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第一部最終話 二人で
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「カレン、そういえばお前はちゃんと授業受けるのか?」
「専業主婦になるの!」
「え、辞めるの!?ていうか主婦?」
「ううん、勝手に大学卒業になるってパパが言ってた」
「あ、そうだよね…」
でも家に帰るとこんな可愛い嫁が待っててくれるなんて俺は果報者だな。
「快斗、エッチしたーい」
「いやさっきしたばっかじゃないか…」
「もう飽きた?」
「飽きるわけないだろ!でも男には賢者タイムってのがあってだな…」
「患者バイブ?」
「なんだよその病院プレイは!?」
カレンは初エッチの後からというものの、毎日ずっとエッチを求めてくる…
でも俺だってカレンもエッチも大好きだから出来る限りは答えてるけどつくづく男の体の仕組みは不便だと嘆いているところだ…
ここのところ毎日ニンニクとウナギとすっぽん料理ばかり食べている…
「とにかく、あと何日かしたら春休みも終わるからそれまでに色々準備もあるから我慢して!」
「はーい」
俺は新年度から教頭になる…
そしてまたしても意味のわからない取り組みに付き合わされる羽目になったのだ。
それもこれもあいつが頼りないからだぞ…
「アン、生徒名簿はできた?」
「まだ」
「たった五人の名簿に何日かかってるんだよ!」
「今エクセルの勉強中」
「まだそこなのか!?手書きでもいいからさっさとやれよ!」
「字汚い」
「丁寧に書け!それでいいから!」
やっぱりアンに先生なんてむいてないぞ…
「お前生徒の前で話とかできるのか?」
「問題ない」
「どっからその自信が湧いてくるんだ?」
「やればできるは魔法の合言葉」
「高校野球強豪校の校歌を引用するな!」
結局夕方になってあがってきた名簿は字が汚すぎて読めなかった…
新年度の打ち合わせのため、次に校長室に向かった。
「失礼します」
「おお、教頭先生!さぁかけたまえ」
なんか教頭って言われるだけでめっちゃ歳とった気分だな…俺まだ高校三年生だぞ?
「俺が担当するクラスの生徒ってどんな子たちなんですか?」
「ふむ、まず次回作の主役はの…」
「だから最近メタ多いって!」
「ほほ、男子生徒は君によく似た、というより君をリスペクトしているやつじゃ」
「リスペクト?俺そんなに有名になることしましたっけ?」
「ほれ、見てみるがよい」
校長から見せられたのはこの学校のホームページだった。
そんなものの存在を今更知ったのだが、そこにはイケメン風に撮影された俺の写真と共に、紹介文が掲載されていた。
桜庭快斗
的確なツッコミに定評があり、周囲のボケを余すことなく拾い上げる様は芸人もお手上げと言われている。
また鋼の理性を持ち合わせており、裸を見たりキスをしたところでその理性は崩壊せず、いかなる場合も紳士であることを自らに義務付けたスーパーマンである。
その屈強な精神を持って、学園一の美女落葉カレンをメロメロに手懐けたことでラブ高のレジェンドと呼ばれている。
「…なにこの紹介文!?偉く持ち上げてくれたな!?」
「嘘は書いとらんはずじゃ。それにこの商売は舐められたらお終いじゃからの」
「なにヤクザ稼業みたいなこと言ってんだよ!しかし…ちょっと恥ずかしいなこれ…」
俺はこの学校のオンリーチェリーからスーパーレジェンドに昇格した…
「まぁそんな感じでの、君をリスペクトする余りこの数ヶ月間ツッコミに磨きをかけておるのが次の入学生であり唯一の童貞、冴島慶次《さえじまけいじ》くんじゃ。」
「ツッコミを磨いた覚えはないんだけど俺…」
ていうかこの学校にいたら自然とツッコミたくなるようなことしかないからこうなったんだよ!
「あとはクソほど変態な女の子が数名じゃ」
「説明が急に雑だな!なにそのクソほど変態って!?」
「まぁとにかくヤバい子たちじゃから覚悟して臨むがよい」
もう不安しかなかった…
でも俺がちゃんとしないと冴島くんって子は苦労するだろうな…
「わかりました、今更変人や変態を見ても驚くことはないですし、なんとかやってみます」
「いい目になったのー。それでこそ、私が見込んだ男じゃ。そしてカレンが選んだ男じゃからの、信頼しておるぞ」
「こ、校長…」
「パパと呼びなさい」
「それは嫌です!」
そんな時に校長室にゾロゾロと人が入ってきた。
「あ、メラニーさん!それにアランさんにサリーに高村さんまで?」
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめっとさん」
「クワックワッー!」
「急なエヴァネタやめろ!それになんで一人ペンギンやるんだよ!?」
思わず笑顔で「ありがとう」とか言いそうになったじゃないか…
「いや、みんな戻ってきたんですね?」
「ええ、校長の…いや義兄さんの計らいでなんとか。でももう学校には関わりませんよ。だから快斗くん、頑張ってください」
「アランさん、ありがとうございます!みんなも元気そうでよかったです!」
アランさんと高村さんが終始睨み合っていたが、もうそれは無視した。
サリーは…最初から無視した。
そしてメラニーさん一派は帰っていった…
いやパロディやるためだけにきたのか!?
「なんの演出ですかあれは…?」
「ほほ、一回やってみたかったのじゃ」
「そんなことで呼ぶな!」
とりあえず春休み明けから俺はサポート役として新たな生徒たちを支えていくことになった。
「あ、一億円は!?」
「クソ、思い出したか」
「すっぽかすつもりだったのか!?ちゃんと払えよ!」
「カレンをやるからチャラ、じゃダメ?」
「ダメ!」
「仕方ない、四月の給料で払っておくわい…」
なんかカレンがお金を持ちすぎていて、すっかり霞んでしまった一億円だが、しっかりと報酬をゲットした。
「校長は来年もここにいるんでしょうね?とんずらしたら許しませんよ…」
「そうじゃのー、もう学校のことは君にある程度任せてもよいかのー?」
「いや、それは無理でしょ?それに校長はなにするつもりなんですか?」
「野球のスカウト」
「好きだなそれ!ハワイ行きたいだけだろ!?」
この学校の野球部はエグいことになるのだがそれはまた別のお話で、としておこう。
そのあとは入学式の準備や、挨拶の段取りの他にもアンの指導やアンの教育やアンのフォロー…ほとんどアンに時間をとられた…
そして新居である宿直室に帰った。
「おかえり快斗!お疲れ様!」
「ただいま!なんか帰る場所があるっていいな、今更だけど。」
「今日は就任のお祝いでご馳走作ったよ!」
「え、嬉しいな!早速いただきます!」
二人で楽しく食事をして、リビングで二人並んでテレビを見た。
「ああ、色々あったけど幸せな一年だったなぁ」
「快斗、私とっても幸せ!」
「カレン、俺もだよ」
この先俺はカレンと結婚すると思う、というかしたい。
そしてカレンをもっと幸せにしたいし、二人で幸せになりたい。
この一年間は俺にとってずっと忘れられない日々になった。もちろんいいことだけではなく、大半がクソみたいなことだったけど…
でも先輩や友達やライバルや、そしてカレンとも知り合えたことはほんとに奇跡だなと思う。
「おい、快斗!」
そんないい雰囲気の回想をしていると純也改めて神様の声がした…
「な、なんだよいい雰囲気だったのに!」
「いや、一言おめでとうを言いに来たんだ」
「あ、ありがとう純也。いや、神様か。」
「それでな、俺もしばらくある人間の世話をすることになったからしばらく連絡できないかもなんだ。でもなにかあったら呼んでくれ。」
「え、神様がつきっきりで世話をするってよっぽどだな?どんなやつなんだ?」
「元ナンバーワンホスト、今はただのハゲ」
「どうか髪を与えてやってくれ…」
神様は旅立った。
「ねえ快斗、今の神様?」
「あ、ああ…一応そうみたいだな」
「じゃあ結婚式は神前式だね!」
「え、純也に誓うの?なんか嫌だな…」
病める時も健やかなる時もセックスしてる神様に何を誓うと言うんだ…
「快斗、ピザ食べたい!」
「いや、もうお腹いっぱいだよ…」
結局ピザを呼ばずにいると、アンから頼めとメールが来た。
しかし無視した。
するとアンが勝手にきた。
「呼んでないぞ?」
「寂しい」
「すぐ近くの土管にいるだろ!」
「ピザ食べて」
「次から新入生たちにやれ!」
しかしこのやりとりだけは変わらないな。
ま、それもいいか…
「なんか家はかわったけど、やってること変わらないなぁ」
「快斗、ずっとずっと一緒だね!」
「そうだな、ずっと一緒だよカレン。」
カレンと手を繋いで二人でしばらくゆっくりした。
これから先多分すぐにでも無茶苦茶な毎日が始まると思う。
でも、カレンと一緒ならきっと大丈夫だ。
こんなに可愛くて俺のことを好きでいてくれるカレンがいる。
だから俺は幸せだ。本当にあの時校長に騙されてよかった。
「快斗、エッチする!」
「よーし!やるぞー!」
「おー!」
こんな感じで俺の長い一年間は終わった。
そしてすぐに新しい、はちゃめちゃな毎日を二人で迎えるのだった。
おしまい!
第二部に続きます!
引き続きお楽しみください!
「専業主婦になるの!」
「え、辞めるの!?ていうか主婦?」
「ううん、勝手に大学卒業になるってパパが言ってた」
「あ、そうだよね…」
でも家に帰るとこんな可愛い嫁が待っててくれるなんて俺は果報者だな。
「快斗、エッチしたーい」
「いやさっきしたばっかじゃないか…」
「もう飽きた?」
「飽きるわけないだろ!でも男には賢者タイムってのがあってだな…」
「患者バイブ?」
「なんだよその病院プレイは!?」
カレンは初エッチの後からというものの、毎日ずっとエッチを求めてくる…
でも俺だってカレンもエッチも大好きだから出来る限りは答えてるけどつくづく男の体の仕組みは不便だと嘆いているところだ…
ここのところ毎日ニンニクとウナギとすっぽん料理ばかり食べている…
「とにかく、あと何日かしたら春休みも終わるからそれまでに色々準備もあるから我慢して!」
「はーい」
俺は新年度から教頭になる…
そしてまたしても意味のわからない取り組みに付き合わされる羽目になったのだ。
それもこれもあいつが頼りないからだぞ…
「アン、生徒名簿はできた?」
「まだ」
「たった五人の名簿に何日かかってるんだよ!」
「今エクセルの勉強中」
「まだそこなのか!?手書きでもいいからさっさとやれよ!」
「字汚い」
「丁寧に書け!それでいいから!」
やっぱりアンに先生なんてむいてないぞ…
「お前生徒の前で話とかできるのか?」
「問題ない」
「どっからその自信が湧いてくるんだ?」
「やればできるは魔法の合言葉」
「高校野球強豪校の校歌を引用するな!」
結局夕方になってあがってきた名簿は字が汚すぎて読めなかった…
新年度の打ち合わせのため、次に校長室に向かった。
「失礼します」
「おお、教頭先生!さぁかけたまえ」
なんか教頭って言われるだけでめっちゃ歳とった気分だな…俺まだ高校三年生だぞ?
「俺が担当するクラスの生徒ってどんな子たちなんですか?」
「ふむ、まず次回作の主役はの…」
「だから最近メタ多いって!」
「ほほ、男子生徒は君によく似た、というより君をリスペクトしているやつじゃ」
「リスペクト?俺そんなに有名になることしましたっけ?」
「ほれ、見てみるがよい」
校長から見せられたのはこの学校のホームページだった。
そんなものの存在を今更知ったのだが、そこにはイケメン風に撮影された俺の写真と共に、紹介文が掲載されていた。
桜庭快斗
的確なツッコミに定評があり、周囲のボケを余すことなく拾い上げる様は芸人もお手上げと言われている。
また鋼の理性を持ち合わせており、裸を見たりキスをしたところでその理性は崩壊せず、いかなる場合も紳士であることを自らに義務付けたスーパーマンである。
その屈強な精神を持って、学園一の美女落葉カレンをメロメロに手懐けたことでラブ高のレジェンドと呼ばれている。
「…なにこの紹介文!?偉く持ち上げてくれたな!?」
「嘘は書いとらんはずじゃ。それにこの商売は舐められたらお終いじゃからの」
「なにヤクザ稼業みたいなこと言ってんだよ!しかし…ちょっと恥ずかしいなこれ…」
俺はこの学校のオンリーチェリーからスーパーレジェンドに昇格した…
「まぁそんな感じでの、君をリスペクトする余りこの数ヶ月間ツッコミに磨きをかけておるのが次の入学生であり唯一の童貞、冴島慶次《さえじまけいじ》くんじゃ。」
「ツッコミを磨いた覚えはないんだけど俺…」
ていうかこの学校にいたら自然とツッコミたくなるようなことしかないからこうなったんだよ!
「あとはクソほど変態な女の子が数名じゃ」
「説明が急に雑だな!なにそのクソほど変態って!?」
「まぁとにかくヤバい子たちじゃから覚悟して臨むがよい」
もう不安しかなかった…
でも俺がちゃんとしないと冴島くんって子は苦労するだろうな…
「わかりました、今更変人や変態を見ても驚くことはないですし、なんとかやってみます」
「いい目になったのー。それでこそ、私が見込んだ男じゃ。そしてカレンが選んだ男じゃからの、信頼しておるぞ」
「こ、校長…」
「パパと呼びなさい」
「それは嫌です!」
そんな時に校長室にゾロゾロと人が入ってきた。
「あ、メラニーさん!それにアランさんにサリーに高村さんまで?」
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめっとさん」
「クワックワッー!」
「急なエヴァネタやめろ!それになんで一人ペンギンやるんだよ!?」
思わず笑顔で「ありがとう」とか言いそうになったじゃないか…
「いや、みんな戻ってきたんですね?」
「ええ、校長の…いや義兄さんの計らいでなんとか。でももう学校には関わりませんよ。だから快斗くん、頑張ってください」
「アランさん、ありがとうございます!みんなも元気そうでよかったです!」
アランさんと高村さんが終始睨み合っていたが、もうそれは無視した。
サリーは…最初から無視した。
そしてメラニーさん一派は帰っていった…
いやパロディやるためだけにきたのか!?
「なんの演出ですかあれは…?」
「ほほ、一回やってみたかったのじゃ」
「そんなことで呼ぶな!」
とりあえず春休み明けから俺はサポート役として新たな生徒たちを支えていくことになった。
「あ、一億円は!?」
「クソ、思い出したか」
「すっぽかすつもりだったのか!?ちゃんと払えよ!」
「カレンをやるからチャラ、じゃダメ?」
「ダメ!」
「仕方ない、四月の給料で払っておくわい…」
なんかカレンがお金を持ちすぎていて、すっかり霞んでしまった一億円だが、しっかりと報酬をゲットした。
「校長は来年もここにいるんでしょうね?とんずらしたら許しませんよ…」
「そうじゃのー、もう学校のことは君にある程度任せてもよいかのー?」
「いや、それは無理でしょ?それに校長はなにするつもりなんですか?」
「野球のスカウト」
「好きだなそれ!ハワイ行きたいだけだろ!?」
この学校の野球部はエグいことになるのだがそれはまた別のお話で、としておこう。
そのあとは入学式の準備や、挨拶の段取りの他にもアンの指導やアンの教育やアンのフォロー…ほとんどアンに時間をとられた…
そして新居である宿直室に帰った。
「おかえり快斗!お疲れ様!」
「ただいま!なんか帰る場所があるっていいな、今更だけど。」
「今日は就任のお祝いでご馳走作ったよ!」
「え、嬉しいな!早速いただきます!」
二人で楽しく食事をして、リビングで二人並んでテレビを見た。
「ああ、色々あったけど幸せな一年だったなぁ」
「快斗、私とっても幸せ!」
「カレン、俺もだよ」
この先俺はカレンと結婚すると思う、というかしたい。
そしてカレンをもっと幸せにしたいし、二人で幸せになりたい。
この一年間は俺にとってずっと忘れられない日々になった。もちろんいいことだけではなく、大半がクソみたいなことだったけど…
でも先輩や友達やライバルや、そしてカレンとも知り合えたことはほんとに奇跡だなと思う。
「おい、快斗!」
そんないい雰囲気の回想をしていると純也改めて神様の声がした…
「な、なんだよいい雰囲気だったのに!」
「いや、一言おめでとうを言いに来たんだ」
「あ、ありがとう純也。いや、神様か。」
「それでな、俺もしばらくある人間の世話をすることになったからしばらく連絡できないかもなんだ。でもなにかあったら呼んでくれ。」
「え、神様がつきっきりで世話をするってよっぽどだな?どんなやつなんだ?」
「元ナンバーワンホスト、今はただのハゲ」
「どうか髪を与えてやってくれ…」
神様は旅立った。
「ねえ快斗、今の神様?」
「あ、ああ…一応そうみたいだな」
「じゃあ結婚式は神前式だね!」
「え、純也に誓うの?なんか嫌だな…」
病める時も健やかなる時もセックスしてる神様に何を誓うと言うんだ…
「快斗、ピザ食べたい!」
「いや、もうお腹いっぱいだよ…」
結局ピザを呼ばずにいると、アンから頼めとメールが来た。
しかし無視した。
するとアンが勝手にきた。
「呼んでないぞ?」
「寂しい」
「すぐ近くの土管にいるだろ!」
「ピザ食べて」
「次から新入生たちにやれ!」
しかしこのやりとりだけは変わらないな。
ま、それもいいか…
「なんか家はかわったけど、やってること変わらないなぁ」
「快斗、ずっとずっと一緒だね!」
「そうだな、ずっと一緒だよカレン。」
カレンと手を繋いで二人でしばらくゆっくりした。
これから先多分すぐにでも無茶苦茶な毎日が始まると思う。
でも、カレンと一緒ならきっと大丈夫だ。
こんなに可愛くて俺のことを好きでいてくれるカレンがいる。
だから俺は幸せだ。本当にあの時校長に騙されてよかった。
「快斗、エッチする!」
「よーし!やるぞー!」
「おー!」
こんな感じで俺の長い一年間は終わった。
そしてすぐに新しい、はちゃめちゃな毎日を二人で迎えるのだった。
おしまい!
第二部に続きます!
引き続きお楽しみください!
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