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第1章 王国叙勲式
仕方なく交渉
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エンペラーリザードの死角をつけないどころかこのまま奴を放っておけば魔にのまれてダンジョン内で暴れまわり、その内ダンジョンを破壊して人や木々、獣達を蹂躙しかねないとフロストから告げられ俺達には選べる選択肢が1つしかなかった。
その選択肢とはエンペラーリザードとの交渉である。
普通ならフロストだけがドラゴン同士の為、交渉はスムーズに進むと思われるかもしれないがフロスト達氷龍とエンペラー達炎龍はお互いがお互いの属性が弱点な為なのと氷龍達はクールで無口、炎龍達は熱血でおしゃべりで性格すらも合わずドラゴン同士であればスムーズに行く交渉すらも反りが合わない為上手くいかないかもしれないとフロストが言うので、仕方なくエンペラーの言葉が聞こえた俺が交渉役をすることになった為、万一上手くいかなかった時のことを考えて、レオンとクラウドには5階層のセーフティーエリアに一時的に避難してもらった。
5.6メートルほどの小ささになったフロストの背に乗せてもらい俺はエンペラーの頭上上空付近をフロストに旋回してもらいながら意を決してエンペラーに話しかけた。
「エンペラーリザードお前の背中に刺さっているなにかを抜いてやってもいいが条件がある。」
<そなたは人間か?我の声が聞こえる者などアイツ以外には初めてじゃ。
その言葉は本当か!?よし聞こう、その条件とは?>
「俺達が任務を遂行できたら、6階層に続く扉をバトルすることなく無条件で通らせろ。」
<そんなことでいいなら、願ったりかなったりじゃ。よろしく頼む。>
エンペラーの了承の言葉で、俺達はエンペラーの頭上から背中に向けて移動を始めたのであった。
その選択肢とはエンペラーリザードとの交渉である。
普通ならフロストだけがドラゴン同士の為、交渉はスムーズに進むと思われるかもしれないがフロスト達氷龍とエンペラー達炎龍はお互いがお互いの属性が弱点な為なのと氷龍達はクールで無口、炎龍達は熱血でおしゃべりで性格すらも合わずドラゴン同士であればスムーズに行く交渉すらも反りが合わない為上手くいかないかもしれないとフロストが言うので、仕方なくエンペラーの言葉が聞こえた俺が交渉役をすることになった為、万一上手くいかなかった時のことを考えて、レオンとクラウドには5階層のセーフティーエリアに一時的に避難してもらった。
5.6メートルほどの小ささになったフロストの背に乗せてもらい俺はエンペラーの頭上上空付近をフロストに旋回してもらいながら意を決してエンペラーに話しかけた。
「エンペラーリザードお前の背中に刺さっているなにかを抜いてやってもいいが条件がある。」
<そなたは人間か?我の声が聞こえる者などアイツ以外には初めてじゃ。
その言葉は本当か!?よし聞こう、その条件とは?>
「俺達が任務を遂行できたら、6階層に続く扉をバトルすることなく無条件で通らせろ。」
<そんなことでいいなら、願ったりかなったりじゃ。よろしく頼む。>
エンペラーの了承の言葉で、俺達はエンペラーの頭上から背中に向けて移動を始めたのであった。
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