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登場人物紹介1
しおりを挟む登場人物まとめ(飛ばして大丈夫です。)
・主人公(リリス、リル、金色の踊り子など。)
公爵令嬢だったが、父と弟が落石事故により帰らぬ人となる。それなら婿を取るまでと領主代行をしようとした結果、領民により反乱を起こされ残った妹や母も殺される。
その後刺客に終われる日々を送り、助けて貰った女性にも売られるという散々な目に遭っている。
魔法使いとしての才能があり、副業で冒険者もしている。
公爵令嬢だったときは情の深い、笑顔の多い心の優しい少女だったが、娼婦となった後は少し表情に乏しくなった。
何となく男性の求めていることが分かる、という才能のせいで信者のようになってしまった客が数人いる。客を取るときには自分を偽り、本気で楽しいと思い込むことが多い。
何でも探求してしまう性質があり、一度始めると止まらなくなる。
容姿は金髪碧眼の美人。
・第一王子(クロウ・ウェスリー・アッシュバーン・ノーク)
主人公のいる王国の第一王子。皇后との王子で将来を期待されていたが、そこはかとなくアホの子で半分程の家臣には見放されている。自分を利用しようとする人間に囲まれて育ってしまった為、基本的には人を信じていない。
自分と年の近い伯父、グロイスター公に怯えながら過ごしている。
そんな疲れる日々の中、たまたま行った娼館で主人公と出会い恋をする。
主人公が自分のことを好きではないことは何となく気が付いているが、何とか振り向いて貰おうと一生懸命貢いでいる。純粋なガチ恋客。
もしかしたらアドラー公爵の没落に関わっているかも?
父親に似ているという理由で、主人公から何となく嫌われていた可哀想な人。
・マスター(蒼の使者)
見た目は涼しげな目元に色気のある雰囲気だが、中身は天真爛漫そんな言葉が似合う楽しい人。ギルドメンバー曰く「黙っていれば美人。喋るとゲテモノ」。
国有数のS級冒険者で、実力も折り紙付き。
主人公を冒険者に誘った張本人で、強引にパーティーを組んでは連れ回した結果、主人公のランクが物凄いスピードで上がってしまった。
本人は脳筋気質なのでギルドが大きくなり増えてきた事務仕事や会議にうんざりしている。定期的に戦闘を欲する戦闘狂でもある。金色の踊り子というふざけた二つ名を付けたのは彼女。嫌がっている主人公を見て内心楽しんでいる。
何だかんだ面倒見が良く皆に慕われている。
・ラダ
主人公と同じく『公娼』のうちの一人。ダークエルフの血が混ざっている為、魔力の扱いに長けており、魔力探知をするだけで人まで判別出来る。
母親が娼婦で、産まれた時から奴隷として過ごしてきた。外国から国王への献上品としてやってきたが、まだ幼かった為、国王の食指が動かず『公娼』とされた。
今はグラマーな美人に育っている。幼少期から割りと酷い目に遭っているが、卑下することも悲劇に浸かることもなく強く育っている。
主人公にはこの国に来たばかりの頃に世話になり、「お姉様」と呼んで慕っている。
・バルド伯爵
小太りのくそジジイ。絵を描くのが上手い。女性を痛め付ける趣味がある。
禿げてきたのを気にしてかつらで隠している。
第一王子の派閥にいるが、それは自分が大きな顔を出来るからであり、第一王子のことは馬鹿だと見下している。
主人公からはかなり嫌われている。
・ロア
かなりの美少年。元はラクシャという街で『マックスマッハ号』というパーティーに所属していたが、魔法使いの貴族の次男坊に言い寄られたのを断った結果、追い出されることとなった。
アルムブルクに来てからは臨時パーティーを除いて一人で活動している。
魔法は全く使えないが、かなりの剣の使い手で、主人公が安心して前衛を任せられる人のうちの一人。
主人公のことは冒険者として尊敬しており、パーティーを組むと勉強になることが多いので積極的に組みたがっている。
・お姉さん(ローゼ)
故人。主人公に娼婦として手ほどきをした人物。婀娜っぽい美人。
世話焼きだが厳しい。主人公のいた娼館の当時No.1。娼館の主には「裏切り者」と呼ばれている。
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