13 / 14
13.呪い(2)
しおりを挟む
ロシュが食われた。
丸飲みにされた。
「ロシュ!!」
「ロシュ様⁈」
駆け付け、素手でそれを引き剝がそうとしたが触れた部分から強烈な痛みが走り、腐食するように黒く爛れて煙が上がる。
構うものか、とクロヴィスは掴みに掛かる。
胴体と思しき更に巨体な塊に絡みついて拘束している木々だって声にならない悲鳴を上げ続けている。危機に瀕したロシュを目の前にして自分が退くなど出来るはずがなかった。
「ロシュ! ロシュ!!」
しかしそれは、掴んでもすぐに手の中で形を崩し指と指の隙間から逃げていく。
ボタッ、ボタッと地面に落ちていく。
ロシュの返事はない。
ない。
「ロシュ……!!」
クロヴィスの必死の呼び掛けに負けまいとイライザも自分の手が爛れるのも構わず剥がそうと挑む。
立ち込める悪臭。
強過ぎる痛みは、しかし怒りには及ばない。
守れなかった……!!
この命に代えても守ると誓った。
剣を捧げた主。
護衛として。
騎士として、現状は決してあってはならないことだ。
「ロシュ様……っ」
必死に黒くおぞましいそれを払い続けて、しばらく。
変化があったのはクロヴィスの魔力によって巨体を拘束していた木々の消費魔力が急激に減り始めた時だった。何が、と視線を転じればまだ抵抗を試みていた巨体側の生命力をマリアンヌが完全に吸収し終えようとしていた。
痙攣すらしなくなったそれから流れるように黒いものが落ちていく。
そうしてだんだんとそれに覆われていた中身が明らかになっていくが、まさかと全員が目を見開いた。30メートルはあろうという巨体を覆うのは月の輝きに似た鱗。
1対の翼。
長い尾。
鋭い爪を武器とする手腕と、足。
首から上はない。ロシュが斬り落としたそれが頭だったからだ。それでも見間違うはずがない。
絵本で知り、憧憬と恐れを抱く神話の獣。
「……竜……? 白銀の……」
白銀の竜。
それは――。
「神竜……⁈」
「っ、く、クロヴィス様!」
「っ⁈」
イライザの呼び掛けに、頭で理解するより先に身体が動いた。
傾いだ黒い塊を咄嗟に腕で抱き留めれば、ダバダバと黒いそれが流れ落ちた後に残ったのは全身を爛れさせた己が主。
「ロシュ!!」
返事をしてくれと叫ぶ。
マリアンヌも彼女には珍しく動揺していたが、強い意思で抑え込む。いま大事なのは驚く事ではない。
見誤るな。
目の前の首のない竜を収納空間に移し、あれが木々を薙ぎ倒したことで出来たスペースに家を出す。
「クロヴィス中へ! 治療するの!」
「っ……!」
弾かれるようにロシュを抱き上げた。
ロシュは呼吸していなかった。
だが、心臓は弱いながらも辛うじて動いていた。だからマリアンヌは先ほどの化け物――真っ黒に覆われていた神竜から奪った生命力をロシュに注ぎ込んだ。
「あれが本物の神竜だったかどうかは、この際どうでもいいわ。おかげで生命力はたっぷりだもの」
マリアンヌは心臓の上に手を置き、そこからロシュの中へ力を注ぎ続ける。
「このままじゃ消化不良を起こしそう……存分に欲しがってちょうだい」
ふふっと微笑う吸血族に、クロヴィスは顔を歪めた。おかげで青白く固まっていた表情筋が動き僅かに赤味が増す。
「……こんな時だというのに貴女は」
はぁと呆れた調子の吐息は、しかし震えていた指先を止める効果があったらしい。
目に力が戻り、元より露出していた顔や、あの粘液に着衣が溶かされて露わになった部分など黒く爛れた肌を回復魔術で丁寧に癒し始めた。
「……さすがでしたね、吸血族」
「あら。イライザちゃんの頑張りと森人族の秘術が時間をくれたおかげだわ」
にこりと笑う。
それ以上の言葉は必要なかった。
一方、部屋の外にいたイライザの目からはいつまでも涙が止まらなかった。
治療の役には立たないからせめて家事をしようと、汚れた床を掃除し、スープを温め、治療のためにと乱雑に脱ぎ捨てられた装備を拾い集めて土間に並べ手入れする。
その間もずっと涙が溢れて止まらない。
もっと自分が動ければ。
魔力が多ければ。
盾だけじゃなく攻撃にも加われていたら……!
ロシュは言う。
一人で全部するのは無理だから仲間と協力するんだ、と。
彼の言葉は何度もイライザの心に響く。
それでも彼女は後悔した。
「ロシュさまぁ……」
大丈夫。
マリアンヌとクロヴィスは自分と違って凄いのだ、きっとロシュは助かる。そう信じても、イライザの涙は止まらなかった。
ボロボロだった装備を外させ、爛れた肌を癒し、体を拭き、ようやくこの家で過ごす彼らしい姿を取り戻してもロシュは目を覚まさない。
そればかりかマリアンヌが注ぐ生命力は何かに吸い取られているんじゃないかと思うくらいあっという間に彼の中から消えていく。
「どこかに穴でも開いているのかしら」
「怪我をしているということか?」
「いいえ、そうじゃなく……」
マリアンヌは考える。
あれは竜だった。
先ほども言ったがあれが神竜かどうかは関係ない。30メートル以上の巨躯に、鋭利な爪を持つ手足と長い尾。その全身を覆う白銀色の鱗。同色の勇壮な一対の翼。御伽噺で語られるから、世界中の誰もがその外見を知り、聖峰に住まうと信じている。
だが、それだけだ。
世界中を探しても実際に見た者はいない。
その小型版だと言われるワイバーンを倒した冒険者は少数ながら存在しても、竜は。
あれは。
「……怨嗟のせいか、黒い粘体のせいかは知らないけど、あれは間違いなく弱っていた……それでも私の許容量を超える生命力に溢れていたんだもの。普通に考えれば人族の器には余りある量だわ」
なのにロシュの体内は満たされない。
そればかりか注ぐ先から消えていく。
竜の生態なんて知らない。死後にどうなるかも、そもそもあの黒い粘体だって謎なのだ。いま考えたって判る事は何もない。
それでも目の前で消えていく生命力を実感している以上、考えないわけにいかないのだ。
「他の何かに消費されているような気がするわ」
「他と言うが……心臓は生きている」
「ええ。他の機能も正常でしょう?」
「魔力を流して調べた限りでは」
二人の賢者は考える。
生命力とは生きる力。
魔力とは異なるが、魔力と共に体を維持する必要不可欠な力だ。
「……足りるか」
「どうかしら。いざとなれば収納したあれの身体から残りを引き出すけど……ここで出したら家が壊れるでしょうし、かと言ってロシュ様から離れたらその瞬間に心臓が止まるかも」
「……私の生命力は」
「全然足りないわ。私が戻る前に二人とも死ぬでしょうね」
となれば結論は決まっている。
「家は直せる」
「賛成よ」
その許可に安堵の笑みが零れる。
既に力尽きた塊に残っている生命力などたかが知れているが収納空間に入っている間は保持されるし、無いよりあった方がいい。
幸か不幸か家は壊れなかった。
途中から注ぐ生命力がロシュの体内を満たし始め、命の危機を脱したからである。
しかしロシュは高熱を出し、それから1週間以上も目を覚まさなかった。
丸飲みにされた。
「ロシュ!!」
「ロシュ様⁈」
駆け付け、素手でそれを引き剝がそうとしたが触れた部分から強烈な痛みが走り、腐食するように黒く爛れて煙が上がる。
構うものか、とクロヴィスは掴みに掛かる。
胴体と思しき更に巨体な塊に絡みついて拘束している木々だって声にならない悲鳴を上げ続けている。危機に瀕したロシュを目の前にして自分が退くなど出来るはずがなかった。
「ロシュ! ロシュ!!」
しかしそれは、掴んでもすぐに手の中で形を崩し指と指の隙間から逃げていく。
ボタッ、ボタッと地面に落ちていく。
ロシュの返事はない。
ない。
「ロシュ……!!」
クロヴィスの必死の呼び掛けに負けまいとイライザも自分の手が爛れるのも構わず剥がそうと挑む。
立ち込める悪臭。
強過ぎる痛みは、しかし怒りには及ばない。
守れなかった……!!
この命に代えても守ると誓った。
剣を捧げた主。
護衛として。
騎士として、現状は決してあってはならないことだ。
「ロシュ様……っ」
必死に黒くおぞましいそれを払い続けて、しばらく。
変化があったのはクロヴィスの魔力によって巨体を拘束していた木々の消費魔力が急激に減り始めた時だった。何が、と視線を転じればまだ抵抗を試みていた巨体側の生命力をマリアンヌが完全に吸収し終えようとしていた。
痙攣すらしなくなったそれから流れるように黒いものが落ちていく。
そうしてだんだんとそれに覆われていた中身が明らかになっていくが、まさかと全員が目を見開いた。30メートルはあろうという巨体を覆うのは月の輝きに似た鱗。
1対の翼。
長い尾。
鋭い爪を武器とする手腕と、足。
首から上はない。ロシュが斬り落としたそれが頭だったからだ。それでも見間違うはずがない。
絵本で知り、憧憬と恐れを抱く神話の獣。
「……竜……? 白銀の……」
白銀の竜。
それは――。
「神竜……⁈」
「っ、く、クロヴィス様!」
「っ⁈」
イライザの呼び掛けに、頭で理解するより先に身体が動いた。
傾いだ黒い塊を咄嗟に腕で抱き留めれば、ダバダバと黒いそれが流れ落ちた後に残ったのは全身を爛れさせた己が主。
「ロシュ!!」
返事をしてくれと叫ぶ。
マリアンヌも彼女には珍しく動揺していたが、強い意思で抑え込む。いま大事なのは驚く事ではない。
見誤るな。
目の前の首のない竜を収納空間に移し、あれが木々を薙ぎ倒したことで出来たスペースに家を出す。
「クロヴィス中へ! 治療するの!」
「っ……!」
弾かれるようにロシュを抱き上げた。
ロシュは呼吸していなかった。
だが、心臓は弱いながらも辛うじて動いていた。だからマリアンヌは先ほどの化け物――真っ黒に覆われていた神竜から奪った生命力をロシュに注ぎ込んだ。
「あれが本物の神竜だったかどうかは、この際どうでもいいわ。おかげで生命力はたっぷりだもの」
マリアンヌは心臓の上に手を置き、そこからロシュの中へ力を注ぎ続ける。
「このままじゃ消化不良を起こしそう……存分に欲しがってちょうだい」
ふふっと微笑う吸血族に、クロヴィスは顔を歪めた。おかげで青白く固まっていた表情筋が動き僅かに赤味が増す。
「……こんな時だというのに貴女は」
はぁと呆れた調子の吐息は、しかし震えていた指先を止める効果があったらしい。
目に力が戻り、元より露出していた顔や、あの粘液に着衣が溶かされて露わになった部分など黒く爛れた肌を回復魔術で丁寧に癒し始めた。
「……さすがでしたね、吸血族」
「あら。イライザちゃんの頑張りと森人族の秘術が時間をくれたおかげだわ」
にこりと笑う。
それ以上の言葉は必要なかった。
一方、部屋の外にいたイライザの目からはいつまでも涙が止まらなかった。
治療の役には立たないからせめて家事をしようと、汚れた床を掃除し、スープを温め、治療のためにと乱雑に脱ぎ捨てられた装備を拾い集めて土間に並べ手入れする。
その間もずっと涙が溢れて止まらない。
もっと自分が動ければ。
魔力が多ければ。
盾だけじゃなく攻撃にも加われていたら……!
ロシュは言う。
一人で全部するのは無理だから仲間と協力するんだ、と。
彼の言葉は何度もイライザの心に響く。
それでも彼女は後悔した。
「ロシュさまぁ……」
大丈夫。
マリアンヌとクロヴィスは自分と違って凄いのだ、きっとロシュは助かる。そう信じても、イライザの涙は止まらなかった。
ボロボロだった装備を外させ、爛れた肌を癒し、体を拭き、ようやくこの家で過ごす彼らしい姿を取り戻してもロシュは目を覚まさない。
そればかりかマリアンヌが注ぐ生命力は何かに吸い取られているんじゃないかと思うくらいあっという間に彼の中から消えていく。
「どこかに穴でも開いているのかしら」
「怪我をしているということか?」
「いいえ、そうじゃなく……」
マリアンヌは考える。
あれは竜だった。
先ほども言ったがあれが神竜かどうかは関係ない。30メートル以上の巨躯に、鋭利な爪を持つ手足と長い尾。その全身を覆う白銀色の鱗。同色の勇壮な一対の翼。御伽噺で語られるから、世界中の誰もがその外見を知り、聖峰に住まうと信じている。
だが、それだけだ。
世界中を探しても実際に見た者はいない。
その小型版だと言われるワイバーンを倒した冒険者は少数ながら存在しても、竜は。
あれは。
「……怨嗟のせいか、黒い粘体のせいかは知らないけど、あれは間違いなく弱っていた……それでも私の許容量を超える生命力に溢れていたんだもの。普通に考えれば人族の器には余りある量だわ」
なのにロシュの体内は満たされない。
そればかりか注ぐ先から消えていく。
竜の生態なんて知らない。死後にどうなるかも、そもそもあの黒い粘体だって謎なのだ。いま考えたって判る事は何もない。
それでも目の前で消えていく生命力を実感している以上、考えないわけにいかないのだ。
「他の何かに消費されているような気がするわ」
「他と言うが……心臓は生きている」
「ええ。他の機能も正常でしょう?」
「魔力を流して調べた限りでは」
二人の賢者は考える。
生命力とは生きる力。
魔力とは異なるが、魔力と共に体を維持する必要不可欠な力だ。
「……足りるか」
「どうかしら。いざとなれば収納したあれの身体から残りを引き出すけど……ここで出したら家が壊れるでしょうし、かと言ってロシュ様から離れたらその瞬間に心臓が止まるかも」
「……私の生命力は」
「全然足りないわ。私が戻る前に二人とも死ぬでしょうね」
となれば結論は決まっている。
「家は直せる」
「賛成よ」
その許可に安堵の笑みが零れる。
既に力尽きた塊に残っている生命力などたかが知れているが収納空間に入っている間は保持されるし、無いよりあった方がいい。
幸か不幸か家は壊れなかった。
途中から注ぐ生命力がロシュの体内を満たし始め、命の危機を脱したからである。
しかしロシュは高熱を出し、それから1週間以上も目を覚まさなかった。
0
お気に入りに追加
40
あなたにおすすめの小説
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
異世界転生したのだけれど。〜チート隠して、目指せ! のんびり冒険者 (仮)
ひなた
ファンタジー
…どうやら私、神様のミスで死んだようです。
流行りの異世界転生?と内心(神様にモロバレしてたけど)わくわくしてたら案の定!
剣と魔法のファンタジー世界に転生することに。
せっかくだからと魔力多めにもらったら、多すぎた!?
オマケに最後の最後にまたもや神様がミス!
世界で自分しかいない特殊個体の猫獣人に
なっちゃって!?
規格外すぎて親に捨てられ早2年経ちました。
……路上生活、そろそろやめたいと思います。
異世界転生わくわくしてたけど
ちょっとだけ神様恨みそう。
脱路上生活!がしたかっただけなのに
なんで無双してるんだ私???
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
転生少女、運の良さだけで生き抜きます!
足助右禄
ファンタジー
【9月10日を持ちまして完結致しました。特別編執筆中です】
ある日、災害に巻き込まれて命を落とした少女ミナは異世界の女神に出会い、転生をさせてもらう事になった。
女神はミナの体を創造して問う。
「要望はありますか?」
ミナは「運だけ良くしてほしい」と望んだ。
迂闊で残念な少女ミナが剣と魔法のファンタジー世界で様々な人に出会い、成長していく物語。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
実家から追放されたが、狐耳の嫁がいるのでどうでも良い
竹桜
ファンタジー
主人公は職業料理人が原因でアナリア侯爵家を追い出されてしまった。
追い出された後、3番目に大きい都市で働いていると主人公のことを番だという銀狐族の少女に出会った。
その少女と同棲した主人公はある日、頭を強く打ち、自身の前世を思い出した。
料理人の職を失い、軍隊に入ったら、軍団長まで登り詰めた記憶を。
それから主人公は軍団長という職業を得て、緑色の霧で体が構成された兵士達を呼び出すことが出来るようになった。
これは銀狐族の少女を守るために戦う男の物語だ。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺わかばEX
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる