【完結】闇狩
とある町で頻発している怪奇事件を巡り、二人の少年が出逢う。
一人はその町で「由緒ある寺だ」と評判の四城寺の跡取り息子・高城岬。
もう一人は季節外れの美貌の転校生・影見河夕。
特殊な能力で怪奇事件の原因を取り除こうとする河夕だったが、犯人は想定以上の強さで……。
人との情を一切禁じ、人の心の闇に巣食う魔物を狩り続ける一族の若き総帥が出逢ったのは、底抜けにお人好しの少年だった。
二人の邂逅は、果たして未来への希望となるだろうか――。
※作者が別名義にて小説家になろうで連載完結(2007年)している同タイトルの物語を、現在年向けに推敲、改変しての掲載となります。
※表紙はフリー素材のぱくたそ様よりお借りしました。
※作者の趣味でほんのりとBL風味です。
一人はその町で「由緒ある寺だ」と評判の四城寺の跡取り息子・高城岬。
もう一人は季節外れの美貌の転校生・影見河夕。
特殊な能力で怪奇事件の原因を取り除こうとする河夕だったが、犯人は想定以上の強さで……。
人との情を一切禁じ、人の心の闇に巣食う魔物を狩り続ける一族の若き総帥が出逢ったのは、底抜けにお人好しの少年だった。
二人の邂逅は、果たして未来への希望となるだろうか――。
※作者が別名義にて小説家になろうで連載完結(2007年)している同タイトルの物語を、現在年向けに推敲、改変しての掲載となります。
※表紙はフリー素材のぱくたそ様よりお借りしました。
※作者の趣味でほんのりとBL風味です。
闇狩の名を持つ者
夢に囚われし者
時空に巡りし者
想い忘れ得ぬ者
闇狩の血を継ぐ者
誓い抱きし者達
あなたにおすすめの小説
政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~
つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。
政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。
他サイトにも公開中。
そんなに幼馴染の事が好きなら、婚約者なんていなくてもいいのですね?
新野乃花(大舟)
恋愛
レベック第一王子と婚約関係にあった、貴族令嬢シノン。その関係を手配したのはレベックの父であるユーゲント国王であり、二人の関係を心から嬉しく思っていた。しかしある日、レベックは幼馴染であるユミリアに浮気をし、シノンの事を婚約破棄の上で追放してしまう。事後報告する形であれば国王も怒りはしないだろうと甘く考えていたレベックであったものの、婚約破棄の事を知った国王は激しく憤りを見せ始め…。
紹嘉後宮百花譚 鬼神と天女の花の庭
響 蒼華
キャラ文芸
始まりの皇帝が四人の天仙の助力を得て開いたとされる、その威光は遍く大陸を照らすと言われる紹嘉帝国。
当代の皇帝は血も涙もない、冷酷非情な『鬼神』と畏怖されていた。
ある時、辺境の小国である瑞の王女が後宮に妃嬪として迎えられた。
しかし、麗しき天女と称される王女に突きつけられたのは、寵愛は期待するなという拒絶の言葉。
人々が騒めく中、王女は心の中でこう思っていた――ああ、よかった、と……。
鬼神と恐れられた皇帝と、天女と讃えられた妃嬪が、花の庭で紡ぐ物語。
大正ロマン恋物語 ~将校様とサトリな私のお試し婚~
菱沼あゆ
キャラ文芸
華族の三条家の跡取り息子、三条行正と見合い結婚することになった咲子。
だが、軍人の行正は、整いすぎた美形な上に、あまりしゃべらない。
蝋人形みたいだ……と見合いの席で怯える咲子だったが。
実は、咲子には、人の心を読めるチカラがあって――。
群青の空
ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ
キャラ文芸
十年前――
東京から引っ越し、友達も彼女もなく。退屈な日々を送り、隣の家から聴こえてくるピアノの音は、綺麗で穏やかな感じをさせるが、どこか腑に落ちないところがあった。そんな高校生・拓海がその土地で不思議な高校生美少女・空と出会う。
そんな彼女のと出会い、俺の一年は自分の人生の中で、何よりも大切なものになった。
ただ、俺は彼女に……。
これは十年前のたった一年の青春物語――
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
深窓の骸骨令嬢
はぴねこ
キャラ文芸
スカーレットは今日も日当たりのいいテラスでお茶をしていた。他国から取り寄せられた高級茶葉は香り高く、スカーレットの鼻腔をくすぐる。丸テーブルに並べられた色とりどりのお菓子は目も舌も楽しませてくれる。
とは言っても、スカーレットには鼻も目も舌もない。普通の人間ならば鼻がある部分には歪なおおよそ二等辺三角形であろうという穴が、目のある部分にはこれまた歪な丸い穴が空いているだけだ。
そう。彼女は骸骨なのだ。