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4日目
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ーコンビニー
コンビニ服で紗和が商品を棚に並べているとスーツ姿の新菜が現れた。
「紗和」
「顔、見たくないって言ったよね」
商品を持って別の棚に向かいながら紗和が口にすると新菜も向かいながら口を開いた。
「謝りたくて来たんだ」
「今、仕事中だから帰って」
「紗和」
「……」
無視しながら新菜から離れると紗和はレジに向かい「いらっしゃいませ」と言ってレジ打ちを始めた。
新菜は諦めコンビニを出た。
その後、新菜は仕事場のホストクラブに向かった。
ーホストクラブ幸ー
ドアを開き中に入ろうとした新菜はオーナーに声をかけられた。
「新菜」
「オーナー、おはようございます」
「元気ないな、何かあったのか?」
「元気ないように見えますか?俺は元気ですよ」
そう言って新菜が笑みを浮かべるとオーナーが口を開いた。
「オーナー室で待ってろ」
「はい」
店の中に入ると新菜はオーナー室に向かいオーナーは並んで待っているホスト達の元に向かい挨拶を始めた。
ーオーナー室ー
新菜はソファーに近づき座るとオーナーを待った。
「……」
5分後、オーナーが現れドアが閉まるとソファーに近づき向かい合って座った。
「恋の悩みか」
「え?」
驚いた顔で新菜が見つめるとオーナーが口を開いた。
「客と恋か?」
「俺が悩んでるのは……」
「どうした、言えないのか」
「……」
「驚かないから言ってみろ」
「誰にも言わないでください」
新菜はオーナーに紗和にしたことや紗和への思いを口にした。
「ムリヤリ身体を奪ったお前が悪い、避けられても仕方ないな」
「そうですよね…」
そう言って新菜が悲しい顔でうつ向くとオーナーが口を開いた。
「お前が謝るチャンスができるようにしてやろうか」
「本当ですか」
「彼の仕事場と名前と姿を教えてくれ」
「わかりました」
そう言って新菜はスマホで紗和の仕事場のコンビニの場所と紗和の名前と紗和の画像をオーナーのスマホに送った。
「山田紗和さん、男性なのに綺麗な人だな」
スマホに送られた紗和の画像を見ながらオーナーが口にすると新菜が口を開いた。
「好きにならないでくださいよ」
「約束はできないな」
「オーナー!」
「冗談だ」
「ほんとかな」
「明日、出勤前に会って連れてくるから新菜はオーナー室で待ってろ」
「お願いします」
ソファーから立ち上がりオーナーに向かってお辞儀をすると新菜はオーナー室を離れホストの仕事を始めた。
1人になったオーナーはソファーに座りながらスマホに目を向け紗和の画像を見つめた。
「男とは思えないような顔だよな…実物はもっと美しいんだろうな」
画像を見つめながらオーナーが口にしているとスマホが鳴った。
オーナーは通話ボタンを押し耳にあてると「もしもし」と口にした。
「もしもし百々太(ももた)、俺だけど」
「香が俺に電話をしてくるなんて珍しいな」
「お前に頼みがあって電話したんだ」
「俺もお前に頼みがあるんだ」
「何だよ」
「明日1日、俺の代わりにオーナーをやってもらいたいんだけど」
「お前も!」
驚いた口調で香が口にすると百々太が口を開いた。
「お前も?」
「あぁ」
この後、香と百々太の会話は続いた。
翌日、ホストクラブ幸のオーナー室に香が現れた。
コンビニ服で紗和が商品を棚に並べているとスーツ姿の新菜が現れた。
「紗和」
「顔、見たくないって言ったよね」
商品を持って別の棚に向かいながら紗和が口にすると新菜も向かいながら口を開いた。
「謝りたくて来たんだ」
「今、仕事中だから帰って」
「紗和」
「……」
無視しながら新菜から離れると紗和はレジに向かい「いらっしゃいませ」と言ってレジ打ちを始めた。
新菜は諦めコンビニを出た。
その後、新菜は仕事場のホストクラブに向かった。
ーホストクラブ幸ー
ドアを開き中に入ろうとした新菜はオーナーに声をかけられた。
「新菜」
「オーナー、おはようございます」
「元気ないな、何かあったのか?」
「元気ないように見えますか?俺は元気ですよ」
そう言って新菜が笑みを浮かべるとオーナーが口を開いた。
「オーナー室で待ってろ」
「はい」
店の中に入ると新菜はオーナー室に向かいオーナーは並んで待っているホスト達の元に向かい挨拶を始めた。
ーオーナー室ー
新菜はソファーに近づき座るとオーナーを待った。
「……」
5分後、オーナーが現れドアが閉まるとソファーに近づき向かい合って座った。
「恋の悩みか」
「え?」
驚いた顔で新菜が見つめるとオーナーが口を開いた。
「客と恋か?」
「俺が悩んでるのは……」
「どうした、言えないのか」
「……」
「驚かないから言ってみろ」
「誰にも言わないでください」
新菜はオーナーに紗和にしたことや紗和への思いを口にした。
「ムリヤリ身体を奪ったお前が悪い、避けられても仕方ないな」
「そうですよね…」
そう言って新菜が悲しい顔でうつ向くとオーナーが口を開いた。
「お前が謝るチャンスができるようにしてやろうか」
「本当ですか」
「彼の仕事場と名前と姿を教えてくれ」
「わかりました」
そう言って新菜はスマホで紗和の仕事場のコンビニの場所と紗和の名前と紗和の画像をオーナーのスマホに送った。
「山田紗和さん、男性なのに綺麗な人だな」
スマホに送られた紗和の画像を見ながらオーナーが口にすると新菜が口を開いた。
「好きにならないでくださいよ」
「約束はできないな」
「オーナー!」
「冗談だ」
「ほんとかな」
「明日、出勤前に会って連れてくるから新菜はオーナー室で待ってろ」
「お願いします」
ソファーから立ち上がりオーナーに向かってお辞儀をすると新菜はオーナー室を離れホストの仕事を始めた。
1人になったオーナーはソファーに座りながらスマホに目を向け紗和の画像を見つめた。
「男とは思えないような顔だよな…実物はもっと美しいんだろうな」
画像を見つめながらオーナーが口にしているとスマホが鳴った。
オーナーは通話ボタンを押し耳にあてると「もしもし」と口にした。
「もしもし百々太(ももた)、俺だけど」
「香が俺に電話をしてくるなんて珍しいな」
「お前に頼みがあって電話したんだ」
「俺もお前に頼みがあるんだ」
「何だよ」
「明日1日、俺の代わりにオーナーをやってもらいたいんだけど」
「お前も!」
驚いた口調で香が口にすると百々太が口を開いた。
「お前も?」
「あぁ」
この後、香と百々太の会話は続いた。
翌日、ホストクラブ幸のオーナー室に香が現れた。
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