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第5話
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「話って何?」
栄地が問いかけると愛珠野愛珠(あずのあず)が口を開いた。
「ここなら栄地が持ってる地球を奪える」
「え…」
驚いた口調で栄地が口にしたその時、愛珠野愛珠に首に身につけている小さな地球を奪い取られた。
「愛珠野さん、返して」
そう言って栄地が手を伸ばすと愛珠野愛珠は栄地を突き飛ばし倒れさせた。
「やっと手に入れたぞ」
小さな地球を見つめながら愛珠野愛珠が喜ぶと立ち上がり栄地が口を開いた。
「お前、何者だ」
「俺の正体を知りたいか戦士アース」
「……」
愛珠野愛珠の口から発せられた言葉に栄地が驚くと愛珠野愛珠が口を開いた。
「俺の正体を見せてやる」
そう言って愛珠野愛珠の顔と制服が黒い服装とアーズの顔に変わり栄地は驚いた。
「アーズ!」
「栄地、地球を頂いていくぞ」
そう言ってアーズがその場から消えようとしたその時、ドアが壊れ炎の玉が向かってきた。
アーズは炎の玉を避け目線を向けると腰まで長い赤い髪に足首まで長い赤い服姿の戦士マーズが現れた。
「地球を返せ」
そう言ってマーズが炎の鎖を放つとアーズは炎の鎖を避けながら黒い光線を放ちマーズを倒れさせた。
「マーズ!」
近づき栄地がマーズの身体を抱き起こすとアーズが口を開いた。
「栄地、じゃあな」
そう言ってアーズが地球を持って屋上から姿を消すと栄地が口を開いた。
「地球が奪われてしまった烈火、どうしよう」
「栄地」
そう言って立ち上がるとマーズが口を開いた。
「奴の居場所はわかってんだ取り返しにいくぞ」
「取り返しいくって俺達だけで?」
栄地も立ち上がり問いかけるとマーズが口を開いた。
「俺は火星の戦士だ、お前を守りながら地球を取り返す」
「烈火、ありがとう」
「行くぞ」
「あぁ」
頷くと栄地はマーズと共に屋上から離れ倉庫に向かった。
ー倉庫ー
地球を手に入れたアーズは邪魔が入らないように倉庫ごと結界を張り壁に空間を開け中に入った。
その後、アーズは空間の中を歩いた。
10秒後、アーズが空間から部屋に出ると空間が閉じた。
「地球を手に入れたぞ」
そう言ってアーズは背を向けながら立っているスーツ姿の男に近づいた。
「良くやった」
そう言ってスーツ姿の男は振り向きアーズから地球を受け取った。
その後、アーズの姿が消えスーツ姿の男は首に小さな地球を身につけ声をかけた。
「地球よ俺に力を授けろ…」
反応しない地球にスーツ姿の男は栄地のことを思い出した。
「栄地、アースの力がないと発揮しないのか」
口にした後、スーツ姿の男は笑みを浮かべた。
「向こうから来たか」
そう言ってスーツ姿の男は指を鳴らした。
その時、倉庫の栄地とマーズは壁に開いた空間を目撃した。
「マーズ!」
「栄地、罠かも」
「罠でも行かないと地球を取り返せないだろ」
「そうだな」
「……」
「……」
栄地とマーズは壁に開いた空間に近づき見つめた。
そして栄地が先に空間の中に入ったその時、空間が閉じ栄地とマーズは別れ別れになった。
「マーズ!」
「栄地!」
空間の中の栄地と倉庫のマーズが声を掛け合うとスーツ姿の男が声をかけた。
「地球を取り返したいなら俺のところまで来い」
「すぐに追いかけるから栄地は先に行け」
「わかった」
返事をすると栄地は空間の中を歩き10秒後、部屋の中に出ると壁の空間が閉じた。
「……」
閉じた空間を栄地が見つめると首に小さな地球を身につけたスーツ姿のアーズが口を開いた。
「ようこそ俺の部屋に」
「……」
アーズの言葉に栄地は振り向きアーズに目線を向けた。
栄地が問いかけると愛珠野愛珠(あずのあず)が口を開いた。
「ここなら栄地が持ってる地球を奪える」
「え…」
驚いた口調で栄地が口にしたその時、愛珠野愛珠に首に身につけている小さな地球を奪い取られた。
「愛珠野さん、返して」
そう言って栄地が手を伸ばすと愛珠野愛珠は栄地を突き飛ばし倒れさせた。
「やっと手に入れたぞ」
小さな地球を見つめながら愛珠野愛珠が喜ぶと立ち上がり栄地が口を開いた。
「お前、何者だ」
「俺の正体を知りたいか戦士アース」
「……」
愛珠野愛珠の口から発せられた言葉に栄地が驚くと愛珠野愛珠が口を開いた。
「俺の正体を見せてやる」
そう言って愛珠野愛珠の顔と制服が黒い服装とアーズの顔に変わり栄地は驚いた。
「アーズ!」
「栄地、地球を頂いていくぞ」
そう言ってアーズがその場から消えようとしたその時、ドアが壊れ炎の玉が向かってきた。
アーズは炎の玉を避け目線を向けると腰まで長い赤い髪に足首まで長い赤い服姿の戦士マーズが現れた。
「地球を返せ」
そう言ってマーズが炎の鎖を放つとアーズは炎の鎖を避けながら黒い光線を放ちマーズを倒れさせた。
「マーズ!」
近づき栄地がマーズの身体を抱き起こすとアーズが口を開いた。
「栄地、じゃあな」
そう言ってアーズが地球を持って屋上から姿を消すと栄地が口を開いた。
「地球が奪われてしまった烈火、どうしよう」
「栄地」
そう言って立ち上がるとマーズが口を開いた。
「奴の居場所はわかってんだ取り返しにいくぞ」
「取り返しいくって俺達だけで?」
栄地も立ち上がり問いかけるとマーズが口を開いた。
「俺は火星の戦士だ、お前を守りながら地球を取り返す」
「烈火、ありがとう」
「行くぞ」
「あぁ」
頷くと栄地はマーズと共に屋上から離れ倉庫に向かった。
ー倉庫ー
地球を手に入れたアーズは邪魔が入らないように倉庫ごと結界を張り壁に空間を開け中に入った。
その後、アーズは空間の中を歩いた。
10秒後、アーズが空間から部屋に出ると空間が閉じた。
「地球を手に入れたぞ」
そう言ってアーズは背を向けながら立っているスーツ姿の男に近づいた。
「良くやった」
そう言ってスーツ姿の男は振り向きアーズから地球を受け取った。
その後、アーズの姿が消えスーツ姿の男は首に小さな地球を身につけ声をかけた。
「地球よ俺に力を授けろ…」
反応しない地球にスーツ姿の男は栄地のことを思い出した。
「栄地、アースの力がないと発揮しないのか」
口にした後、スーツ姿の男は笑みを浮かべた。
「向こうから来たか」
そう言ってスーツ姿の男は指を鳴らした。
その時、倉庫の栄地とマーズは壁に開いた空間を目撃した。
「マーズ!」
「栄地、罠かも」
「罠でも行かないと地球を取り返せないだろ」
「そうだな」
「……」
「……」
栄地とマーズは壁に開いた空間に近づき見つめた。
そして栄地が先に空間の中に入ったその時、空間が閉じ栄地とマーズは別れ別れになった。
「マーズ!」
「栄地!」
空間の中の栄地と倉庫のマーズが声を掛け合うとスーツ姿の男が声をかけた。
「地球を取り返したいなら俺のところまで来い」
「すぐに追いかけるから栄地は先に行け」
「わかった」
返事をすると栄地は空間の中を歩き10秒後、部屋の中に出ると壁の空間が閉じた。
「……」
閉じた空間を栄地が見つめると首に小さな地球を身につけたスーツ姿のアーズが口を開いた。
「ようこそ俺の部屋に」
「……」
アーズの言葉に栄地は振り向きアーズに目線を向けた。
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