335 / 335
第9章 未来のために
閑話:未来のために(2)
しおりを挟む
side:バルドル
クルトが「いま行くよ」と声を録音して飛ばしたメッセンジャーの後ろを二人で追い駆けた。
まさかと思ったが魔の鴎は迷うことなくこのヴィユェッテの冒険者ギルドに飛び込み、中から久し振りの声がする。
こちらに向かってくる足音。
「クルトさん!」
建物の外に出た途端にこちらに気付いたレンが満面の笑顔でクルトに走って抱き着いてくる。
「レンくん、どうして此処に?」
「それはもちろんクルトさん達に早く会いたかったからです! バルドルさんも元気そうで良かった!」
「おう。オマケ感満載だな」
「そんなことないですよ」
否定はするが顔は笑っている。
クルトに会えたのが嬉しいのは判る、が。
「興奮するのは良いが一人じゃないんだろう? 一緒に来た皆って――」
「皆っつったら皆だろ」
声がしたんでそちらを見て、驚いた。
本当に全員が揃っていたからだ。
声を掛けて来たレイナルドのパーティはもちろん、グランツェパーティ、セルリー、二頭の魔豹と白梟まで。
隣のクルトが驚き過ぎて固まっている。
笑っているのは既に驚き終えたんだろうウーガとドーガ。二人の後ろには同情的な視線を向けて来るエニスがいた。どういうわけか彼らの方が先に合流していたようだ。
まぁそれはいい。
今すぐ知りたいのは一つ。
「なんだって全員でヴィユェッテに?」
まさかレイナルドたちまで俺たちに会いたかったなんて言わんだろう。
レンが俺たちに会いたかったというのも本当だとして、特にレイナルドパーティに関しては他にきちんとした目的があるはずだ。
そう確信して話を聞けば案の定。
「どう見たってキナ臭いからな。一度くらい現場を見ておくのも良いかと思ってさ」
「調査の担当には」
「なってない。俺たちのいまの任務は「セーズ」の攻略だ」
曰く、ヴィユェッテの冒険者ギルドから今回の銀級ダンジョン「サンコティオン」で起きた事件についての報告書が国に提出され、その調査がレイナルドたちに命じられたのはこちらの想像通りだった。
とはいえ未踏破の金級ダンジョン攻略に本格的に乗り出そうという現在、彼らの任務はあくまで直接関わった場合のみ。国直轄の金級または白金級冒険者は彼らだけじゃないそうだ。
此処に来たのはさっきも言っていたように、協力して「セーズ」を踏破しようってパーティが巻き込まれたんだから情報くらい現地で仕入れて来いとか、そんなところだろう。
「何か起きるときはレンが中心にいると思っていたが、まさかレンから離れた途端におまえたちの方が巻き込まれるとはな」
レイナルドはそう言って笑った。
ギルドマスターの厚意で借りられたギルド2階の応接室。サイドテーブルに積まれた書類はさっきまでレイナルドたちが確認していたもので、ここに来てから目を通していた報告書だ。
だから此処にテルアとマリーがいて、一人が犠牲になったことも把握している。
「クルト、おまえは大丈夫か?」
「はい」
隣でクルトがはっきりと答えたら、その奥からレンが心配そうに見ている。
「……本当に大丈夫ですか?」
「うん、本当」
「なら良いです」
レンもこっちの騒ぎを知って、相当心配していたんだろう。
さっきからクルトの側を離れようとしないのもそれが一因だと思う。怒り出さないのはこいつも成長したってところか。
「で、この後はどうする?」
「明日には「セーズ」に向けて出発するつもりだった」
「ならもうやり残したことはないんだな」
俺を見て、クルト、エニス、ウーガ、ドーガ。
全員が肯定するのを確認する。
「判った。なら明日の朝一で「セーズ」に向かおう。今日は宿…いや、…この人数ならギルドの仮眠室を借りた方がいいかもな」
「え」
レイナルドの発言に思わず聞き返す。
「そっちこそ予定があるんじゃないのか?」
「予定?」
「今回の騒ぎの事後処理とか……現場を見に行くんだろ」
「事後処理は別の連中が何日か前から取り掛かってるし、おまえたちがすぐにでも出発出来るならわざわざ行く必要はない。言っただろ、俺たちの最優先任務は「セーズ」の攻略だ」
は?
聞けば聞くほど頭の中が疑問符で埋もれそうになるのだが、今後の予定にも差し障る以上、曖昧では困る。
「だったら何でわざわざヴィユェッテまで来たんだ?」
「何で……って」
「バルドルさんたちを迎えに来たんですよ」
レイナルドの視線を受けてレンが言う。
当然ですけどみたいな顔してるが、おまえ……さすがにそれはダメだろ⁉
…
レイナルドたちは忙しい。
白金級にもなったんだし、そもそもの身分からして「今日はうちで宴会飯でも」なんて誘うことも恐れ多い連中だ。
グランツェパーティだって微妙な……いいや、これまでの貢献等を考えるとアウトだろう。
セルリーだって特製の薬でトゥルヌソルにいながら大陸中に僧侶の恩恵を広げている。改めて振り返ってみると、ほんと何で俺らはあの人たちと一緒に「セーズ」攻略することになったんだとレンに愚痴りたくなったが、そのレンこそが主神様の伴侶の異世界人。世界最大の規格外だった。
「なんかさぁ、レンとしばらく離れてみたけど、オレたちってまだまだだねぇ」とウーガ。
「あらそうなの?」とセルリー。
「クソッて思うこと何回もあったもんな。でも俺たちはまだ常識人だって実感出来て安心した」とドーガ。
「どういう意味ですか!」
心外だ、ってレンが吼える。
「たまには己を振り返ることも大事って話だろ」
「そういう話でした? え? そういう意味に聞こえましたか??」
「え、っと……ど、どうでしょう?」
誤魔化そうとしたエニスを睨んだレンは、隣のヒユナに真偽を問う。
明日には発つことは家族には当然伝えてあって、今夜は身内全員が集まっての壮行会だと以前から決まっていた。気を遣うよりは、とレイナルドパーティはギルドマスターや幹部連中との会食に。
グランツェパーティは夫婦それぞれで水入らず。
レン、ヒユナ、セルリーの3人がこっちに合流して双方へ紹介することになった。まさかの僧侶が3人も仲間にいると知った時の家族の驚きと言ったらない。
僧侶が限られた人数しかいないのは周知の事実だし、そんな存在を3人も独占してるなんて聞いたらそういう反応が当然なんで、レンが実は主神様の伴侶とか、そういう話はここでは秘密。世の中には知らないままの方が良いこともあるからだ。
レイナルドたちの紹介も明日の見送りの時にサラッと済ます。
白金級だってのも極力隠す方向で。
一般市民に刺激の強すぎる話題を毒にしかならないからな。
「……クルト。レンの奴、酒は飲んでないよな?」
「そのはずだけど……」
不安そうにレンが握り締めているグラスを確かめたクルトは、振り返って「うん、違う」と頷いている。とっくに成人しているのだから飲んでダメということはない。ただ、酔い方が判らないのは不安だ。
近い内に仲間内だけで酒の席を設けよう。
俺がそんなことを考えている間にもレンはテンション高めに親たちと盛り上がる。
「あら、レンくんはそんなにすごい僧侶さんなの?」
「自分で言うのもなんですがすごい僧侶です。希少な応援領域持ちですし、師匠のおかげで怪我や病気の治療にも自信があります」
「あはは可愛いー! こんな子が一緒のパーティにいたら安心だね」
「そうですよ、安心してください。どこに行っても絶対に皆を無傷で連れ帰りますからね」
「まあぁそれは心強いわねぇ」
「うちの子たちをよろしく頼むよ」
「お任せください!」
「おおお!」
酔っ払い共が!
そう悪態を吐きたいのに、彼らが急にヴィユェッテに来た本当の理由が判った気がして言葉に詰まる。
心配させたんだ。
仲間を失くした「サンコティオン」に入ったから。
ウーガが負傷したから。
ダンジョンでまた冒険者が死んだから、心配、してくれたんだ。
俺たちのことだけじゃなく、俺たちの、家族のことまでも。
「あぁくそ……」
「俺たちも頑張らないとね」
同じく察したクルトがそう言って笑う。
そうだな。
頑張ろう。
そしてきっとまた元気な顔を見せに来るんだ。
クルトが「いま行くよ」と声を録音して飛ばしたメッセンジャーの後ろを二人で追い駆けた。
まさかと思ったが魔の鴎は迷うことなくこのヴィユェッテの冒険者ギルドに飛び込み、中から久し振りの声がする。
こちらに向かってくる足音。
「クルトさん!」
建物の外に出た途端にこちらに気付いたレンが満面の笑顔でクルトに走って抱き着いてくる。
「レンくん、どうして此処に?」
「それはもちろんクルトさん達に早く会いたかったからです! バルドルさんも元気そうで良かった!」
「おう。オマケ感満載だな」
「そんなことないですよ」
否定はするが顔は笑っている。
クルトに会えたのが嬉しいのは判る、が。
「興奮するのは良いが一人じゃないんだろう? 一緒に来た皆って――」
「皆っつったら皆だろ」
声がしたんでそちらを見て、驚いた。
本当に全員が揃っていたからだ。
声を掛けて来たレイナルドのパーティはもちろん、グランツェパーティ、セルリー、二頭の魔豹と白梟まで。
隣のクルトが驚き過ぎて固まっている。
笑っているのは既に驚き終えたんだろうウーガとドーガ。二人の後ろには同情的な視線を向けて来るエニスがいた。どういうわけか彼らの方が先に合流していたようだ。
まぁそれはいい。
今すぐ知りたいのは一つ。
「なんだって全員でヴィユェッテに?」
まさかレイナルドたちまで俺たちに会いたかったなんて言わんだろう。
レンが俺たちに会いたかったというのも本当だとして、特にレイナルドパーティに関しては他にきちんとした目的があるはずだ。
そう確信して話を聞けば案の定。
「どう見たってキナ臭いからな。一度くらい現場を見ておくのも良いかと思ってさ」
「調査の担当には」
「なってない。俺たちのいまの任務は「セーズ」の攻略だ」
曰く、ヴィユェッテの冒険者ギルドから今回の銀級ダンジョン「サンコティオン」で起きた事件についての報告書が国に提出され、その調査がレイナルドたちに命じられたのはこちらの想像通りだった。
とはいえ未踏破の金級ダンジョン攻略に本格的に乗り出そうという現在、彼らの任務はあくまで直接関わった場合のみ。国直轄の金級または白金級冒険者は彼らだけじゃないそうだ。
此処に来たのはさっきも言っていたように、協力して「セーズ」を踏破しようってパーティが巻き込まれたんだから情報くらい現地で仕入れて来いとか、そんなところだろう。
「何か起きるときはレンが中心にいると思っていたが、まさかレンから離れた途端におまえたちの方が巻き込まれるとはな」
レイナルドはそう言って笑った。
ギルドマスターの厚意で借りられたギルド2階の応接室。サイドテーブルに積まれた書類はさっきまでレイナルドたちが確認していたもので、ここに来てから目を通していた報告書だ。
だから此処にテルアとマリーがいて、一人が犠牲になったことも把握している。
「クルト、おまえは大丈夫か?」
「はい」
隣でクルトがはっきりと答えたら、その奥からレンが心配そうに見ている。
「……本当に大丈夫ですか?」
「うん、本当」
「なら良いです」
レンもこっちの騒ぎを知って、相当心配していたんだろう。
さっきからクルトの側を離れようとしないのもそれが一因だと思う。怒り出さないのはこいつも成長したってところか。
「で、この後はどうする?」
「明日には「セーズ」に向けて出発するつもりだった」
「ならもうやり残したことはないんだな」
俺を見て、クルト、エニス、ウーガ、ドーガ。
全員が肯定するのを確認する。
「判った。なら明日の朝一で「セーズ」に向かおう。今日は宿…いや、…この人数ならギルドの仮眠室を借りた方がいいかもな」
「え」
レイナルドの発言に思わず聞き返す。
「そっちこそ予定があるんじゃないのか?」
「予定?」
「今回の騒ぎの事後処理とか……現場を見に行くんだろ」
「事後処理は別の連中が何日か前から取り掛かってるし、おまえたちがすぐにでも出発出来るならわざわざ行く必要はない。言っただろ、俺たちの最優先任務は「セーズ」の攻略だ」
は?
聞けば聞くほど頭の中が疑問符で埋もれそうになるのだが、今後の予定にも差し障る以上、曖昧では困る。
「だったら何でわざわざヴィユェッテまで来たんだ?」
「何で……って」
「バルドルさんたちを迎えに来たんですよ」
レイナルドの視線を受けてレンが言う。
当然ですけどみたいな顔してるが、おまえ……さすがにそれはダメだろ⁉
…
レイナルドたちは忙しい。
白金級にもなったんだし、そもそもの身分からして「今日はうちで宴会飯でも」なんて誘うことも恐れ多い連中だ。
グランツェパーティだって微妙な……いいや、これまでの貢献等を考えるとアウトだろう。
セルリーだって特製の薬でトゥルヌソルにいながら大陸中に僧侶の恩恵を広げている。改めて振り返ってみると、ほんと何で俺らはあの人たちと一緒に「セーズ」攻略することになったんだとレンに愚痴りたくなったが、そのレンこそが主神様の伴侶の異世界人。世界最大の規格外だった。
「なんかさぁ、レンとしばらく離れてみたけど、オレたちってまだまだだねぇ」とウーガ。
「あらそうなの?」とセルリー。
「クソッて思うこと何回もあったもんな。でも俺たちはまだ常識人だって実感出来て安心した」とドーガ。
「どういう意味ですか!」
心外だ、ってレンが吼える。
「たまには己を振り返ることも大事って話だろ」
「そういう話でした? え? そういう意味に聞こえましたか??」
「え、っと……ど、どうでしょう?」
誤魔化そうとしたエニスを睨んだレンは、隣のヒユナに真偽を問う。
明日には発つことは家族には当然伝えてあって、今夜は身内全員が集まっての壮行会だと以前から決まっていた。気を遣うよりは、とレイナルドパーティはギルドマスターや幹部連中との会食に。
グランツェパーティは夫婦それぞれで水入らず。
レン、ヒユナ、セルリーの3人がこっちに合流して双方へ紹介することになった。まさかの僧侶が3人も仲間にいると知った時の家族の驚きと言ったらない。
僧侶が限られた人数しかいないのは周知の事実だし、そんな存在を3人も独占してるなんて聞いたらそういう反応が当然なんで、レンが実は主神様の伴侶とか、そういう話はここでは秘密。世の中には知らないままの方が良いこともあるからだ。
レイナルドたちの紹介も明日の見送りの時にサラッと済ます。
白金級だってのも極力隠す方向で。
一般市民に刺激の強すぎる話題を毒にしかならないからな。
「……クルト。レンの奴、酒は飲んでないよな?」
「そのはずだけど……」
不安そうにレンが握り締めているグラスを確かめたクルトは、振り返って「うん、違う」と頷いている。とっくに成人しているのだから飲んでダメということはない。ただ、酔い方が判らないのは不安だ。
近い内に仲間内だけで酒の席を設けよう。
俺がそんなことを考えている間にもレンはテンション高めに親たちと盛り上がる。
「あら、レンくんはそんなにすごい僧侶さんなの?」
「自分で言うのもなんですがすごい僧侶です。希少な応援領域持ちですし、師匠のおかげで怪我や病気の治療にも自信があります」
「あはは可愛いー! こんな子が一緒のパーティにいたら安心だね」
「そうですよ、安心してください。どこに行っても絶対に皆を無傷で連れ帰りますからね」
「まあぁそれは心強いわねぇ」
「うちの子たちをよろしく頼むよ」
「お任せください!」
「おおお!」
酔っ払い共が!
そう悪態を吐きたいのに、彼らが急にヴィユェッテに来た本当の理由が判った気がして言葉に詰まる。
心配させたんだ。
仲間を失くした「サンコティオン」に入ったから。
ウーガが負傷したから。
ダンジョンでまた冒険者が死んだから、心配、してくれたんだ。
俺たちのことだけじゃなく、俺たちの、家族のことまでも。
「あぁくそ……」
「俺たちも頑張らないとね」
同じく察したクルトがそう言って笑う。
そうだな。
頑張ろう。
そしてきっとまた元気な顔を見せに来るんだ。
71
お気に入りに追加
561
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(16件)
あなたにおすすめの小説
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
いじめっこ令息に転生したけど、いじめなかったのに義弟が酷い。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
オレはデニス=アッカー伯爵令息(18才)。成績が悪くて跡継ぎから外された一人息子だ。跡継ぎに養子に来た義弟アルフ(15才)を、グレていじめる令息…の予定だったが、ここが物語の中で、義弟いじめの途中に事故で亡くなる事を思いだした。死にたくないので、優しい兄を目指してるのに、義弟はなかなか義兄上大好き!と言ってくれません。反抗期?思春期かな?
そして今日も何故かオレの服が脱げそうです?
そんなある日、義弟の親友と出会って…。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
【書籍化進行中】契約婚ですが可愛い継子を溺愛します
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
恋愛
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
前世の記憶がうっすら残る私が転生したのは、貧乏伯爵家の長女。父親に頼まれ、公爵家の圧力と財力に負けた我が家は私を売った。
悲壮感漂う状況のようだが、契約婚は悪くない。実家の借金を返し、可愛い継子を愛でながら、旦那様は元気で留守が最高! と日常を謳歌する。旦那様に放置された妻ですが、息子や使用人と快適ライフを追求する。
逞しく生きる私に、旦那様が距離を詰めてきて? 本気の恋愛や溺愛はお断りです!!
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2024/09/07……カクヨム、恋愛週間 4位
2024/09/02……小説家になろう、総合連載 2位
2024/09/02……小説家になろう、週間恋愛 2位
2024/08/28……小説家になろう、日間恋愛連載 1位
2024/08/24……アルファポリス 女性向けHOT 8位
2024/08/16……エブリスタ 恋愛ファンタジー 1位
2024/08/14……連載開始
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談? 本気? 二人の結末は?
美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
はじめまして、いつも楽しい作品を更新して頂いてありがとうございます!
この作品の雰囲気が好きなので、読み直ししていた所1つ気になることがあり、送らせていただきました。
226話の事後処理(2)にて
レイナルドさんが
金級ダンジョンから出た花火の設計図を元にして
と発言しているのに対して、
248話の設計図と素材で
花火の設計図を元に作成した事がわかる展開になっているのがおかしいと思います。
重箱の隅をつつくような指摘で申し訳ありません。
気温の変化が激しいのでお身体に気をつけながら、無理せず更新していただくと嬉しいです。
長文失礼いたしました。
こんにちは、ご感想ありがとうございます!
そしてご指摘もありがとうございます、修正してからお礼と共にこちら公開とさせていただくつもりだったのですが、今回間に合わなそうでしたので、先にお礼をお伝えします。
修正は後日になりますが該当箇所、確認しました。教えて頂きありがとうございました!
読んでくださってありがとうございます!
安心して頂けて良かったです。
ご感想ありがとうございました。
不器用な人が多いですがこれからも見守っていただけますと幸いです。