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第3話
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人間の白龍と黒龍と藤乃が会話をしていると隠れてみていた龍狩りのバケモノが現れた。
「2匹いっぺんで倒してやる」
「……」
しつこい龍狩りのバケモノにムカつき怒った口調で龍狩りのバケモノに向かって口を開いた。
「お前らしつこいんだよ、どっかに行け」
石を投げつけ龍狩りのバケモノを倒した。
「さすが俺の花嫁だ」
そう言って人間の黒龍が藤乃を抱き寄せる頃、眠っている亮太は人間の赤龍に全裸にされ身体を奪われた。
それから暫くして亮太は目を覚まし身体を起こした。
そして亮太は自分の全裸姿に驚き立ち上がった。
「何で全裸なんだ」
キョロキョロしながら引き裂かれた上服と下着のパンツとズボンを見つけると拾い着始めた。
そして亮太は赤龍が居ないうちに逃げようと歩き出した。
「ここどこだよ…藤ちゃん…会いたいよ…藤ちゃん…」
歩きながら亮太が涙を流すとまわりの景色が砂漠に変わった。
「え…」
立ち止まると亮太は驚いた。
「林の中だったのに砂漠…何で?」
「今度の餌は上玉だな」
そう言って砂の中からサソリのバケモノが現れると亮太は恐ろしさで動けなくなった。
「…逃げないと…足が動かない…誰か助けて」
亮太が涙を流したその時、龍の金龍が現れサソリのバケモノを一瞬で倒した。
その後、金龍は亮太の目の前に降り立ち龍から人間の金龍に変身すると口を開いた。
「大丈夫か?」
「……」
「……」
恐ろしさで涙が止まらない亮太の姿を見て金龍は亮太を抱きしめその後、唇を重ねた。
唇を離すと金龍は「もう、大丈夫だ」と言って亮太の涙を手で拭った。
「……」
亮太が見つめると金龍が口を開いた。
「赤龍の所に送るよ」
「行きたくない…ここに居たくない…自宅に帰りたい…帰りたい…」
叫ぶと亮太は歩き出した。
「おい!」
亮太を追いかけ手を掴むと金龍は飛びながら龍の金龍に変身し亮太を背中に乗せた。
「落ちないように掴まってろよ」
「……」
言われた通り落ちないように亮太は抱きついた。
30分後、花畑に着くと金龍は降り立ち亮太を降ろした。
「こんな所に花畑があるなんて」
そう言って亮太の顔が悲しみの顔から笑顔に変わると金龍が口を開いた。
「お前は泣いた顔より笑顔が素敵だ」
「……」
花を見ていた亮太は背後から聞こえた金龍の言葉に胸がドキドキした。
「暫く休むから落ち着いたら知らせろよ」
そう言って龍の金龍が眠りにつくと亮太は振り返り見つめ近づいた。
そして亮太は金龍の口元に顔を近づけキスをした。
その後、亮太は金龍の側で眠りについた。
「2匹いっぺんで倒してやる」
「……」
しつこい龍狩りのバケモノにムカつき怒った口調で龍狩りのバケモノに向かって口を開いた。
「お前らしつこいんだよ、どっかに行け」
石を投げつけ龍狩りのバケモノを倒した。
「さすが俺の花嫁だ」
そう言って人間の黒龍が藤乃を抱き寄せる頃、眠っている亮太は人間の赤龍に全裸にされ身体を奪われた。
それから暫くして亮太は目を覚まし身体を起こした。
そして亮太は自分の全裸姿に驚き立ち上がった。
「何で全裸なんだ」
キョロキョロしながら引き裂かれた上服と下着のパンツとズボンを見つけると拾い着始めた。
そして亮太は赤龍が居ないうちに逃げようと歩き出した。
「ここどこだよ…藤ちゃん…会いたいよ…藤ちゃん…」
歩きながら亮太が涙を流すとまわりの景色が砂漠に変わった。
「え…」
立ち止まると亮太は驚いた。
「林の中だったのに砂漠…何で?」
「今度の餌は上玉だな」
そう言って砂の中からサソリのバケモノが現れると亮太は恐ろしさで動けなくなった。
「…逃げないと…足が動かない…誰か助けて」
亮太が涙を流したその時、龍の金龍が現れサソリのバケモノを一瞬で倒した。
その後、金龍は亮太の目の前に降り立ち龍から人間の金龍に変身すると口を開いた。
「大丈夫か?」
「……」
「……」
恐ろしさで涙が止まらない亮太の姿を見て金龍は亮太を抱きしめその後、唇を重ねた。
唇を離すと金龍は「もう、大丈夫だ」と言って亮太の涙を手で拭った。
「……」
亮太が見つめると金龍が口を開いた。
「赤龍の所に送るよ」
「行きたくない…ここに居たくない…自宅に帰りたい…帰りたい…」
叫ぶと亮太は歩き出した。
「おい!」
亮太を追いかけ手を掴むと金龍は飛びながら龍の金龍に変身し亮太を背中に乗せた。
「落ちないように掴まってろよ」
「……」
言われた通り落ちないように亮太は抱きついた。
30分後、花畑に着くと金龍は降り立ち亮太を降ろした。
「こんな所に花畑があるなんて」
そう言って亮太の顔が悲しみの顔から笑顔に変わると金龍が口を開いた。
「お前は泣いた顔より笑顔が素敵だ」
「……」
花を見ていた亮太は背後から聞こえた金龍の言葉に胸がドキドキした。
「暫く休むから落ち着いたら知らせろよ」
そう言って龍の金龍が眠りにつくと亮太は振り返り見つめ近づいた。
そして亮太は金龍の口元に顔を近づけキスをした。
その後、亮太は金龍の側で眠りについた。
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