ちょうどカルーラはチュアンの故郷ですから、これを機に一度行ってみようって話になりまして」
「そうですか、明後日の何時の馬車です?」
「朝の二番出発の馬車です」
「そうですか」
数少ない知り合いが、離れていくのか。でも、仕事や、仕方ない。
「お気をつけてください」
「はい、ユイさんも」
エマちゃんとテオ君は興味津々にビアンカとルージュを見ている。シャンプーしたからね。
ビアンカとルージュに触ってもいいか許可もらって、エマちゃんとテオ君がもふもふ。
「柔らかーい」
「すげえ、すべすべ」
かわいかあ。エマちゃん、テオ君は満面な笑みでもふもふしていた。
魔力枯渇寸前で、私は母の敷いた布団でうつ伏せに倒れている。
気持ち悪いのに、私の背中に元気が乗っている。
「ふんふん」
元気は匂いを嗅いで、どかんと丸くなって寝る。私の背中で。重いんですけど。花の倍以上が、どかんと寝ている。
「にゃあにゃあ」
ヒスイも頭もとに来る。
はいはい、ヒスイの首もとをかいかいする。
かわいかあ、だが、今は寝たい。
「晃太、頼むばい」
「ん」
晃太が元気を抱えて従魔の部屋に。
ビアンカとルージュをシャンプーしてから、私はせっせとディレックスに通った。あの2人の調子から2ヶ月後にシャンプーを要求してくるだろう。懐が激痛なのだが、甘えられたら、たぶん簡単に私は陥落する。まあ、私は主人だし、きれいにしておくのも悪くない。もふっもふっ、すべっすべっとさせてもらおう。
こちらの世界の1年は前の世界と同じ365日だ。12ヶ月だ。2ヶ月おきに約300万、年間約1800万。
私と父、晃太の年収を超しましたよ。軽く超しましたよ。
出来るだけの事はしてあげたいが、シャンプーだけが問題ではない、食費の問題がある。まあ、食べる食べる。ビアンカとルージュが。味をしめたのか、たまに液晶画面の前でお座りしている。
今もお座りしている。
ダメよ、今は眠いんよ。
「すげえ」
誰かが呟く。
ただいまギルドです。晃太にも来てもらった。冒険者の一人がビアンカとルージュを見て呟く。
美しい毛並みのビアンカとルージュは堂々としている。私も鼻が高い。なんと言っても300万以上かけてきれいにしましたからね。あんまり見ると拝観料いただきますよ。
商人ギルドの買い取り窓口で、バーズさんの名前を出すと、直ぐに通される。
直ぐにバーズさんが来た。
「お待たせしましたミズサワ様。おお、従魔の毛並みが素晴らしいですな、洗われたのですか?」
「ええまあ」
300万です。
早速買い取ってくださいな。シャンプーと食費の為に。
せっせとハーバリウムの瓶に詰まった胡椒、黒胡椒と白胡椒だ。一瓶約100グラムだ。
「こ、これは素晴らしいッ」
バーズさんが興奮。
「砂糖と塩とかもありますよ」
「見せていただいてもよろしいでしょうかッ?」
「はい、どうぞ」
砂糖と塩はこちらで購入した龜に入れてある。それぞれ10キロ。
「あの、仕入れ先はご勘弁を」
「もちろんでございますッ。素晴らしい、なんと素晴らしい。この胡椒の薫り、砂糖と塩のきめ細かい粒。今まで見たなかで最高級の品ですッ」
あ、さようですか。
大興奮バーズさん。
素晴らしいの連発。
一応、蜂蜜やメープルシロップもあるけど。
出しにくい。
「こちらはすべて買い取らせていただいてもよろしいでしょうかッ?」
「はい、どうぞ」
「ありがとうございますッ」
で、買い取り価格。
黒胡椒 100グラム 400000 11本
白胡椒 100グラム 1000000 3本
砂糖 10キロ 500000
塩 10キロ 200000
びば、ディレックス。黒胡椒はグラム4000で、白胡椒が驚異の丸が6個いきましたよ。
バーズさんによると、もともと白胡椒は黒胡椒に比べ稀少で、収穫量も少ないと。塩はマーファの東にある港町で作成されているので、この額と。十分ですよ。
買い取り価格でこれなら店頭に並ぶときはどうなるんだろう?
「は、私としたことが、蜂蜜やメープルシロップもございましたね」
「はい、どうぞ」
晃太が蜂蜜。日本産、カナダ産、メキシコ産、中国産を出す。メープルシロップもだ。
「素晴らしいッ」
絶賛。
「どれくらいございますかッ?」
すごい迫って来る。
ドン引き。
『近いのです』
『下がりなさい』
ぐるる。
唸り声を上げるビアンカとルージュに、ひぃっ、とバーズさん。
「も、申し訳ありません。あまりにも素晴らしい品でしたので」
「いいえ。あの買い取りしていただけます?」
唸るビアンカとルージュをなだめる。
「もちろんでございます」
良かった。
「晃太、出してん」
「ん」
晃太が次々ハーバリウムの瓶を出す。サイズは様々だ。
「いやあ、素晴らしい品ですな。しかし、こちらの瓶も素晴らしいですなあ」
バーズさんがせっせと見る。
『まだ、かかるのですか?』
『お腹がすいたわ。コハク達が心配だわ』
「しぃ。帰ったらご馳走するけん。ちょっと待って」
『何が食べれるのですか?』
『エビがいいわ』
「はいはい」
しばらく熱心に査定してくれる。
「はい、お待たせしました」
蜂蜜 日本産 100ml 12500 17本
200ml 25000 8本
カナダ産 100ml 14000 10本
200ml 28000 8本
メキシコ産 100ml 11000 18本
200ml 22000 6本
中国産 100ml 10000 25本
200ml 20000 10本
メープルシロップ 19000 33本
「いやあ、素晴らしいですなあ」
ほくほく笑顔のバーズさん。
「すべて買い取らせていただいてもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
「合計で10217500になります」
ありがとうディレックス。ありがとう地球。
バーズさんが一旦退室する。
「良かったあ姉ちゃん」
「そやなあ。しばらくよかなあ」
良かった、シャンプー代になる。
そうだ、ビアンカとルージュにお腹一杯食べさせよう。
「焼き肉にでもするね?」
私がぽつり。
「そやねえ。お肉ば一杯買って、魚介類も買って」
晃太もいろいろ言う。
「大根おろしになめ茸もいるなあ」
我が家の焼き肉には必須アイテムだ。
焼いたお肉にたっぷりのせると、お肉がエンドレスに入る禁断のアイテムだ。
『何なのです? 焼き肉』
『美味しそうな感じだわ』
「帰ってからね。買い物いかんといかんけどね」
ディレックスで、大量買いやね。
そんな話をしていると、バーズさんが戻ってくる。
「お待たせしました。どうぞご確認ください」
ずらりと並ぶ大金貨、金貨と銀貨と銅貨。
確認する。うん、大丈夫だ。
書類にサインして、魔力を流す。晃太がアイテムボックスへ。
「ありがとうございます。ミズサワ様、しばらくこちらに滞在されますか?」
「ええ、まあ」
「まだ、何かございましたら、私が対応させていただきますので、窓口で私の名前を出してください」
「ありがとうございます」
バーズさんが、見送ってくれる。
さあ、帰って焼き肉や。
「あ、ユイさん」
ログハウスに戻る途中で、マルシェでエマちゃんが荷物を手に持って駆け寄って来た。後ろではリーダーさんとテオ君。
「あらエマちゃん」
「ユイさん、冒険者になったんだね。噂になってるよ」
「え、もう?」
「そりゃそうだよ。フォレストガーディアンウルフとクリムゾンジャガーだよ」
エマちゃんが声を潜める。
「本当に気を付けてね」
「分かってる」
それからエマちゃんがちょっと寂しそうに言う。
「あのね、私達、明後日ここを出るの」
「え? 明後日? どこに?」
「北のカルーラです」
リーダーさんが答える。
「馬車の護衛依頼です。ちょうどカルーラはチュアンの故郷ですから、これを機に一度行ってみようって話になりまして」
「そうですか、明後日の何時の馬車です?」
「朝の二番出発の馬車です」
「そうですか」
数少ない知り合いが、離れていくのか。でも、仕事や、仕方ない。
「お気をつけてください」
「はい、ユイさんも」
エマちゃんとテオ君は興味津々にビアンカとルージュを見ている。シャンプーしたからね。
ビアンカとルージュに触ってもいいか許可もらって、エマちゃんとテオ君がもふもふ。
「柔らかーい」
「すげえ、すべすべ」
かわいかあ。エマちゃん、テオ君は満面な笑みでもふもふしていた。
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