金になるなら何でも売ってやるー元公爵令嬢、娼婦になって復讐しますー

だんだん

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リリスとしての仕事 バルド伯爵の場合

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性的描写、暴力的な表現を含みます。



ーーーーーーー



公爵様は余り長居はしない質で、夜が更ける前に帰る。


公爵様のいなくなったベッドで、私は一人悶えていた。大やらかしだ。いくら魔道具のせいとはいえ、失態は失態である。

私が市井の小娘なら許されるだろう。貴族令嬢のままであっても、ギリギリ許されたかもしれない。


でも今の私は娼婦である。お客様を相手にしている時によりによって我を忘れるなんてことはあってはならない。


せめてもの救いが公爵様がまた呼ぶと言ってくれたことだ。少し距離が近くなったように思う。苦手だった公爵様だが、これからは会うのが楽しみなお客様の一人となるだろう。


「ほんとにもう。」


駄目だ、と思う。

公爵令嬢じゃなくなって、娼婦としての生活も長くなってきた。始めは嫌々やっていた仕事だが、意外と合っていたのだろう。そこまで苦痛では無くなっていた。


しかしそんな私にも嫌な客というのはいる。

次に呼ばれた客は本当に嫌いな類いの客であった。

魔法転送で送られてきた手紙を破ってしまおうかと思ったくらいには嫌いな客だ。

第一王子のように可愛いと思える要素も無ければ、公爵様のように顔がタイプな訳でもない。

客で無ければ同席するのも苦痛なタイプの嫌な男なのである。


溜め息を吐くと、取り敢えず起き上がって『私もお会いしたかったです~明日向かいますね!』と媚びた内容で手紙の返事を書く。嫌いな客ではあるが、会わなければならない理由があった。







次の日の朝。


気持ちが重い。もう昼に掛かりそうだが、起き上がる気持ちになれない。行きたくない、それが一番の理由だ。

心が重すぎる。全く行きたくない。このままバックレたい。もう二度と会いたくない。


第一王子と公爵様と、暫く気の進まない客が続いたが、これ程ではなかった。

行かなきゃだめかなー。駄目だよなあ。

グダグダとしているうちに時間だけが過ぎていく。


昼に差し掛かり、流石に宿の店員から声が掛かる。遠回しに出ていけと伝えられ、もう一泊してやろうかとも思うが、そんな訳には行かない。


仕方がない、と起き上がりノロノロとローブを被る。

街を出て飛翔魔法で例の丘の上に飛んでいく。


そこから気力を振り絞って転移する。


着いたのはバルド伯爵領。

余り良い噂の聞かない領地で、盗賊も多いどころか、街を守る筈の衛兵と癒着しており、まともに対応もしてくれない、という噂の街に着いた。

此処は奴隷貿易で栄えている。

領主があれなので、誰も止める者はおらず、不正が横行してきた。

普通に歩いているだけで誘拐されて奴隷として売られることもあるというのだから、その治安の悪さは想像付くだろう。

街に入れば破落戸まがいの男達が此方をチラ見している。背が低い為、フードの上からでも女であると分かるので仕方ないと思う。いい気分ではない。絡んで来なければ相手にする程の価値もない連中ではあるが、いつか全滅すれば良いと思う。


待ち合わせの宿はいつも同じだ。

街で最高級のギラギラとした成金趣味の宿。

コンセプトは古代王朝らしい。天井に可愛くない顔の謎の天使が書かれているのがセンスの無さを助長していた。これで一泊庶民の月の生活費の半分も取るというのだからボッタクリを疑う。


今の王宮は第一王子を正統な王位継承者とする派閥と、第二王子を推す派閥、そして王の弟君であるグロイスター公を推す派閥に別れて王位継承権を争っている。

バルド伯爵は宮廷では第一王子派に所属しており、本人も王位継承権があることもあり、大きな顔をしている貴族のうちの一人だ。

私の家は元々第二王子の派閥にいた。バルド伯爵とは良く言い争っていたらしい。

私の家が潰えてからは、第二王子派の勢いは衰え、第一王子派とグロイスター公の一騎討ちの形になっているという。


まともな神経をした家臣ならば、少なくとも第一王子は推さない筈だ。馬鹿な王を傀儡のように扱うのが目に見えていた。グロイスター公には是非頑張って頂きたい。


私の家の没落した原因に、バルド伯爵が絡んでいるのではないか、と私は読んでいる。

これが私がバルド伯爵を拒めない原因であった。


嫌いな客でも客は客。

しっかりと準備を進めていく。


いつもの風呂には香油を倍にして入れる。そうじゃないと気が狂いそうだからだ。


魔法道具にはしっかりと魔力を補充し、切れないように入念なチェックをした。


そして見るもおぞましい道具達を並べる。


準備が終わったところで、バルド伯爵が入ってくる気配を感じた。


小太りで髪の毛が顔に張り付いた、高い香水の匂いを漂わせた清潔感のない男が、ニタリと笑って私を見た。


私は慌てて地面に頭を擦り付ける。


「お待ちしておりました。伯爵様。」


しかし、つかつかと近寄った伯爵は私の腹を蹴り飛ばした。無防備な腹に力を込めた一撃が入り、私は蹲ることしか出来ない。


痛い。かなり痛い。余りの痛さに隠れて回復魔法を使う。

内蔵が傷付いているかもしれない。


そんな私に唾を吐きかけ、髪の毛を引っ張り無理矢理顔を上げさせる。


「土下座して待ってろっていつも言ってるだろ。この愚図めが。」


そしてそのままベッドまで引き摺られて、放り投げられる。


「服を脱げ。」


こんな時、お姉さんの顔が思い浮かぶ。

ゆっくり動けばそれだけ時間が消費される。出来るだけ時間を掛けて裸になった。


「遅い」


今度は思いっきり顔を叩かれた。

負けるもんかと歯を食い縛るが、口の中が裂けたのだろう。血の味がした。

私は魔力は多いが身体を特別に鍛えているわけではない。身体強化された男相手に、肉弾戦で耐えられるような身体の作りはしていなかった。


くそったれ、と思いながらすみません、と謝る。

今回は仕事の前の風呂には入れないだろう。

するとシュッという音と共に脇腹付近に鞭が飛んできた。


バラ鞭だったら良かったのに、よりにもよって今日は一本鞭の気分らしい。


思いっきり叩かれたからか、普通感じないような身体を強打されたような痛みと一本鞭特有の鋭い痛みに思わず呻く。叩かれた部分はすぐに赤くなったのだろう。熱い。背中を打たれた方がマシなので身を捩って耐える。

そのまま二度三度と叩かれた。

伯爵はかなり興奮しているようで、目が血走っていた。


十回ほど叩かれただろうか。大分お尻と背中が熱くなった頃、


「尻を上げろ」


と声が掛かる。

ゆっくりと身体を起こし上げ、お尻を向ける。何かを塗られる感覚と、にゅるりと何かを入れられる感覚。そしてお腹を這うように身体に流れ込んでくる液体の感覚を感じて、私は慌ててお尻を高く上げて頭を下げた。冷たい感覚に脂汗が出てくる。

全て入れ終わったのか、一度抜かれてまた入れられる。それが4本分繰り返された。大体瓶一本分くらい入っただろうか。


浣腸は苦手だ。排泄は人には見せないものなのに、強制的に行わさせられる。

公爵令嬢だった頃の私だったら内容を聞いただけで気を失っていたかもしれない。


そのまままた鞭がビュンッと音を立てて振り下ろされる。何度も。何度も。何度も。

お腹がギュルギュルと鳴り始める頃には我慢の限界が来ていた。


「伯爵様。御願いします。どうか御手洗いに行かせてください。」


地面に頭を擦り付けて頼む。流石に今日泊まる寝室でさせられることはないだろうと思っていたが、伯爵は厭な笑いを見せると、鷹揚に頷いた。


「良いだろう。ただし、あと5発鞭に耐えたらな。ほら、自分で数えろ。」


五発なら何とか耐えられるだろうか。

痛みと排泄欲で思考が鈍ってきているのを感じる。


ビュンッ


「1」


ビュンッ


「2」


ビュンッ


「3」


ビュンッ


「っ!4」


ビュンッ


「5....伯爵様、私のような下賎のものにご慈悲を頂きありがとうございます。」


伯爵は女をゴミのように扱うのが好きな人だ。

そんな人が約束を言葉通りに守ってくれる筈なんてなかった。


「ほら、これを着なさい。」


「え?」


投げられたのは私がいつも着ているローブだった。

そしてリードの付いた首輪と、猫の尻尾のようなものが付いた卵形の何かが渡された。


何か分かると、約束が違うと思ったが、早くしろと怒られるので全てを自分で装着する。限界のお尻は、ノロノロとしていたら後ろからぎゅっと押され、無理矢理押し込まれた。


「似合うじゃないか。仕上げにこれだな。」


耳も付けられる。


私はギュルギュル鳴るお腹を押さえながら、裸にローブを羽織っただけの格好で、猫耳と首輪、そしてお尻から尻尾を生やした変態のような格好をさせられている。


伯爵は満足そうに頷くと、リードを引いて私を鏡の前に立たせた。

良く見るように言われたので、自分の情けない姿を見る羽目になった。

そして片手で手を拘束してから、お腹をぐっと押される。


「ぎゃっ!!!」


耐え難い苦痛が私を襲う。出したいのに出せない。こんなに苦しいことはない。


「伯爵様、お願いします。もう限界です。」


涙が自然と出てくる。伯爵はニヤニヤしながら私の胸をベシベシと叩いていた。


「そうかそうか。それならお散歩にいこうか。リリス?」


「えっ」


「このホテルは最高級のホテルだ。人間用の便所しかないのでな。猫は猫らしく外でしろ。」


外はすっかり夜だ。人通りも少なくはなっているだろう。それでも、ホテルの従業員や通りすがりの人にはこの姿を見られることになる。


「どうした?返事は?」


ベシンとお尻を叩かれる。

真っ赤になったお尻は少し触られるだけでも敏感になっていて、ヒリヒリとする。


「....分かりました。」


顔面を殴られる。


「何で猫が喋るんだよ」


「にゃー。」


私はかなり自棄っぱちになっていた。





「俺は優しいな?一緒に散歩に行ってくれるご主人様なんて。」


誰がご主人様だ、と思いながらも、にゃーんと返事をする。


今の私は二足歩行を許されていなかった。腕と足を伸ばした高這の姿勢で、更に「猫は嬉しかったら尻尾を振るもんだろ。あ、それは犬か?まあどっちでもいい。やれ。」との無茶振りを加えられて、大きくお尻を振って無理矢理尻尾を動かさなければならない。ローブは羽織らせて貰っているものの、余り意味はなく、お尻も大事なところも、顔も全て丸出しだった。


羞恥心で死にたいが、幸いにも知っている人はいない。


宿の従業員がぎょっとした顔で此方を見て、瞬時に厭らしい顔に変わった。


「お客様、可愛い猫ちゃんですね。お散歩ですか。」


わざと話し掛けてくる。


伯爵も私がとっとと行きたいのを知っているのにわざと止まる。最悪だ。


「そうなんだ。どうしてもトイレがしたいらしくてね。トイレの躾を兼ねて散歩に行くところなんだ。ほら、挨拶しろ」


「にゃーん」


高這のまま無理矢理頭を下げさせられる。気が付くと伯爵は従業員に私の頭を踏ませていた。


「躾の途中だが、従順な猫でね。痛いのも好きなようだ。」


「へー」


従業員がそのままグリグリと体重をかけた。


「にゃー、にゃー」


従順にするしかない私には、抵抗することも出来ない。

絶対いつか殺してやる。こいつの顔は忘れない。


「折角だから、おトイレをするところを見て貰おうか。なあ?リリス?嬉しいな?」


「にゃーん」


首を振るが、受け入れられることなんてない。こっから先は、かなりふっかけて追加料金を発生させてやる。


料金は此方の言い分が通りやすい。

『公娼』相手にけちったとなれば、伯爵の評判は下がる。その分、好き勝手にしていると言うことだろう。会計でガタガタ言わせてやろうじゃないか。覚えてろよ。


そのまま従業員を引き連れて『お散歩』は続けられる。途中途中で会う下衆な男達が合流していき、ちょっとした集団になっていた。


「リリスちゃん。可愛いね~」


「おい、あのリリスだってよ。」


「綺麗な身体してんな」


「はー、俺も一発相手して貰いたいね」


好き勝手言う糞みたいな男達。

女子どもは家の中からこの騒動をチラチラと見ているようだ。まだ良識のある市民は眉を潜めるが、相手は領主だ。なにも言わない。


街の外れにある、何もない空き地に連れて来られた。

かなり身体は限界で、動く度に汗が滴り落ちる。


「穴を掘れ」


と言われるので、流石にこれくらいは良いだろうと思い魔法を使い穴を掘る。


「ローブを脱げ。」


と言われるのでこの寒い中、ローブを脱いで裸になった。周囲の男達の視線が突き刺さる。


「良く見えるように光魔法をつかってやろう。」


伯爵が指を鳴らすと周りが明るくなった。私の姿も丸見えだ。身体を隠すことも許されず、私はただ、高這のままじっとしているしかなかった。

こいつに光魔法なんて似合わないのに、神様は何を思ってこんなやつにこんな魔法を授けたのだろうか。


やりたいことは大体分かった。

私はこいつに恨まれるようなことでもしただろうか、と思うが、こういう性格の奴だったなと思い直す。


「リリス、もうトイレをして良いぞ。皆様に見えるように立ち上がって、穴にまたがってお尻を広げてしなさい。早くしないのなら私が手伝って上げようかね。」


無理矢理立たされてがに股にさせられる。気が付くと、見知らぬ男達に左右から足を固定されていた。


ベシっと持ってきていたのだろう。小さなバラ鞭で叩かれる。

これ以上待たせても良いことは無いだろう。


私は命令通り、お尻を高く上げ広げた。挿れられた尻尾が、伯爵の手によってくにゅくにゅと回された。


一気に引き抜かれると、我慢していたものが一気に吹き出す。

とても上品とは言えない音に匂いだが、仕方ない。

全部出ると伯爵は満足そうに私の頭を撫でた。


「あと三回はしようかねえ。」


そう言って、マジックボックスから浣腸器を出される。中には白い液体。牛乳のようだ。


にゅるりと抵抗無く入る液体に絶望を感じる。同じように四本入れられる。しかも今度は姿勢が悪かった。すぐに出そうになるが、それを許さないと再び尻尾で塞がれた。


「リリス。今日はお前ばかり楽しんでいると思わないか?」


私の胸を引っ張りながら伯爵が言う。こいつ殺してやろうかなとやっぱり思うが抑えた。


「にゃー?」


まだアホな猫の真似をしていた方が良いだろうと判断する。


「此処で皆様に見て貰いながら私に奉仕しなさい。」


「にゃ」


元々それが仕事だ。ギャラリーがいようといまいと関係ない。

私は頭を切り替えて、何処からか出したソファにドンと座る伯爵の膝の上に乗り、キスをした。

口が臭い。本当に最悪だ。拒絶反応でゾワゾワと総毛立つが、プロ根性で抑える。


舌を無理に入れられるので、舐めて吸ってやると満足そうにしている。後ろに回された手がヒリヒリするお尻を撫でているのが不快だった。


伯爵の服は脱がせて良いのか分からなかったので、脱がせない。ベルトを外しチャックを下ろし、ギャラリーに見えないように物だけだし口に含む。


すると髪を掴まれ無理矢理動かされる。息ができなく苦しい。が、そこまで大きくないので我慢出きる。


「この雌猫め。また殿下を誑かして。殿下の代わりに私が躾てやるからな。」


多分、この人は自分より上の立場の人間が抱く女を抱いて、虚仮にして、自分の自尊心を満たしているのだろう。

本当に糞みたいな人間だ。


満足すると次は何も言わずに背中を向けさせ、挿入してきた。

胸が揺れるように動かすのはわざとだろう。


「今日の絵を絵師に描かせて殿下に贈ろうか。なあ?リリス?」


「にゃっ」


王子はそんなもん貰って喜ぶほど悪趣味じゃない。寧ろお前なんて早く処刑されてしまえば良いのに。


ずんと突かれて痛い。

無理矢理挿入されているので、かなりヒリヒリする。そしてお腹はギュルギュル鳴っているし、最悪だ。


興奮した伯爵が意味不明に鞭を振り回す。


段々肌が裂けてきた。痛い。もういやだ。


早く終われば良いのに。


意味不明に落ちている石ころの数を数えていれば、いつの間にか終わっていた。


伯爵は一度出して満足したのか、尻尾を抜いてお腹を殴って無理矢理排泄されると、帰ると言って私の髪の毛を引っ張って連れて帰った。


下手すると朝まで嬲り物にされる可能性まであったので、取り敢えず安心する。きっと伯爵はこのまま寝るだろう。

その間にこっそり傷の手当てをして風呂に入れる。

何とか仕事が終わった。良かった。

頭の痛みに耐えながらも、ほっとしている自分がいた。

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