よく書かれている婚約破棄の物語でも、結婚後不遇を経て離縁する物語でも、ハッピーエンドを求めるからか、ラストは主人公が別の素敵な男性と結婚するという話が多い中、絶対に主人公に選ばれるであろう素敵な立ち位置の第二王子が選ばれない！そこがいい！
私見ですが、ちょっとチョロイン多くない？と思っていたのです。
婚約者だか夫だかが非道い男性だったからといって、次にちょっと優しくしてくれた人にあっさり（私見）靡すぎじゃない？と。もっと言えば、次に行くの早くない？（私見）と。もっと用心してくれよ、と。
なので、未来の話は分かりませんが、現段階のお話で即断お断りしてくれたのには、良かった、とちょっと嬉しくなりました。

全体的には面白かったのですが、何のために第二王子出てきたの？というのが最後の感想です。
出す必要性がまったくないキャラクターでした。
王子が出てきたからより侯爵家や使用人が慌てた、程度の役割でしょうか。
よくある王子様と次は結ばれる、という展開にしたくないからアンチテーゼで出しただけに見えました。
それならいない方がすんなりお話を楽しめたと思います。

【承認不要】
初めまして。作品楽しみに読ませていただきました。ありがとうございました。
いきなり不躾な事を申し上げますが、どうかお許しください。本作を小説家になろう様でも拝見いたしました。作者名もタイトルも同一だし、コメント欄も開いていたので同じ作者様だと判断したのですが、できれば一言あらすじの後にでも他サイトにも公開中などの文言を入れていただくと、一読者として有り難いです。最近も某作家さんが盗作されて他サイトに公開されていたこともありますので……