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番外編
巻き込まれました。1
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「ユウ!!!!!これ、7番の席」
「はーい」
どんっとなみなみと注がれたビールが3つも乗せられたトレイをどうにかこうにか持ち上げて、こぼさないように注意してお客さんの元へ運んだ。
「ビール3つ、お待たせしました」
この仕事にも慣れ始めたとはいえ、やっぱり異世界。
客の大半が物騒な大剣やハルバードなど、レパートリーに富んだみてくれなため、ついつい目で追ってしまうこともしばしば。
それに、冒険者は態度がヤバいやつも多いし、そういう客に当たった時は先輩であるジェイドが助けてくれなければ、俺はヘコヘコするしかできない。
もっと図太くならなきゃなぁ~と言ったら、ジェイドに「変なとこで図太いんだから、すぐに慣れるだろ」と言われた。
絶対に褒めてないだろ、それ。
だがしょうがない、俺は日本生まれ日本育ち。
島国で培った「お客様は神様」精神が抜けないのである。
ひょんなことから(?)異世界に吹っ飛び、運良く(……?)魔人ジルベルグと契約した俺は、ジルとともに地上へ出てきた。
ジルは迷宮の中でスローライフでもかまわなかったらしいが、現代社会で生きてきた俺としては、あんな陽の射さない洞窟みたいな所で生活なんてしたら気が滅入ってしまう。
地上はジルの言った通り森ではあったが、冒険者がすでに俺らのいた迷宮を発見していたらしく、すぐ近くには街ができていた。
その街でジルのマジックバッグから要らないものを売りさばいて路銀とし、国の中央とも言える城のある都市へやってきた。
理由はいくつかあったが、辺境に住みつき、歳を取らないことを外見を見て不思議に思われたりするのがめんどくさかったのと、首都にはもっと大きな迷宮があると聞いたからだった。
ジルは殺る気満々で、首都について冒険者登録をした後、嬉嬉としてダンジョンに潜り込んでいる。
1000年前には見たこともなかったようなモンスターがいるらしく、楽しそうでなによりだ。
俺の心のメモに、ジルは戦闘狂という項目が増えた。
俺も最初はそんなジルについて行ったりしたのだが、正直役に立たないし足を引っ張るだけであり、俺自身も運動とか好きではなかったため早々に足を引いた。
だが、ジルが稼いだ金で借りた部屋で家事しかしないのもつまらないため、仕事を探して見つけたのが、この酒場でのウェイターだった。
昼は賄いが出るし、料理はお手頃価格で美味しいし、女将さんは厳しいがなんだかんだ優しい。
先輩であるジェイドともすぐにうちとけたこともあり、なんら問題はなかった。
ジルは何か言いたそうだったが、最終的には何も言わずにOKしてくれたし。
やっぱりどうせなら、異世界を楽しんでみたいじゃないか。
「ユウくーん!こっちにもビール頼むよ」
「はーい、少しお待ちください」
そこまで広くはないとはいえ、前世で言うサイゼ〇アやガ〇トくらいある店内は、所狭しと並べられた席にむさ苦しい男どもが座って飲んでいるのだ。
あっちこっちで、こちらお構いなく申し立てられる注文に、ジェイドと俺だけで回る店内は、いつも忙しい。
俺が仕事を探していた時、ちょうど従業員が結婚を機にやめてしまい人が足りなかったらしく、即採用して貰えたのは好都合だった。
だが、まだまだジェイドは俺の2倍くらいテキパキと動くし、学ぶことは沢山ある。
例えば、酔っ払い野郎の対処法とか………あ、ジェイドがセクハラ野郎の手を叩き落とした。
ジェイドは若草色のセミロングの髪を後ろで括った、猫目の可愛らしい容姿だが、肝っ玉はしっかりした兄貴分だ。
客のセクハラにも動じないスタンスがとてもしびれます。
「っわ、、」
「おっと、大丈夫かい?」
おつまみを運んでいたら、腰にまくタイプのお仕着せであるエプロンの紐が、何かに引っ張られてよろけてしまった。
そして、すぐさま待っていたかのように腰に添えられた手。
コレジャナイ感に一瞬囚われたが、すぐに笑顔を貼り付けてお礼を言った。
「……ありがとうございます」
「いいよ、気にしないで?……ねぇ、今夜暇ならさ、飲みに……」
「すみません、仕事があるので」
「え~つれないね、助けてあげたのに」と金髪を揺らして、俺をこまったふうにみてくる。
「おめーが引っ張ったんだろ!このあほんだら」
と心で毒づきながら、ひきつりそうな笑顔を崩さないように尽力する。
「あの、離していただけませんか?」
「おっと、ごめんね?でもさー、ちょっとだけいいじゃん。俺、向こうに高くていい酒出してくれる店、知ってるんだよね。なんなら奢ってあげても……」
いや、離せよ。
明らかに支える必要のない俺に、未だに手を回したまま離す気配がうかがえない。
しかも、なんならさりげなく、腰からおしりに近い位置に手が下がってきた。
自分に自信があるのか、きざったらしく前髪をかきあげて流し目を送ってくる男。
ココ最近、ちょくちょくちょっかいをかけられてうんざりしていた。
確か、Aランクの冒険者で、そこそこ有名な男だったはずだ。
2つ名も持っていたはずだが、覚えていない。
ちなみにだが、この世界では同性同士の恋愛は大分メジャーである。
冒険者という職業が現代のサラリーマンに打って変わっているからか。
戦地には男ばかりで、命をかけた仕事仲間への友情が、恋愛感情に変わるのは難しくないというのはわかる気がする。
吊り橋効果増し増しかもしれない。
なので、こうやって男の俺にも、何故かお声が掛かるのだが……あれか、筋肉がついてなくて比較的華奢に見えるってか。
悪かったな。ひょろひょろで。
これでも日本では平均身長だぞ。
だが残念、この世界は向こうよりも平均身長が比較的高い。
それに、日本人の平均身長は低いしなぁ……。
「爆ぜろヤリチン」
という愚痴は隠して。
助けを求めるべく店内を見渡すが、タイミングの悪いことに、ジェイドは注文を伝えに裏へ回ってしまっていない。
周りのお客さんに助けを求めるのも躊躇してしまうし、どうしようかと考えあぐねていたら、さらにぐっと腰を引き寄せられてゾワッと鳥肌が立った。
「あの、そろそろ離し……」
「離せよ」
無機質でいて、それなりに大きな声が店内に響いた。
それと同時に、目の前の男が顔を歪ませて呻く。
その手には、男らしく長い指が絡まり掴みあげていた。
「っ、ちょっとからかっただけだよ」
俺の後ろを見て、冷や汗を流しながら弁解する男。
その顔は、自分では絶対に勝てないと悟ったような顔だった。
「おいおい!にーちゃん、それはないぜ!」
「そーだぞ!ユウくん困ってただろ!」
「もっとやったれや!黒髪の兄ちゃん!」
と周りのお客からはやし立てられて、俺は少し恥ずかしくなった。
この客たち、俺が困ってるの見て楽しんでたな?
やばそうになったら助けれくれるつもりだったのだろうが……。
はやし立てられる当の本人ーー俺の腰に腕を回したジルは、「だってよ、やるか?」とさらに男を脅している。
ジルは結構、いい性格してるよな。
男は慌てて「っ、今日はおいとまするよ」と金をテーブルにほおり投げて、逃げるように店を出ていった。
周りのお客は「このへっぴり腰がー!」とか、「だせぇぞ金髪の兄ちゃん!」とブーイングだ。
ここは闘技場では無いので、戦闘は控えていただきたい。
全く、ここの人間すぐに拳で語り合おうとする。
「なんだ、あいつ少しは楽しめるかと思ったのに。つまんねーの」
ここにも脳筋が1人。
「その眼力で睨まれたら、誰だってちびるだろ……ありがと」
「どー致しまして」
ニヤッと笑って、俺に気にすんなと目線を送る。
その顔に、さっきの男のことなんて頭からすっ飛んで、ジルが店に来たことへの疑問に変わった。
いつもは定時で仮屋へ返って、帰ってきたジルとともに夕飯にするのだが、今日は初めてジルが店に来たのだ。
タイミング的に助かったが。
「店まで来るなんて、どうしたの?」
「今日は早く終わったからな、なんとなく。俺にもなんかおすすめよろしく。出来れば肉で」
と、ふらっと奥の席へ歩いていったので、俺も仕事へ戻った。
「はーい」
どんっとなみなみと注がれたビールが3つも乗せられたトレイをどうにかこうにか持ち上げて、こぼさないように注意してお客さんの元へ運んだ。
「ビール3つ、お待たせしました」
この仕事にも慣れ始めたとはいえ、やっぱり異世界。
客の大半が物騒な大剣やハルバードなど、レパートリーに富んだみてくれなため、ついつい目で追ってしまうこともしばしば。
それに、冒険者は態度がヤバいやつも多いし、そういう客に当たった時は先輩であるジェイドが助けてくれなければ、俺はヘコヘコするしかできない。
もっと図太くならなきゃなぁ~と言ったら、ジェイドに「変なとこで図太いんだから、すぐに慣れるだろ」と言われた。
絶対に褒めてないだろ、それ。
だがしょうがない、俺は日本生まれ日本育ち。
島国で培った「お客様は神様」精神が抜けないのである。
ひょんなことから(?)異世界に吹っ飛び、運良く(……?)魔人ジルベルグと契約した俺は、ジルとともに地上へ出てきた。
ジルは迷宮の中でスローライフでもかまわなかったらしいが、現代社会で生きてきた俺としては、あんな陽の射さない洞窟みたいな所で生活なんてしたら気が滅入ってしまう。
地上はジルの言った通り森ではあったが、冒険者がすでに俺らのいた迷宮を発見していたらしく、すぐ近くには街ができていた。
その街でジルのマジックバッグから要らないものを売りさばいて路銀とし、国の中央とも言える城のある都市へやってきた。
理由はいくつかあったが、辺境に住みつき、歳を取らないことを外見を見て不思議に思われたりするのがめんどくさかったのと、首都にはもっと大きな迷宮があると聞いたからだった。
ジルは殺る気満々で、首都について冒険者登録をした後、嬉嬉としてダンジョンに潜り込んでいる。
1000年前には見たこともなかったようなモンスターがいるらしく、楽しそうでなによりだ。
俺の心のメモに、ジルは戦闘狂という項目が増えた。
俺も最初はそんなジルについて行ったりしたのだが、正直役に立たないし足を引っ張るだけであり、俺自身も運動とか好きではなかったため早々に足を引いた。
だが、ジルが稼いだ金で借りた部屋で家事しかしないのもつまらないため、仕事を探して見つけたのが、この酒場でのウェイターだった。
昼は賄いが出るし、料理はお手頃価格で美味しいし、女将さんは厳しいがなんだかんだ優しい。
先輩であるジェイドともすぐにうちとけたこともあり、なんら問題はなかった。
ジルは何か言いたそうだったが、最終的には何も言わずにOKしてくれたし。
やっぱりどうせなら、異世界を楽しんでみたいじゃないか。
「ユウくーん!こっちにもビール頼むよ」
「はーい、少しお待ちください」
そこまで広くはないとはいえ、前世で言うサイゼ〇アやガ〇トくらいある店内は、所狭しと並べられた席にむさ苦しい男どもが座って飲んでいるのだ。
あっちこっちで、こちらお構いなく申し立てられる注文に、ジェイドと俺だけで回る店内は、いつも忙しい。
俺が仕事を探していた時、ちょうど従業員が結婚を機にやめてしまい人が足りなかったらしく、即採用して貰えたのは好都合だった。
だが、まだまだジェイドは俺の2倍くらいテキパキと動くし、学ぶことは沢山ある。
例えば、酔っ払い野郎の対処法とか………あ、ジェイドがセクハラ野郎の手を叩き落とした。
ジェイドは若草色のセミロングの髪を後ろで括った、猫目の可愛らしい容姿だが、肝っ玉はしっかりした兄貴分だ。
客のセクハラにも動じないスタンスがとてもしびれます。
「っわ、、」
「おっと、大丈夫かい?」
おつまみを運んでいたら、腰にまくタイプのお仕着せであるエプロンの紐が、何かに引っ張られてよろけてしまった。
そして、すぐさま待っていたかのように腰に添えられた手。
コレジャナイ感に一瞬囚われたが、すぐに笑顔を貼り付けてお礼を言った。
「……ありがとうございます」
「いいよ、気にしないで?……ねぇ、今夜暇ならさ、飲みに……」
「すみません、仕事があるので」
「え~つれないね、助けてあげたのに」と金髪を揺らして、俺をこまったふうにみてくる。
「おめーが引っ張ったんだろ!このあほんだら」
と心で毒づきながら、ひきつりそうな笑顔を崩さないように尽力する。
「あの、離していただけませんか?」
「おっと、ごめんね?でもさー、ちょっとだけいいじゃん。俺、向こうに高くていい酒出してくれる店、知ってるんだよね。なんなら奢ってあげても……」
いや、離せよ。
明らかに支える必要のない俺に、未だに手を回したまま離す気配がうかがえない。
しかも、なんならさりげなく、腰からおしりに近い位置に手が下がってきた。
自分に自信があるのか、きざったらしく前髪をかきあげて流し目を送ってくる男。
ココ最近、ちょくちょくちょっかいをかけられてうんざりしていた。
確か、Aランクの冒険者で、そこそこ有名な男だったはずだ。
2つ名も持っていたはずだが、覚えていない。
ちなみにだが、この世界では同性同士の恋愛は大分メジャーである。
冒険者という職業が現代のサラリーマンに打って変わっているからか。
戦地には男ばかりで、命をかけた仕事仲間への友情が、恋愛感情に変わるのは難しくないというのはわかる気がする。
吊り橋効果増し増しかもしれない。
なので、こうやって男の俺にも、何故かお声が掛かるのだが……あれか、筋肉がついてなくて比較的華奢に見えるってか。
悪かったな。ひょろひょろで。
これでも日本では平均身長だぞ。
だが残念、この世界は向こうよりも平均身長が比較的高い。
それに、日本人の平均身長は低いしなぁ……。
「爆ぜろヤリチン」
という愚痴は隠して。
助けを求めるべく店内を見渡すが、タイミングの悪いことに、ジェイドは注文を伝えに裏へ回ってしまっていない。
周りのお客さんに助けを求めるのも躊躇してしまうし、どうしようかと考えあぐねていたら、さらにぐっと腰を引き寄せられてゾワッと鳥肌が立った。
「あの、そろそろ離し……」
「離せよ」
無機質でいて、それなりに大きな声が店内に響いた。
それと同時に、目の前の男が顔を歪ませて呻く。
その手には、男らしく長い指が絡まり掴みあげていた。
「っ、ちょっとからかっただけだよ」
俺の後ろを見て、冷や汗を流しながら弁解する男。
その顔は、自分では絶対に勝てないと悟ったような顔だった。
「おいおい!にーちゃん、それはないぜ!」
「そーだぞ!ユウくん困ってただろ!」
「もっとやったれや!黒髪の兄ちゃん!」
と周りのお客からはやし立てられて、俺は少し恥ずかしくなった。
この客たち、俺が困ってるの見て楽しんでたな?
やばそうになったら助けれくれるつもりだったのだろうが……。
はやし立てられる当の本人ーー俺の腰に腕を回したジルは、「だってよ、やるか?」とさらに男を脅している。
ジルは結構、いい性格してるよな。
男は慌てて「っ、今日はおいとまするよ」と金をテーブルにほおり投げて、逃げるように店を出ていった。
周りのお客は「このへっぴり腰がー!」とか、「だせぇぞ金髪の兄ちゃん!」とブーイングだ。
ここは闘技場では無いので、戦闘は控えていただきたい。
全く、ここの人間すぐに拳で語り合おうとする。
「なんだ、あいつ少しは楽しめるかと思ったのに。つまんねーの」
ここにも脳筋が1人。
「その眼力で睨まれたら、誰だってちびるだろ……ありがと」
「どー致しまして」
ニヤッと笑って、俺に気にすんなと目線を送る。
その顔に、さっきの男のことなんて頭からすっ飛んで、ジルが店に来たことへの疑問に変わった。
いつもは定時で仮屋へ返って、帰ってきたジルとともに夕飯にするのだが、今日は初めてジルが店に来たのだ。
タイミング的に助かったが。
「店まで来るなんて、どうしたの?」
「今日は早く終わったからな、なんとなく。俺にもなんかおすすめよろしく。出来れば肉で」
と、ふらっと奥の席へ歩いていったので、俺も仕事へ戻った。
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