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このであいは、偶然なのか、運命なのか。
生粋のゲイで受けの篠田 要 26才。
基本、愛されたい。
スーツ着ているのに、学生さんと間違われる、社会人。
とうとう、要は恐れていた人事異動が発表された。
バーン!
とはりだされた名前に、自分の名前がないか必死に探した!
目を開き業務よりも真剣にっ!
「篠田さん、ありましたよ」
後輩に肩を叩かれ、要は魂が上空4000mぐらい飛んでいた。
「な、な、なぜだ~!」
それは、ある者には大人気、そして、ある者にはまぁ、大人ですし?
社会人ですし?で済まされ、ある者には、恐れられている部署!
それは、BL向上委員会部...部っている?な、部署なのだ!
要が特に恐れている部の...
「...ちなみに、俺、どこだった?」
後輩に尋ねた要、26才。
胸が大きくなりそうなぐらいドキドキしています。ならないけどね。
「良かったですね!俺推しっス!
みんな(腐女子)に大人気!BLCD部ですっす!」
説明しよう。
BLCD とは、boys love のCDだね!
いやいや、小説や漫画など昨今の日本では、BLと呼ばれるジャンルが急成長している。
主流だった漫画の売上を越え、大きくのばした作品の中でストーリー、世界観などをより忠実に再現した
CDをBLCDとざっくり言う。
昔は、人気が落ち着いた声優などが作品に関わっていたのだが、最近では、若手声優の注目の仕事であった。
ただし、これを侮ってはならない。
もし...作品の世界観を壊すような演技をしてしまったら...
『何、あの大根声優...』『がっかりでした...』
などの負のコメントがつくのだった!
腐女子怖い...
容赦ないバッサリのザックリで打たれ弱い者は、BLCD怖いと二度と関わらないでいた。
BLCDと言うだけあって、男性同士の絡みの声を録っていくのだ。
それに耐えれない者も、この世界から足を洗うのだった。
説明、終わった?
あのね、どうしよう!
BLCD部だよ?
ゲイの俺が、これになったらヤバイ!...
だって、俺、BLCDでイケるんです!キラリン!
イヤイヤ...
こんなイケちゃう俺が、これに関わったら...
パンツとズボンの替えは、どれぐらいいるのだろう...
-!
誤解を招きそうなので言葉を足しておこう。
1人で、仕事中に、武勇伝するんじゃないって?
してませんよ!してません!
通勤時の電車の中で聞いていて思わず、イキそうだったこと、数知れず。
そう、普通に聴いていて仕事をしているときも?イキそうになる。
仕事中に?聞いてる?ありなんだよ。
ある時、後輩相手に飲んだ。
そして、こぼした!
BLCDでイケるって。
え?ゲイがバレるんじゃないかって?
世の中には、無害なゲイもいるんだよ!
いいじゃん...
出会いなんてファンタジーだ。
まず、リアルでゲイの人間なんて、会っても分からない。
分かるんじゃないのかって?!
俺、分かんない...
名前の横に、ゲイって書いてあったらわかる。
だから、童貞、処女のまっさらだ。
イヤイヤ・・まっさらでは、ないな...
ゲイビなんかもある時代だけれど、見た目の好みとかもよくわからない。
だから、BLCDを聞いている。
話は反れたが、酔ってバラした次の日、後輩に尋ねられた。
「篠田さん、イったCDって題名、わかります?」
ブホって、噴くよね!?
反応、合ってるよね?
今、会議中!
周りの視線が痛すぎる...
『俺の嫁、カッコイイ?』
題名を書いて渡しておいた。
そんなやりとりを数回繰り返した。
「イヤ~良い事するって、気分は最高っすね」
後輩のご機嫌な様子で何よりだ...
「篠田さんが聞いて、イってるCDって全部、売り上げ良いって知ってます?」
知りませんよ...
基本的に、人気では無くても発売日に買って聞いているさ。ふっ...
後輩が
「だ・か・ら!!
俺、先輩のために頑張りましたっ!」
ん...?
なんだ?
「えっと...後輩君...何を頑張ったのかな?」
要の野生の勘が危険なシグナルを感知中だ!
ガシッと手を握られるっ!
....なに...これ?
要は、握られた手を見つめる。
そして、後輩の顔を見る。
後輩は、なぜか、感極まって涙を浮かべている。
漢泣き...でも、なぜ?
「俺..BLCD部に乗り込んだんっす。
篠田 要、26歳。BLCDでイケる男。
篠田をイかせたCDは、売れるっ!!
業績アップでウハっウハっ」
笑顔がまぶしくても、俺は目の前の後輩に投げつけたい。
クリームパイを...なくてよかった。
これで、慌てる要ではない。
26歳、大人、間違えられても社会人。
冷静に後輩にかえすのさっ!
「...ほほう。
で、部の人の反応はどうだった?
あそこは、配属希望がたくさん出ているっていうじゃないか。
後輩君、君の努力は、彼らに届いているだろう...
今回の結果で、学ぶこともあるだろう。
頑張りたまえ」
―...ふふふ。どうだ?
要は知っている。
今まで、数多くの社員がBLCD部に配属希望を出していることを...
そして、その願いは、なかなか叶えられないことも...
噂では、異動希望を出して、最短で3年ぐらいかかるというじゃないか。
それまでは、余裕がある。
大丈夫だ。超余裕!
「あ、でも...
丁度、来月に人事異動が発表されるじゃないっすか?
BLCD部じゃなくても、向上委員会部ぐらいには、行きそうじゃないっすか?」
後輩の言葉に、要は余裕顔で返す。
「BLCD部でなければ、大丈夫だ」
―大丈夫、俺の平和は守られる...
要はウンウンと頷く。
そんな会話が懐かしい...
あの頃の、自分に伝えたい....
お前の将来は決まっているのだと...
要は、自分の目でも確認し、上司にも確認してやっと、受け入れることができた。
自分の席で、周りを見る。
公式腐女子として認知されている女子社員数名が、要を見ながらコソコソと話をしている。
そうだろうな。
彼女たちは、何年も、移動申請をしているのだ。
なのに...ポッと出て、サクッと決まってしまった要をどう思うかなんて、分かり切っている。
恐ろしい...
「あの...篠田さん!」
要の後ろから女子社員の呼ぶ声が聞こえる。
あまり見たことのない社員。
でも、制服から秘書の人。
「これを、お納めください」
ドーン!!
と、渡された書類の束。
女子社員の周りには誰もいない。
ただ、周りの雰囲気が、要をアウェイ感を感じさせる。
ここ、俺の部署だよ?
そんな要の心中など、気にしていない女子社員は話を続ける。
「これ、LBL連合からの篠田さんへの応援の言葉です」
そう言って、彼女は、去っていった。
―LBLって何?
要は、渡された書類の束をペラっとめくる。
―...あぁぁ...
要は、寒気がした。
彼女が去っても、部屋の違和感は消えない。
トイレに逃げ込むのより、自分の席で書類に目を通す方が、身の安全であると察する。
席で書類をめくる。
LBL連合...love boys love
パタン...
要は書類を持ち上げてみる。
知るんじゃなかった。
書類の重さが変わるぐらい、いろんな圧を感じる要だった。
篠田 要 26歳。ゲイ。そして童貞、処女。
好んで聞いているジャンルBLCD
そして、BLCD部への移動する日にちまで、あと二日。
生粋のゲイで受けの篠田 要 26才。
基本、愛されたい。
スーツ着ているのに、学生さんと間違われる、社会人。
とうとう、要は恐れていた人事異動が発表された。
バーン!
とはりだされた名前に、自分の名前がないか必死に探した!
目を開き業務よりも真剣にっ!
「篠田さん、ありましたよ」
後輩に肩を叩かれ、要は魂が上空4000mぐらい飛んでいた。
「な、な、なぜだ~!」
それは、ある者には大人気、そして、ある者にはまぁ、大人ですし?
社会人ですし?で済まされ、ある者には、恐れられている部署!
それは、BL向上委員会部...部っている?な、部署なのだ!
要が特に恐れている部の...
「...ちなみに、俺、どこだった?」
後輩に尋ねた要、26才。
胸が大きくなりそうなぐらいドキドキしています。ならないけどね。
「良かったですね!俺推しっス!
みんな(腐女子)に大人気!BLCD部ですっす!」
説明しよう。
BLCD とは、boys love のCDだね!
いやいや、小説や漫画など昨今の日本では、BLと呼ばれるジャンルが急成長している。
主流だった漫画の売上を越え、大きくのばした作品の中でストーリー、世界観などをより忠実に再現した
CDをBLCDとざっくり言う。
昔は、人気が落ち着いた声優などが作品に関わっていたのだが、最近では、若手声優の注目の仕事であった。
ただし、これを侮ってはならない。
もし...作品の世界観を壊すような演技をしてしまったら...
『何、あの大根声優...』『がっかりでした...』
などの負のコメントがつくのだった!
腐女子怖い...
容赦ないバッサリのザックリで打たれ弱い者は、BLCD怖いと二度と関わらないでいた。
BLCDと言うだけあって、男性同士の絡みの声を録っていくのだ。
それに耐えれない者も、この世界から足を洗うのだった。
説明、終わった?
あのね、どうしよう!
BLCD部だよ?
ゲイの俺が、これになったらヤバイ!...
だって、俺、BLCDでイケるんです!キラリン!
イヤイヤ...
こんなイケちゃう俺が、これに関わったら...
パンツとズボンの替えは、どれぐらいいるのだろう...
-!
誤解を招きそうなので言葉を足しておこう。
1人で、仕事中に、武勇伝するんじゃないって?
してませんよ!してません!
通勤時の電車の中で聞いていて思わず、イキそうだったこと、数知れず。
そう、普通に聴いていて仕事をしているときも?イキそうになる。
仕事中に?聞いてる?ありなんだよ。
ある時、後輩相手に飲んだ。
そして、こぼした!
BLCDでイケるって。
え?ゲイがバレるんじゃないかって?
世の中には、無害なゲイもいるんだよ!
いいじゃん...
出会いなんてファンタジーだ。
まず、リアルでゲイの人間なんて、会っても分からない。
分かるんじゃないのかって?!
俺、分かんない...
名前の横に、ゲイって書いてあったらわかる。
だから、童貞、処女のまっさらだ。
イヤイヤ・・まっさらでは、ないな...
ゲイビなんかもある時代だけれど、見た目の好みとかもよくわからない。
だから、BLCDを聞いている。
話は反れたが、酔ってバラした次の日、後輩に尋ねられた。
「篠田さん、イったCDって題名、わかります?」
ブホって、噴くよね!?
反応、合ってるよね?
今、会議中!
周りの視線が痛すぎる...
『俺の嫁、カッコイイ?』
題名を書いて渡しておいた。
そんなやりとりを数回繰り返した。
「イヤ~良い事するって、気分は最高っすね」
後輩のご機嫌な様子で何よりだ...
「篠田さんが聞いて、イってるCDって全部、売り上げ良いって知ってます?」
知りませんよ...
基本的に、人気では無くても発売日に買って聞いているさ。ふっ...
後輩が
「だ・か・ら!!
俺、先輩のために頑張りましたっ!」
ん...?
なんだ?
「えっと...後輩君...何を頑張ったのかな?」
要の野生の勘が危険なシグナルを感知中だ!
ガシッと手を握られるっ!
....なに...これ?
要は、握られた手を見つめる。
そして、後輩の顔を見る。
後輩は、なぜか、感極まって涙を浮かべている。
漢泣き...でも、なぜ?
「俺..BLCD部に乗り込んだんっす。
篠田 要、26歳。BLCDでイケる男。
篠田をイかせたCDは、売れるっ!!
業績アップでウハっウハっ」
笑顔がまぶしくても、俺は目の前の後輩に投げつけたい。
クリームパイを...なくてよかった。
これで、慌てる要ではない。
26歳、大人、間違えられても社会人。
冷静に後輩にかえすのさっ!
「...ほほう。
で、部の人の反応はどうだった?
あそこは、配属希望がたくさん出ているっていうじゃないか。
後輩君、君の努力は、彼らに届いているだろう...
今回の結果で、学ぶこともあるだろう。
頑張りたまえ」
―...ふふふ。どうだ?
要は知っている。
今まで、数多くの社員がBLCD部に配属希望を出していることを...
そして、その願いは、なかなか叶えられないことも...
噂では、異動希望を出して、最短で3年ぐらいかかるというじゃないか。
それまでは、余裕がある。
大丈夫だ。超余裕!
「あ、でも...
丁度、来月に人事異動が発表されるじゃないっすか?
BLCD部じゃなくても、向上委員会部ぐらいには、行きそうじゃないっすか?」
後輩の言葉に、要は余裕顔で返す。
「BLCD部でなければ、大丈夫だ」
―大丈夫、俺の平和は守られる...
要はウンウンと頷く。
そんな会話が懐かしい...
あの頃の、自分に伝えたい....
お前の将来は決まっているのだと...
要は、自分の目でも確認し、上司にも確認してやっと、受け入れることができた。
自分の席で、周りを見る。
公式腐女子として認知されている女子社員数名が、要を見ながらコソコソと話をしている。
そうだろうな。
彼女たちは、何年も、移動申請をしているのだ。
なのに...ポッと出て、サクッと決まってしまった要をどう思うかなんて、分かり切っている。
恐ろしい...
「あの...篠田さん!」
要の後ろから女子社員の呼ぶ声が聞こえる。
あまり見たことのない社員。
でも、制服から秘書の人。
「これを、お納めください」
ドーン!!
と、渡された書類の束。
女子社員の周りには誰もいない。
ただ、周りの雰囲気が、要をアウェイ感を感じさせる。
ここ、俺の部署だよ?
そんな要の心中など、気にしていない女子社員は話を続ける。
「これ、LBL連合からの篠田さんへの応援の言葉です」
そう言って、彼女は、去っていった。
―LBLって何?
要は、渡された書類の束をペラっとめくる。
―...あぁぁ...
要は、寒気がした。
彼女が去っても、部屋の違和感は消えない。
トイレに逃げ込むのより、自分の席で書類に目を通す方が、身の安全であると察する。
席で書類をめくる。
LBL連合...love boys love
パタン...
要は書類を持ち上げてみる。
知るんじゃなかった。
書類の重さが変わるぐらい、いろんな圧を感じる要だった。
篠田 要 26歳。ゲイ。そして童貞、処女。
好んで聞いているジャンルBLCD
そして、BLCD部への移動する日にちまで、あと二日。
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