2 / 13
第2話
しおりを挟む
「白龍、お前から来てくれるとは思わなかったよ」
そう言って龍狩りのバケモノが毒を塗った槍を突きつけると亮太は白龍の前に立ち守った。
「退け、人間」
「この龍は怪我をしてるんだこれ以上、傷つけたらダメだ」
「……」
自分を守る亮太の姿に白龍が驚くと龍狩りのバケモノが口を開いた。
「龍を守る者は許せないだからお前も白龍と共に死ね」
そう言って龍狩りのバケモノが毒を塗った槍を突き刺そうとしたその時、白龍は亮太を連れて飛んで離れていった。
驚いた顔で亮太が見つめると飛びながら白龍は誰も居ない場所に降り立ち亮太を降ろした。
「助けてくれてありがとう」
「俺が怖くないのか」
「最初見たとき怖かったけど今は怖くない」
「……」
無言で龍の白龍から人間の白龍に変身すると口を開いた。
「人間で驚かなかったのはお前が初めてだ」
「……」
「お前みたいに人間がここに来たことあるんだがその人間は俺の姿を見て俺を傷つけようとした」
「俺は驚かないよ」
「……」
互いの顔を見つめ合う亮太と白龍の前に再び龍狩りのバケモノが現れた。
「しつこい奴だ」
亮太を守ろうと白龍が前に立つと白い月の力を浴び白龍は人間から龍の白龍に変身し龍狩りのバケモノを倒した。
その出来事に亮太が驚いた顔で見つめると振り返り白龍が口を開いた。
「お前が人間の国に戻れるように俺も一緒に探してやる」
「ありがとう…」
「白龍だ」
「俺は…」
名を口にしようとしたその時、赤い龍、赤龍が現れ白龍の目の前で亮太を連れ去った。
「赤龍、何であいつが人間を」
そう言って空を飛ぼうとしたその時、大勢の龍狩りのバケモノが現れた。
「こんな時に」
そう言って白龍は龍狩りのバケモノと戦い始めた。
その頃、亮太は赤龍から逃れようともがいていた。
「動くと落ちるぞ」
「俺を食べるんですか?」
亮太が問いかけると赤龍は笑いながら口を開いた。
「お前、変な人間だな」
「……」
赤龍に笑われ亮太の頬が赤くなると赤い月が見える島に赤龍が降り立った。
その後、亮太は降ろされ赤龍は龍から人間の姿に変身した。
「亮太、俺の花嫁になってくれ」
「何で俺の名前を」
「藤乃に聞いた」
「藤乃のこと知ってるんですか」
「藤乃は黒龍の所に居る」
「俺を黒龍の所に連れていってください」
「良いぜ」
「ありがとうござ…」
最後まで亮太が言おうとしたその時、赤龍に唇を奪われた。
その後、赤龍は唇を離し亮太をお姫様抱っこし口を開いた。
「今からお前は俺の花嫁だ」
「俺は何も言ってないのに何で花嫁になるんだ」
「キスをしたろ」
「キスはあんたから…」
眠気に襲われた亮太は眠りにつき赤龍は他の龍が寄りつかない林の中に向かった。
その頃、白龍は龍の姿で龍狩りのバケモノと戦っていた。
そこへ龍の黒龍が藤乃を連れて現れ藤乃を離れさせると黒龍も白龍と一緒に龍狩りのバケモノと戦い始めた。
「黒龍」
心配そうな顔で藤乃が見つめると黒龍と白龍は力を合わせ口から炎を放ち龍狩りのバケモノを倒した。
「黒龍」
藤乃が近づくと黒龍と白龍は人間姿の黒龍と白龍に変身しその姿を隠れながら龍狩りのバケモノが見つめていた。
そう言って龍狩りのバケモノが毒を塗った槍を突きつけると亮太は白龍の前に立ち守った。
「退け、人間」
「この龍は怪我をしてるんだこれ以上、傷つけたらダメだ」
「……」
自分を守る亮太の姿に白龍が驚くと龍狩りのバケモノが口を開いた。
「龍を守る者は許せないだからお前も白龍と共に死ね」
そう言って龍狩りのバケモノが毒を塗った槍を突き刺そうとしたその時、白龍は亮太を連れて飛んで離れていった。
驚いた顔で亮太が見つめると飛びながら白龍は誰も居ない場所に降り立ち亮太を降ろした。
「助けてくれてありがとう」
「俺が怖くないのか」
「最初見たとき怖かったけど今は怖くない」
「……」
無言で龍の白龍から人間の白龍に変身すると口を開いた。
「人間で驚かなかったのはお前が初めてだ」
「……」
「お前みたいに人間がここに来たことあるんだがその人間は俺の姿を見て俺を傷つけようとした」
「俺は驚かないよ」
「……」
互いの顔を見つめ合う亮太と白龍の前に再び龍狩りのバケモノが現れた。
「しつこい奴だ」
亮太を守ろうと白龍が前に立つと白い月の力を浴び白龍は人間から龍の白龍に変身し龍狩りのバケモノを倒した。
その出来事に亮太が驚いた顔で見つめると振り返り白龍が口を開いた。
「お前が人間の国に戻れるように俺も一緒に探してやる」
「ありがとう…」
「白龍だ」
「俺は…」
名を口にしようとしたその時、赤い龍、赤龍が現れ白龍の目の前で亮太を連れ去った。
「赤龍、何であいつが人間を」
そう言って空を飛ぼうとしたその時、大勢の龍狩りのバケモノが現れた。
「こんな時に」
そう言って白龍は龍狩りのバケモノと戦い始めた。
その頃、亮太は赤龍から逃れようともがいていた。
「動くと落ちるぞ」
「俺を食べるんですか?」
亮太が問いかけると赤龍は笑いながら口を開いた。
「お前、変な人間だな」
「……」
赤龍に笑われ亮太の頬が赤くなると赤い月が見える島に赤龍が降り立った。
その後、亮太は降ろされ赤龍は龍から人間の姿に変身した。
「亮太、俺の花嫁になってくれ」
「何で俺の名前を」
「藤乃に聞いた」
「藤乃のこと知ってるんですか」
「藤乃は黒龍の所に居る」
「俺を黒龍の所に連れていってください」
「良いぜ」
「ありがとうござ…」
最後まで亮太が言おうとしたその時、赤龍に唇を奪われた。
その後、赤龍は唇を離し亮太をお姫様抱っこし口を開いた。
「今からお前は俺の花嫁だ」
「俺は何も言ってないのに何で花嫁になるんだ」
「キスをしたろ」
「キスはあんたから…」
眠気に襲われた亮太は眠りにつき赤龍は他の龍が寄りつかない林の中に向かった。
その頃、白龍は龍の姿で龍狩りのバケモノと戦っていた。
そこへ龍の黒龍が藤乃を連れて現れ藤乃を離れさせると黒龍も白龍と一緒に龍狩りのバケモノと戦い始めた。
「黒龍」
心配そうな顔で藤乃が見つめると黒龍と白龍は力を合わせ口から炎を放ち龍狩りのバケモノを倒した。
「黒龍」
藤乃が近づくと黒龍と白龍は人間姿の黒龍と白龍に変身しその姿を隠れながら龍狩りのバケモノが見つめていた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
龍神様の神使
石動なつめ
BL
顔にある花の痣のせいで、忌み子として疎まれて育った雪花は、ある日父から龍神の生贄となるように命じられる。
しかし当の龍神は雪花を喰らおうとせず「うちで働け」と連れ帰ってくれる事となった。
そこで雪花は彼の神使である蛇の妖・立待と出会う。彼から優しく接される内に雪花の心の傷は癒えて行き、お互いにだんだんと惹かれ合うのだが――。
※少々際どいかな、という内容・描写のある話につきましては、タイトルに「*」をつけております。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
解放
papiko
BL
過去にCommandされ、名前を忘れた白銀の髪を持つ青年。年齢も分からず、前のDomさえ分からない。瞳は暗く影が落ち、黒ずんで何も映さない。
偶々、甘やかしたいタイプのアルベルに拾われ名前を貰った白銀の青年、ロイハルト。
アルベルが何十という数のDomに頼み込んで、ロイハルトをDropから救い出そうとした。
――――そして、アルベル苦渋の決断の末、選ばれたアルベルの唯一無二の親友ヴァイス。
これは、白銀の青年が解放される話。
〘本編完結済み〙
※ダイナミクスの設定を理解してる上で進めています。一応、説明じみたものはあります。
※ダイナミクスのオリジナル要素あります。
※3Pのつもりですが全くやってません。
※番外編、書けたら書こうと思います。
【リクエストがあれば執筆します。】
組長と俺の話
性癖詰め込みおばけ
BL
その名の通り、組長と主人公の話
え、主人公のキャラ変が激しい?誤字がある?
( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )それはホントにごめんなさい
1日1話かけたらいいな〜(他人事)
面白かったら、是非コメントをお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる