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第1話
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日曜日、苺(いちご)は友達の女性と喫茶店で苺パフェを食べていた。
「苺って名前の通り苺パフェ好きよね」
「食べるの苺パフェだけじゃないよ、いろいろのパフェを食べるよ」
「そうなんだ」
「飛鳥(あすか)は?」
「私は、決まってない何でも好きかな」
「そうなんだ」
口にした後、苺と飛鳥は再び苺パフェを食べ始めた。
それから暫くして苺パフェを食べ終え苺と飛鳥は席を立ちレジに向かった。
「俺が誘ったから俺が払うよ」
「ありがとう」
「いくらですか?」
口にした後、苺は2人分のお金を支払いその後、苺と飛鳥は喫茶店を出ていった。
「これからどうする?」
飛鳥が口にしたその時、飛鳥のスマホが鳴った。
飛鳥は鞄からスマホを取り出し電話に出た。
「もしもし」
「休みのとこ悪いが人手が足りないんだ今から来てくれないか」
「わかりました、今すぐ行きます」
通話を切るとスマホを鞄の中に入れ飛鳥は苺に向かって口を開いた。
「苺、ゴメン、仕事に行かないといけなくなった」
「医者は休みの日でも休めないな」
「ゴメン」
「患者の身体も大切だけど自分の身体も大切にしろよ」
「ありがとう」
「……」
手を振りながら飛鳥を見送ると苺は歩き出し喫茶店を離れていった。
「暇になったから別の所でパフェでも食べるかな」
口にした後、苺は立ち止まりスマホで調べ始めた。
その時、空が真っ暗になった。
「昼間なのに」
調べを止め苺は他の人々と一緒に真っ暗な空を見つめた。
「あれ何かしら」
「……」
女性が指をさす先に目線を向けた苺は落ちてくる黒い羽に黒い服装の天使に驚いた。
「天使?」
口にした後、黒い羽に黒い服装の天使が地面にうつ伏せで倒れた。
口にしながら人々が近づくと黒い羽に黒い服装の天使が目を覚まし立ち上がった。
人々は少し離れ見つめた。
「ここはどこだ」
黒い羽に黒い服装の天使はまわりを見つめた。
その時、上空から白い羽を羽ばたかせながら白いタキシード姿の騎士が降り立った。
「紫琉(しりゅう)」
「しつこい奴だ」
口にした後、紫琉は逃げるため苺に向かって走った。
そして紫琉は笑みを浮かべ片腕で苺の身体を支えるとそのまま黒い羽を広げ空を飛んでいった。
「逃がすか」
口にした後、騎士は白い羽を広げ空を飛ぶと紫琉を追いかけていった。
「離してください」
「今、離したらお前は死ぬぞ」
「俺、高い所、苦手なんだ」
目を閉じながら苺が口にすると紫琉が口を開いた。
「そのまま目を閉じてろ」
口にした後、紫琉は姿を消した。
紫琉を追っていた騎士は立ち止まり口を開いた。
「紫琉の気が消えた」
口にしたその時、声が聞こえた。
「白鳥(しらとり)、城に戻りなさい」
「かしこまりました」
返事をすると白鳥はその場から姿を消し真っ暗な空が青い空に変わった。
ー岩山にある城ー
苺の身体を支えながら城の前に降り立つと紫琉が口を開いた。
「目を開けてみろ」
「……」
ゆっくり目を開くと苺は大きな城に驚いた。
「戻ったぞ」
紫琉が声をかけるとドアが開き黒いタキシード姿の紫菜(しな)が現れた。
「無事で良かったです」
「白鳥に追われたが生きてる」
「紫琉様、なぜ人間がいるのですか?」
「人質だ、地下の部屋に閉じ込めておけ」
口にした後、紫琉が中に入っていくと紫菜は苺の手首を掴み地下の部屋に連れていった。
その後、紫菜は苺を部屋に閉じ込めその場を離れた。
苺はドアに近づき開こうとするも開かず苺はガッカリした。
「……」
苺は壁に近づき体育座りで座ると顔を埋めた。
「苺って名前の通り苺パフェ好きよね」
「食べるの苺パフェだけじゃないよ、いろいろのパフェを食べるよ」
「そうなんだ」
「飛鳥(あすか)は?」
「私は、決まってない何でも好きかな」
「そうなんだ」
口にした後、苺と飛鳥は再び苺パフェを食べ始めた。
それから暫くして苺パフェを食べ終え苺と飛鳥は席を立ちレジに向かった。
「俺が誘ったから俺が払うよ」
「ありがとう」
「いくらですか?」
口にした後、苺は2人分のお金を支払いその後、苺と飛鳥は喫茶店を出ていった。
「これからどうする?」
飛鳥が口にしたその時、飛鳥のスマホが鳴った。
飛鳥は鞄からスマホを取り出し電話に出た。
「もしもし」
「休みのとこ悪いが人手が足りないんだ今から来てくれないか」
「わかりました、今すぐ行きます」
通話を切るとスマホを鞄の中に入れ飛鳥は苺に向かって口を開いた。
「苺、ゴメン、仕事に行かないといけなくなった」
「医者は休みの日でも休めないな」
「ゴメン」
「患者の身体も大切だけど自分の身体も大切にしろよ」
「ありがとう」
「……」
手を振りながら飛鳥を見送ると苺は歩き出し喫茶店を離れていった。
「暇になったから別の所でパフェでも食べるかな」
口にした後、苺は立ち止まりスマホで調べ始めた。
その時、空が真っ暗になった。
「昼間なのに」
調べを止め苺は他の人々と一緒に真っ暗な空を見つめた。
「あれ何かしら」
「……」
女性が指をさす先に目線を向けた苺は落ちてくる黒い羽に黒い服装の天使に驚いた。
「天使?」
口にした後、黒い羽に黒い服装の天使が地面にうつ伏せで倒れた。
口にしながら人々が近づくと黒い羽に黒い服装の天使が目を覚まし立ち上がった。
人々は少し離れ見つめた。
「ここはどこだ」
黒い羽に黒い服装の天使はまわりを見つめた。
その時、上空から白い羽を羽ばたかせながら白いタキシード姿の騎士が降り立った。
「紫琉(しりゅう)」
「しつこい奴だ」
口にした後、紫琉は逃げるため苺に向かって走った。
そして紫琉は笑みを浮かべ片腕で苺の身体を支えるとそのまま黒い羽を広げ空を飛んでいった。
「逃がすか」
口にした後、騎士は白い羽を広げ空を飛ぶと紫琉を追いかけていった。
「離してください」
「今、離したらお前は死ぬぞ」
「俺、高い所、苦手なんだ」
目を閉じながら苺が口にすると紫琉が口を開いた。
「そのまま目を閉じてろ」
口にした後、紫琉は姿を消した。
紫琉を追っていた騎士は立ち止まり口を開いた。
「紫琉の気が消えた」
口にしたその時、声が聞こえた。
「白鳥(しらとり)、城に戻りなさい」
「かしこまりました」
返事をすると白鳥はその場から姿を消し真っ暗な空が青い空に変わった。
ー岩山にある城ー
苺の身体を支えながら城の前に降り立つと紫琉が口を開いた。
「目を開けてみろ」
「……」
ゆっくり目を開くと苺は大きな城に驚いた。
「戻ったぞ」
紫琉が声をかけるとドアが開き黒いタキシード姿の紫菜(しな)が現れた。
「無事で良かったです」
「白鳥に追われたが生きてる」
「紫琉様、なぜ人間がいるのですか?」
「人質だ、地下の部屋に閉じ込めておけ」
口にした後、紫琉が中に入っていくと紫菜は苺の手首を掴み地下の部屋に連れていった。
その後、紫菜は苺を部屋に閉じ込めその場を離れた。
苺はドアに近づき開こうとするも開かず苺はガッカリした。
「……」
苺は壁に近づき体育座りで座ると顔を埋めた。
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