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新章 1話 冴島慶次は期待しない

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僕の名前は冴島慶次《さえじまけいじ》、この春から高校一年生になる15歳だ。
はっきりいうが僕はコミュ力は高いと思っている。
よく喋るし人見知りも別にしない。別に特技があるわけではないが正義感はあると思うし自分で言うのもなんだが悪い奴じゃないと思う。

そんな僕が入学するのは私立落葉武帝高校《しりつらくようぶていこうこう》、通称ラブ高と呼ばれるところで、ここの風紀は無茶苦茶だと全国でもある意味評判な学校である。

創立者の落葉武帝《らくようぶてい》校長は、ラブコメ作家として世界的に有名で、それで築いた財産を基にこの学校を創立したそうだ。

その校風の緩さと生徒の乱れ具合はあまりに有名だ。
この学校の童貞、処女率は実に0.001%と言われている。
更に複数人との経験率も99.9%を超え、単なる経験者というより男女共に遊び人、すなわちヤリチンとビッチばかりが集う学校として名を馳せている。

そういうわけでこの学校にいればあれやこれやとやりたい放題な高校生活がほぼ約束されていると言うことだ。

早速入学式に向かう時に周りを見ても、まさにヤリチンやビッチっぽいやつらばかりが歩いている。
はっきり言って楽しみでしかない。

噂ではブルマ祭やスク水イベント、チア争奪戦やバニーガール選手権まであるというではないか。

なんだその夢のようなイベントは!

こんなふれこみを真に受けて田舎から単身出てきた僕も大概だと思うが、それでもやっぱり青春は謳歌しなくちゃつまらない。

ちなみに断っておくが僕は変態ではない。
ただ欲望に忠実なだけだ。
 
タイプは美人系、でもロリもいける、巨乳は好きじゃないなんていうやつはそれを揉んだことのない奴のひがみだと僕は思っているのでもちろん好き。なんなら幼なじみ設定とかついてきたらそれだけで興奮してしまう。

もう一度いう、僕は変態ではない。
ただ男として趣味趣向の幅が広いだけだ。
しかし女の子の前になると妙に強がってしまい結局キスすらできないまま高校生になった童貞であることは認めよう。

あと、別に必要のない補足かもしれないが、僕は推薦入学だ。
特に部活もしていない僕がなぜ推薦入試で合格したのかわからない。
でもなにか光るものを見出してくれたのだろうとポジティブに考えている。

学校へは一人で向かった。
登校中は特に誰も話しかけてはこないので友人ができたわけではないが、僕の性格ならすぐに仲良くなれる人もいるだろうと思い、そのまま体育館へ向かった。

そして入学式が始まった。
結構な生徒がいるな…
多分1000人は超えてるぞ?これが全員遊び人だなんて…信じられないがなんと素晴らしい学校なんだ。

そんなことを思いながら周りをみていると、壇上に校長が現れた。
あれが落葉武帝…すごいオーラだ…
さすがラブコメ界のレジェンドといった風格だ。

そして次に挨拶をする先生は、僕の憧れでもある桜庭快斗先生だ。

桜庭先生は高校三年生の歳でありながらこの学校の教頭を任せられていて、去年一年間で校長の娘であり学校一の美女と名高い落葉カレンさんを口説き落としたと言われるスーパーレジェンドだ。
見た目は普通そうだけど、きっと何かすごい特技があるに違いない。ぜひお近づきになりたいと思っている。

ホームページの紹介文には彼はツッコミの鋭さに定評があると書いてあり、それを見て僕も入学が決まってからはツッコミの練習ばかりしてきた。(地元のツレに散々ツッコミをしすぎて最後の方は呆れられていたが)
聞いたことはまだないが、きっと彼のような秀逸なツッコミがモテる秘訣なのだろう。

「えー、それでは皆さん…」

すごいなぁ、僕と二つしか違わないのにあんな風にみんなの前に立って話をしているなんて。

「最後に、推薦入学者は校長室に向かうように。以上」

校長室?なんだろうか。もしかして「君たちには期待してるよ」的な寵愛を受けられるとか?なんか早速高校生活が楽しみになってきたな。

僕はその足で校長室に向かった。
校長室の扉は無駄に大きく、少し威圧された。
ここにあの落葉武帝がいるのか…よし。

「失礼しまーす」

「ほう、君が冴島くんか。まぁ、座りたまえ」

校長室とかって独特の雰囲気があるよな…
それに近くで見ると校長ってやっぱり威厳が違う…

まだ僕しか来ていないのか。推薦のエリートたちの顔を早く拝みたいものだな。

「あ、あのー、他の推薦者はまだですか?」

「ほほ、今年の推薦者は君だけじゃ」

「はい?」

「君はこの学校に入学する唯一の童貞者として確保するために推薦したのじゃ。」

「童貞だから推薦…とは??」

「そうじゃ、今時中学生でも童貞を探すのは至難の技でのー」

「いや、意味がわからんのですが…」

「焦るでない、これから説明するわい」

「はぁ…ちなみにですが…入学生の童貞ってゼロなんですか!?」

「正確には君がいるから一名じゃな」

「マジか…」

「ほほ、懐かしいリアクションじゃのー」

「懐かしい?」

「いやこっちの話じゃ」

もう僕以外のやつ全員経験済なんだ…
いや、それを僕は羨ましいとは思わない。
なぜならそいつらは童貞を捨てるその最高の瞬間をもう二度と経験できないやつばかりだからだ。

その点僕は人生のメインディッシュをまだ残している。
どうだ、こう思えば悲しくは…あ、なんかむなしくなってきた…

「あの、なんで僕はそんなくだらない理由で推薦されたんですか?」

「それはの、今から君が入る特別クラスのメンバーの処女を守ってほしいからじゃ」

「……はい?ショジョ??」

「ほほ、去年を思い出すのう。君のクラスには処女しかおらん。そしてそのクラスメイトたちの処女を一年間守るのじゃ。これは私からの指令じゃ。これは童貞でなければ務まらないミッションじゃ。」

「…いやまだ意味がよくわからないんですけど…」

「この学校の新しい売りにしようと思っての。娘さんの処女を一年間必ずお守りします、的な触れ込みで宣伝したら思いもよらず人が集まってのー。しかもその中にはうちのスポンサーの娘さんもおるんじゃ。」

「なにその意味不明なふれこみ…でもなんで僕なんですか?ただ童貞ってだけじゃ…」

「冴島くん、君は中学の時何度かそのチャンスがありながらもビビってキスもよーせんかったというすばらしい実績を持ち合わせておる。しかもコミュ力は無駄にあるくせに大してモテない、そんな君にこのプロジェクトを任せようと白羽の矢が立ったのじゃよ」

「い、いや勝手に人を調べておいて、変な矢を立てないでくださいよ!。それに処女を守る理由はなんですか!?」

「え、なんとなくじゃ」

「はい?」

「JKたるもの高校一年間は処女であるべし、さすれば今後の発育や運気上昇につながるという迷信を勝手に広めておいたのじゃ。それに食いついた親がいただけの話じゃ」

「いや、それ詐欺でしょ!?」

「ものは言い様じゃ、信ずるものは救われるというわい」

「んな無茶な…でもそんな意味不明な計画に僕は乗りませんよ…」

「守り切れたらスポンサーから10億円が手に入るぞい?そのまま君にあげてもよかったのになー」

「え?やります!」

あ、つい返事してしまった…

「い、いや今のは…」

「決まりじゃな。男に二言はないというからの。というわけで早速教室に行くがよい。」

「え、いや…ちなみに何組ですか?」

「君たちのクラスは未開発組じゃ」

「いかにもなクラス名つけないでくれますかね!?」

なんかしらんが変なことに巻き込まれてしまった?
いや、僕は普通に高校生活を満喫したいだけなのに…

「あの、ちなみに断ったら…」

「即退学の上で10億円の罰金」

「え、冗談ですよね!?」

「本当じゃ」

「うそ……」

「あ、勝手にキスとかしても相応の罰があるから気をつけてのー」

「え、はい……」

(ほほ、エロすぎて親が手に負えんなった連中の集まりというのは…ま、行けばわかるかの)

結局僕は意味もわからずにフラフラと教室に向かった。
正直まだ校長に言われたことを僕は半分も理解していなかった。


そして教室の前に到着した。確かにクラス名は未開発組と書かれていた…
毎日ここに入るのはちょっと恥ずかしいんだけど…
でもここに新しいクラスメイトがいるんだ、ここは元気よく…

「失礼しまーす!」

中にはいると、そこにはまず二人の女子がいた。
この子たちが校長の言っていた処女たちなのか?
とりあえずと言った感じで僕は挨拶をした。

「は、はじめまして冴島と言います。これからよろしくお願いします」

すると一人の女の子が僕のところに来た。
綺麗な子だ。モデルみたいに綺麗で髪の長い、僕のタイプと言える超がつく美人だ。
近づかれただけで少しドキッとした。名前はなんていうんだろう?これは早速恋の予感?

「冴島くん」
「は、はい」
「ベロチューしてみない?」
「はぁ!?」

挨拶代わりにベロチューしようと言われた…
ここまではっきり言われるとドキドキすらしなかった…

「いや急になんなの!?」
「あら、男の人ってはっきりした女性が好きだって言ってたから聞いてみたのだけれど、ベロチューはお嫌いだった?」
「はっきり言いすぎだよ!誰情報だそれ?したくてもこんなとこでするか!」
「あら、成功者はいかなるベロチューも逃さないものよ?」
「いかなるチャンスもだろ!成功者みんなベロベロしてるわけじゃねーよ!」

むしろそれは性交者だろうが…
なんなんだこの女?

「と、とにかくあってすぐにベロチューなんて無理だ!」
「追加料金を気にしてるのかしら?オプションじゃないから無料よ?」
「なんでそういうお店風に言うんだよ!金払う気もないわ!」

そもそもいくらの設定なんだお前は…

もう会話が無茶苦茶だった…
するともう一人の女の子が話しかけてきた。
こいつはロリっ子だ。相当かわいいけど本当に高校生かと疑いたくなるほどだな、ツルペタだし。でもそのふわっとした髪型好きだなー、ショートボブっていうのか?

「ねぇ、冴島さんですっけ?」
「ああ、早速覚えてくれたんだ。そうだよ」
「ツルペタとか思ったでしょ?」
「え、なんでわかったの!?」
「私、心が読めるのです。エロいことだけ!」
「心が読める!?しかもエロいこと限定!?その線引きどこだよ!」

また変なのが出てきた…

「胸、足、お尻はもちろん足の指もエロに入るのです!あ、もちろん”ピー”もですよ!」
「恥部を教室でサラッと読み上げるな!」
「ちなみに指は何本入るでしょう?」
「突然変なクイズ出すな!知らんわ!」
「足の指はやめてくださいね!デリケートな箇所なので!」
「僕をなんだと思ってるんだお前は!」

え、もしかして変態しかいないのか?

「あらあらうるさい人ね。そんな人はさっさと私に犯されて腹上死しなさい。」
「いやそれは結構幸せな最期だと思うので死にたいと思った際にはぜひお願いしたいなー!」
「じゃあ私とのセックスはOKということね」
「どこからその答えが導き出されたんだ!?まだ死にたくないよ!」
「ベロチューなんてセックスしたも同然よ?」
「まだそれも了承した覚えはないんですけど!」

まだあなたたちの名前も知らないんですが…

「あの、二人とも名前はなんて言うんだ…?」

僕がそう聞くとまず美人な変態が自己紹介してくれた。

「私は小早川神楽《こばやかわかぐら》よ。好きなことはベロチュー、得意技は手○キ、NGはパンスト破りと言えばわかるかしら?」
「わかるか!どこの風俗嬢のプロフィールだよ!お前本当に処女なのか?絶対嘘だろ!?」
「あら、私はまごうことなきバージンよ?要は挿れなければいいんだから、本番NGという項目は追加しておくわ」
「そういう知識はどっから学んでくるんだ!」

こんなやつ明日にでも処女じゃなくなるだろ…

するとロリっ子も僕に自己紹介をしてくれた。

「私の名前は神薙飛鳥《かんなぎあすか》、好きなAVは盗撮系、苦手なAVは人妻系、いつか出てみたいAVはJK×教師ものですね!」
「ですね!ってさわやかに言っても無理があるわ!なんだその自己紹介は!?お前の性癖以外何もわからなかったぞ!?それに今時のJKってAV見るの?それに出たいの!?」
「見まくりですよ。むしろそれ以外見るものなんてありますか?」
「あるよ!いっぱいあるだろ!アニメとかドラマとか普通そっちだよ!」
「AVにだってドラマ性はありますよ?ナンパものとかだと…」
「もうAVの話はいいわ!」

なんだこいつら…だめだクラクラしてきた…

「え、このクラスって僕たち三人だけ?」
「あら、聞いてないの?このクラスは全員で5人よ?あと二人いるはずだわ」
「頼むからまともな奴が来てほしい…」

すると三人目の女子になる子が教室に入ってきた。

「失礼します!あの…私、道明寺椿《どうみょうじつばき》と言います。その…よろしくお願いします。」

おお、これは…よもやよもやだ。
何カップあるんだ?F…いやGは固いか?神薙さんとの対比でその胸の主張がより強く感じられる…しかも性格は胸と違って控えめな感じ?これはいい、よすぎる!
しかも顔もかわいい、この子みたいな彼女いたら尽くしてくれそうだなー。

「私は神楽よ、よろしく。ちなみに女の子をイかせることも得意だから」
「私は飛鳥って呼んでください!巨乳系AVは好きですけど乳輪の形次第ってところですね!」
「お前らもっとまともな自己紹介はないのか!?エロを一回切り離せ!」

多分この三人の中では道明寺さんが一番まともそうだな…

「あ、道明寺さん、僕は冴島慶次って言うんだ。よろしく」
「はい、冴島君ですね。よろしくお願いします。」

よかった、まともそうだ…

「あの、冴島君…一日何回くらいしますか?」
「はい?するって何を…」
「そんなのオ○ニーに決まってるじゃないですか?他になにかあります?」
「あるよ!だからなんでエロ以外のことを除外しちゃうのかなみんな!」
「それより何回…」
「なんでそんなに気になるの!?」
「いえ、私すごくオ○ニーが好きなので同志を探してたんですけど…冴島君なら童貞臭いし絶対モテないだろうなって思うから聞いてみたんです。」
「今僕は傷ついたよ…すごくね…」

い、いやだ…こんな子の口から平気でオ○ニーとか言ってほしくない…

「あ、冴島さん今、口でオナニーとか妄想しましたね、それはフェ○ですよ!」
「都合のいい部分だけ心を読み取るな!知ってるわそれくらい!」

「あら、してほしいのかしら?私のはすごいわよ?」
「会話に割り込んでくるな!してほしいけど遠慮します!」

したことあるのかこいつ…

そして最後にもう一人入ってきた子はショートカットだった。
運動系女子か…いいなこれは。引き締まった筋肉、ちょっとボーイッシュなところも好印象だ。こういう子は得てしてまともだ。

「みんな初めまして!うちは夢原千佳《ゆめはらちか》言うねんけど、よろしゅう頼んます!」

おお、関西弁とはこれはこれで萌えるな。
フレッシュでいい子そうだな。

「あの、僕冴島って言うんだ。よろしく」
「よろしくおっぱいやな!」
「…今なんて?」
「なんや耳悪いな自分。よろしくちっぱいや」
「いやさっきと変わったぞ!?」

なんだこいつ…

「あの、関西っていつもそんな挨拶してるの?」
「何いうてんねん、天然やな自分。あ、今のはいうてんねんと天然がかかっとるわけちゃうでー」
「いや別にダジャレはいいから!」
「せっかちやなー、目が合うたらおっぱい、目線がぶつかったらちっぱい、視線を交わした時は聴牌《てんぱい》、目と目で通じ合うたらセックスや!」

「それ全部目が合っただけじゃないか!?それに一個麻雀入ってたし最後は全部すっ飛ばしちゃったな!」

「固いこというてたら嫌われるでー。あ、あそこが硬いのはええことやねんけどな!」
「サラッと下ネタを混ぜてくるな!」

こうして僕のクラスメイトが揃った…
もはやここは地獄だ…
すでにエロエロなこいつらが一年間処女だと…?絶対に無理なんだけど!!

不安というよりもはや絶望していたところに先生らしき人が入ってきた。

「やほ」

なんか幸薄そうな人が入ってきたな…
目の周り真っ黒だし、寝不足なのかこの人?

「あのー、担任の先生ですか?」

「ちがう」

「え、じゃあ誰?」

「アン」

「はい?」

「アンだよ」

「だから知らねーよ!」

「え、冴島さんアン・ジールを知らないんですか!?」

「知るか!なに周知の事実みたいに言ってんだよ!」

「ほなアンさんの説明は次回やな!」

「いきなりメタな発言するな!」

なんか変な人まで入ってきたところで朝のチャイムが鳴った…


次回予告

「アンだよ」

「先生、まだ紹介されてないんだから予告に出てくるの無理やりすぎますよ…」

「ここしか出番ない」

「あ、そ…」

「次は担任が登場」

「お、桜庭先生に会えるのか?」

「あと寮生活始まる」

「は?まだ聞いてないぞ?」

「それは次回で」

「こんな感じの予告なんだ…」














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