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第7話
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「金銀龍、亮太を頼む」
亮輔がそう口にすると人間の金銀龍が口を開いた。
「リヨの狙いは亮輔、お前だ俺はお前を守る」
「俺は杖で魔法が使える、亮太は魔法が使えない」
「わかった、気をつけろよ」
そう言って金銀龍が亮太に近づくと亮輔は杖を構えながらリヨを見つめた。
「リヨ、俺はお前と戦いたくない友達だから」
「友達?」
「リヨは俺の友達だ」
「龍狩りのバケモノに襲われている俺を助けない者が俺の友達?笑わせるな」
そう言ってリヨが毒を塗った槍で向かっていくとリヨと亮輔の戦いが始まった。
「兄貴…」
「ここは危険だ、離れよう」
そう言って亮太の手首を掴んだその時、金銀龍は涙を流しながら亮輔を見つめる亮太の姿に驚いた。
「亮太!」
「何で戦わなくちゃいけないんだ…兄貴は悪くないのに」
「心が乱れてる、亮太!」
金銀龍が口にしたその時、亮太の身体から闇のオーラが現れた。
「ダメだ、亮太」
金銀龍が触れたその時、亮太の闇のオーラに拒まれ金銀龍は飛ばされ倒れた。
「亮輔!」
金銀龍が叫ぶと戦っていた亮輔とリヨは戦いを止め声の方に目を向けると闇のオーラに包まれた亮太に驚いた。
「亮太!」
急いで亮太に近づくと亮輔は亮太の身体に触れながら話しかけた。
「亮太、闇のオーラはダメだ、亮太、亮太」
「……」
亮輔の呼びかけもむなしく亮太は人間から闇の龍に変身した。
その姿を龍狩りのバケモノと戦っていた金龍が見つめ龍狩りのバケモノを倒すと亮太に近づいた。
「亮太、俺だ金龍だ」
「戦いはダメだ、ダメだー」
金龍の声は届かず亮太は叫びながら闇のオーラを放った。
戦っていた白龍と赤龍と黒龍と青龍と金龍と金銀とリヨと亮輔は避け龍狩りのバケモノは全て消し去った。
「亮太!」
龍の金龍が近づくと亮太は闇のオーラに包まれながら金龍を見つめた。
「何で兄貴と友達が戦うんだ」
「亮太」
「戦いはダメだ、俺は戦いが嫌いだ」
「……」
龍の金龍から人間の金龍に変身すると闇のオーラに包まれた亮太を抱きしめた。
「戦いはダメだ…今の亮太は戦いを導いてる」
「…俺が戦いを導いてる…」
「亮輔と亮輔の友達は仲良しだ喧嘩などしていない」
「喧嘩してない本当に?」
「あぁ、亮輔と亮輔の友達は喧嘩してない」
「…良かった…」
金龍の言葉にホッとし亮太の身体から闇のオーラが消えると亮太は倒れかけ金龍は抱き止めた。
その後、金龍は亮太をお姫様抱っこし亮輔とリヨに向かって口を開いた。
「亮太を傷つけるな」
そう言って龍の金龍に変身すると亮太を背中に乗せ上空を飛び金の月が見える花畑に向かった。
人間の金銀龍が亮輔とリヨに向かって口を開いた。
「亮輔とリヨは仲が悪い訳じゃない、仲が良かった亮輔とリヨに戻れ」
「金銀龍の言う通りだよな」
そう言って亮輔が手を差し出すとリヨが口を開いた。
「何だよ」
「仲が良かった俺達に戻ろう」
「そうだな、仲が良かった俺達に戻ろう」
そう言ってリヨが亮輔の手を握ったその時、1匹の龍狩りのバケモノが「裏切り者」と叫びながら毒の槍を放ちリヨの背中に突き刺さった。
その後、龍狩りのバケモノは命を失いリヨは亮輔の腕の中で倒れた。
亮輔がそう口にすると人間の金銀龍が口を開いた。
「リヨの狙いは亮輔、お前だ俺はお前を守る」
「俺は杖で魔法が使える、亮太は魔法が使えない」
「わかった、気をつけろよ」
そう言って金銀龍が亮太に近づくと亮輔は杖を構えながらリヨを見つめた。
「リヨ、俺はお前と戦いたくない友達だから」
「友達?」
「リヨは俺の友達だ」
「龍狩りのバケモノに襲われている俺を助けない者が俺の友達?笑わせるな」
そう言ってリヨが毒を塗った槍で向かっていくとリヨと亮輔の戦いが始まった。
「兄貴…」
「ここは危険だ、離れよう」
そう言って亮太の手首を掴んだその時、金銀龍は涙を流しながら亮輔を見つめる亮太の姿に驚いた。
「亮太!」
「何で戦わなくちゃいけないんだ…兄貴は悪くないのに」
「心が乱れてる、亮太!」
金銀龍が口にしたその時、亮太の身体から闇のオーラが現れた。
「ダメだ、亮太」
金銀龍が触れたその時、亮太の闇のオーラに拒まれ金銀龍は飛ばされ倒れた。
「亮輔!」
金銀龍が叫ぶと戦っていた亮輔とリヨは戦いを止め声の方に目を向けると闇のオーラに包まれた亮太に驚いた。
「亮太!」
急いで亮太に近づくと亮輔は亮太の身体に触れながら話しかけた。
「亮太、闇のオーラはダメだ、亮太、亮太」
「……」
亮輔の呼びかけもむなしく亮太は人間から闇の龍に変身した。
その姿を龍狩りのバケモノと戦っていた金龍が見つめ龍狩りのバケモノを倒すと亮太に近づいた。
「亮太、俺だ金龍だ」
「戦いはダメだ、ダメだー」
金龍の声は届かず亮太は叫びながら闇のオーラを放った。
戦っていた白龍と赤龍と黒龍と青龍と金龍と金銀とリヨと亮輔は避け龍狩りのバケモノは全て消し去った。
「亮太!」
龍の金龍が近づくと亮太は闇のオーラに包まれながら金龍を見つめた。
「何で兄貴と友達が戦うんだ」
「亮太」
「戦いはダメだ、俺は戦いが嫌いだ」
「……」
龍の金龍から人間の金龍に変身すると闇のオーラに包まれた亮太を抱きしめた。
「戦いはダメだ…今の亮太は戦いを導いてる」
「…俺が戦いを導いてる…」
「亮輔と亮輔の友達は仲良しだ喧嘩などしていない」
「喧嘩してない本当に?」
「あぁ、亮輔と亮輔の友達は喧嘩してない」
「…良かった…」
金龍の言葉にホッとし亮太の身体から闇のオーラが消えると亮太は倒れかけ金龍は抱き止めた。
その後、金龍は亮太をお姫様抱っこし亮輔とリヨに向かって口を開いた。
「亮太を傷つけるな」
そう言って龍の金龍に変身すると亮太を背中に乗せ上空を飛び金の月が見える花畑に向かった。
人間の金銀龍が亮輔とリヨに向かって口を開いた。
「亮輔とリヨは仲が悪い訳じゃない、仲が良かった亮輔とリヨに戻れ」
「金銀龍の言う通りだよな」
そう言って亮輔が手を差し出すとリヨが口を開いた。
「何だよ」
「仲が良かった俺達に戻ろう」
「そうだな、仲が良かった俺達に戻ろう」
そう言ってリヨが亮輔の手を握ったその時、1匹の龍狩りのバケモノが「裏切り者」と叫びながら毒の槍を放ちリヨの背中に突き刺さった。
その後、龍狩りのバケモノは命を失いリヨは亮輔の腕の中で倒れた。
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