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第6話
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━金の月が見える花畑ー
亮太が金龍の手を握りながら見守って2時間後、金龍が目を覚ました。
その後、金龍は身体を起こし手を握って眠っている亮太を見つめると顔を近づけ唇を重ねた。
「う~ん」
「……」
亮太が声を出すと金龍は唇を離し見つめた。
「亮太」
「……」
目を覚まし身体を起こすと亮太は金龍に目を向けた。
「亮太が傷の手当てをしてくれたのか?」
「傷の手当てをしたのはお爺さんです、俺は側に居ただけです」
「側に居てくれてありがとう」
「……」
亮太が優しく微笑むと金龍は亮太を抱きしめた。
「命を失っても亮太が無事なら悔いはなかった」
「俺は悔います、あなたのことが好きだから俺のために命を失ったら俺は悔います」
そう言って亮太が見つめながら涙を流すと金龍は手で亮太の涙を拭い唇を重ねた。
藤乃が空間に吸い込まれた姿を見た銀龍は白龍と赤龍と黒龍と青龍とお爺さんの元に向かい合流した。
「大変だ」
「どうした銀龍」
お爺さんが話しかけると銀龍が口を開いた。
「藤乃のという人間が空間に吸い込まれた」
「何だと」
黒龍が驚いた口調で口にするとお爺さんが口を開いた。
「心配するな、藤乃は自宅に戻っただけだから」
「何でそんなことがわかるんだよ」
「実は俺はお爺さんじゃなくて」
そう言ってお爺さんは杖を使って25歳の男に変身した。
「これが俺の本当の姿だ」
「お爺さんが若い男だったなんて思わなかったよ」
「金銀龍が解決するまでお爺さんでいろって言うから」
「金銀龍に話を聞いた方が良いな」
「金銀龍は今頃、亮太と金龍に会ってるかもな」
「行こう」
「ここに居れば金銀龍が連れてくるよ」
男が口にした頃、亮太と人間の金龍は金の月が見える花畑の中で龍の金銀龍と会っていた。
「金銀龍、どうしてここに」
「弟の様子を見に行ってくれと言うから」
「弟?」
「田中亮輔の弟の亮太だろ」
「どうして兄貴のことを」
「詳しい話しは龍達と合流してから話すよ」
そう言って金銀龍が上空を飛んでいくと金龍も龍の金龍に変身し亮太を背中に乗せると上空を飛んで金銀龍についていった。
━龍達が集まる村━
「来たか」
亮輔が口にすると上空から金銀龍と金龍が降り立った。
「久しぶりだな亮輔」
「俺がお爺さんになってから会ってないからな」
「……」
金龍の背中から降りると亮太は驚いた顔で近づいた。
「…兄貴…」
「亮太、大きくなったな」
「生きてるなら何で連絡しなかったんだ」
「亮輔は家族の元に帰りたがっていたそれを俺が止めたんだ」
そう言って龍から人間の金銀龍に変身すると「すまない」と言って亮太にお辞儀をした。
「金銀龍は悪くない」
「亮輔」
互いの顔を亮輔と金銀龍が見つめると亮太が口を開いた。
「もしかして付き合ってる?」
「よくわかったな」
「わかるよ」
「亮輔、リヨのこと話さないと」
「そうだね」
金銀龍に言われ返事をすると亮輔は真剣な顔でリヨは自分の友達で龍狩りのバケモノに気に入れられボスになったことを話した。
亮太と龍の金龍と白龍と赤龍と黒龍と青龍は話を聞きながら驚いた。
━龍狩りの村━
リヨは龍狩りのバケモノを自分の元に呼び寄せ口を開いた。
「お前達は金銀龍以外の龍を狙え」
「わかった」
「龍達が集まってる行くぞ」
そう言ってリヨは龍狩りのバケモノ達を連れて亮輔に会いに向かった。
話を終え亮太と亮輔は龍達から少し離れた場所で話を始めた。
それから暫くして人間の金銀が話しかけてきた。
「亮輔、リヨが龍狩りのバケモノ達を連れて現れた」
「リヨが!」
亮輔と亮太と金銀龍はリヨと龍狩りのバケモノ達に威嚇をしている白龍と赤龍と黒龍と青龍と金龍に近づいた。
「リヨ」
亮輔が話しかけるとリヨが口を開いた。
「お前達の命を貰いに来た」
「リヨ」
「行け」
リヨの合図共に龍狩りのバケモノ達が動き出すと龍の白龍と赤龍と黒龍と青龍も動き出し戦いが始まった。
そして亮輔とリヨの戦いも始まる。
亮太が金龍の手を握りながら見守って2時間後、金龍が目を覚ました。
その後、金龍は身体を起こし手を握って眠っている亮太を見つめると顔を近づけ唇を重ねた。
「う~ん」
「……」
亮太が声を出すと金龍は唇を離し見つめた。
「亮太」
「……」
目を覚まし身体を起こすと亮太は金龍に目を向けた。
「亮太が傷の手当てをしてくれたのか?」
「傷の手当てをしたのはお爺さんです、俺は側に居ただけです」
「側に居てくれてありがとう」
「……」
亮太が優しく微笑むと金龍は亮太を抱きしめた。
「命を失っても亮太が無事なら悔いはなかった」
「俺は悔います、あなたのことが好きだから俺のために命を失ったら俺は悔います」
そう言って亮太が見つめながら涙を流すと金龍は手で亮太の涙を拭い唇を重ねた。
藤乃が空間に吸い込まれた姿を見た銀龍は白龍と赤龍と黒龍と青龍とお爺さんの元に向かい合流した。
「大変だ」
「どうした銀龍」
お爺さんが話しかけると銀龍が口を開いた。
「藤乃のという人間が空間に吸い込まれた」
「何だと」
黒龍が驚いた口調で口にするとお爺さんが口を開いた。
「心配するな、藤乃は自宅に戻っただけだから」
「何でそんなことがわかるんだよ」
「実は俺はお爺さんじゃなくて」
そう言ってお爺さんは杖を使って25歳の男に変身した。
「これが俺の本当の姿だ」
「お爺さんが若い男だったなんて思わなかったよ」
「金銀龍が解決するまでお爺さんでいろって言うから」
「金銀龍に話を聞いた方が良いな」
「金銀龍は今頃、亮太と金龍に会ってるかもな」
「行こう」
「ここに居れば金銀龍が連れてくるよ」
男が口にした頃、亮太と人間の金龍は金の月が見える花畑の中で龍の金銀龍と会っていた。
「金銀龍、どうしてここに」
「弟の様子を見に行ってくれと言うから」
「弟?」
「田中亮輔の弟の亮太だろ」
「どうして兄貴のことを」
「詳しい話しは龍達と合流してから話すよ」
そう言って金銀龍が上空を飛んでいくと金龍も龍の金龍に変身し亮太を背中に乗せると上空を飛んで金銀龍についていった。
━龍達が集まる村━
「来たか」
亮輔が口にすると上空から金銀龍と金龍が降り立った。
「久しぶりだな亮輔」
「俺がお爺さんになってから会ってないからな」
「……」
金龍の背中から降りると亮太は驚いた顔で近づいた。
「…兄貴…」
「亮太、大きくなったな」
「生きてるなら何で連絡しなかったんだ」
「亮輔は家族の元に帰りたがっていたそれを俺が止めたんだ」
そう言って龍から人間の金銀龍に変身すると「すまない」と言って亮太にお辞儀をした。
「金銀龍は悪くない」
「亮輔」
互いの顔を亮輔と金銀龍が見つめると亮太が口を開いた。
「もしかして付き合ってる?」
「よくわかったな」
「わかるよ」
「亮輔、リヨのこと話さないと」
「そうだね」
金銀龍に言われ返事をすると亮輔は真剣な顔でリヨは自分の友達で龍狩りのバケモノに気に入れられボスになったことを話した。
亮太と龍の金龍と白龍と赤龍と黒龍と青龍は話を聞きながら驚いた。
━龍狩りの村━
リヨは龍狩りのバケモノを自分の元に呼び寄せ口を開いた。
「お前達は金銀龍以外の龍を狙え」
「わかった」
「龍達が集まってる行くぞ」
そう言ってリヨは龍狩りのバケモノ達を連れて亮輔に会いに向かった。
話を終え亮太と亮輔は龍達から少し離れた場所で話を始めた。
それから暫くして人間の金銀が話しかけてきた。
「亮輔、リヨが龍狩りのバケモノ達を連れて現れた」
「リヨが!」
亮輔と亮太と金銀龍はリヨと龍狩りのバケモノ達に威嚇をしている白龍と赤龍と黒龍と青龍と金龍に近づいた。
「リヨ」
亮輔が話しかけるとリヨが口を開いた。
「お前達の命を貰いに来た」
「リヨ」
「行け」
リヨの合図共に龍狩りのバケモノ達が動き出すと龍の白龍と赤龍と黒龍と青龍も動き出し戦いが始まった。
そして亮輔とリヨの戦いも始まる。
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