猫達の日常

福猫

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ハッチは方向音痴1

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リュックを背負いながらハッチは島を探検していた。

「島でも行ったことない場所があるからな」

ハッチは通らないを道をどんどん進み知らない森に着いた。

ハッチは森の中に入り進んだ。

1時間後、森を抜けると海岸に出た。

「海だ」

ハッチは砂浜を歩き海から少し離れた場所に止まり海を見つめた。

「綺麗な海があるなんて知らなかった」

微笑みながらハッチは海を見つめた。

その後、リュックをおろし砂浜に置くとハッチは砂浜に座りリュックの中からカニカマを取り出しカニカマを食べながら海を見つめた。

それから時間が過ぎ夕日になった。

その頃、ドンは帰ってこないハッチを心配してチャチャに相談していた。

「朝、出かけて帰ってこないんです、心配で大丈夫でしょうか?」

「ドンは家で待ってて俺が無事にハッチを連れて帰るから」

「お願いします」

ドンがその場を離れていくとチャチャはハッチを探しに出かけた。

その頃、ハッチは砂浜で座りながらカニカマを食べ夕日を見つめていた。

「綺麗だな」

自分でも方向音痴だとわかっているハッチは動かずチャチャが来るのをカニカマを食べながら待つ。

「ハッチ」

「……」

チャチャの声が聞こえハッチは立ち上がり走りながら近づいてくるチャチャを見つめた。

「見つけた」

「来てくれると思ってた」

「ハッチは方向音痴なんだから1匹で出歩かないで」

「わかった」

「ドンが心配してる帰ろうか」

「うん」

リュックを背負うとハッチはチャチャと共に歩き出し家に帰っていった。
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