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第3話
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健太と身体を重ねた貴介はソファーから離れ私服を着始めた。
「……」
健太は全裸でソファーから身体を起こし貴介を見つめた。
「貴介、仕事、何してんだ?」
「俳優」
「俳優!」
「人気俳優を知らないなんて遅れてるな」
その後、貴介は健太を見つめ驚きの言葉を口にした。
「大輝君と身体の関係になった」
「え…」
健太は驚いた顔で貴介を見つめた。
貴介は背を向け再び口を開いた。
「俺の苦しみをお前に味わせたかっただからお前の弟、大輝君に近づき身体を奪った」
「弟は関係ないだろ、何で」
「そうだな、大輝君は関係ない」
貴介はリビングを離れ玄関に向かい靴を履いた。
「貴介」
全裸姿の健太が声をかけた。
貴介は健太を見つめ口を開いた。
「俺、大輝君に本気で恋したかも」
「……」
「健太、風邪ひくぞ」
貴介は家を出ていき健太は驚きで玄関で立ち尽くした。
ー翌日ー
大輝はいつものように家を出て高校に向かって歩き出した。
5分後、大輝の前に雄太が現れた。
大輝は立ち止まり雄太を見つめた。
雄太は大輝に近づき向かい合った。
「高校、辞めてきた」
「そう」
大輝は歩き出した。
雄太は大輝の手首を掴み口を開いた。
「話しがあるんだ、俺の家で話さないか」
「今から学校に行くんだ、手を離してれ」
「大輝君」
スーツ姿で眼鏡をかけた男性に声をかけられ大輝と雄太は男性を見つめた。
男性は大輝と雄太に近づき眼鏡を外した。
「貴介さん!」
「……」
大輝と雄太は驚いた。
貴介は大輝に目を向け口を開いた。
「今日1日、俺に付き合ってくれないかな」
「学校に行かないといけないので、すみません」
「学校には俺から休むと伝えた、勝手なことしてゴメンネ」
「……」
「成瀬雄太君、今日1日、大輝と過ごさせてもらうね」
「……」
雄太は大輝の手首から手を離した。
「大輝君、行こうか」
「……」
貴介に声をかけられ大輝は雄太を見つめた。
雄太は無言でうつ向いた。
その姿を見て大輝は貴介と共に歩き出した。
「……」
雄太は貴介と歩いていく大輝の後ろ姿を見つめながら立ち尽くした。
そこへ真紀が現れた。
「雄太、良いの?」
「真紀、俺と大輝、ダメかも」
笑顔で口にすると雄太は高校に向かった。
「雄太」
真紀は雄太を追いかけ高校に向かった。
「……」
「……」
大輝と貴介は無言で歩き続け10分後、貴介が口を開いた。
「制服のままだと大輝君、楽しめないから服を買いに行こうか」
「自宅に戻って着替えてきます」
「ご両親が学校に行ってないとわかると心配するだろ」
「……」
「俺の行きつけの店があるんだ、そこで大輝君の服とズボンを買おう」
口にした後、貴介は大輝の手を握り歩き続けた。
「……」
大輝はドキドキしながら貴介を見つめ歩いた。
それから暫くして行きつけの店に着き貴介は大輝の手を握ったまま中に入った。
「いらっしゃいませ」
店員が近づいてきた。
「ゆっくり見たいから声かけは」
「わかりました」
貴介の言葉に理解した店員はお辞儀をし離れていった。
貴介は大輝から手を離し口を開いた。
「値段は気にせず選んで」
「本当に良いんですか?」
「……」
優しく微笑みながら頷くと大輝はゆっくり歩きながら服を選び始めた。
「あれは若手俳優の大野貴介」
貴介のスクープを狙っているカメラマンは店の中に入り貴介に気づかれないように貴介と大輝の写真を撮り始めた。
この時、貴介はスクープを狙っているカメラマンに写真を撮られているとは思っていなかった。
「貴介さん、服とズボン、買っていただいてありがとうございます」
「似合ってるよ」
「……」
貴介の言葉に大輝の胸はドキドキと高鳴った。
「行こうか」
「はい」
制服とズボンが入った袋を持って大輝と貴介は店を出ていき並んで歩いた。
その姿を貴介のスクープを撮ったカメラマンは見つめそのまま2人のあとを追いかけた。
「……」
健太は全裸でソファーから身体を起こし貴介を見つめた。
「貴介、仕事、何してんだ?」
「俳優」
「俳優!」
「人気俳優を知らないなんて遅れてるな」
その後、貴介は健太を見つめ驚きの言葉を口にした。
「大輝君と身体の関係になった」
「え…」
健太は驚いた顔で貴介を見つめた。
貴介は背を向け再び口を開いた。
「俺の苦しみをお前に味わせたかっただからお前の弟、大輝君に近づき身体を奪った」
「弟は関係ないだろ、何で」
「そうだな、大輝君は関係ない」
貴介はリビングを離れ玄関に向かい靴を履いた。
「貴介」
全裸姿の健太が声をかけた。
貴介は健太を見つめ口を開いた。
「俺、大輝君に本気で恋したかも」
「……」
「健太、風邪ひくぞ」
貴介は家を出ていき健太は驚きで玄関で立ち尽くした。
ー翌日ー
大輝はいつものように家を出て高校に向かって歩き出した。
5分後、大輝の前に雄太が現れた。
大輝は立ち止まり雄太を見つめた。
雄太は大輝に近づき向かい合った。
「高校、辞めてきた」
「そう」
大輝は歩き出した。
雄太は大輝の手首を掴み口を開いた。
「話しがあるんだ、俺の家で話さないか」
「今から学校に行くんだ、手を離してれ」
「大輝君」
スーツ姿で眼鏡をかけた男性に声をかけられ大輝と雄太は男性を見つめた。
男性は大輝と雄太に近づき眼鏡を外した。
「貴介さん!」
「……」
大輝と雄太は驚いた。
貴介は大輝に目を向け口を開いた。
「今日1日、俺に付き合ってくれないかな」
「学校に行かないといけないので、すみません」
「学校には俺から休むと伝えた、勝手なことしてゴメンネ」
「……」
「成瀬雄太君、今日1日、大輝と過ごさせてもらうね」
「……」
雄太は大輝の手首から手を離した。
「大輝君、行こうか」
「……」
貴介に声をかけられ大輝は雄太を見つめた。
雄太は無言でうつ向いた。
その姿を見て大輝は貴介と共に歩き出した。
「……」
雄太は貴介と歩いていく大輝の後ろ姿を見つめながら立ち尽くした。
そこへ真紀が現れた。
「雄太、良いの?」
「真紀、俺と大輝、ダメかも」
笑顔で口にすると雄太は高校に向かった。
「雄太」
真紀は雄太を追いかけ高校に向かった。
「……」
「……」
大輝と貴介は無言で歩き続け10分後、貴介が口を開いた。
「制服のままだと大輝君、楽しめないから服を買いに行こうか」
「自宅に戻って着替えてきます」
「ご両親が学校に行ってないとわかると心配するだろ」
「……」
「俺の行きつけの店があるんだ、そこで大輝君の服とズボンを買おう」
口にした後、貴介は大輝の手を握り歩き続けた。
「……」
大輝はドキドキしながら貴介を見つめ歩いた。
それから暫くして行きつけの店に着き貴介は大輝の手を握ったまま中に入った。
「いらっしゃいませ」
店員が近づいてきた。
「ゆっくり見たいから声かけは」
「わかりました」
貴介の言葉に理解した店員はお辞儀をし離れていった。
貴介は大輝から手を離し口を開いた。
「値段は気にせず選んで」
「本当に良いんですか?」
「……」
優しく微笑みながら頷くと大輝はゆっくり歩きながら服を選び始めた。
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この時、貴介はスクープを狙っているカメラマンに写真を撮られているとは思っていなかった。
「貴介さん、服とズボン、買っていただいてありがとうございます」
「似合ってるよ」
「……」
貴介の言葉に大輝の胸はドキドキと高鳴った。
「行こうか」
「はい」
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その姿を貴介のスクープを撮ったカメラマンは見つめそのまま2人のあとを追いかけた。
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