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始まりはトラブルから
難しいお話し
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「辞退の意志はないと見なさせていただきます。」
ルーナお姉ちゃんがそう言うと鎧姿の騎士様がテントの扉と窓を閉めてしまいました。
「防音結界(サイレント)」
レオンさんがなにか力を使いました。なんだか不思議な感じです。
「これでこの結界の中の情報は漏れないっす。」
「痛み入ります。」
「いえいえ」
何か大人の雰囲気です。騎士様二人は会話したあとそれぞれの主の後ろに移動しました。
「まずは私から一言。先の魔物による襲撃は私を狙っていた可能性が高いです。皆さん巻き込んでしまいもうしわけありません。」
「姫様、私どもは貴女様の盾であり剣。その様なことはおっしゃらないでください。」
お話しあい?の始まりはあおちゃんのごめんなさいからでした。自分のせいだというあおちゃんだけど、僕牛さん達やっつけてお肉貰っただけなんだけどなぁ
ひぃちゃんと仲直りできたしあおちゃんとも仲良くなれたから“ごめんなさい”じゃなくて“ありがとう”って僕から言いたいくらいなんだよね。
か「気にし」ないでって言おうとしたらルーナお姉ちゃんの言葉にかさなちゃった。
『別に気にしてはいないけどよぉ、あんたが狙われた理由ってのを知らされないままただ謝られるってのは何か違くないか?』
「貴様、姫様になんて口の聞き方を」
『俺はいつからお前の主にへりくだったんだ?俺は#親友に危険があるならここにいる全員始末しても全然構わないんだが?』
そしたらエルがね、少し気になっていたこと変わりに聞いてくれました。確かにわかんないのにごめんなさいされてもわかんないままです。
何か嫌です。ルーナお姉ちゃんエルのあおちゃんへの言葉遣いに怒ります。
だけどエルも怒ります。少しビックリした(常人なら失禁しかねない怒気を放っていたエル)けど“家来”と“友達”は違うもんね。僕はエル達にぎゅってしました。
「確かに、危険に巻き込まれる理由を知る権利、知りたいという思い……
もうしわけありません。お話し致します。しかし、知ってしまわれればもう本当に後戻りできません。」
「いいから早くおしえて?」
なんだろういい加減前置きが長いです。お話しを早くって急かしちゃいました。
みんな僕を見ます。あれ?
『だよなぁ、タッくんと俺達昼寝すんだもんなぁ?
はやく“むずかしい”話は終わって欲しいよな』
エル?そうだけどそうじゃないよ?
僕ね、お友達とは楽しくおしゃべりしたいんだ。あおちゃんなんか変な感じなんだもん。だからねはやく話して欲しかったの
「……はい。」
何かエル少し笑いを堪えてます。あおちゃんも?
もう、僕ぷんぷんだよ。ぶーってお口風船です。
「私が狙われた理由。それは私の命具にあるのです。」
「命具?」
あおちゃんの命具?なんだろうお菓子がいっぱい出てくるのかなぁ?あっ大人の人ならお酒とかがいっぱいとかかなぁ?
「姫様!」
ルーナお姉ちゃん?大丈夫だよ。僕ちゃんと自分のは用意できるから。そんなに勢いよく机叩かなくても
「私の命具“奇跡の購入権(ファンマ・トレード)”です。その力は“対価を支払うことで奇跡を起こす”即ち対価次第で願いを叶えられるというものです。」
「……」
あれ?お買い物が出きる力?何でも買えるってスゴいね。でもそんなにスゴいのかなぁ?
みんなだんまりさんです。
あぁ、そっか教えてくれたら僕も教えて上げないとだね。
「僕の命具はねぇ、“白紙の大全”っていうの。何にもないただの本だったんだけどね
色々あっていろんな世界に飛ばされちゃって今は“僕等の伝記”になってます。みんなが教えてくれたの、僕がいろんな世界でえた経験が頁に刻まれて四つの力にとうごう?されてるの」
僕も自分の命具のお話ししました。でっかい本を出して机におきます。僕がでっかい本持ち上げたらみんなビックリです。でもね、これそんなに重くないんだよ。
「私のは“緋色の羽衣(スカーレット・ヴェール)”疲れちゃうんだけど包んだものをなおせるんだ。みんなも怪我したら教えてね。」
ひぃちゃんも赤くてオレンジで綺麗な羽衣?ストール?を出して身につけてくるくる回って見せてくれました。可愛いです。
「タッくん様?ヒメちゃん?」
あおちゃんビックリしてます。
「これでお相子だね。」
「え~、タッくんはもう少し詳しく教えてよ。」
ひぃちゃんと僕とあおちゃんでみんな教えてみんなでお相子です。
「うん、あとで教えて上げる」
「約束だよ」
「うん」
お約束、今度はちゃんと守らないとね。ひぃちゃんと指切りしました。
「あなた方は……姫様、何をさらっと国家機密話しちゃってるんですか?
タマモ殿、いろんな世界とは?四つの力?すみません頭が
公爵令嬢、なおせるとは一体?」
「あっははははは」
「レオン殿?」
「いやぁ、これだから子供さん達は純粋でいい。汚れた、裏の駆け引きは大人の仕事ってことで。
は~い、お子さまがた注目っすよ。
俺の命具は“箱庭箱(ワールドキューブ)”っていうもんっす。力はシンプルに障壁生成。使用中はおれ自身は攻撃できないけど視覚出きる範囲なら障壁を作りだせるんす。反射、防音、属性付与(障壁へ)とか、強度自慢の足場造りなんて事も出きるっすよ。サポートならお任せっす。」
大人って大変なんだね。慌ててるルーナお姉ちゃんを見て笑ってるレオンさん。あっちなみにレオンさんの命具は左の手に持っていたサイコロのおっきいやつで色んな色の四角が集まってるやつでした。
あと、エル達ルーナお姉ちゃんが慌て出した(ツッコミにまわった)辺りから声を殺してわらってます。
ルーナお姉ちゃんがそう言うと鎧姿の騎士様がテントの扉と窓を閉めてしまいました。
「防音結界(サイレント)」
レオンさんがなにか力を使いました。なんだか不思議な感じです。
「これでこの結界の中の情報は漏れないっす。」
「痛み入ります。」
「いえいえ」
何か大人の雰囲気です。騎士様二人は会話したあとそれぞれの主の後ろに移動しました。
「まずは私から一言。先の魔物による襲撃は私を狙っていた可能性が高いです。皆さん巻き込んでしまいもうしわけありません。」
「姫様、私どもは貴女様の盾であり剣。その様なことはおっしゃらないでください。」
お話しあい?の始まりはあおちゃんのごめんなさいからでした。自分のせいだというあおちゃんだけど、僕牛さん達やっつけてお肉貰っただけなんだけどなぁ
ひぃちゃんと仲直りできたしあおちゃんとも仲良くなれたから“ごめんなさい”じゃなくて“ありがとう”って僕から言いたいくらいなんだよね。
か「気にし」ないでって言おうとしたらルーナお姉ちゃんの言葉にかさなちゃった。
『別に気にしてはいないけどよぉ、あんたが狙われた理由ってのを知らされないままただ謝られるってのは何か違くないか?』
「貴様、姫様になんて口の聞き方を」
『俺はいつからお前の主にへりくだったんだ?俺は#親友に危険があるならここにいる全員始末しても全然構わないんだが?』
そしたらエルがね、少し気になっていたこと変わりに聞いてくれました。確かにわかんないのにごめんなさいされてもわかんないままです。
何か嫌です。ルーナお姉ちゃんエルのあおちゃんへの言葉遣いに怒ります。
だけどエルも怒ります。少しビックリした(常人なら失禁しかねない怒気を放っていたエル)けど“家来”と“友達”は違うもんね。僕はエル達にぎゅってしました。
「確かに、危険に巻き込まれる理由を知る権利、知りたいという思い……
もうしわけありません。お話し致します。しかし、知ってしまわれればもう本当に後戻りできません。」
「いいから早くおしえて?」
なんだろういい加減前置きが長いです。お話しを早くって急かしちゃいました。
みんな僕を見ます。あれ?
『だよなぁ、タッくんと俺達昼寝すんだもんなぁ?
はやく“むずかしい”話は終わって欲しいよな』
エル?そうだけどそうじゃないよ?
僕ね、お友達とは楽しくおしゃべりしたいんだ。あおちゃんなんか変な感じなんだもん。だからねはやく話して欲しかったの
「……はい。」
何かエル少し笑いを堪えてます。あおちゃんも?
もう、僕ぷんぷんだよ。ぶーってお口風船です。
「私が狙われた理由。それは私の命具にあるのです。」
「命具?」
あおちゃんの命具?なんだろうお菓子がいっぱい出てくるのかなぁ?あっ大人の人ならお酒とかがいっぱいとかかなぁ?
「姫様!」
ルーナお姉ちゃん?大丈夫だよ。僕ちゃんと自分のは用意できるから。そんなに勢いよく机叩かなくても
「私の命具“奇跡の購入権(ファンマ・トレード)”です。その力は“対価を支払うことで奇跡を起こす”即ち対価次第で願いを叶えられるというものです。」
「……」
あれ?お買い物が出きる力?何でも買えるってスゴいね。でもそんなにスゴいのかなぁ?
みんなだんまりさんです。
あぁ、そっか教えてくれたら僕も教えて上げないとだね。
「僕の命具はねぇ、“白紙の大全”っていうの。何にもないただの本だったんだけどね
色々あっていろんな世界に飛ばされちゃって今は“僕等の伝記”になってます。みんなが教えてくれたの、僕がいろんな世界でえた経験が頁に刻まれて四つの力にとうごう?されてるの」
僕も自分の命具のお話ししました。でっかい本を出して机におきます。僕がでっかい本持ち上げたらみんなビックリです。でもね、これそんなに重くないんだよ。
「私のは“緋色の羽衣(スカーレット・ヴェール)”疲れちゃうんだけど包んだものをなおせるんだ。みんなも怪我したら教えてね。」
ひぃちゃんも赤くてオレンジで綺麗な羽衣?ストール?を出して身につけてくるくる回って見せてくれました。可愛いです。
「タッくん様?ヒメちゃん?」
あおちゃんビックリしてます。
「これでお相子だね。」
「え~、タッくんはもう少し詳しく教えてよ。」
ひぃちゃんと僕とあおちゃんでみんな教えてみんなでお相子です。
「うん、あとで教えて上げる」
「約束だよ」
「うん」
お約束、今度はちゃんと守らないとね。ひぃちゃんと指切りしました。
「あなた方は……姫様、何をさらっと国家機密話しちゃってるんですか?
タマモ殿、いろんな世界とは?四つの力?すみません頭が
公爵令嬢、なおせるとは一体?」
「あっははははは」
「レオン殿?」
「いやぁ、これだから子供さん達は純粋でいい。汚れた、裏の駆け引きは大人の仕事ってことで。
は~い、お子さまがた注目っすよ。
俺の命具は“箱庭箱(ワールドキューブ)”っていうもんっす。力はシンプルに障壁生成。使用中はおれ自身は攻撃できないけど視覚出きる範囲なら障壁を作りだせるんす。反射、防音、属性付与(障壁へ)とか、強度自慢の足場造りなんて事も出きるっすよ。サポートならお任せっす。」
大人って大変なんだね。慌ててるルーナお姉ちゃんを見て笑ってるレオンさん。あっちなみにレオンさんの命具は左の手に持っていたサイコロのおっきいやつで色んな色の四角が集まってるやつでした。
あと、エル達ルーナお姉ちゃんが慌て出した(ツッコミにまわった)辺りから声を殺してわらってます。
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