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第23話 召喚魔法

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前回のまとめ
ギルド長とA級冒険者3人を"火あぶりの刑"にしてみたよ~♪

暇潰しに、国に喧嘩を売ろうと決めた私は、
この国に住んでいる住人の何人かから
ゴミ貴族が居ないか聞き回っていた。

「みなさーん! この国の中に居る、盗賊やスリの情報、
理不尽な暴力を振るう人や、お店で嫌がらせをしてくる
人物に心当たりはありませんかー! 
平民から貴族はたまた王族でも目に余る行為を目撃したり、
被害に遭った方が居るなら情報下さい!
"殺しに行きます" 情報料は白金貨1枚ですよー! 
不快な態度の人も殺しますので丁寧に教えてくださいね! 」

急に大声を出したので、
みんな驚いて理解出来てないと思い、簡潔に纏めてみた。

「白金貨1人、1枚あげるので、
貴族に嫌がらせされた人を知りませんか? 」

因みに白金貨1枚普通の住人が稼ぐには、
職業にも寄るが、1年かかる者も居れば、
何年経っても稼げない者もいる。

まぁ、私の場合3時間あれば、虹金貨90枚稼げるけどね……

やっぱりみんなザワザワしているわね、
現物見せる方が早そうね。
「信用ないと思うし、みせてあげるわ」

そう言い私は黒金貨、数百枚を皆が見えるように
住人の居る場所に《転移》して見せてあげた。

「ほら、これよ、これが証拠よ。
私にとっては、白金貨は小銭にと変わらないから
情報提供さえ、ちゃんとしてれば、いくらでもあげるわ」

 すると急に皆口々に言い出すので、
困った私は便利な下僕を呼び出した。

《召喚魔法》「サモン、誰か来い」

 神々しい姿を纏った超絶美少女の天使が現れた。
「あら?数百年ぶりに私を呼んだのは貴方かしら?」

「口の利き方には、気をつけなさい!
殺されたくなかったらね! 《威圧》全力! 」

 すると先程の余裕のある態度ではなくなり、
ガタガタ震えて、その場に土下座をし始めた。

「申し訳ありません、ご主人様、失礼致しました。
何卒、許しては頂けないでしょうか? 」

「まぁいいわ、《鑑定》してみたら、
どうやら貴方は"最高位天使"のようだ許してあげるわ」

 ソシャゲ風に言うと★5の最強キャラだ。
それ〇〇で良くね?っていうレベルの
おかしいバグキャラである。

「ステータスオープン!」


名前:ミカエル

種族:天使

称号:最高位天使

レベル:150

HP:1500

MP:2000

腕力:1500

敏捷:1500

防御:1500

抵抗:1000

運:1500



スキル: 「回復魔法Lv10」「光魔法Lv10」「風魔法Lv10」
「転移Lv10」「敵意察知Lv10」「魔力察知Lv10」


ユニークスキル:「全魔法適正」「魔力消費半減」
「物理攻撃無効」「魔法攻撃無効」「高速思考」
「並立思考」「千里眼」「限界突破」「眷属召喚」

「《奴隷契約》発動!」

 神々しい召喚魔法が最高位天使に
足元から頭に向かって行った、
そして消滅した。

「これで、私には逆らえないわね、
ステータスオープン!」

 最高位天使に私のステータスを見せてあげた。
驚きすぎて、顎が外れるのでは?
と思うレベルに口を大きく開いていた。

「本当にご主人様は人間なのでしょうか?」
「"まだ"人間よ、ステータスの表記でそう書かれているでしょ」

「そうなのですが、魔王にいずれ届きそうなので......」

「あら、そんなに強いのかしら?楽しみだわ。
まぁ、貴方を《奴隷契約》したから、
スキルやユニークスキルは持っていないのを全て頂いたから、
この調子で《召喚魔法》を使っていけば、いずれ神に届きそうね」

「ご主人様は神になりたいのですか?」

「神を超えたいのよ、人間の身でね、それ以上は秘密よ」

「ミカエル、貴方の力で、ここに居る住民から
盗賊や貴族の悪い噂や目撃情報を聞き出しなさい。」

 面倒臭いし、最高位天使の力も確認したいから、任せてみようかしらね。

「はっ、畏まりました。 直ちに」

 こうして、ミカエルの有能さが今発揮されようとした。
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