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妹ポジション
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藤咲 音橙花。
幼いころから服を作ることに興味を持ち、実物の人間を対象に作り出したのは中学生。
それから高校入学と同時に近くのデザイナーのところに頼み込み、バイト兼修業と勉強に励む学生時代。
途中、デザイナーからの紹介でブランドを手掛けるデザイナーに紹介されそこでも修業兼バイトとして励む。
兄の影響で婚礼衣装に興味を持つ。
打ち明けた直後に大ニュース。
目指していたデザイナーが婚礼衣装のみにすると発表。
結果、卒業時そのデザイナーからイタリアにいって紹介するデザイナーの元で勉強しないかと持ち掛けられる。
自分の理想としていたデザイナーとのことで卒業式を待っていく。
そのデザイナー。
拠点はイタリアということはわかったが、姿、本名、など一切公表していない。
そのため、一人なのか複数なのか。年齢すら公表されていない。
男性なのか、女性なのかもわからない。
現地で出会った人は前髪で顔の見えない日本人?
そして男の人。
ただ、表情は見えなくても彼の感情を音橙花は、初めから理解できた。
彼女の才能は素晴らしく、彼の元でいろいろと勉強をする。
一年は仕事に励み、実力をみて現地のアカデミーに通うかを彼が判断する。
そう、彼があの音橙花の憧れていたデザイナーだったのだ。
歳は長兄より上なので、自分より10歳ぐらい上だろう。
彼がオーナー兼デザイナー。
人嫌いで、仕事場に立ち入れるのは限られた人物。
ただ、音橙花は、初めから気に入られていた。
実力などを見てもらい、即戦力としてデザイナーの一員になる。
そこで、彼に打ち明ける。
自分が婚礼衣装を目指すきっかけ。
理解してもらい、一緒の道を歩むと同時に彼ともだんだんと親交を深め、恋に落ちる。
歳の差恋愛。
ただ、彼は顔を一度も彼女にみせていない。
ある日、リビングで資料を片手に寝ている彼の素顔を見る。
どこかでみたこのある顔。
誰かに似ている顔のパーツ。
顔の傷。
数日悩む彼女を彼は問う。
そして、彼の素顔を見たと打ち明け彼の本音を聞く。
傷の過去。彼の心の傷。
彼ともっと絆が深まり、身体を繋げる。
心も体も繋がり、仕事も順調。
そして、久しぶりに彼女が親に会うというので、彼も同行。
そこで、彼女の兄弟に会う。
パートナーにも会って紹介してもらう。
そこで、自分の名前を言う。
みんな唖然。
そこで、彼らが兄弟であることをしる。
桐嶋 羅修
デザイナー。藤咲 音橙花の恋人。のち、夫。
この時、彼女のお腹には彼の子どもが。
子どもをイタリアで出産し、結婚をする。
続けて2人目を妊娠出産し、仕事に復帰。
本格的に同性愛向け婚礼衣装に取り掛かる。
先に、自分の兄たちを祝うことにする。
オフショットで同性婚の写真を公開したことが大きく反響。
各地で同性婚の受け入れが寛容に。
まさか、こんな繋がりになるとは、誰も思わなかった縁である。
ーーーーー彼らを繋ぐ糸の行方ーーーーー
音橙花は久しぶりに日本に帰国する。
実家は、兄たちが住んでいるが親の住むところにみんな集まることとなった。
親は、子どもたちが片付いたからと2人で移住し、のんびりと過ごしている。
今回、音橙花は、付き合っている人を紹介すると伝えていた。
そのため、なかなか機会がないだろうと兄も集まることとなった。
某有名ホテルに各々泊っている。
各自荷物を置いて、個室にて食事会をする。
そこで藤咲家の全員。
そして子供たちのパートナーに会う。
兄2人とそのパートナーはもう、部屋に入って両親と話をしているという。
音橙花は、緊張している彼を落ち着かせる。
《ふふふ、羅修さん。
緊張してますね。》
彼との会話は基本、イタリア語だ。以後《》イタリア語
《そうりゃ、緊張するよ。
初対面の人ばかりだからね。
しかも、君の大切な人だ。》
手を繋ぎ、部屋に入る。
兄と両親の姿。
そして、蒔さんと朔さん。
「お久しぶりです。
蒔さん、朔さん。」
2人とも、なぜか音橙花の隣の彼を見ている。
羅修さんは今日は前髪を上げている。
傷は見えるが全てを見てもらう覚悟できている。
「お父さん、お母さん、そしてみんな。
私のお付き合いをしている彼。羅修さんです。」
羅修の顔を見ると、彼も、蒔と朔を見ている。
「「「・・・・」」」
?
音橙花は、尋ねる。
《羅修さん?どうしたの?
できたら、日本語で名前だけでも言って欲しいんだけど・・・》
ハッとした羅修は日本語で挨拶をする。
「初めまして、音橙花さんとお付き合いをさせてもらっています。
桐嶋 羅修です。」
!!!!!
音橙花は、羅修を見る。
兄二人が驚いている。
両親は?
そういえば羅修の名字を知らなかった音橙花は、聞いて驚く。
「え?桐嶋?」
羅修はうなずき、蒔、朔の近くにいく。
「桐嶋 蒔。桐嶋 朔。・・・大きくなったな。
私の弟です。」
!!!!
両親は唖然。
音橙花の兄、央がパートナーの朔に近付く。
「朔?大丈夫?」
央の声に朔は我に返り、羅修を見る。
自分の歳の離れた兄。
生まれて朔は長兄に会った記憶がなかったのに、自分のことを大切にしてくれた兄。
「兄さん?」
いつも落ち着いている朔の確かめる様な声。
蒔は気づいていた。
でも、目の前にいることが信じられなかった。
まず、顔の傷を見せて人に会っている。
「兄さん。」
羅修に吸い寄せられるかのように朔と蒔は近寄る。
音橙花は、その様子を見て涙が出た。
まさか、まさか。
三人が兄弟だったなんて。
蒔が羅修に話しかける。
「顔、見せて歩けるようになったんだ・・・」
羅修は音橙花を見て、
「あぁ。私の心の傷を彼女がなくしてくれた。」
朔は羅修に近寄り、
「兄さん。会いたかった。」
そういうと、彼の瞳から涙が出ていた。
央は事情を知っている。
彼の後ろで背中を擦っている。
「初めまして、お兄さん。
朔さんとお付き合いしている音橙花の2番目の兄、央です。」
羅修は
「弟を見守ってきてくれてありがとう。」
両親と言えば、
「お父さん!!
すごいわね。
こんなことってあるのね・・・
人生、何があるかわからないわね。」
母が父の背中を容赦なく叩いている。
「うーん。
か、母さん。
前より力が強くなっている・・・
まぁ、うまくいっているようだな。」
みんなの表情をみて父も満足そうである。
「みなさん、そろそろ、席に着きましょう。」
藤咲家の長男 宝典の声で落ち着きを取り戻す。
羅修も音橙花に背中を擦られている。
《羅修さん、知ってたの?
私、羅修さんの顔を誰かに似てるとずっと思ってたの。
朔さんと蒔さんだったのね。
はぁ。すっきりしたわ。》
羅修は返す。
《知らないよ。
だいたい、僕が今日本にいることを誰にも言ってないんだから。
でも、音橙花。
君は、僕の弟たちのためにも婚礼衣装を頑張ってきてくれていたんだね。》
そう言って、羅修は彼女の前に片膝をつく。
《なんて君は最高なんだ。結婚してください。》
!!!!!
まさか、両親たち、兄弟たちの前で求婚されるとは思っていなかった。
《なんて素敵なタイミングなの。これじゃ、交際宣言ではなく、結婚宣言だわ。》
そう言って、音橙花は、羅修に応える。
《もちろん、お受けします。》
羅修と音橙花は、家族に見守られながら口づけをするのであった。
音橙花は、朔に言う。
「お待たせしました。
そろそろ、服作らせてくださいね。」
「あなたの本気は、恐ろしいですね。
まぁ、時期が決まれば声をかけてください。
こちらの体制は、私が動きます。」
朔と音橙花の謎の打ち合わせ・・・
それを知るのは、あのオフショットだけ・・・
幼いころから服を作ることに興味を持ち、実物の人間を対象に作り出したのは中学生。
それから高校入学と同時に近くのデザイナーのところに頼み込み、バイト兼修業と勉強に励む学生時代。
途中、デザイナーからの紹介でブランドを手掛けるデザイナーに紹介されそこでも修業兼バイトとして励む。
兄の影響で婚礼衣装に興味を持つ。
打ち明けた直後に大ニュース。
目指していたデザイナーが婚礼衣装のみにすると発表。
結果、卒業時そのデザイナーからイタリアにいって紹介するデザイナーの元で勉強しないかと持ち掛けられる。
自分の理想としていたデザイナーとのことで卒業式を待っていく。
そのデザイナー。
拠点はイタリアということはわかったが、姿、本名、など一切公表していない。
そのため、一人なのか複数なのか。年齢すら公表されていない。
男性なのか、女性なのかもわからない。
現地で出会った人は前髪で顔の見えない日本人?
そして男の人。
ただ、表情は見えなくても彼の感情を音橙花は、初めから理解できた。
彼女の才能は素晴らしく、彼の元でいろいろと勉強をする。
一年は仕事に励み、実力をみて現地のアカデミーに通うかを彼が判断する。
そう、彼があの音橙花の憧れていたデザイナーだったのだ。
歳は長兄より上なので、自分より10歳ぐらい上だろう。
彼がオーナー兼デザイナー。
人嫌いで、仕事場に立ち入れるのは限られた人物。
ただ、音橙花は、初めから気に入られていた。
実力などを見てもらい、即戦力としてデザイナーの一員になる。
そこで、彼に打ち明ける。
自分が婚礼衣装を目指すきっかけ。
理解してもらい、一緒の道を歩むと同時に彼ともだんだんと親交を深め、恋に落ちる。
歳の差恋愛。
ただ、彼は顔を一度も彼女にみせていない。
ある日、リビングで資料を片手に寝ている彼の素顔を見る。
どこかでみたこのある顔。
誰かに似ている顔のパーツ。
顔の傷。
数日悩む彼女を彼は問う。
そして、彼の素顔を見たと打ち明け彼の本音を聞く。
傷の過去。彼の心の傷。
彼ともっと絆が深まり、身体を繋げる。
心も体も繋がり、仕事も順調。
そして、久しぶりに彼女が親に会うというので、彼も同行。
そこで、彼女の兄弟に会う。
パートナーにも会って紹介してもらう。
そこで、自分の名前を言う。
みんな唖然。
そこで、彼らが兄弟であることをしる。
桐嶋 羅修
デザイナー。藤咲 音橙花の恋人。のち、夫。
この時、彼女のお腹には彼の子どもが。
子どもをイタリアで出産し、結婚をする。
続けて2人目を妊娠出産し、仕事に復帰。
本格的に同性愛向け婚礼衣装に取り掛かる。
先に、自分の兄たちを祝うことにする。
オフショットで同性婚の写真を公開したことが大きく反響。
各地で同性婚の受け入れが寛容に。
まさか、こんな繋がりになるとは、誰も思わなかった縁である。
ーーーーー彼らを繋ぐ糸の行方ーーーーー
音橙花は久しぶりに日本に帰国する。
実家は、兄たちが住んでいるが親の住むところにみんな集まることとなった。
親は、子どもたちが片付いたからと2人で移住し、のんびりと過ごしている。
今回、音橙花は、付き合っている人を紹介すると伝えていた。
そのため、なかなか機会がないだろうと兄も集まることとなった。
某有名ホテルに各々泊っている。
各自荷物を置いて、個室にて食事会をする。
そこで藤咲家の全員。
そして子供たちのパートナーに会う。
兄2人とそのパートナーはもう、部屋に入って両親と話をしているという。
音橙花は、緊張している彼を落ち着かせる。
《ふふふ、羅修さん。
緊張してますね。》
彼との会話は基本、イタリア語だ。以後《》イタリア語
《そうりゃ、緊張するよ。
初対面の人ばかりだからね。
しかも、君の大切な人だ。》
手を繋ぎ、部屋に入る。
兄と両親の姿。
そして、蒔さんと朔さん。
「お久しぶりです。
蒔さん、朔さん。」
2人とも、なぜか音橙花の隣の彼を見ている。
羅修さんは今日は前髪を上げている。
傷は見えるが全てを見てもらう覚悟できている。
「お父さん、お母さん、そしてみんな。
私のお付き合いをしている彼。羅修さんです。」
羅修の顔を見ると、彼も、蒔と朔を見ている。
「「「・・・・」」」
?
音橙花は、尋ねる。
《羅修さん?どうしたの?
できたら、日本語で名前だけでも言って欲しいんだけど・・・》
ハッとした羅修は日本語で挨拶をする。
「初めまして、音橙花さんとお付き合いをさせてもらっています。
桐嶋 羅修です。」
!!!!!
音橙花は、羅修を見る。
兄二人が驚いている。
両親は?
そういえば羅修の名字を知らなかった音橙花は、聞いて驚く。
「え?桐嶋?」
羅修はうなずき、蒔、朔の近くにいく。
「桐嶋 蒔。桐嶋 朔。・・・大きくなったな。
私の弟です。」
!!!!
両親は唖然。
音橙花の兄、央がパートナーの朔に近付く。
「朔?大丈夫?」
央の声に朔は我に返り、羅修を見る。
自分の歳の離れた兄。
生まれて朔は長兄に会った記憶がなかったのに、自分のことを大切にしてくれた兄。
「兄さん?」
いつも落ち着いている朔の確かめる様な声。
蒔は気づいていた。
でも、目の前にいることが信じられなかった。
まず、顔の傷を見せて人に会っている。
「兄さん。」
羅修に吸い寄せられるかのように朔と蒔は近寄る。
音橙花は、その様子を見て涙が出た。
まさか、まさか。
三人が兄弟だったなんて。
蒔が羅修に話しかける。
「顔、見せて歩けるようになったんだ・・・」
羅修は音橙花を見て、
「あぁ。私の心の傷を彼女がなくしてくれた。」
朔は羅修に近寄り、
「兄さん。会いたかった。」
そういうと、彼の瞳から涙が出ていた。
央は事情を知っている。
彼の後ろで背中を擦っている。
「初めまして、お兄さん。
朔さんとお付き合いしている音橙花の2番目の兄、央です。」
羅修は
「弟を見守ってきてくれてありがとう。」
両親と言えば、
「お父さん!!
すごいわね。
こんなことってあるのね・・・
人生、何があるかわからないわね。」
母が父の背中を容赦なく叩いている。
「うーん。
か、母さん。
前より力が強くなっている・・・
まぁ、うまくいっているようだな。」
みんなの表情をみて父も満足そうである。
「みなさん、そろそろ、席に着きましょう。」
藤咲家の長男 宝典の声で落ち着きを取り戻す。
羅修も音橙花に背中を擦られている。
《羅修さん、知ってたの?
私、羅修さんの顔を誰かに似てるとずっと思ってたの。
朔さんと蒔さんだったのね。
はぁ。すっきりしたわ。》
羅修は返す。
《知らないよ。
だいたい、僕が今日本にいることを誰にも言ってないんだから。
でも、音橙花。
君は、僕の弟たちのためにも婚礼衣装を頑張ってきてくれていたんだね。》
そう言って、羅修は彼女の前に片膝をつく。
《なんて君は最高なんだ。結婚してください。》
!!!!!
まさか、両親たち、兄弟たちの前で求婚されるとは思っていなかった。
《なんて素敵なタイミングなの。これじゃ、交際宣言ではなく、結婚宣言だわ。》
そう言って、音橙花は、羅修に応える。
《もちろん、お受けします。》
羅修と音橙花は、家族に見守られながら口づけをするのであった。
音橙花は、朔に言う。
「お待たせしました。
そろそろ、服作らせてくださいね。」
「あなたの本気は、恐ろしいですね。
まぁ、時期が決まれば声をかけてください。
こちらの体制は、私が動きます。」
朔と音橙花の謎の打ち合わせ・・・
それを知るのは、あのオフショットだけ・・・
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