私が猫又族のお姫様!?

モルガナ

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3章 マジョルカ学園編

交流会当日〜腹黒悪魔〜

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無事に新作であるお米のブラマンジェをパウダースノーにした口溶けの良いかき氷を30個ほど作りインベントリに入れ、交流会当日の朝を迎えた。


事前に教師と生徒会メンバーを除く生徒達には試食会で食べたような私が作ったお菓子が交流会当日にも出ることしか知らず生徒会の新メンバーであることは交流会の中で告知される手筈になっている。



私はたまたま蕾、雅と寮を出るタイミングが重なり一緒に教室まで着き、まだ朝礼まで時間があったので3人集まって椅子に座り談笑することになった。

【今日はいよいよ交流会ね、試食会からあっという間に当日が来たわね。ナツメの作るお菓子が楽しみで楽しみで待ちきれなかったわ!!今日も楽しみにしてるわ】



『本当だよ~すっごく待ちきれなかったんだからね!ナツメは優しいから頼めば作ってくれるだろうけどナツメと友達じゃない人は気軽にこういう催しとかじゃないとナツメのお菓子が食べられないと思ったら、自分達だけズルイ気がして交流会が終わるまで頼むのはやめよう決めてたからね。』


「そうなんだ。気を利かせてくれてありがとう!交流会が終わったら、いつでも言ってくれれば…っとそうだ、急なんだけど2人はもう入る部活って決めてるかな?」


【まだね。】


『まだだよ。』


【『ナツメは決まってるの?(決めたの?)』】


「うん!というかもう部活新規で作って活動してるかな。」


『え?』


【そ、そうなの?でも1年生は、部活新規で作ることってできないんじゃ…。】

「……あはは。私の生き甲斐とも言える料理を作ることと引き換えに…ボソッ悪魔と取引したんだよ」

と私が苦笑混じりに小声で言うと


<誰が悪魔だって、ナツメ君?僕の聞き間違いかな?>


悪魔じゃ……なくて、黒虎のロウ先輩がなぜか底冷えのするような瞳で柔和な笑顔を浮かべていた。

「ロ、ロウ先輩!?きゅ、急に背後から話しかけられたらビックリするじゃないですか…あと聞き間違いですよ先輩のことを悪魔だなんて言うはずないじゃありませんかアハ、ハ」


<蕾君、雅君だっけ?すまない彼女を借りていってえかな?クリセント先生には僕から伝えておくから。

ナツメと今から大事な話があってね。>


とロウ先輩が、私にするのとは違う爽やかな笑顔で2人に頼むと2人は、王子様のような美貌の美男子の笑顔に頬を染めまるで◯チョウ倶楽部のネタのようにすぐさま私の背を押し出し


【『どうぞ、どうぞ!!』】


「2人の裏切り者ーーー。こうなったら逃げる。」


<僕が逃すと思う?逃がさないよナツメ?>

とこの悪魔に引き渡そうとするので、ビースト(獣化)の猫又(猫又に戻ると制服はインベントリに自動的に収納され猫又にスカーフだけ付いた状態)に戻って逃げ出そうとしたが、すぐさま先輩も黒虎になり、私が両親から生まれた際につけてもらった桜と三日月がモチーフに描かれている首に巻かれた王族の加護が込められたスカーフを口に咥えられ生徒会室に連行されたのだった。


「とほほ…」
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