ユニークスキル てへぺろで異世界無双！

第26話 咲 死す 1

前回のまとめ
咲を暗殺せよとの依頼を
受けた闇ギルドは、
咲を遠くから観察したが、
実力は大した事ないと判断し
暗殺を数人でやると決定した。

★主人公サイド★
「遠くから監視されてたの気づいてた？」

「はい、私も気づいておりました。 
ですが、雑魚でしたね。 
あの程度で、ご主人様を暗殺しようと
試みるあの頭の悪さは滑稽でしたね」

2人とも耳は良いので、暗殺者2人の
やり取りは、バッチリ聞こえていた。
距離にして、200mは離れていたが笑

そういえば"雑魚"で思い出したけど、
リリーには勿体なくて渡していなかった
スキル玉が残っていたのを思い出したので
《無限収納》からスキル玉を取り出した。


「スキルでも増やすわ」
「ピロリロリーン！ 沢山スキルを入手しました」

↓↓

前回咲が入手したスキル玉一覧

《転移》《願い玉》《召喚魔法》《神速》

《罠外し》《マップ》《死者蘇生》《不老》

《家事スキル》《転移無効》《不眠》

《疲労無効》《土魔法》《身代わりの腕輪》

《スキル削除》《交渉》《武器生成》

《アイテム生成》《暗視》《危険察知》

《敵意感知》《魔力感知》

「連続で"死ななければ"どうとでもなるわね」
まぁ、死すら恐れてないけどね。
勿論理由はあるわ。内緒だけどね

「ご主人様を一撃死させるだけでも
めちゃくちゃ強いのですが......」

ご主人様を一撃死させて、《身代わりの腕輪》
発動させて、《瞬間再生》からの
《てへぺろ》のコンボを超えるなんて、
予想が理解できないのすが。
敵対する相手が可愛そうですね。

「"とある"ことが終わったから、
適当に"1泊白金貨数十枚"超える宿に
でも泊まりましょうかね」

「はい、畏まりました」
白金貨数十枚余裕で払える資金は
流石、ご主人様ですね。


《マップ》→《千里眼》→《転移》
「私に捕まりなさい！ 宿へ向かうわよ」

「はい、畏まりました。」

《転移》で、宿の目の前にやってきた。

どんな人が来るか楽しみね。
カランコローンカラーンと喫茶店の鈴のような
音が鳴り響いた。

思わず喫茶店か！ 
ってツッコミたかったのは内緒。

執事の様な髭の生えたおじさんが、
綺麗なお時期で出迎えてくれた。

「初めての方ですね、何泊されますか？ 」

「部屋1つを1泊2人で、食事抜きでお願いするわ」

「部屋は2階の1番左奥の角部屋でございます」
分かりやすくて良い

「黒金貨10枚渡すから、私達から話しかけるまで
何があっても話しかけないで貰えるかしら
責任は私が全て取るわ
話しかけてきたら、"殺す"からね
接待も何もしなくてもいいから、じゃあね」

これで釘をさしたし大丈夫かな。

さり気なく《奴隷契約》一瞬して、
速攻解除しよ。これでいいわね。

《礼儀作法Lv5》手に入った。
バレてないわね、実験成功ね

「では」

「それでは、失礼します」



2階に上がり、言われた通りの
部屋に到着すると、
ミカエルに1つ命令した。

そして、「後はよろしく」




その言葉を最後に私は"自害"した。