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第8話
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アースとサターンの戦いは激しい戦いになった。
「同じ戦士なのに何で戦わなくちゃいけないんですか」
「あなたが敵を浄化しようとするから」
「敵だって浄化すれば良い人間になる敵だっている、アーズがその人だった」
口にした後、アースは先端についた小さな地球に力を込めそのままサターンに向け光線を放った。
サターンは魔法の杖で光線を防ぎ強さを感じた。
「強くなった…うああ…」
光線を受け手から魔法の杖を離すとサターンはうつ伏せで倒れた。
「あなたを甘く見ていた、本気を出します」
そう言ってゆっくり立ち上がるとサターンは先端が尖った魔法の杖を掴みアースに向けた。
「あなたは強いけど、俺には勝てない」
そう言ってアースも魔法の杖を掴むとサターンとの戦いが始まった。
50秒後、ビーナスとマーズとマーキュリーとジュピターが部屋の中に現れるとサターンの攻撃を受けアースが仰向けで倒れた。
「栄地!」
マーズは慌ててアースに近づき身体を抱き起こした。
「栄地、しっかりしろ」
「烈火、気をつけろ…サターンは強い」
「戦士同士なのになぜ戦うんだ」
アースの身体を抱き起こしながらマーズが口にするとサターンは無言で魔法の杖を向けた。
「……」
「……」
攻撃をしてくるマーズがそう思ったその時、声が聞こえた。
「瑛士(えいと)、やめろ」
「その声はブルー」
向けていた魔法の杖を消すと腰まで長い青い髪に青い瞳そして足首まで長い青い服姿の人間が現れサターンは変身を解き黒い私服姿に戻った。
「ブルー、どうしてここに?」
「サターンとアースが戦っている気を感じて止めに来たんだ」
「……」
2人の会話にマーズとビーナスとマーキュリーとジュピターがじっと見つめるとブルーが口を開いた。
「皆、変身を解いてくれ」
「……」
「どうした皆」
「あんた誰だよ」
マーズが口にすると瑛士がブルーに向かって口を開いた。
「正体、見せてないのか?」
「アーズで正体を見せる暇がなかったんだ」
そう言ってブルーが目線を向けるとマーズはアースの身体を寝かせ立ち上がった。
そしてビーナスとマーキュリーとジュピターがマーズに近づき目線を向けるとブルーが口を開いた。
「口で話すより見てもらった方が良いな」
そう言って人間姿のブルーが青い猫に変身するとマーズとビーナスとマーキュリーとジュピターは驚きで言葉を失った。
「……」
「普段は青い猫で力を使う時は人間に変身するんだ」
そう言ってブルーは青い猫から腰まで長い青い髪に青い瞳そして足首まで長い青い服姿の人間に変身した。
「……」
マーズが変身を解き制服姿になるとビーナスとマーキュリーとジュピターも変身を解き私服姿になった。
「……」
瑛士がアースに近づき身体に触れようとしたその時、烈火が口を開いた。
「栄地に触るな」
「……」
瑛士は無言で立ち上がりブルーに向かって口を開いた。
「俺がいない方が良いみたいだ、ブルー、あと、よろしく」
そう言って瑛士がその場から姿を消すとブルーがアースをお姫様抱っこしながら口を開いた。
「俺が森林に作った小屋に栄地を運ぼう」
そう言ってブルーがアースをお姫様抱っこしたままその場から姿を消すと烈火と清水と宏樹と銀太(ぎんた)も姿を消し森林の小屋に向かった。
「同じ戦士なのに何で戦わなくちゃいけないんですか」
「あなたが敵を浄化しようとするから」
「敵だって浄化すれば良い人間になる敵だっている、アーズがその人だった」
口にした後、アースは先端についた小さな地球に力を込めそのままサターンに向け光線を放った。
サターンは魔法の杖で光線を防ぎ強さを感じた。
「強くなった…うああ…」
光線を受け手から魔法の杖を離すとサターンはうつ伏せで倒れた。
「あなたを甘く見ていた、本気を出します」
そう言ってゆっくり立ち上がるとサターンは先端が尖った魔法の杖を掴みアースに向けた。
「あなたは強いけど、俺には勝てない」
そう言ってアースも魔法の杖を掴むとサターンとの戦いが始まった。
50秒後、ビーナスとマーズとマーキュリーとジュピターが部屋の中に現れるとサターンの攻撃を受けアースが仰向けで倒れた。
「栄地!」
マーズは慌ててアースに近づき身体を抱き起こした。
「栄地、しっかりしろ」
「烈火、気をつけろ…サターンは強い」
「戦士同士なのになぜ戦うんだ」
アースの身体を抱き起こしながらマーズが口にするとサターンは無言で魔法の杖を向けた。
「……」
「……」
攻撃をしてくるマーズがそう思ったその時、声が聞こえた。
「瑛士(えいと)、やめろ」
「その声はブルー」
向けていた魔法の杖を消すと腰まで長い青い髪に青い瞳そして足首まで長い青い服姿の人間が現れサターンは変身を解き黒い私服姿に戻った。
「ブルー、どうしてここに?」
「サターンとアースが戦っている気を感じて止めに来たんだ」
「……」
2人の会話にマーズとビーナスとマーキュリーとジュピターがじっと見つめるとブルーが口を開いた。
「皆、変身を解いてくれ」
「……」
「どうした皆」
「あんた誰だよ」
マーズが口にすると瑛士がブルーに向かって口を開いた。
「正体、見せてないのか?」
「アーズで正体を見せる暇がなかったんだ」
そう言ってブルーが目線を向けるとマーズはアースの身体を寝かせ立ち上がった。
そしてビーナスとマーキュリーとジュピターがマーズに近づき目線を向けるとブルーが口を開いた。
「口で話すより見てもらった方が良いな」
そう言って人間姿のブルーが青い猫に変身するとマーズとビーナスとマーキュリーとジュピターは驚きで言葉を失った。
「……」
「普段は青い猫で力を使う時は人間に変身するんだ」
そう言ってブルーは青い猫から腰まで長い青い髪に青い瞳そして足首まで長い青い服姿の人間に変身した。
「……」
マーズが変身を解き制服姿になるとビーナスとマーキュリーとジュピターも変身を解き私服姿になった。
「……」
瑛士がアースに近づき身体に触れようとしたその時、烈火が口を開いた。
「栄地に触るな」
「……」
瑛士は無言で立ち上がりブルーに向かって口を開いた。
「俺がいない方が良いみたいだ、ブルー、あと、よろしく」
そう言って瑛士がその場から姿を消すとブルーがアースをお姫様抱っこしながら口を開いた。
「俺が森林に作った小屋に栄地を運ぼう」
そう言ってブルーがアースをお姫様抱っこしたままその場から姿を消すと烈火と清水と宏樹と銀太(ぎんた)も姿を消し森林の小屋に向かった。
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