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リリスとしての仕事 ローゼとの思い出2
しおりを挟む彼女が私がお姉さんと呼んでいるローゼさんで、私の娼婦としての先生で、恩人だった。
その日から、私はお姉さんに付くことになった。
『一旦客取るの禁止!今のままじゃあ、お客様に失礼だ。お館様には私から言っておくから、あんたは私を見て色々勉強しな。』
お姉さんはまず娼館がどんな所か教えてくれた。
まず大前提として借金を返さなければ出られないことや、返すためには客を取って働く必要があること、身請けされれば出られるけど一生その客の所で不遇な生活を強いられることもあること、売れれば客を選べるようになることを伝えられる。
全く知らなかった私は驚いた。
『あんた、そんな事も知らなかったのか。困った子だねえ。』
『でも、私にも客はいますから大丈夫です。』
ムッとして言い返してしまった。
『はぁ。あんたそれ、本気で言ってる?今は新人で目新しさからお客様が来てるだけで、暫くしたら飽きられて誰も来なくなるよ。あと、客じゃなくてお客様と言いな。お客様を見下して良い身分じゃないだろう。普段から気を付けてないと、お客様に見破られるよ。』
お姉さんの言うことは大抵、正しかった。
たまにとんでもないことをするが、それも仕事に熱心だからこそ。
娼館でも一番人気で、私がどんなに頑張っても結局追い付けなかった。
お姉さんに付いて一番最初にさせられたことは、まず良く食べさせられた。
『そんなガリガリじゃ駄目だ。女の色気ゼロ。まだ子ども何だろうけどお子ちゃま体型過ぎるね。』
少し太ると、太りすぎるなと今度は食事制限をされるようになり、運動もさせられるようになった。
曰く上に乗って動くとき?に体力は大事らしい。
髪の毛の手入れの仕方、化粧の仕方も教わった。
今までメイドにやってもらっていたことを自分でやるのは新鮮で、少し楽しかった。
お姉さんには、こんなことも一人で出来ないのかと飽きられたっけ。
そして見た目がお姉さん曰くマシになったところで、一緒にお客様を取ることになった。
『一緒に、ですか?』
悪い冗談だろうと思った。
育ちの良さが抜けてなかった私にとって、それは衝撃的すぎる事だった。
『商会の会頭やってる旦那様に見学させても良いか打診したらさ、どうせなら一緒にどうかって言うんで。』
いや、見るのも嫌だ。
他人のそんなところを見て、何を学べと言うのか。
一緒になんてもっと無理だ。
無理だ無理。
『嫌なんて言える立場じゃないだろう?客を取らない間にあんたの借金はどんどん膨らんでるんだよ。』
『それは、そうなんですけど。』
『良いかい。一番人気の私の接客を見れる機会なんてそうそう無いんだよ。見たらあんたみたいな小娘でも売れっ子になる自信がある。私がここまでしてやるんだ。しっかりしな。』
因みに主には許可を取り済みで、代金も多めに受け取ることで話が付いていたらしい。最初から、私の断れる隙なんて一切無かった。
『分かりました。』
そう言う他無かった。
数日後。ついにその日は来た。
緊張して震える私にお姉さんは口だけ笑って言った。
『笑え。楽しくなくても笑え。怖くても笑え。鳥肌が立ってても笑え。お客様といる時間が楽しいと自分を洗脳しろ。』
頬を無理矢理左右に引っ張られる。
『そんなの、私には無理です。』
楽しいなんて、思える筈がない。その時の私はそう思っていた。
『無理じゃない。やるんだ。出来なきゃもっと安い娼館に売られて毎日何人も客を取ることになるよ。』
お姉さんは真剣だった。
『それが嫌なら笑え。此処はあんたが思ってるよりずっとマシな地獄さ。外にはもっと酷い所が沢山あるんだ。そっちに行きたいなら止めはしないがね。うちに来るお客様はわざわざ高い金を出して夢を買いに来てるんだ。夢の中の住民が辛気臭い顔をしていて良い筈がないだろう。』
そして無理矢理酒精の強い酒を口の中に突っ込まれる。ゲホゲホと咳き込み半分ほど口から出る。しかし飲み込んだ分で酒を飲み慣れて無かった私は、かなり頭がボーとして気分が良くなった。
『自分の意思で笑えないなら酔え。これはそういう成分の入った酒さね。酒精も強いし良く効くだろう。』
気が付いたら服を剥かれて着替えさせられていた。
普段着るものより幾分身体のラインが出るような服に、羞恥心を覚えるが、着替えることは許されない。
そのままお姉さんに連れていかれてお客様の来る部屋に入る。
『お客様が来るより前に部屋の準備を整えておくこと。前の客がいた形跡なんて残すのは二流以下のすることさ。その日、何度抱かれてても初めて男に抱かれるような振りをするんだ。化粧も次の逆が来る前に直して服の乱れも無いようにね。』
その後お客様が来た後にすべきことを説明される。
お客様が入ってきた。
その姿を見る前に、カーテシーを取る。
『本日はよろしくお願いします。』
『お前がリリスか。ローゼから話しは聞いているよ。今日は三人で楽しもうな。』
少し腹の出ているところはあるが、清潔感のある中年の男性が、優しそうな笑顔を向けて此方を見ている。
お姉さんが誘導して三人でお風呂に入ることになった。
二人でお客様の服を脱がしていく。
服を脱がしながらもしっかりお客様とキスをするお姉さんに、流石だなと思う。見てない筈なのに手探りだけで手際よくボタンを外していた。
お客様が裸になり、そして私たちが服を脱ぐ番になる。
『二人で脱がし合う所が見たい』
そんなお客様の要望に応えて、お姉さんが自分のコルセットを外しながら、ゆっくり、お客様に見せつけるように私の服を脱がしていった。
お姉さんの熱っぽくなった視線が私に向けられて、私は思わず顔を逸らした。
コルセットとガーターベルトを残して全て脱がされる。
脚を絡められ、身体を隠すことも出来ない。
逸らしていた顔を、顎に手を添えられてお客様の方に向けられた。
『ちゃんと見せなきゃだめだろう?悪い子だねえ』
パチンとお尻を叩かれる。不思議と嫌な気持ちはせず、寧ろ身体が熱くなるのを感じる。
お姉さんは気が付いたら裸になっていた。
私だけ中途半端に服を着ているのが逆に恥ずかしい。早く脱がせて欲しいと思うが、不敵に嗤うお姉さんは私を辱しめる手を止めることはなかった。
暫くゆっくりと身体を触られて、隠すことも許されず、徐々に全てを脱がされていく。
二人でお客様の手を取り、お客様を洗う。
この娼館には特別な部屋があって、そこにはお風呂が付いていた。衛生面を気にするお客様にとって嬉しい気遣いらしい。そしてその部屋では一緒にお風呂に入るのがプレイの内容としてセットにされていた。
お姉さんがお客様を椅子に座らせてお湯を掛けるとすぐに石鹸を取り泡立てる。大きな胸に泡を付けてすぐにお客様にくっ付き、洗う。
私は初めての出来事に固まっていたが、お姉さんに手引きされ、泡まみれにされる。
『同じように動いてみな。』
私はお客様の背中側に周り、まだ小さい膨らみを使って洗い始める。
ぬるぬるとした感覚に始めは慣れなかったが、お客様の背中に所々生えている毛がチクチクと敏感な部分に辺り身体がむずむずとした。
『こっちにおいで。』
脚がモゾモゾと動いてしまうのを見られ、お姉さんが仕方ないといった顔をして私を跨ぐようにお客様の膝の上に乗せた。そして泡を足して私を後ろから抱き締めると前後に揺れ動かす。
『ひゃっ!お姉さん、それ、だめっ!変な感じがします。』
『リリスはクホル様の脚が好きみたいだねえ。こんなに感じて可愛いこと。』
お客様もこの趣向は楽しんでいるようで、湯冷めするのも構わずにたまに左右に動かしたり、わざと食い込むように動かして私の反応を見ては
『そんなに良いか。』
と笑っていた。
『やだぁ、止めてください。お願いします...。』
『こんなに固くして。いけない子だ。じぶ』
お客様が胸の頂を優しく摘まんで泡で滑らせるように指の腹をくるくると動かした。
思わず腰が上がる。
『あらクホル様。リリスばかりでなく私のこともちゃんと可愛がってくださいな。』
お姉さんが自分の胸にお客様の手を運ぶ。
お姉さんの大きな胸が生き物のように動いているのをボーと見ている私にお姉さんが視線でお湯を掛けるように伝える。
桶でお湯を汲んでお客様の身体の泡を落としていく。バスタブに入って貰っている間に自分の身体も素早く流し、お姉さんが一緒に入る。
広いお風呂で、私も一緒に入ることが出来た。
お客様と口付けをしたり、お姉さんに弄られたりして、すっかり逆上せたところでお風呂を出る。
身体がポカポカとしているのと、股の辺りが変な感じがするのに戸惑った。
『笑顔!』
忘れていると、お姉さんに口パクで注意され、ぺちんと叩かれた。
ベッドに腰掛けたお客様を挟み、対面になって座る。
『両手に花とはこの事だね。』
ムニュムニュと両手で別々の胸を触るお客様は矢鱈と楽しそうだった。
『ローゼのおっぱいは柔らかくて気持ち良いけど、こっちの子はまだ固いね。もみもみして大きくしてあげよう。』
正直言ってこの言葉は気持ち悪いと思った。
だけどお姉さんに言われた通り笑顔を作ってみる。
『大きくして欲しいです。』
何故かこう言えば喜んでくれそうだなと思った。
実際、嬉しそうにしたお客様は私の胸にしゃぶり付く。
どうなっているのかは分からないが、胸をぐいっと寄せて舌を出して顔を振って高速移動している。
涎でベタベタになり気持ち悪いんだか気持ち良いんだか分からない感覚に困惑する。
いや、視覚的にはかなり気持ち悪い。
お姉さんを見ると苦笑いをしていた。
お客様が満足すると、今度は二人でお客様にサービスをする。
お姉さんがねっとりと全身を舐め始めるのを真似てみたが上手く行かない。
そっとお姉さんに誘導されてお客様の足元に跪かされる。
足を差し出され、訳も分からず指を咥えて舐めた。正解らしくお客様も満足そうに頷いていた。
頬を上気させたお姉さんが、お客様を舐めながら自分で触り始める。
甘い吐息が漏れ始め、私も妙な気分になった。
自分で触ったことの無かった秘部に触れると、ぬるりと湿っているのが分かり妙に恥ずかしくなった。
お姉さんにまた誘導され、そのまま大きくなっていた肉棒を舐めさせられる。
不浄な、と思ったがこれも仕事なのだと我慢することにした。お客様に嫌がっていることを悟らせてはいけない。
喜んでやっているように見せなければいけない。
お姉さんに言われたことを心の中で復唱する。
お姉さんも舐めるのに混ざるとお客様も我慢出来なくなってきたのか、二人してベッドに寝かされ並べられる。
『最初はどちらにしようか。』
そう言って少し考えた後、お姉さんに何か合図して私の方にのしかかってきた。
ゆっくりと固い何かが挿入される。痛みに備えて身体を固くしたが、いつものような痛みは無く、寧ろ背中がふわりとする感覚があった。
いつもならすぐに動かれていたけれど、ゆっくりと馴染ませてから動いてくれる。
水音が響き思わず顔を手で覆った。
『だめだろう。ちゃんと見て貰わなきゃ。』
意地悪に微笑む赤い唇がとても綺麗に見える。
いつもと違う感覚に身体も頭も大混乱。
すると、胸の先をお姉さんが指で転がし始めた。
お姉さんの指は冷たくて、お客様に触られるのとまた違って思わず腰が跳ねた。
お客様が『おぉ』と何かに感心している声を漏らすが何の事だか分からない。
ただ別の快感にお腹の下がぎゅっとなって、それからは良く覚えていない。
途中お姉さんに何度か助けを求めたが、微笑まれた後に更に虐められるのを繰り返した。
お客様が私の中で果てた時には、私は既にぐったりしており、お姉さんも苦笑いしつつ頭を撫でてくれた。
『良く頑張ったね、見ときな。』
そこからはお姉さんのターンだった。
何と言うか、凄かった。
艶かしく動くお尻も、胸も、表情も。
翻弄されてただけの私とは違う。
お姉さんはその勢いで客様とその後三回戦はしていた。
そして私は後半は伸びて動けなかったけど、お客様からも褒めて貰い、初めて客を取った後の折檻が無かった。
********
「二人でお客様を相手するんですの?」
少し引いた様子のラダが言った。
「そうですね。その後気に入って頂いて同じようなことをたまにしていました。」
ふふ、と笑えば、
「お姉様は凄いですわね。」
と引かれた顔で言われる。
「でも想像出来ませんわ。お姉様にそんな初な時期があったなんて。」
「そうですね。でもそうやって私は少しずつリリスになったんです。お姉さんがいなければ本当にどうしようもなくなって今頃道端で身体を売っていたかも知れません。」
今の私達には少なからず自由がある。
娼館にいた頃のように連日客を取らなくても良いし、こうして休みを取ることも出来る。
「此処はマシな地獄、ですか。」
終わらない地獄に絶望して死んでしまう娼婦も多い。
それでもいつか、本当に自由になる日を夢見て、私達は働くのだ。
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