19 / 820
連載
これから①
しおりを挟む
私達はギルドを出る。
「ミズサワさん、これからどうされますか?」
パーカーさんが心配そうに聞いてくる。
「とりあえず、宿を探します。これからのことはそれからですね」
「そうですか。私達は明日立ちますが、どうかお気をつけてください」
パーカーさんは声を潜める。
「ユイさん、貴方があの2匹を従魔にしたことはいずれ知られることになります。そうなればあの2匹目的で良からぬ連中が声をかけてくるでしょう」
「はあ」
首を傾げる私。
「ビアンカとルージュが欲しいと?」
「まあ、最終的にはそうですが。はじめは甘い言葉を囁いてくるでしょうね。丸め込んで、従魔の権利を渡すなんてことにならないように気をつけてください」
え、そんなことできるの?
『有り得ないのです』
『良からぬ気配がマスターに近づけば、切り裂いてやるわ』
『そうね、息の根を止めるのです』
やめて、怖いから。後で色々約束事増やさないと。
「はい、ありがとうございます。気をつけます」
「では、これで私達は失礼します。短い間でしたがお世話になりました。マーファに入らしたらぜひ店に来てください。西通で店を出しています。西通には私共の仕立て屋しかありませんから」
「はい。ぜひ」
パーカーさんとジョシュアさんに挨拶。
「ミズサワさん、お世話になりました」
山風の皆さんもパーカーさんと同じような事を、心配そうに言ってきた。
「ユイさん、変な連中が声をかけてくるかもしれません。気をつけてください」
「はい、ありがとうございますロッシュさん。ビアンカとルージュやヒスイ達は誰にも渡しませんから」
「いや、あのですね。まず、主人のユイさんを手に入れようとしてきますよ」
「そうなんですね」
『そんなことさせないのです』
『ええ、近づけさせないわ』
ビアンカとルージュが頼もしい。
「はい、気をつけます」
「では、俺達もこれで」
山風の皆さんも挨拶してギルドを後にする。
「マーファでレストラン開いたら真っ先に行きますっ」
「常連になるっすっ」
マアデン君とハジェル君が必死にアピールしながら手を振っていた。
「ユイさん」
「あ、リーダーさん、長い間お世話になりました」
「いいえ、こちらこそ。ユイさん、繰り返しになりますが、本当に気をつけてください。後は本契約されたのならやはり冒険者ギルドに登録しなくてはならなくなりますよ」
「え?」
「冒険者ギルドにユイさんの従魔だと登録したら、他のものは手を出せません。罪に問われます。ある程度はそれで守られますがそれでも言い寄って来るものはいるはずです。無理に奪いに来たら、母親の方は自衛できても、子供達は無理でしょうから」
「そ、そうなんですか? 分かりました。明日ギルドに行くので登録します」
しかし、冒険者かあ。若ければなんとかなるけどねえ。
確か冒険者もピンキリだったはず。町の雑用しながらする手もあるかな。身分証代わりに持つ人もいるって聞いたし。
「ユイさん、大丈夫?」
「エマちゃんありがとう、大丈夫よ」
鷹の目の皆さんに、家族でお礼を言う。
「長い間ありがとうございました」
「どうぞ、始祖の神のご加護がありますように」
チュアンさんが、親切に祈ってくれる。
「これから妙な連中が絡んでくるかもしれません、どうか気をつけてください」
マデリーンさんも心配そうに言ってくれる。
「うう、ミズサワさん達の専属護衛なら、ずっとケイコさんのご飯が食べられたのに」
ミゲル君がちょっと悔しそうな顔。母が嬉しそうに笑う。
「ユイさん、これからどうするの?」
エマちゃん、その後ろには、エマちゃんと同じように心配そうなテオ君。
「なんとかなるよ。大丈夫よ」
鷹の目の皆さんは数日アルブレンに滞在すると。
リーダーさんを先頭に去っていった。エマちゃんとテオ君が心配そうに何度も振り返っていた。
「さて、お母さん。残金は?」
「80万くらいかね」
宿代いくらかだけど、今日出したあの熊にかけるしかないか。
私達の貴重な金脈は蜂蜜等の転売だが、今回は無理だ。
今日騒ぎを起こした商人ギルドで蜂蜜買い取ってなんて言えない。
「とにかく宿や」
私は晃太と宿案内所に入る。
「すみません」
「はい」
感じのよいおばあちゃんだ。ああ、さっきの商人ギルド職員と雲泥の差。
「成人4人、小型犬1匹、中型犬3匹、中型猫2匹、超大型犬1匹、超大型猫1匹です。泊まれる所あります?」
おばあちゃんの頭に?が浮かぶ。
「あのちょっと事情ありまして。晃太、ちょっと連れてきて」
「え、ビアンカとルージュ?」
「子供の方たい」
ビアンカとルージュが来たら、このおばあちゃんの寿命縮みそうだから。
「ん、分かった」
晃太が呼びに行く前に、来ました。元気が。案内所に飛び込んできて、カウンターにジャンプジャンプ。
「クンクンッ」
「まあ、かわいい」
おばあちゃん笑顔。良かった。
ヒスイまで来たので抱っこして見せると、おばあちゃんはかわいいの連発。猫派かな。
「まだ、この仔サイズがいて、母親もいるんです」
これくらい、と背丈を手で示す。
おばあちゃんは一瞬固まったが、すぐに台帳のようなものを広げる。
「でしたらコテージタイプで、広めの庭付きがございます。少々値が張りますが」
「おいくらですか?」
「1泊9万です」
高いが、背に腹はかえられぬ。花と5匹の仔達が走り回る庭付きがいい。
必死にジャンプする元気を晃太が抱えるが、
「重かあ」
しかもじたばたしてるから大変そうだ。だが、頼むばい。私じゃ元気は無理。ヒスイでも重かもん。元気は晃太をペロペロしてる。
「お願いします」
「では、こちらの木札をお持ちください。係のものに案内させます」
おばあちゃんから木札を受け取り外に出る。出る前に、おばあちゃんはちょっとヒスイを触りたいみたいだったから、勧めると嬉しそうに笑う。
優しく背中を触るおばあちゃん。
「本当にかわいらしい。こんなにかわいい仔初めて見ました。なんて綺麗な目なんでしょう」
「ヒスイっていいます」
私は鼻が高くなる思いだ。
「みゃあ」
「ふふ、素敵な名前ですね」
私はますます嬉しくなって来た。おばあちゃんにお礼を言って案内所を出る。
係の人は、若い女性、いや女の子だ。ビアンカとルージュには引いていたが、しっかり案内してくれた。
コテージを管理している宿に木札を出し、宿の人が案内してくれる。案の定、ビアンカとルージュには噴き出しているが、汗を流しながら案内してくれた。
うん、ログハウスだ。
1階が広く、トイレに台所あり。お風呂はないが、近所に浴場があると教えてくれた。後は寝室、2階にはロフト。庭は広く、しっかり背の高い柵で囲まれている。
「延長したい場合はどうしたらいいですか?」
「午前中までに受付に来ていただければ大丈夫です。ここは今月一杯予約はございませんので」
「ありがとうございます」
2泊分は支払い済み。
さて、今から緊急家族会議や。
「ミズサワさん、これからどうされますか?」
パーカーさんが心配そうに聞いてくる。
「とりあえず、宿を探します。これからのことはそれからですね」
「そうですか。私達は明日立ちますが、どうかお気をつけてください」
パーカーさんは声を潜める。
「ユイさん、貴方があの2匹を従魔にしたことはいずれ知られることになります。そうなればあの2匹目的で良からぬ連中が声をかけてくるでしょう」
「はあ」
首を傾げる私。
「ビアンカとルージュが欲しいと?」
「まあ、最終的にはそうですが。はじめは甘い言葉を囁いてくるでしょうね。丸め込んで、従魔の権利を渡すなんてことにならないように気をつけてください」
え、そんなことできるの?
『有り得ないのです』
『良からぬ気配がマスターに近づけば、切り裂いてやるわ』
『そうね、息の根を止めるのです』
やめて、怖いから。後で色々約束事増やさないと。
「はい、ありがとうございます。気をつけます」
「では、これで私達は失礼します。短い間でしたがお世話になりました。マーファに入らしたらぜひ店に来てください。西通で店を出しています。西通には私共の仕立て屋しかありませんから」
「はい。ぜひ」
パーカーさんとジョシュアさんに挨拶。
「ミズサワさん、お世話になりました」
山風の皆さんもパーカーさんと同じような事を、心配そうに言ってきた。
「ユイさん、変な連中が声をかけてくるかもしれません。気をつけてください」
「はい、ありがとうございますロッシュさん。ビアンカとルージュやヒスイ達は誰にも渡しませんから」
「いや、あのですね。まず、主人のユイさんを手に入れようとしてきますよ」
「そうなんですね」
『そんなことさせないのです』
『ええ、近づけさせないわ』
ビアンカとルージュが頼もしい。
「はい、気をつけます」
「では、俺達もこれで」
山風の皆さんも挨拶してギルドを後にする。
「マーファでレストラン開いたら真っ先に行きますっ」
「常連になるっすっ」
マアデン君とハジェル君が必死にアピールしながら手を振っていた。
「ユイさん」
「あ、リーダーさん、長い間お世話になりました」
「いいえ、こちらこそ。ユイさん、繰り返しになりますが、本当に気をつけてください。後は本契約されたのならやはり冒険者ギルドに登録しなくてはならなくなりますよ」
「え?」
「冒険者ギルドにユイさんの従魔だと登録したら、他のものは手を出せません。罪に問われます。ある程度はそれで守られますがそれでも言い寄って来るものはいるはずです。無理に奪いに来たら、母親の方は自衛できても、子供達は無理でしょうから」
「そ、そうなんですか? 分かりました。明日ギルドに行くので登録します」
しかし、冒険者かあ。若ければなんとかなるけどねえ。
確か冒険者もピンキリだったはず。町の雑用しながらする手もあるかな。身分証代わりに持つ人もいるって聞いたし。
「ユイさん、大丈夫?」
「エマちゃんありがとう、大丈夫よ」
鷹の目の皆さんに、家族でお礼を言う。
「長い間ありがとうございました」
「どうぞ、始祖の神のご加護がありますように」
チュアンさんが、親切に祈ってくれる。
「これから妙な連中が絡んでくるかもしれません、どうか気をつけてください」
マデリーンさんも心配そうに言ってくれる。
「うう、ミズサワさん達の専属護衛なら、ずっとケイコさんのご飯が食べられたのに」
ミゲル君がちょっと悔しそうな顔。母が嬉しそうに笑う。
「ユイさん、これからどうするの?」
エマちゃん、その後ろには、エマちゃんと同じように心配そうなテオ君。
「なんとかなるよ。大丈夫よ」
鷹の目の皆さんは数日アルブレンに滞在すると。
リーダーさんを先頭に去っていった。エマちゃんとテオ君が心配そうに何度も振り返っていた。
「さて、お母さん。残金は?」
「80万くらいかね」
宿代いくらかだけど、今日出したあの熊にかけるしかないか。
私達の貴重な金脈は蜂蜜等の転売だが、今回は無理だ。
今日騒ぎを起こした商人ギルドで蜂蜜買い取ってなんて言えない。
「とにかく宿や」
私は晃太と宿案内所に入る。
「すみません」
「はい」
感じのよいおばあちゃんだ。ああ、さっきの商人ギルド職員と雲泥の差。
「成人4人、小型犬1匹、中型犬3匹、中型猫2匹、超大型犬1匹、超大型猫1匹です。泊まれる所あります?」
おばあちゃんの頭に?が浮かぶ。
「あのちょっと事情ありまして。晃太、ちょっと連れてきて」
「え、ビアンカとルージュ?」
「子供の方たい」
ビアンカとルージュが来たら、このおばあちゃんの寿命縮みそうだから。
「ん、分かった」
晃太が呼びに行く前に、来ました。元気が。案内所に飛び込んできて、カウンターにジャンプジャンプ。
「クンクンッ」
「まあ、かわいい」
おばあちゃん笑顔。良かった。
ヒスイまで来たので抱っこして見せると、おばあちゃんはかわいいの連発。猫派かな。
「まだ、この仔サイズがいて、母親もいるんです」
これくらい、と背丈を手で示す。
おばあちゃんは一瞬固まったが、すぐに台帳のようなものを広げる。
「でしたらコテージタイプで、広めの庭付きがございます。少々値が張りますが」
「おいくらですか?」
「1泊9万です」
高いが、背に腹はかえられぬ。花と5匹の仔達が走り回る庭付きがいい。
必死にジャンプする元気を晃太が抱えるが、
「重かあ」
しかもじたばたしてるから大変そうだ。だが、頼むばい。私じゃ元気は無理。ヒスイでも重かもん。元気は晃太をペロペロしてる。
「お願いします」
「では、こちらの木札をお持ちください。係のものに案内させます」
おばあちゃんから木札を受け取り外に出る。出る前に、おばあちゃんはちょっとヒスイを触りたいみたいだったから、勧めると嬉しそうに笑う。
優しく背中を触るおばあちゃん。
「本当にかわいらしい。こんなにかわいい仔初めて見ました。なんて綺麗な目なんでしょう」
「ヒスイっていいます」
私は鼻が高くなる思いだ。
「みゃあ」
「ふふ、素敵な名前ですね」
私はますます嬉しくなって来た。おばあちゃんにお礼を言って案内所を出る。
係の人は、若い女性、いや女の子だ。ビアンカとルージュには引いていたが、しっかり案内してくれた。
コテージを管理している宿に木札を出し、宿の人が案内してくれる。案の定、ビアンカとルージュには噴き出しているが、汗を流しながら案内してくれた。
うん、ログハウスだ。
1階が広く、トイレに台所あり。お風呂はないが、近所に浴場があると教えてくれた。後は寝室、2階にはロフト。庭は広く、しっかり背の高い柵で囲まれている。
「延長したい場合はどうしたらいいですか?」
「午前中までに受付に来ていただければ大丈夫です。ここは今月一杯予約はございませんので」
「ありがとうございます」
2泊分は支払い済み。
さて、今から緊急家族会議や。
2,272
お気に入りに追加
7,674
あなたにおすすめの小説
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
別に構いませんよ、離縁するので。
杉本凪咲
恋愛
父親から告げられたのは「出ていけ」という冷たい言葉。
他の家族もそれに賛同しているようで、どうやら私は捨てられてしまうらしい。
まあいいですけどね。私はこっそりと笑顔を浮かべた。
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
【完結】虐げられた令嬢の復讐劇 〜聖女より格上の妖精の愛し子で竜王様の番は私です~
大福金
ファンタジー
10歳の時、床掃除をしている時に水で足を滑らせ前世の記憶を思い出した。侯爵家令嬢ルチア
8さいの時、急に現れた義母に義姉。
あれやこれやと気がついたら部屋は義姉に取られ屋根裏に。
侯爵家の娘なのに、使用人扱い。
お母様が生きていた時に大事にしてくれた。使用人たちは皆、義母が辞めさせた。
義母が連れてきた使用人達は私を義母と一緒になってこき使い私を馬鹿にする……
このままじゃ先の人生詰んでる。
私には
前世では25歳まで生きてた記憶がある!
義母や義姉!これからは思い通りにさせないんだから!
義母達にスカッとざまぁしたり
冒険の旅に出たり
主人公が妖精の愛し子だったり。
竜王の番だったり。
色々な無自覚チート能力発揮します。
竜王様との溺愛は後半第二章からになります。
※完結まで執筆済みです。(*´꒳`*)10万字程度。
※後半イチャイチャ多めです♡
※R18描写♡が入るシーンはタイトルに★マークをいれています。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。