出会って90秒で即××!

このはなさくや

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求愛編

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「……お前もわざわざ俺に会いに来たのか? そんな細い貧相な身体でか?」
「は、はい。でも私、この話はお断りしようと……」
「ここに来たのは自分の意志だな? これから俺がする事に一切文句は言わないな?」
「……え?」
「文句はないな?」


 何故か怒ったように険しい表情で睨みつけるロルフに、ミミナは思わずこくこくと頷いた。


「は、はい。ありません。でも私」
「いいだろう。では後ろを向いてスカートを捲れ」
「え?」
「聞こえただろう? 後ろを向いてケツを出せと言ってるんだ」
「え? あっ、やっ……!」


 突然ミミナを壁に押し付けたロルフは、乱暴にスカートを捲ると下着をずらした。そしていつの間に出したのか、既にそそり立った太い切っ先を蜜口に押し当てた。


「いやっ、ま、待ってお願い!」
「文句は言わない約束だ」


 ぬぷり、と傘を張った太い杭が入り口から侵入する。そして次の瞬間、灼熱の杭が一気にミミナの奥まで穿たれた。


「あ、あああぁぁぁぁんっ」


 狭い隘路に無理やり太い異物を挿入された痛みと衝撃に、ミミナは身体を硬く強張らせると目の前の壁に縋り付いた。


(一体なにが起こってるの? ネネが言ってた先っぽを入れてもらうだけって、こういうこと? こんなに大きくて苦しいのに、これで先っぽだけなの? ああでも待って。初めては痛いって聞いてたけど、どうして私……)


「どうした? お前はウサギ族なんだから交尾には慣れているのだろう? だったら俺を楽しませて……」


 そこまで言いかけて何かに気がついたロルフは、ひくりと鼻を動かした。
 そして小刻みに震えるミミナの太ももに流れる一筋の朱色に気付いた瞬間、大きく金色の瞳を見開いた。


「お前、ミミナ、……まさか初めてだったのか?」


 慌てたようにミミナの身体から雄を引き抜いたロルフは、崩れ落ちそうになる身体を支えて丁寧に抱きかかえた。


「すまない! 俺はなんて勘違いを……!」
「ロルフ、様……私、わたし……」
「こんなに震えて、痛いのか? クソッ、とりあえず横になった方がいいな。仮眠ベッドで悪いが我慢してくれ」


 薄っすら涙を浮かべぶるぶる震えるミミナを優しく抱き上げたロルフは、慎重に隣の部屋へと運びベッドへ横たえた。


「本当にすまない。待ってろ、誰か呼んでお前の世話を……」
「……あ、待って、いや」
「どうした? 痛みが酷いようなら薬を持ってくるぞ?」
「違うの、そうじゃないの。……何か変なの。怖い……」
「怖い?」


 狼狽えたようにベッドから離れようとするロルフの服を、ミミナの小さな手が掴んで握りしめた。
 無理矢理拓かれたアソコがジンジンと熱を持つ。痛みとは違う初めて感じる感覚に、ミミナは身体を震わせる。
 そんなミミナの様子に心配げに眉を下げたロルフは、熱を確かめようとそっと額に手を当てた。


「額が熱いな。熱があるのか?」
「……んっ、わからない……でも熱い……ううん、寒いわ……」
「寒気がするのか?」
「さっき、ロルフ様のがはいったところが熱くて、でも身体はゾクゾクして変なの……。怖い……怖いよ……。ロルフ様、私の身体どうなっちゃったの……?」


 さっきまで真っ青だったミミナの顔色は、今は上気したようにほんのりと赤く色づく。
 ベッドに横たわったまま潤んだ瞳で不安げに見上げるミミナに、ロルフはゴクリと唾を呑んだ。


「……ミミナ、よかったら、その、俺がアソコを見てやろうか……?」
「……え? アソコって……で、でもそんなの恥ずかしいわ」
「ちょっと確認するだけだから大丈夫だ。ミミナ、さっき俺は準備もせずに無理矢理挿入してしまった。だから、その、中を傷つけてしまったかもしれない」
「中を……?」
「もし出血してるようなら、きちんと手当した方がいい。そうだろう?」


 ロルフのその言葉に、ミミナは居心地悪そうにもじもじと両足を摺り合わせた。


(……確かにさっきからアソコがジンジンして、何かが出てくるような、そんな感じがする。もしかしてこれは血なの? だとしたら……どうしよう、怖い。こんなにいっぱい血が出てるなら、早く手当した方がいいのよね……)


 ミミナは泣きそうな顔を上げると、おずおずとワンピースのスカートを摘まんで持ち上げた。


「ロルフ様、ミミナのアソコを見てくれますか……?」



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