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3章 マジョルカ学園編
ケモ耳マスター
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<ありがとう、本当にありがとう!>
と抱きしめられ獣人の親愛の証である頬擦りをされた瞬間ふわっと花のような香りと共に触り心地のよい天然ファーの毛並みが肌に触れ至福のひとときであった。
(うわぁ~なんていい触り心地なのかしら!?フッワフワのフッカフカだわ。)
ともふもふしていると地球でも転移後の世界でもケモナーであった為だらしない締まりのない顔をしていたのであろうケモナーであることを知る雹と霙に止められてしまった。
《ナツメ、そこまでだ。》
【彼女を見てみなよ!】
「ちょっ…なにするの!?今いいところだったのに。」
と背後から2人に片腕をそれぞれ捕まれ引き離された後に不満タラタラでティア先輩の顔を確認すると彼女はなぜか気持ち良さそうな顔をして立ったまま気を失っていた。気絶したティア先輩をエメラルドさんに任せて私達はその場から離れた。
「えっ!?なんで?私ただ撫でてただけなのに…」
《【それが問題なんだ(よ)。ナツメは今後触るの禁止な(ね)!】》
「いやいやそれは困る。私からもふもふを奪ったらもふもふ不足で生きていけない…
そしてなんで私が触ったのが問題なのよ?意味が分からないわ。」
と言えば2人は教師の隅まで私の腕を掴んで移動し小声で告げた。
《ナツメ地球にいた頃お前が四つ葉高でなんて呼ばれていたか教えてやる。ケモ耳マスターだ。》
「えぇ!?何そのポケ◯ンにありそうな称号の名前は?」
【ナツメは、知らないだろうけどナツメはよく野生の鳥や野良猫や他所の飼い犬とかに好かれていてよく擦り寄って来られる度に撫で回していたでしょ?】
「うん、ケモ耳で可愛い子達みんな撫でてたね!それがどうしたの?」
《じゃあナツメに撫でられた動物達が今のティア先輩みたいになったことは知ってたか?》
「なにそれ!?知らない…。そうだったの?」
【うん、ナツメが知らない内にいつも沈静化させてきたからね。】
《俺達がなんで禁止って言ったか分かっただろ?お前が撫でると気持ちよすぎて昇天するからだ。》
「うん、ごめん分かった。これからは綿飴達だけ撫でるようにする!」
と3人でコソコソ話していると割って入る声が聞こえた。
『話は聞かせてもらったよ!もし召喚獣達だけで物足りなくなったらぜひとも僕の毛を撫でてほしい。』
といつのまにか片手を取られ黒い体毛をしてビースト化(獣化)して黒兎になったエメラルドさんが私の足に身体を擦り付けてきた。
「わあっ、エメラルド先輩も毛並みの質が高いですね…」
あまりの足に触れた感触の気持ち良さにうっかり手を無意識に出しそうになった私の手をザクロが止めた。
[ナツメはもふもふが好きなんだろう?特別に俺様の尻尾と耳を触らせてやってもいいぞ!]
「じゃあ遠慮なく!ヤバっ、ザクロの尻尾触り心地よすぎずっと顔を埋めていたいわ。いやむしろ枕にらしたいわね。」
と瞬時にザクロも人型から黒狐化してフワフワでサッラサラで、モコモコした尻尾を目の前に差し出してきて私は禁止の約束も忘れ尻尾をギュッと抱きしめモフモフしまくった結果ザクロも気絶してしまったのだった。
と抱きしめられ獣人の親愛の証である頬擦りをされた瞬間ふわっと花のような香りと共に触り心地のよい天然ファーの毛並みが肌に触れ至福のひとときであった。
(うわぁ~なんていい触り心地なのかしら!?フッワフワのフッカフカだわ。)
ともふもふしていると地球でも転移後の世界でもケモナーであった為だらしない締まりのない顔をしていたのであろうケモナーであることを知る雹と霙に止められてしまった。
《ナツメ、そこまでだ。》
【彼女を見てみなよ!】
「ちょっ…なにするの!?今いいところだったのに。」
と背後から2人に片腕をそれぞれ捕まれ引き離された後に不満タラタラでティア先輩の顔を確認すると彼女はなぜか気持ち良さそうな顔をして立ったまま気を失っていた。気絶したティア先輩をエメラルドさんに任せて私達はその場から離れた。
「えっ!?なんで?私ただ撫でてただけなのに…」
《【それが問題なんだ(よ)。ナツメは今後触るの禁止な(ね)!】》
「いやいやそれは困る。私からもふもふを奪ったらもふもふ不足で生きていけない…
そしてなんで私が触ったのが問題なのよ?意味が分からないわ。」
と言えば2人は教師の隅まで私の腕を掴んで移動し小声で告げた。
《ナツメ地球にいた頃お前が四つ葉高でなんて呼ばれていたか教えてやる。ケモ耳マスターだ。》
「えぇ!?何そのポケ◯ンにありそうな称号の名前は?」
【ナツメは、知らないだろうけどナツメはよく野生の鳥や野良猫や他所の飼い犬とかに好かれていてよく擦り寄って来られる度に撫で回していたでしょ?】
「うん、ケモ耳で可愛い子達みんな撫でてたね!それがどうしたの?」
《じゃあナツメに撫でられた動物達が今のティア先輩みたいになったことは知ってたか?》
「なにそれ!?知らない…。そうだったの?」
【うん、ナツメが知らない内にいつも沈静化させてきたからね。】
《俺達がなんで禁止って言ったか分かっただろ?お前が撫でると気持ちよすぎて昇天するからだ。》
「うん、ごめん分かった。これからは綿飴達だけ撫でるようにする!」
と3人でコソコソ話していると割って入る声が聞こえた。
『話は聞かせてもらったよ!もし召喚獣達だけで物足りなくなったらぜひとも僕の毛を撫でてほしい。』
といつのまにか片手を取られ黒い体毛をしてビースト化(獣化)して黒兎になったエメラルドさんが私の足に身体を擦り付けてきた。
「わあっ、エメラルド先輩も毛並みの質が高いですね…」
あまりの足に触れた感触の気持ち良さにうっかり手を無意識に出しそうになった私の手をザクロが止めた。
[ナツメはもふもふが好きなんだろう?特別に俺様の尻尾と耳を触らせてやってもいいぞ!]
「じゃあ遠慮なく!ヤバっ、ザクロの尻尾触り心地よすぎずっと顔を埋めていたいわ。いやむしろ枕にらしたいわね。」
と瞬時にザクロも人型から黒狐化してフワフワでサッラサラで、モコモコした尻尾を目の前に差し出してきて私は禁止の約束も忘れ尻尾をギュッと抱きしめモフモフしまくった結果ザクロも気絶してしまったのだった。
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